JPS60235963A

JPS60235963A - ヒ−トポンプ式空気調和機

Info

Publication number: JPS60235963A
Application number: JP9344884A
Authority: JP
Inventors: 浩中島
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1984-05-10
Filing date: 1984-05-10
Publication date: 1985-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ヒートポンプ式空気調和機における圧縮機吐
出圧力制御装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、ヒートポンプ式空気調和機の圧縮機の過負荷時に
おける冷媒制御は、第１図に示すような回路となってい
る。１は圧縮機、２は四方弁、３は室外熱交換器で、プ
レートフィンと、冷媒配管を直交して構成されている。

４はキャピラリチューブ、６け室内熱交換器、６はアキ
ュウムレータ、７は吐出管８より分岐し、室外熱交換器
３の一部を通した補助凝縮器９．高圧圧力調整弁１０を
介して、吸入管１１に接続されたバイパス管であＺ）、
。

そして、実線矢示は冷房時の冷媒回路であり、点線矢示
は暖房回路である。

このように従来は回路構成され、冷房時は、凝縮器とし
て作用する室外熱交換器３、暖房時は、凝縮器として作
用する室内熱交換器５の条件が高温になると、圧縮機１
から吐出される冷媒ガスが、所定の圧力より高温高圧と
なり、圧縮機１の運転状態が高負荷、即ち、過負荷運転
となる。この〕局負荷運転を抑制する為に、所定の圧力
以上になると、高圧圧力調整弁１ｏが開き始め、吐出管
８より分岐したバイパス管７に、冷媒の一部が流ね、補
助凝縮器９で凝縮され、高圧圧力調整弁１０を流れ、こ
の時、減圧されて、吸入管１１に流れ込み、アキュウム
レータ−６を介して圧縮機１に戻され、主流の冷媒サイ
クルを流れる冷媒流景が減少し、圧縮機１から吐出され
る冷媒圧力の土昇を抑制し、降下させるのである。

しかしながらこうした従来の過負荷対応の回路は、室外
熱交換器３と一体に構成された補助凝縮器９を必要とし
、室外熱交換器３の容量が、非常に大きいものとなり、
材料（プレートフィン、及び鋼管）費も嵩む。又、高圧
圧力調整弁１ｏで減圧された液冷媒が、蒸発することな
く、圧縮機１に戻る為に、使用状態によっては、液戻り
となるなどの欠点を有していた。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消するもので、補助凝縮器
を使用するこよなく、且、高圧圧力時の圧縮機への液冷
媒戻りを無くし、コストを安価にした吐出圧力制御装置
を得ることを目的とする。

発明の構成本発明け、圧縮機と、四方弁との間に接続された吐出管
、及び、吸入管と、前記吸入管の一部に前記吐出管より
分岐した接続管と接続し、二重管に構成した補助熱交換
器と、この補助熱交換器より、高圧圧力調整弁を介し、
前記補助熱交換器と西方弁の間に接続した接続管とを設
け、過負荷運転時、前記高圧圧力調整弁を開口し、吐出
管を流れる一部の冷媒を、前記補助熱交換器において、
吸入管を流れる低温、低圧冷媒と熱交換せしめ、高圧圧
力調整弁を介し、前記補助熱交換器の吸入管上流側に流
し、更に、前記補助熱交換器で、熱交換させることで、
蒸発せしめ、蒸発冷媒を圧縮機に戻すようにしたもので
ある・。

実施例の説明本発明による一実施例を第２図にもとづいて説明する。

１６は圧縮機、１６は冷房時と暖房時において冷媒流路
を切替える四方弁、１７は非利用側となる室外熱交換器
、１８は減圧機構であるギヤピラリチューブ、１９は利
用側となる室内熱交換器、２ｏはアキュウムレータ、２
１は吐出管２２よｐ分岐し、補助熱交換器２３に接続さ
れた接続管、前記補助熱交換器２３は、二重管に構成し
、吸入管２４が内側Ｋ、外側を接続管２１と、他方の接
続管２６とが接続して構成する。２６は高圧圧力調整弁
で、接続管２６の途中に設けられ、吸入管２４の途中の
合流点２７、即ち、前記補助熱交換器２３が位置する吸
入管２４の上流側に接続している。２８は分岐点である
。

