JPS60241910A

JPS60241910A - 浄水器

Info

Publication number: JPS60241910A
Application number: JP59095663A
Authority: JP
Inventors: Akira Maejima; 前島　昭; Tokuta Tomitaka; 冨高　徳太; Kozo Tamura; 幸三田村; Shoichi Nihira; 仁衡　昭一; Osamu Miyamura; 宮村　修
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-05-15
Filing date: 1984-05-15
Publication date: 1985-11-30
Also published as: JPH0526523B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、浄水器に係り、水浄化カートリッジの処理能
力を十分に発揮せしめうるようにした浄水器に関するも
のである。

〔発明の背景〕

従来、家庭用水道水を対象とする浄水器は、通常、水浄
化カートリッジ交換を処理性能更生の手段としている。

従来の単一水浄化カートリッジ方式では、単に濾材を充
填する方法であるため、内部の濾材内に被処理成分の濃
度分布を生じ、濃度の高い部分の濾材は、十分に利用さ
れている反面、濃度の低い部分は利用されず、全体的に
処理性能が低下して交換するときには、まだ利用可能な
部分が残り、不経済となる欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は、水浄化カートリッジを多段化して、処理性能
が低下した水浄化カートリッジを交換し、濾材を有効に
利用することを可能にした浄水器の提供を、その目的と
するものである。

〔発明の概要〕

本発明に係る浄水器の構成は、選択的な操作により原水
経路と浄水経路とを切替えるようにした切替え弁装置を
ボデーに備えるとともに、その浄水経路への切替え時に
、交換自在の水浄化カートリッジを介して通水せしめる
ようにした浄水器において、複数の水浄化カートリッジ
を交換自在に多段に配置したものである。

なお補足すると、次のとおりである。

本発明は、水浄化カートリッジの単体を区画し、被処理
成分の濃度分布に応することができるようにするととも
に、その水浄化カートリッジを個々に交換あるいは入替
え可能にして、濾材の処理性能を十分に利用し、水浄化
カートリッジを経済的に活用できるようにしだものであ
る。

〔発明の実施例〕

本発明に係る浄水器の一実施例を図を参照して説明する
。

図は、本発明の一実施例に係る浄水器の断面図である。

図で、１は浄水器、２は蛇口接続部、３はボデー、４は
コック、５はダイヤルで、６Ａ、、６Ｂは水浄化カート
リッジ、７はカバー、８は蛇口であり、９は切替え通路
、１０は原水口、１１は浄水口、１２ａ、１２ｂはカー
トリッジ接続部であシ、１３ａ〜１３ｄはＯリング、１
４ａ、１４ｂはカートリッジ連結部、１５はキャップ、
１５ａｔｄ、ｍ、１６は０１Ｊング、１７は流入通路、
１８け濾材、１９はフィルター、２０は濾過室である。

すなわち、浄水器１は、蛇口接続部２、ボデー３、コッ
ク４、ダイヤル５、水浄化カートリッジ６Ａ、６Ｂ、カ
バー７を主たる構成要素としていて、蛇口接続部２によ
り蛇口８に着脱可能なようになっている。

コック４は、ボデー３内の切替え通路９でコック４に直
結されたダイヤル５と共に回転することにより、原水経
路に係る原水口１０側、あるいけ浄水経路に係る浄水口
１１側へ水流を、選択的に切替えるものであり、コック
４．ダイヤル５は切替え弁装置に係るものである。

水浄化カートリッジ６Ｂは、ボデー３のカートリッジ接
続部１２ａ、１２ｂにＯリング１３ａ。

１３ｂを介して水封可能に装着されている。さらに、水
浄化カーｉ・リッジ６Ａは、水浄化カートリッジ６Ｂの
上面に配設されたキャップ１５のカートリッジ連結部１
４ａ、１４ｂにＯリング１３ｃ。

１３ｄを介して重ねて装着することが可能になっている
。

カバー７は、水浄化カートリッジ６Ａの上面に設けられ
たキャップ１５の外周部の溝１５ａに納められている０
リング１６を介して、水浄化カートリッジ６Ａ、６Ｂを
水封可能に保持収納するように１ボデー３に着脱可能に
螺着されているものである。

