JPS60240373A

JPS60240373A - 内面自動切断機

Info

Publication number: JPS60240373A
Application number: JP9647384A
Authority: JP
Inventors: Tsugio Oyamada; 小山田　次夫; Hidenori Michishita; 道下　秀紀; Kenichi Suzuki; 賢一鈴木; Shunichi Kishi; 岸　俊一; Isao Oguchi; 小口　伊佐男
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-05-16
Filing date: 1984-05-16
Publication date: 1985-11-29
Anticipated expiration: 2009-05-02
Also published as: JPH0632849B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、ワーク切断装置に係り、特に秋空間中に林立
しているワークを内部よりドロスを除去しながら切断す
るに好適なプラズマ切断装置に関する。

〔発明の背景〕

従来のプラズマ切断装置は、中空円筒状のワークに対し
て外部より手作業又は自動によりトーチを操作切断して
いた。また、同切断部をそのまま開先として使用する場
合は切断面に付着したドロス（溶融金属）を別途取除い
て使用していた。

しかし、従来の装置を使用した作業では、■、作業者が
接近できる空間を有した部位しかできない。■、空間制
約がありワークの内部から切断する場合、手がとどく範
囲の切断作業に限られる。

■、切断時スパッターが周囲に飛散するとともに切断面
に多量のドロスが付着し、その処理を要する等の欠点が
あった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、切断装置に係り、特に、中空円筒状の
ワークが狭空間中に配置されている個々のワークを内部
より切断するとともに同切断部をそのまま溶接時の開先
として使用する際に好適な切断装置を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

中空円筒状の物体が、林立して据付けられてぃる状態で
万一、それらの内１本に不具合が生じ、撤去する事態と
なった場合、一般に作業員が周囲方向から接近し他の手
段で切断・撤去するが、狭空間である際は、作業員が接
近することはもちろん、切断するための工具も入らない
。そのことから、同物体の中空部を利用し、内部から切
断でき、かつ、切断部をそのまま溶接時の開先として使
用できるドロス除去装置付内面自動切断機である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第３〜第９図により説明する
。

本装置の全体図を示した第３図を用いて、本装置の構成
を説明する。

本装置は、切断対象ワーク３５の直下まで運搬するため
の台車１、台車１上に設置され油圧駆動により本体部を
上下に送るための上下送り機構、同機構上に設置され、
トーチ２を切断対象ワーク３５内部に挿入する際の前後
・左右位置調整用の前後・左右調整機構、同機構上に設
置され、トーチ４を含むトーチ回転機構を上下に送るた
めのトーチ上下送り機構、同機構のネジロッド７に螺入
及びガイドロッド６にスライド可能なように取付けられ
トーチ２を周方向に回転させるためのトーチ回転機構、
トーチ回転機構と同期し、スパッター飛散防止板３の上
方に設置されエアーノズル３９を回転させるドロス除去
機構より構成されている。

次に各機構を説明する。

台車１上に設置された上下送り機構は、油圧シリンダに
より第３図に示す下方のＢより油圧をかけると本体が上
昇し、上方のＣより油圧をかけると本体が下降する。

次に第４〜第７図を用いて前後・左右送り機構を説明す
る。

第４．第５図を用いて前後送り機構を説明する前後送り
は、ベース１５上に固定され、ベース１５、ハンドル（
１）１３、かさ歯車（１）１９、かさ歯車（２）２０、
ネジロッド（１）２１、スライドテーブル（１）１８、
レール（１）１７より構成されている。

その動作機構は、ハンドル（’１）１３を回すことによ
りハンドル（１）１３に直結されたかさ歯車（１）１９
を介してかさ歯車（２）２０が回転するとともにそれに
直結されたネジロッド（１）２１も回転する。ネジロッ
ド（１）２１の回転によりネジロッド（１）２１と螺入
されたスライドテーブル（１）１８がレール（１）１７
をガイドにスライドし移動する。

次に第６，７図を用いて左右送り機構を説明する。

左右送りは、スライドテーブル（１）１８上に固定され
、ハンドル（２）１２、かさ歯車（３）２３、かさ歯車
（４）２４、ネジロッド（２）２５、スライドテーブル
（２）２２、レール（２）３７より構成されている。

その動作機構は、ハンドル（２）１２を回すことにより
ハンドル（２）１２に直結されかさ歯車（３）２３を介
してかさ歯車（４）２４が回転するとともにそれに直結
されネジロッド（２）２５も回転する。ネジロッド（２
）２５の回転によりネジロッド（２）２５と螺入された
スライドテーブル（２）２２がレール（２）３７をガイ
ド番；スライドし移動する。

次に、第８図を用いてトーチ上下送り機構を説明する。

トーチ上下送り機構は、駆動源であるモータ（１）１１
、シャフト（１）２６、かさ歯車（５）２７、かさ歯車
（６）２Ｂ、ガイドロッド６、ネジロッド（３）７、落
下防止板９、ブロック（１）１０より構成されている。

次に動作機構を説明する。

ブロック（１）１０に固定されたモータ（１）１１によ
りシャフト（１）２６を回転させるシャフト（１）２６
の先端に固定されたかさ歯車（５）２７が同様に回転す
る。かさ歯車（５）２７が回転すると、それとかみ合っ
ているかさ歯車（６）２８が回転し、ネジロッド（３）
７を回転させる。

