JPS60235701A - 弗化水素からの砒素の除去 - Google Patents

弗化水素からの砒素の除去

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JPS60235701A
JPS60235701A JP59271106A JP27110684A JPS60235701A JP S60235701 A JPS60235701 A JP S60235701A JP 59271106 A JP59271106 A JP 59271106A JP 27110684 A JP27110684 A JP 27110684A JP S60235701 A JPS60235701 A JP S60235701A
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anhydrous hydrogen
hydrogen fluoride
arsenic
anhydrous
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JP59271106A
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グレゴリ・アラン・ホイートン
デイビツド・ミルトン・ガードナー
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • C01B7/19Fluorine; Hydrogen fluoride
    • C01B7/191Hydrogen fluoride
    • C01B7/195Separation; Purification

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無水弗化水素から不純物の砒素を除去する方
法にかかわる。更に特定するに1本発明は、無水弗化水
素を、無水塩化水素ないし弗化物壌いずれかと組合せら
れた元素状塩素で処理することにより、無水弗化水素か
ら不純物の砒素を、実質上高められた割合で除去する方
法にかかわる。
無水弗化水素は、フルオライド(螢石)と硫酸との混合
物を加熱することによって製造される。
この方法により製せられる無水弗化水素中の主な不純物
は、水、硫酸、フルオルスルホン酸、四弗化珪素、フル
オル珪酸、硫化水素および二酸化硫黄である。これらの
不純物は分別蒸留によって簡便に除去され、その結果得
られる無水弗化水素は典型的には、約998%又はそれ
より高い純度を有する。上記方法により製せられる無水
弗化水素中には、砒素、りんおよび硫黄の如き他の不所
望な不純物も亦、少量存在する。無水弗化水素中に存在
する砒素の如き不純物の承は、無水弗化水素の製造原料
であるフルオライド中の不純物量に依拠する。無水弗化
水素中のこれら、より少い不純物特に砒素の存在は多く
の用途において非常に望ましくないものとなっている。
無水弗化水素は精製工業および化学製造工業で用いられ
るが、該弗化水素中の砒素不純物は触媒を毒し得且つ製
品を汚染して製品品質に悪影響を及ぼしつる。また、エ
レクトロニクス産業では、弗化水素の水溶液が、半導体
、ダイオードおよびトランジスターの製造で洗浄剤およ
び腐蝕剤として用いられるが、これらエレクトロニクス
製品の表面汚染を防止するために高純度のものが要求さ
れ、而して砒素の如き不純物はきわめて低いレベルでな
ければならない。
さもないと、該エレクトロニクス製品の性能に対し悪影
響があるからである。
無水弗化水素から、より少ない不純物特に砒素を除去す
るのに一般的な方法が提案されている。
その中に、弗素樹脂製装置で多段分別蒸留を行なう方法
がある。米国特許第5,166.379号明細貴には、
不純物の砒素およびりんを不揮発性化合物に転化させる
べく、汚染された水性弗化水素を過マンガン酸塩又はク
ロム酸塩の如き酸化剤で或は酸化剤およびハロゲン(好
ましくは沃素)で処理することにより高純度の水性弗化
水素を製造する方法が開示されている。米国特許第5.
689.3ya号明細書には、過マンガン酸塩又はクロ
ム酸塩による処理後無水弗化水素に無機第一鉄塩を加え
て過剰の酸化剤を還元させる方法が開示されている。
米国特許第4.032.621号明細書には、金属不含
還元剤として過酸化水素を用いた同様の方法が開示され
ている。米国特許第4.085.941号明細書には、
過酸化水素を用いて無水弗化水素中の砒素不純物を不揮
発性砒素化合物に酸化させ、そして該化合物を無水弗化
水素の蒸留により分離することが開示されている。
然るに、本発明に従った、無水弗化水素がらの+;l?
