JPS602353A - 伸縮性植毛布帛 - Google Patents

伸縮性植毛布帛

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JPS602353A
JPS602353A JP58111427A JP11142783A JPS602353A JP S602353 A JPS602353 A JP S602353A JP 58111427 A JP58111427 A JP 58111427A JP 11142783 A JP11142783 A JP 11142783A JP S602353 A JPS602353 A JP S602353A
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JP
Japan
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fabric
fibers
nonwoven fabric
polyurethane elastic
filaments
Prior art date
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JP58111427A
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English (en)
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JPH0112659B2 (ja
Inventor
康弘 小川
手島 勉
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Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は柔軟な通気性を有する伸縮性植毛布帛に関する
従来、伸縮性を有する植毛布を得るために伸縮性布帛に
直接植毛する試み上程々なされているが、このような方
法では植毛用の接着剤が伸縮性布帛に浸透するために伸
縮性が損われ、また風合が粗削となることは避けられな
かった。
この点を解決するために伸縮性を有する布帛に伸縮性フ
ィルムを貼シ合わせてから植毛する方法が例えば特公昭
5O−5255B公報に提案されている。しかしながら
この場合には布帛への接着剤の浸透は避けられるも、の
の、風合が候くなる上、通気性が全く失われることは避
けられなかった@ 本発明はか\る従来の欠陥を解消した伸縮性、柔軟性お
よび通気性を有する植毛布帛を目的とする。
即ち、本発明は溶融紡糸されたポリウレタン弾性フィラ
メントが実質的に集束されずに積層され、前記積層され
たフィラメントの接合点が該フィラメント自体により接
着されてなるポリウレタン弾性繊維不織布に非弾性繊維
の短繊維が植毛されてなる伸縮性、柔軟性および通気性
を有する植毛布帛におる。
本発明に適用される不織布を構成するポリウレタン弾性
体としては、公知の溶融紡糸可能な熱可塑性ポリウレタ
ン弾性体が用いられる。
このようなポリウレタン弾性体は通常分子量500〜6
000の低融点ポリ□オール、たとえばジヒドロキンポ
リエーテル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロポリ
カーボネート、ジヒドロキシポリエステルアミド等と、
分子量500以下の有機ジイソシアネート、たとえばP
、P’−ジフェニルメタンジインシアネート、トリレン
ジイソシアネート、インホロンジイソシアネー)、水j
K化レジフェニルメタンジインシアネートキシリレ/ジ
インシアネー)、2./)−ジイソシアネートメチルカ
プロエート、ヘキサメチレンジインシアネート等と、分
子it 500以下の鎖伸長剤、たとえばグリコール、
アミノアルコール或はトリオールとの反応によ)得られ
るポIJマーである。゛これらのポリマーのうち、特に
良好なものはポリオールとしてポリテトラメチレングリ
コール、またはポリε−カプロラクトン或はポリブチレ
ンアジペートを用いたポリウレタンである。ポリオール
としてポリエチレングリコールを用いると親水性が向上
するため特殊の用途に用いられる。また有機ジイソシア
ネートとしてはp 、 p / −ジフェニルメタンジ
イソ7アネートが好適である。また鎖伸長剤としては、
p、p’−ビスヒドロキシエトキシベンゼンオヨび1,
4−ブタンジオールが好適である。
ポリウレタン弾性体は上記の如くポリオールと有機ジイ
ソシアネートと鎖伸長剤とから合成されるものであるが
、本発明に於て好適に使用されるのはポリオール成分が
全体の65重量%以上であシ、特に好ましいのは70重
量%以上である。ポリオール成分の含有址が少ない場合
は得られる不織布の伸度および伸長回復性が低いものと
なる。
本発明に適用される不織布は構成するポリウレタン弾性
体フィラメントが実質的に糸条の全長に亘って集束する
ことなく開繊して積層されたものである。モノフィラメ
ントが開繊されずに集束された状態で接合されていると
、不織布の柔軟性が著るしく損われる0またこのモノフ