このネジロッド（３）７が回転することによって、ネジ
ロッド（３）７とネジにより結合されたトーチ回転機構
のブロック（１）ｔｏがガイドロツド６をガイドに移動
する。

次に第９図を用いてトーチ回転機構、ドロス除去機構を
説明する。

トーチ回転機構は、駆動源であるモータ（２）８、シャ
ツ１−（２）２９、かさ歯車（７）３０、かさ歯車（８
）３１、シャフト（３）３８、ブロック（２）３９、支
持パイプ（１）３２、支持ノ（イブ（２）３３．トーチ
２、止め金具３４．スノ（ツタ−飛散防止板３、より構
成されている。次に動作機構を説明する。

ブロック（２）３９に固定されたモータ（２）８により
シャフト（２）２９を回転させるとシャフト（２）２９
の先端に固定されたかさ歯車（７）３０が同様に回転す
る。かさ歯車（７）３０が回転すると、それとかみ合っ
ているかさ歯車（８）３１が回転シャフト（３）３８を
回転させる。シャフト（３）３８の一端には支持パイプ
（２）３３が固定され、また、支持パイプ（２）３３の
他端にはトーチ２が止め金具３４により固定されている
ことから、シャフト（３）３Ｂが回転することによりト
ーチ２が周方向に回転する。スノ（ツタ−飛散防止板３
は、ワーク３５を内部より切断する際にワーク′３５の
外部に飛散するスノ（ツタ−を防止するためにワーク３
５の外周部に位置させ、落下防止板４上に固定している
。

ドロス除去機構は、駆動源であるモータ（３）４０、モ
ータ（３）４０のシャフト（４）４１、シャフト（４）
４１の先端に固定されたピニオン４２、ピニオン４２に
かみあっているラック４３゜ラック４３に固定されたエ
アーノズル３９より構成されている。

次に動作機構を説明する。

スパッター飛散防止板３の上方に固定されたモータ（３
）４０によりシャフト（４）４１を回転させるとシャツ
ｌ、（４）４１の先端に固定されたピニオン４２を介し
てラック４３が回転する。

このラック４３には、エアーノズル３９が固定されてい
ることからラック４３と同様回転する。

なお、エアーノズル３９は、トーチ３６の回転と同期す
るように制御されている。

次に第１〜９図を用いて木製’ｌｉｔめ一連の操作を説
明する。

第１，２図の如く配置されたワーク３５を切断位置３６
で切断・撤去するとした場合、まず、本装置をワーク３
５の直下に台車１により運搬する、ワーク３５の直下に
位置させた後、トーチ２をワーク３５の内部に挿入する
際干渉しないようハンドル（１）１３により前後位置の
微調整及びハンドル（２）１２により左右位置の微調整
を行なう。

次に油圧シリンダ１６により本体を上昇させ、ワーク３
５の下端面に落下防止板４が接触させる。

次にモータ（１）１１を駆動させトーチ２を切断位置３
６の位置まで上昇させる。その状態を第９図に示す。次
にトーチ２よりプラズマアークを発生後、モータ（２）
８を駆動し、トーチ２をワーク３５の周方向に回転させ
てワーク２を切断する。

モータ（２）８と同時にモータ（３）４０が同期してい
ることから、モータ（３）４０が駆動し、エアーノズル
３９からエアーを切断部に吹き付は−の吹き付けにより
切断時に生ずるスパッター４５及び切断部に付着するド
ロス４４を吹き飛ばす。

それにより５通常第１０図に示す如く切断部に付着する
ドロス４４が第１１図に示す如くドロス４４をきれいに
除去することができるため、切断後残ったワーク３５−
１の切断部を新たに溶接するワークとの開先としてその
まま使用することができる。

以上、本実施例によれば１作業員の接近不可能な狭空間
においてもワークの切断が容易に実施でき、かつ、同時
に切断部のドロスを除去することができるのでそのまま
修復時の開先として使用できる。

また、原子カプラントのような放射線下では、自動化及
び省力化ができるので作業員の被曝低減がはかれる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ワークの配置の一実施例の平面図で図、第３
図は、本発明の一実施例の全体図、第４図は、前後送り
機構部の正面図、第５図は、第４図のＤＤ断面図、第６
図は、左右送り機構部の正面図、第７図は、第６図のＥ
Ｅ断面図、第８図は、トーチ上送り機構の正面図、第９
図は、トーチ回転機構の断面図、第１０図は、通常切断
時におけるスパッター及びドロス付着状態図、第１１図
は。本発明により切断した場合の切断部の状態図である。ｌ・・・台車、２・・・トーチ、３・・スパッター飛散
防止板、１６・・・油圧シリンダ、３９・・・エアーノ
ズル、４２・・・ビニオン、４３・・・ラック。代理人　弁理士　高橋明夫狛１　［’Ｒ］槽′２（￥］高４図名５図拓６図１２名″′１図３坐８図槽１０図ントｔ。光１１区第１頁の続き

Claims

【特許請求の範囲】 ■、切断対象物の直下まで移動するための台車。同台車上に設置され、本装置を上下方向に移動するため
の上下送り機構、同機構上に設置され、切断対象部位へ
の前後・左右方向の位１決めを行なうための前後・左右
送り機構、同機構上に設置されトーチを切断位置まで送
るトーチ上下送り機構。同機構に結合され、トーチを周方向に回転させるための
トーチ回転機構、トーチと同一方向に配置し、トーチと
連動して動くスパッタ除去機構を設けたことを特徴とす
る内面自動切断機。