しかして、水浄化カートリッジ６Ａ、６Ｂには、流入通
路１７、および活性炭濾材１８とフィルター１９とを収
納する濾過室２０が設けられており、浄水時に切替え通
路９より流入した被処理水は、流入通路１７，１７、濾
過室２０．２０を経由して浄水口１１より流出するもの
である。

本実施例では、濾材１８，１８は活性炭で構成されてお
り、被処理水の残留塩素や有機物を濾材で除去し、フィ
ルター１９．１９によって懸濁物質を除去することを目
的としたものである。

これらの被除去物は、水浄化カートリッジ６Ａでその殆
どを除去され、水浄化カートリッジ６Ｂで残り分の仕上
げ処理を行うようにしたものである。

このような方法で浄水処理を行うと、上流の水浄化カー
トリッジ６Ａは負荷が大きいため、水浄化カートリッジ
６Ｂより早く処理能力が低下する。

そして、水浄化カートリッジ６Ａの処理能力が無くなっ
た時点で、まだ処理能力の残っている水浄化カートリッ
ジ６Ｂを水浄化カートリッジ６Ａと交換し、下流側の水
浄化カート’Ｊツジを新しい水浄化カートリッジとすれ
ば、水浄化カートリッジ６Ｂの処理能力を十分に活用で
きることとなり、経済的な使用方法となるものであり、
さらに水浄化カートリッジを長時間使用できるものであ
る。

すなわち、水浄化カートリッジ６Ａ、、６Ｂが一体構成
の場合、活性炭の上層部の負荷が大きくなり、下層部の
活性炭の処理能力を有効に使用しないうちに、全体とし
て処理性能が低下し、全体を交換しなければならず不経
済であったが、これを解消したものである。

本実施例においては、水浄化カートリッジを２段重ねだ
ものであるが、さらに水浄化カートリッジの能力を十分
に利用するためには、３段以上に水浄化カートリッジを
重ねて使用すれば、さらに経済的である。

あるいは、また、処理目的に応じて、個々の水浄化カー
トリッジ内の濾材を種々、別途のものに選ぶことにより
、目的とする被処理成分に応じた処理も可能なものであ
る。

しかして、上記実施例における水浄化カートリッジ６Ａ
、６Ｂは、同一構成のものであるが、これは、その濾材
１８．フィルター１９を、それぞれ用途に応じて別材料
のものとし、かつ、これらを交換自在のものとすること
ができるものであり、さらに水浄化カートリッジ６Ａ、
６Ｂの形状を、たとえば一方の処理容量を他方より多く
するように大形とするなど、それぞれの水浄化カートリ
ッジの形状、大きさを異にするように構成することは任
意である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、水浄化カートリッジを多段化して、処
理性能を有効に利用し終るようにした浄水器を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例に係る浄水器の断面図である。１・・・浄水器、２・・・蛇口接続部、３・・・ボデー
、４・・・コック、５・・・ダイヤル、６．Ａ、６Ｂ・
・・水浄化カートリッジ、７・・・カバー、８・・・蛇
口、９・・・切替え通路、ｉ　ｏ　・・・原水口、１１
−・・浄水口、１２ａ、１．２）＋・・・カートリッジ
接続部、１３ａ〜１３ｄ、１６・・・Ｏリング、１４ａ
、１４ｂ・・・カートリッジ連結部、１５・・・キャッ
プ、１５ａ・・・溝、１７・・・流入通路、１８・・・
濾材、１９・・・フィルター、２０・・・濾過室。代理人　弁理士　福田幸作（ほか１名）第１頁の続き０発　明　者　宮　村　修　日立市東多賀町工場内

Claims

【特許請求の範囲】１、選択的な操作により原水経路と浄水経路とを切替え
るようにした切替え弁装置をボデーに備えるとともに、
その浄水経路への切替え時に、水浄化カートリッジを介
して通水せしめるようにした浄水器において、複数の水
浄化カートリッジを交換自在に多段に配置したことを特
徴とする浄水器。２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、ボデー
の水浄化カートリッジ接続部と同形状の連結部を有する
キャップを装着した水浄化カートリッジを、そのキャッ
プを介し、交換自在に多段に配置したものである浄水器
。