、−M不純物除去方法は、該無水弗化水素と有効量の元
素状廖素並びに、無水塩化水素、弗化物塩およびこれら
の混合物よりなるRγから音ばれる物質とを有効期間に
わたり親密にだ触させ1次いで仙素量が実質上減少せる
無水弗化水素を回収することよりなる。精製された無水
弗化水素の好ましい回収方法は、先ず塩素と塩化水素を
分離し次いで無水弗化水素をより高いん度で取り出し、
あとに不揮発性砒素化合物を桟存させる蒸留方法である
本発明の方法は、無水弗化水素がら、高濃度であれ低1
r:s I¥であれ砒素又は砒素化合物の不純物を実質
上全て除去する。本明細内中で[−無水弗化水素」に言
及するとき、それは、少くとも95取亀%々r’tt、
<は少くとも98市M %の弗化水素を意味する。
商用無水弗化水素中の砒素不純物の濃度は主として、弗
化水素の製造に用いられるフルオライドの給源に依拠し
、005%を城えることもありうるが、通常、弗化水素
の重量を基にした約α01襲よりも低い。かくして、砒
素不純物を不揮発性種に酸化させるのに必要な、塩素お
よび塩化水素若しくは弗化物塩の化学量論的量は大きく
ない。
しかしながら、無水弗化水素製品中の砒素不純物#1度
における実質的低下を適度な時間内で達成するには、比
較的大過剰の塩素および塩化水素が必要であるとオ〕か
った。
本発明方法での使用に必要な元素状塩素および無水塩化
水素の有効量は、弗化水素中に存在する砒素不純物の量
に依って異なる。液体の無水弗化水素に効果的に溶解せ
る塩素および塩化水素の幇は、どの所定作業温度におい
ても、系内の塩素および塩化水素の分圧によって決定さ
れ、且つそのようなものとして、液体の無水弗化水素表
面上の各成分の分圧を調整することにより定められうる
分圧の調整は、県内の塩素若しくは無水塩化水素の惧又
は系の温度を加減することによって達成される。本発明
の方法で用いられつる塩素および塩化水素の似は各々、
無水弗化水素の重量を基にした約05%から6%以上の
範囲である。本方法で用いられる元素状塩素および無水
塩化水素の好ましい−【は各々、無水弗化水素の1¥、
量を基にした約1%〜4414%の11カ1囲である。
一般に、砒素不純物のf”’ r(fを十分に(1y下
させるのに、系内の塩素および1′+1化水素について
、液体の無水1lls化水素の蒸気圧より少くとも10
 pala 高い示差分圧が要求されるが、しかし接触
時間を長くすることによって、各々にjλ゛1し、より
低い分圧が用いられうる。#l!!および塩化水素分圧
の上限は単に便宜上そして経済上設定されるにすぎない
。塩素および塩化水素の好ましい示差分圧は別個に、液
体無水弗化水素の蒸気圧より10 psi−45psi
高い。
無水塩化水素を本明細貴中で用いるとき、その意味する
ものは、無水塩化水素およびその給源であり、後者には
1例えば、水性塩酸又は、無水弗化水素の存在で反応し
て塩化水素を生成する物質が包含される。このような物
質として、例えば次のものが挙げられる: ホスゲン(
cocxt);塩化アセチル(CHICOCI)、塩化
メタンスルホニル(CH8SotC1)、塩化ベンゾイ
ル(C6Hs COC1)。
塩化スルホニル(SOtC]t)、m化スルフィニル(
SOC1,) 、塩化ホスホリル(pocl、)、塩化
ニトリル(No、C1)および塩化ニトロシル(NOC
I)の如き有機ないし部機酸廖化物; 塩化アンモニウ
ム; 塩化テトラメチルアンモニウムおよび塩化テトラ
エチルアンモニウムの如き第四アンモニウム塩化物; 
並びに、塩化ナトリウム、塩化カリウム、三塩化硼素、
三塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム、塩化バリウム、塩化水銀(1)および塩化水銀01
)、塩化銅(I)および塩化綱引)、塩化銀および第■