上記構成において、冷房時は実線矢示回路に、暖房時は
点線矢示回路に冷媒が循環される。

そこで、冷房時、凝縮器として作用する室外熱交換器１
７、もしくは暖房時、凝縮器として作用する室内熱交換
器１９の運転条件が高温になると、吐出管２２の吐出圧
力が所定の圧力よりも高くなり、高圧圧力調整弁２６が
開口し始める。そうすると、配出管２２より四方弁１６
に流れる主流の冷媒の一部が、分岐点２８より接続点２
１に流れ、補助熱交換器２３にバイパスし、ここで内側
に配設した吸入管２４を流れる低温低圧の冷媒と熱交換
し、バイパスした冷媒が凝縮される。凝縮されたこの冷
媒が、接続管２６を介して、高圧圧力調整弁２６を流れ
、且つ減圧されて、吸入管２４の合流点２７で合流し、
更に補助熱交換器２３の内側を通り、この中で、接続管
２１を流れて来る高温高圧冷媒と熱交換し、蒸発して、
アキュウムレータ２ｏを介し、圧縮機１５に戻るから、
液冷媒が、圧縮機１６側に流入することはない。尚５補
助熱交換器２３は、吸入管２４を内側にしたが、これは
外側であってもよいことはもちろんである。

又、二重管よりなる補助熱交換器２３の内外の温度差は
大きいから、伝熱部の面積は小さく出来、潜熱変化が利
用出来る点も、小形で大きい熱交換作用が得られるもの
である。

発明の効果このように本発明は、吸入管側に、吐出冷媒の一部を送
り、熱交換せしめる補助熱交換器と、この補助熱交換器
より高圧圧力調整弁を介して、前記補助熱交換器が位置
する吸入管の上流側に接続し、過負荷時、吐出管を流れ
る一部の冷媒を、前記補助熱交換器において、吸入管を
流れる低温低圧冷媒と熱交換せしめ、高圧圧力調整弁を
介し、補助熱交換器の吸入管上流側となる合流点に流し
、更Ｋ、前記補助熱交換器で蒸発させるようにしたもの
であるから、圧縮機に戻る冷媒は、蒸発した冷媒が戻り
、過負荷時の液戻りはほとんどなく、圧縮機の耐久性を
良好にする。又、補助熱交換器は、二重管の内外の温度
差が大きいから、伝熱部の面積は小さく出来、しかも、
潜熱変化を利用し合うことが出来、小型で大きい熱交換
作用が得られる。

従って、従来のように、室外熱交換器を大きく設ける必
要はなく、材料コストも安価な補助熱交換器となるなど
の効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例のヒートポンプ式空気調和機の冷凍サイ
クル図、第２図は本発明の一実施例におけるヒートポン
プ式空気調和機の冷凍サイクル図である。１６・・・・・圧縮機、１６・・・・・・四方弁、１７
・・・・室外熱交換器、１９・・・・・・室内熱交換器
、２１，２５、・・・・・接続管、２２・・・・・・吐
出管、２３・・・・・・補助熱交・−器、２４・・・・
・・吸入管、２６・・・・・・高圧圧力調整弁。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims

【特許請求の範囲】

圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧機構、室内熱交換
器を連設したヒートポンプ式の冷凍サイクルと、前記圧
縮機と、四方弁との間に接続された吐出管及び吸入管と
、前記吸入管の一部に前記吐出管より分岐した接続管と
接続し、二重管に構成した補助熱交換器と、この補助熱
交換器と四方弁との間に接続した接続管中に、高圧圧力
調整弁とを設けたヒートダンプ式空気調和機。