JPS60240477A - 印字機の用紙送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は、印字機の用紙送シ装置に関する。

発明の技術的背景及びその問題点 従来、フィードローラに他の゛ローラを弾発的に接触さ
せ、フィードローラを駆動部に連結して回転させ、ロー
ラを従動させて用□紙を送るようにしたものが存するが
、用紙をセットするために、一般には操作レバーの操作
により回動するアームにローラを保持してフィードロー
ラに対してローラを接離させている。しかし、このよう
なものは操作レバーやアームを必要とするので部品点数
が増加する欠点を有している。また、左右のアームのね
じれ等により左右のローラがフィードローラに均一に接
触しにくく、用紙が蛇行するようなこともある。

発明の目的 この発明はこのような点に鑑みなされたもので、構造が
簡単で、左右均等にローラをフィードローラに接触させ
ることができる印字機の用紙送シ装置をうろことを目的
とする。

発明の概要 この発明は、ローラを保持するローラシャフトを直接フ
ィードローラ側に付勢して変位させることにより、左右
均等にフィードローラにローラを弾発的に接触させ、こ
れによシ、用紙を蛇行させることなく送るようにし、ま
た、ローラシャフトにテーパ部を設け、このテーパ部を
支える支持部を固定的に設け、ローラシャツトラ軸方向
にスライドさせたときに支持部とテーパ部との接触状態
を変えてフィードローラに対しローラを接離させ、した
がって、構造の簡略化を図シうるように構成したもので
ある。

発明の実施例 この発明の第一の実施例を第１図ないし第３図に基いて
説明する。筐体（１）の内部にサーマルヘッド（２）と
リボンカセット（３）とを保持するキャリア（図示せず
）が板状のプラテン（４）にそって往復動自在に設けら
れている。また、筐体（１）の内部には左右一対のフレ
ーム（５）とペーパーパン（６）とが設ケラれている。

フレーム（５）にはフィードローラ（７）と駆動部に連
結されるギヤ（８）とを有する駆動シャフト（９）が回
転自在に保持されているとともに、ローラαＯを固定し
たローラシャフトα力が回転自在及び軸方向にスライド
自在並びにフィードローラ（７）に対して接近する方向
に変位自在に保持されている。

また、ペーパーパン（６）に形成したスプリング受（６
）にはローラシャフトαηをフィードローラ（７）側圧
付勢するスプリング（至）が保持されている。

しかして、ローラシャフトα力の両□端には押釦α→が
取付けられているとともにこれらの押釦α→の略内側に
位置するテーパ部（至）が形成されている。これらのテ
ーパ部（ハ）は軸心にそう右方向に向うにつれ次第に外
径が太くなり、そのテーパ部（至）の右端に平行部αＧ
が連続して形成されている。そして、これらのテーパ部
（至）と平行部α６とに弾発的に接触する支持部αのα
峰がペーパーパン（６）の左側と右側のフレーム（５）
とに形成されている。

このような構成において、第２図に示すように、ローラ
シャフトα９は両端部が直接スプリング（至）により押
し上げられているので、左右均等に用紙（至）をローラ
αＯによシフイードローラ（７）に圧接することができ
、駆動シャフト（９）を駆動してフィードローラ（７）
を回転させるとｐ−ラαＱが追従回転し、用紙（至）を
真直に送ることができる。

用紙（至）をフィードローラ（７）とローラαＯとの間
にセットするときは、第３図に示すように右端の押釦α
４を押しローラシャフトα力を左方にスライドさせる。

これによシ、支持部（ロ）α→はテーパ部（至）を滑シ
平行部αｅを支え、押釦ｃＬ４から手を離してもフィー
ドローラ（７）からローラαＯを離反させた状態に維持
する。この状態を安定させるには、支持部αη（２）と
弾発的に係合する環状の溝を平行部αＧに形成するのが
良策である。用紙α侍をセットした後は左端の押釦α→
を押し、第２図に示すようにローラαｏｆ！ｃフィード
ローラ（７）側に偏位させる。

このように、ローラシャフトα℃を軸方向にスライドさ
せるだけでフィードローラ（７）に対してローラαＱを
接離させることができるので、従来のように操作レバー
やアームを用いる必要がなく構造を簡略化することがで
きる。

ついで、この発明の第二の実施例を第４図及び第５図に
基いて説明する。第一の実施例と同一部分については同
一符号を用い説明も省略する。本実施例はテーパ部（至
）の勾配を緩やかにしテーパ部（２）の長さを増し、テ
ーパ部（イ）の最大径部から支持部αｆ）（２）が外れ
ないようにローラシャフトα力のストロークを定めたも
のである。

したがって、フィードローラ（７）にローラ（至）を接
触させた第４図の状態から、第５図に示すようにローラ
シャフトα９を左方へ押し、テーパ部（至）の径の太い
部分を支持部αη（２）により支えてフィードローラ（
７）からローラαＱを離して用紙（２）をセットするが
、右端の押釦α尋から手を離すと、支持部幅α日とテー
パ部（ハ）との接触圧から生ずる分力により、ローラシ
ャフトα力が自動的に右方ヘスライドし、フィードロー
ラ（７）とローラ（２）とが接触する第４図の状態に戻
る。

なお、ローラαＱはピンチローラの機能を果すものであ
るが、この考案はプラテンに用紙を押えるペーパーペイ
ルローラの支持手段としても適用することができる。フ
ィードローラもプラテンを兼ねるものでもよい。さらに
、ローラシャフトα℃に対してローラα１が回転するも
のにおいては、ロ一ラシャフトαカを単にスライド自在
及びフィードローラ（７）との軸間距離が可変する方向
に変位自在に保持すればよい。

発明の効果 この発明は上述のように構成したので、フィードローラ
に対し軸間距離を可変しうるローラシャフトを直接付勢
することにより、左右均等にローラをフィードローラに
接触させて用紙の蛇行を防止することができ、また、ロ
ーラシャフトにテーパ部を形成しこのテーパ部を支持部
に当接させるだけでローラシャフトを保持するので、部
品点数を少々＜シ構造を簡略化することができる等の効
果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はこの発明の第一の実施例を示すも
ので、第１図は平面図、第２図は用紙送りの状態を示す
縦断正面図、第３図はフィードローラからローラを離し
た状態を示す縦断正面図、第４図及び第５図はこの発明
の第二の実施例を示すもので、第４図は用紙送シの状態
を示す縦断正面図、第５図はフィードローラからローラ
を離した状態を示す縦断正面図である。 ７・・・フィードローラ、１０・・・ローラ、１１・・
・ローラシャフト、１５・・・テーパ部、１６・・・平
行部、１７　、１８・・・支持部 出　願　人　東京電気株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　フィードローラに接触して追従回転するローラが
   保持されたローラシャフトを、軸方向にスライド自在及
   び前記フィードローラとの軸間距離を変える方向に変位
   自在に設け、前記ローラシャフトを前記フィードローラ
   側に付勢し、前記ローラシャフトの少なくとも両端にそ
   の軸心にそう一方向に向かうにつれ次第に外径が太くな
   るテーパ部を設ゆ、前記ローラシャフトの付勢力に対向
   して前記テーパ部を支える支持部を固定的に設けたこと
   を特徴とする印字機の用紙送り装置。 ２、　テーパ部の少なくとも一端大径部側に平行部を連
   続して形成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の印字機の用紙送シ装置。