族金属の塩化物〔例えば塩化鉄(lN)および塩化鉄G
11)、塩化ニッケル、塩化コバルトおよび塩化パラジ
ウム〕の如き金属塩化物。かかる物質の使用量は、系内
の所期塩化水素分圧を生じさせ且つ(すは)維持するの
に必要f、i f、1である。本発明の方法に用いられ
る無水塩化水素の好ましい給入は無水塩化水素である。
その給源が何にせよ、無水塩化水素は、1効時間におけ
る、より多い砒素減少に基づき、本発明で元素状硫黄と
絆合せ使用される好ましい物質である。
本発明の方法は、弗化物塩の存在で実施されうる。本発
明の方法に弗化物塩を用いることによって、砒素不純物
が不揮発性砒素化合物に転化する連環が縞められる。本
発明方法で加えられつる弗化物塩として、例えば次のも
のが挙げられる二弗化ナトリウムおよび弗化カリウムの
如きアルカリ金Fル弗化′吻;弗化マグネシウムお上び
弗化カルシウムの如きアルカリ土類金属弗化物; 弗化
鍋中; F目ee、 GantarおよびHollow
ayがJournalof Fluorlne Che
ml@try、 19.458〜500(1982)に
H6,告しているように弗化砒素印と安定化合物を形成
しうる、弗化マンガン印)、弗化コバルト■)。
弗化ニッケル、弗化カドミウム、弗化錫■)、弗化鉄器
、弗化銅(IN)、弗化水銀(II)および弗化鉛(I
I)の如き金属弗化物;弗化アンモニウム; 並びに、
弗化テトラエチルアンモニウムの如きアミンの弗化物塩
。本発明の方法で加えられる弗化物塩は弗化物塩として
導入され得、或いは弗化物塩以外の添加化合物と弗化水
素との反応によりその場で発生せしめられつる。このよ
うな化合物として、例えば、塩化物、臭化物又は沃化物
の如きハロゲン化物壌; 酸化物又は水酸化物; 炭酸
塩; 硫化物; 硫酸埴; 硝酸塩; および酢酸頃が
挙げられる。本発明の方法に用いられる弗化物塩は、弗
化カリウムの如く無水弗化水素に幾分可溶であり得、或
いは弗化カルシウムの如く無水弗化水素に本質上不溶で
ありうる。本発明の方法に用いられる好ましい弗化物塩
は弗化カリウムである。
不揮発性砒素化合物の形成を促進すべく本発明の方法で
加えられうる上記弗化物塩の有効量は、無水弗化水素中
に存在する砒素不純物の量に依って異なる。砒素不純物
が不揮発性砒素化合物に転化する速度を幾分高めるのに
、無水弗化水素中に存在する砒素不純物の少くとも等モ
ルから該不純物の5倍(モル基準)量の弗化物塩を用い
ることが必要とわかった。好ましくは、弗化物塩は無水
弗化水素の噴量を早:にした001〜075%範囲の嘴
で存在する。
本発明の酸化反応は周囲温度で、或は0°〜100℃好
ましくは周囲渇崖〜約30℃の温膣で生起しうる。処理
は連節下で行なってもよく、或は非還流条件下で行なっ
てもよい。いくつかの適当な手段による楕拌が用いられ
うるが、それは本べ明方法に不可欠でない。砒素不純物
の蛾を十分に低下させるのに必要な有効時間は、本発明
方法を作動させる温度、吻素および塩化本章(使用時)
の分圧並びに弗化物塩の添加量に依り異なるので、接触
時開が広く変−!りしうることけ理解されよう。
ンー配置6が高く、塩素および塩化本塁の分圧が泊亨<
Hつ+(1゛化物塩が共存するとき、接触時開け、例え
ば30分〜1時間と非常にCIい。逆に、4j’iが低
く、鳴軍分圧が低く、4;1化物塩量が少< [1つ塩
化水素が不在のとき、接触時間は、例えば数日と・(1
常に長い。プロセスにおいて長い杉゛@時間は望ましく
なく、1時間未満が好ましい。
?AA度、塩素公比、塩化本章分圧、接触時間およびl
1ll化物14!川の変数は統計上相互に作用しうる。
これら変数の最冷な相合せは、作業パラメーターの所期
平衡を得るために制御された実験の統計学的分析によっ
て決定されうる。
