JPS6023829Y2 - カセットのガイドロ−ラ - Google Patents

カセットのガイドロ−ラ

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Publication number
JPS6023829Y2
JPS6023829Y2 JP1980084934U JP8493480U JPS6023829Y2 JP S6023829 Y2 JPS6023829 Y2 JP S6023829Y2 JP 1980084934 U JP1980084934 U JP 1980084934U JP 8493480 U JP8493480 U JP 8493480U JP S6023829 Y2 JPS6023829 Y2 JP S6023829Y2
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JP
Japan
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guide roller
cassette
boss
bearing
rotating shaft
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JP1980084934U
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JPS5718185U (ja
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明 藤原
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カセットの組立特には磁気テープを輸送する
ガイドローラ部分の組立を確実容易にしたものである。
従来上記ガイドローラ部分の組立は、カセットの下部１
に設けたホス２の穴３に、回転軸４を手で挿し込み、該
回転軸にガイドローラ５を挿し込み、さらに該軸をカセ
ットの上蓋７に設けた軸受穴８に挿し込むようにしてい
た。
この場合カセットの組込みは、大量生産のため、とかく
回転軸が若干傾斜したままで上記下部・上蓋を固設する
場合が多くあった。
また上蓋７の軸受穴８が浅く形成されているので、使用
中上記回転軸４が軸受穴８から外れる事故もしばしばあ
った。
一方上記下筺、上蓋とガイドローラとは、一般にメーカ
が異なるため、ガイドローラ５は、上下の軸受９，１０
の高さｈ（第２図ａを予かじめ若干設計値より小さく形
成するのが普通である。
従ってそのようなガイドローラを使用してカセットの組
立てをすると、第１図ａに示すように、上部軸受１０と
上蓋７との間に隙間ｄを生ずるが、このようなカセット
を反転使用すると、第１図すに示すように、下部軸受９
と下部１との間に、矢張り隙間ｄを生ずるので、磁気テ
ープ１１は走行位置がそれだけずれて、クロストークを
発生する原因となってくる。
本考案は、上記のような欠点を解消すべくなされたもの
で、カセットの上蓋のガイドローラ支持部を、下部の支
持部と同様なボス状に形成し、該ボスの軸受穴の入口端
を大きく面取りして、回転軸が上蓋に確実容易に嵌挿で
きるようにするとともに、ガイドローラの形状も、第２
図すに示すように、軸受部を同一形状に構成するように
した。
以下本考案の一実施例を付図とともに説明する。
上蓋７のガイドローラ支持部にボス１２を、下部に形成
したボス２と同一高さに形成する。
ボス２．１２はともに、ガイドローラ１３の上下鍔輪１
３ａ、１３ｂが、回転の際上蓋７、下部１に接触しない
よう、逃げ円７ａ、ｌａの中央に形成される。
１２ａは、上蓋のボス１２の回転軸４が嵌挿するのを容
易にするための面取りで、大きく面取りを施すようにす
る。
１３は本考案にかかるガイドローラで、その中央部軸受
９，９ａは、ともに同一高さに形成される。
その軸受部ｈ′は十分寸法を注意して成形し、テープ１
１を輸送する際の、上下鍔輪１３ａ、１３ｂ間のテープ
案内路に対し位置ずれしないように対称に形成する。
いまカセット下部１のボス２に、回転軸４を圧入囲設す
る。
次にガイドローラ１３を回転軸４に嵌挿する。
その際ガイドローラ１３は、上下同形であるから、従来
例のように上下いれ違えるような事故はない。
次にテープ１１を巻回装填腰上蓋７を下筐１に装着する
と、回転軸４の先端は、軸受１２の面取り１２ａに沿っ
て軸受穴に嵌入する。
従って回転軸４は傾斜したままで組込まれたり、あるい
は使用中外れるようなことがなくなる。
上記面取り１２ａは、ボス１２を高く形成するから、回
転軸４を確実に軸受穴に嵌着するため必要となってくる
。
尚軸受高ｈ′を正確に形成するようにしたので、カセッ
トを反転使用しても、軸受とボス間に隙間が形成される
ことがないから、クロストークを生ずるようなことがな
くなる。
本考案は、上記のような構成としたので、カセットの大
量組込を行っても、ガイドローラの回転軸を傾斜したま
ま組込み取付けたり、あるいはカセットの使用中回転軸
が外れるような事故も生じない。
そしてカセット部品の改良を最小限にして、組込みを確
実容易にするとともにクロストークをもなくすことがで
きるので実用上類ぶる有用である。
【図面の簡単な説明】
第１図ａ、 ｂは、従来例によるガイドローラの構成を
示す拡大縦断面図、第２図ａは従来例のガイドローラの
拡大縦断面図、ｂは本考案にかかるガイドローラの拡大
縦断面図、第３図は本考案にかかるガイドローラの構成
を示す拡大縦断面図である。 １・・・・・・下部、２，１２・・・・・・ボス、４・
・・・・・回転軸、５，１３・・・・・・ガイドローラ
、７・・・・・・上！、９．９ａ、１０・・・・・・軸
受、１１・・・・・・テープ、１２ａ・・・・・・面取
り、１３ａ、１３ｂ・・・・・・鍔輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセットのガイドローラのテープ案内路に対し対称に軸
    受を設け、かつカセットの下部及び上蓋の内面から突出
    形成した同一高さのボスのそれぞれに回転軸挿着用の軸
    受穴を設け、さらに上記上蓋用ボスの軸受孔の入口端に
    面取りを施すようにしたことを特徴とするカセットのガ
    イドローラ。
JP1980084934U 1980-06-19 1980-06-19 カセットのガイドロ−ラ Expired JPS6023829Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5718185U JPS5718185U (ja) 1982-01-29
JPS6023829Y2 true JPS6023829Y2 (ja) 1985-07-16

Family

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318115B2 (ja) * 1972-07-05 1978-06-13
JPS5650627U (ja) * 1979-09-25 1981-05-06

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130982Y2 (ja) * 1971-01-27 1976-08-04
JPS5749267Y2 (ja) * 1976-07-26 1982-10-28
JPS5850539Y2 (ja) * 1978-05-26 1983-11-17 第一化成株式会社 ガイドロ−ラ

Patent Citations (2)

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JPS5718185U (ja) 1982-01-29

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