本発明方法は主として、エレクトロニクス分野における
如き臨界的用塗向けの、非常に高純度な無水弗化水素の
’11!l造にかかわるが、しかしそれはtた、改良品
質を示す工業銘柄弗化水素の@造にも加脂する。
本発明方法を[F]に説示する下記例において、全ての
%は、′位記せぬ限り無水弗化水素を基にした重量とす
る。下記例の全てで用いられる商用無水弗化水素は砒素
に関し分相されており、面してそれは、100%無水J
IS化水1を基にした約565ppm のldt素を含
有するとわかった。砒素は、[水および廃水の棉準試験
方法(5tandard Methodfor the
 Examination of Water and
 lA’astewater)J〔第15版、編集者M
、 A、 H,Franaon、発行American
 Public )Iealth As5ociati
on (Washington。
D、 C,)、1980年〕 吊174頁〜177頁に
詳述された方法を甲いて測定した。すなわち、水性試料
をr45 @解させ、次いで砒素不純物をアルシンにA
t元させ、該アルシンをジエチルジチオカルバミン酸銀
のピリジン溶液に1に収させて有色錯体を形成し、分光
光度計によって535 nmでの11%光度を測定した
例 1 外径31n、高さ51n、壁厚’/8+n の軟量11
ミ°Jシリンダーに、商用外水11j化水輩(uF)s
s、36g、塩享2. s 69 (4,59%)およ
びカ甲水塩化水に:22qg(3,92%)を゛シク人
した。このシリンダーに316ステンレスS′″(4°
1に一ドル弁を:!’?に’L7た。]4記・用品をシ
リン々°−にヤ)入才るFlllに、該シリンダーを氷
水浴内て0℃に冷却した。」6人後、シリンダー内の混
合′吻を70℃で1時[1引加熱し、次いで23℃3 
に30分間冷却した。直列に連結せる、夫々100m1
および50rRJの蒸留水を入れた二つのポリエチレン
ガススクラバー塔に、ニードル弁に付設した外托1/4
1nのテフロン管を介し塩素、塩化水素および大部分(
4e、osg)の無水HFを127分間にわたり気相で
移し人ねた。ゐ、留水による吸収後、二つのスクラバー
塔の内容物を一緒にし、得られた水性11Fをl1lt
素に関し分析した。その分析結果を焚1に小才。
比較として、砒素化合物を除表すべく塩素単独を用いた
実験AおよびBを行なった。実験Aでは、上記の冷却シ
リンダーに画用無水HF77.249を塩素α849 
(1,05%)と共に装入した。次いで、このシリシダ
ーを水浴中で23℃に加温し、そして2時間そのままに
したが、時折様やかに振盪した。塩素および454yの
HP’を蒸留水に、2時間にわたって例1に記載の如く
移し入れ、得られた水性HFを砒素に関し分析した。そ
の結果を表1に掲載する。
実験Bでも、実験Aと同様の手順を用いたが、商用無水
HF60.451/と塩素2.9 y 9 (4,91
%)を冷却シリンダーに装入した。HFと塩菫を23℃
で42時間放6したが、時折振盪を行なった。
塩素と5B、621のHFを例1に記載の如く蒸留水に
移し入れ、水性HFを砒素に関して分析した。
その結果を表1に掲載する。
実験cでは、0.17gの無水弗化カリウム(α29%
)ヲ、冷却前、例1のシリンダーに供給した。例1の如
く冷却したのち、このシリンダーに商用無水HF5B、
49.9と無水塩化水素2.261(五86%)を装入
した。70”Cの水浴中にシリンダーを1時間保持し、
次いでこれを50分間室温に冷却した。塩化水素と49
.55 gの無水HFを86分間にわたって蒸留水に移
し入れ、水性IFを砒素に関して分析した。その結果を
表1に掲載する。
表 1 上記結果から、本発明方法(例1)は短い時間内に′4
tet上(此単のない無水HFをもたらすことが理解さ
れる。また、もしHFと塩素との接触時間が40時間を
さけどLuらなけれは、塩素の単独使用(実験Aお上び
B)は′μ質−ヒ砒累のない無水HFをもたらさないこ
とも理解される。すjに、望ましくないほど長い接触時
間が用いられなければ。
無水堀(化水素と弗化物塩との組合せ使用も砒素不純物
の適度な減少をもたらさない。
例 2 無水弗化カリウムo13p (0,25%)を冷却前例
1のシリンダーに供給した。li 1の如く冷却したの
ち、曲用HF54.0B、9 と塩素316g(495
%)を、浴内で70℃に加熱し、この温良で1時間攪拌
せずに保持した。シリンダーを26℃の水浴に入れ、更
に15詩間攪拌せずにそのま\の状態とした。塩素と4
8.24.9の無水HFを、例1に記載の如く蒸留水に
移し入れ、分析した。分析結果を表2に掲載する。
実験りでは、例2と同様の手順に従って、先ず0.15
gの無水弗化カリウム(026%)を昂却前シリンダー
に装入した。冷却後、このシリンダーに部用無水HF5
8.87gと塩素2.82 g(481%)を装入し、
水浴中70′Cに加2・・(し、この濡;「で4J拌せ
ずに1時間保持し、次いで23°Cの水浴に入れ、攪拌
せずに2時間保持した。塩素と5478gのシ:(水H
Fを例1に記載の如く蒸留水に移し入れ、水性HFを砒
素に関して分析した。その結果を下11「1表2に掲載
する。
表 2 L表中のデータから、砒素不純物の酸化が生起するのに
十分な時間を与えられたとき、塩素と弗化!1の塙によ
る紹合せ処坤はほぼ1i′b囲濡度でさえ材用な結果を
もたらすことがわかる。
例6および4 穎なる処理温度を用いたほかは、例1と同様の手順に従
った。泗5では、シリンダー内の商用無水HF55.5
2.!i’に塩素1.2 (S 1 (2,27%、1
5 psi)と無水1゛■化水素2.sog(t14%
、36 psi )を加えた。この混合物を30℃で1
時間保持したのち、塩素、塩化水素j5よびH,Fを蒸
留水に移し入れて砒素分析に供した。例4では、塩素(
15psi )と無水塩化水素(30psi ) を商
用無水HF59.50.9に加え、シリンダー内のこの
混合物を0℃で1時間保持したのち、塩素、塩化水素お
よびHFを蒸留水に移し入れて砒素分析に供した。下記
表5は例1.3および4の分析結果を示す。
表 5 表5のデータから、本発明方法は昇温時のみならず周囲
湿度でも或はそれより低い温度でも短い滞留時間を用い
て無水HF中の砒素を実質上減少させるのに有効である
ことがわかる。
例5〜に れら例は、無水HF中の砒孝不純物を実質上−少させる
のに弗什、物塩と塩素および無水塩化水素との糸口合せ
物を用いることを例示する。
例5では、無水弗化カリウムo15g(0,27S%)
、Ph川用水HF5Z641Lt+□12. a y 
g (49e%)および無水塩化水素1.91 jj 
(3,’31%)を用いて7y11の+順を訃イ:返し
た。この混合物を70℃で50分間加熱し、次いで23
℃に30分間冷却した。塩素、塩化水素およびup(4
aog)を蒸留水に115分面にわたって移し入れ、砒
素に閂して水性HFを分析した。
例6では、弗化カルシウム5o g (o、 s s%
)、商用無水HF60.53g、塩素163g(269
%。
15 psi )および無水塩化水yg 2.02 g
 (3,3a%1.31psl)を用いて例1を繰返し
た。シリンダー内のこの混合物を60℃で1時間加熱し
た。
塩素、塩化水素およびHF(52,17g)を例1の如
く蒸留水に114分にわたり移し入れ、砒素に1;すし
て水性HFを分析した。これらの結果を下記表4に示す
表 4 轡−MF−金ト1件化物 193−7 本例は、無水重化物塩と無水HFとの反応により現場生
成せる弗化物塩と無水塩化水素給源としての(見化吻を
用いることを例示する。
商用無水HF56.05fl、無水塩化カリウム6、 
s s y (1t 6t%)および塩素136I(2
46%、16 psi )を例1に記載の如く一緒にし
、50℃で1時間加熱した。現場発生せる塩素および塩
化水素と38.97.9の無水HFを、例1に記載の妬
く、蒸留水に135分間にわたり気相で移し入れた。1
a−uに関し水性HFを分析したところ、o、eppm
の含F?(を不するとわかった。こね、は、水性HFか
らの(此素除去″¥999%に相当した。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)砒素で汚染された無水弗化水素がら砒素を除去す
    るに当り、該無水弗化水素と有効量の元素状f@素並び
    に、無水塩化水素、弗化物塩およびこれらの混合物より
    なる群から選ばれる物質とを有効期間にわたり親密に接
    触させ、次いで砒素量が実質上減少せしめられた無水弗
    化水素を回収することよりなる、砒素の除去方法。
  2. (2)無水弗化水素が、元素状塩素および無水塩化水素
    と接触せしめられる、特許請求の範囲第1項記載の方法
  3. (3)無水弗化水素が、弗化物塩とも接触せしめられる
    、特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)弗化物塩がアルカリ金属若しくはアルカリ土類金
    属の弗化物である、特許請求の範囲第6項記載の方法。
  5. (5) 無水弗化水素が、先ず塩素および塩化水素(も
    しあれば)を留去し次いで無水弗化水素を留出させるこ
    とによって回収される、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  6. (6)塩素および塩化水素の量が、無水弗化水素の重量
    を基にして各々少くとも約α5%である、特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  7. (7) 塩素および塩化水素の量が約1〜約4%の範囲
    である、特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. (8)弗化物塩が、無水弗化水素の−itを基にした0
    01〜075%範囲の量で存在する、特許請求の範囲第
    6項記載の方法。
  9. (9)塩化水素が、無機酸塩化物より現場発生せしめら
    れる、特許請求の範囲第2項記載の方法。 II 弗化物塩が、弗素以外のハロゲンの塩より現場発
    生せしめられる、特許請求の範囲第5項記載の方法。 Uυ 砒素で汚染された無水弗化水素から砒素を除去す
    るに当り、該無水弗化水素と約1〜約4%の元素状塩素
    および約1〜約4%の無水塩化水素(これらのメは無水
    弗化水素の重量に基づく)とを周囲温度〜約30℃範囲
    の温度で有効期間にわたり親密に接触させ、次いで砒素
    量が実質上減少せしめられた無水弗化水素を、先ず塩素
    および塩化水素の留去次いで無水弗化水素の留出によっ
    て回収することよりなる、砒素の除去方法。 αり 無水弗化水素が、該無水弗化水素の重量を基にし
    た約001〜約0.75%景のアルカリ金属若しくはア
    ルカリ土類金属弗化物とも接触せしめられる、特許請求
    の範囲第11項記載の方法。
JP59271106A 1984-05-03 1984-12-24 弗化水素からの砒素の除去 Pending JPS60235701A (ja)

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