ィラメントの直径は通常平均60ミクロン以下好ましく
は平均25ミクロン以下、特に好ましいのは20ミクロ
ン以下である。モノフィラメントの直径はバラツキがあ
ることが考えられるが最大の場合でも50ミクロン以下
が望ましいOそノフィラメントの繊径が大きくなると得
られる植毛布帛が粗剛になる0 本発明に適用される不織布はポリウレタン弾性体フィラ
メントが積層され、この積層体を構成する繊維相互の接
触点が繊維自体によυ接合されたものである。このよう
な接合状態はポリウレタン弾性繊維相互を熱によシ融着
させることによシ達成できる。溶媒を用いる方法、或は
他の接着剤を用いる方法は、不織布の通気性、柔軟性を
減少するため好ましくない。しかしながらこれらの特性
を損わない範囲で接着剤を併用することは差支えない0 本発明に適用される不織布は破断伸度が通常300%以
上、好ましくは500%以上であるでめる。また1 0
05X伸長時の回復率は通常85%以上、好ましくは9
0%以上である。
本発明に適用される不織布の特長の一つは極めて柔軟性
が高いことである。不織布の剛軟度(JI8 L−10
96、45度カンチレバー法)は該不織布の目付が大き
くなると増加するものであるが、目付をX (9/ n
? )、剛軟度をy(ロ)としたとき 7<0.2X+20 の範囲のものが好適である。この特長はポリウレタン弾
性体の物性と、上述の如き不織布の構造と構成フィラメ
ントの繊径が小さいことと相俟って得られるものであシ
、他素材による不織布や、湿式法、或は乾式法によるポ
リウレタン弾性繊維のウェッブでは達成することが出来
なかったものである。
本発明に適用する非弾性繊維からなる短繊維は、ナイロ
ン、アクリル、ポリエステル、ポリプロピレン レーヨ
ン、アセテートなどの化学繊維或は綿、パルプ、麻、羊
毛、絹などの天然域維が好適である・特に綿、レーヨン
、バルブ等のセルロース系の短繊維は吸湿性に富み、触
感もノットなため好適でりる。また風合の面ではナイロ
ンの短繊維が良好である。
該短繊維は均一なカット毛羽でも粉砕毛羽でもよく、カ
ット毛羽では灸魂なベルペット調伸縮性布帛が得られ、
粉砕毛羽ではスェード調の伸縮性擬皮が得られる。
本発明の植毛布帛はたとえばポリウレタン弾性繊維不織
布の表面に接着剤を重布し非弾性繊維の短繊維を約3万
ボルト以上の電圧下で静電植毛した後、約80〜110
℃で予備乾燥し、次いで約120〜140℃で2〜1o
分間程度ベーキングすることによシ製造することが出来
る。
植毛用接着剤としては前記ポリウレタン不織布を溶解し
たシ、膨潤したシしないものであれば、エマルジョン、
溶液夕・イブいずれも使用できるが、接着剤そのものに
弾性を有するポリウレタン系、アクリル系、合成ゴム系
などが好適でるる。これらの接着剤のエマルジョン薔溶
液はそのままでポリウレタン不紙布上に塗布してもよい
が、接着剤エマルジョン或(lよ溶液をホイツパ−によ
シ攪拌し、徽細な壱を形成せしめてから重布するフオー
ムコート法を用いることによ〕、得られる植毛布帛の通
気性が保持されるため更に好適である□ 接着剤を塗布した不織布上に非弾性繊維の短繊維を植毛
する方法としては、振動法、静電植毛法などの公知の方
法が適用されるが植毛密度を高めるためには静電植毛法
が好適である〇このように本発明の植毛布帛は伸縮性、
柔軟性および通気性の擬れたポリウレタン弾性繊維から
なる不織布に、非弾性繊維からなる短繊維を植毛したも
のでアシ、ベルペット調、或いはスェード調の植毛布帛
本来の風合、触感に加えて、伸縮性があり、しかも柔軟
性と通気性が損われないという特性を有するものである
組合わせることによシ衣料、靴、ブーツ、鞄、袋物など
vc極めて有用である。以下実施例によシ本発明を説明
する。
実施例 ポリテトラメチレングリコール、P、P’−ジフェニル
メタンジインシアネートおよび1.4−ブタンジオール
からなる熱可塑性ポリウレタンをメルトプロー法によυ
紡糸し次表の如き性能の不織布を得た◇ 目 付 60 9/?P!2 引張強力 o、 s s #/(!II破断伸度 52
5 % 100S伸長弾性率 92 % 剛軟度 29 鵡 この不織布にエマルジョンタイプのアクリル系接着剤(
ヨドゾールA−4540)と整泡剤(カネピノールya
80)を混合してホイツパ−によシ体積が1.5倍にな
るまで攪拌して発泡させた接着剤をワイヤードクターを
用いて塗布し、繊維長0.8B、繊度1.5デニールの
褐色レーヨンを静電植毛したう 得られた植毛布帛は次表の如き性能を示した。
目 付 5 0 0 9/m” 引張強力 798 g/C−a 破断伸度 490 % 50%伸長弾性率 92.4 % 剛軟度 29.。
通気度8° t:o/5ea10++!この植毛布帛は
伸縮性、柔軟性、通気性を有するベルベット調の布帛で
アシ、ナイロンのノー−7トリコツトと組合わせて婦人
用スーツとしたところ風合、および着用感が極めて好適
であった。
I カネボウ合繊株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 溶融紡糸されたポリウレタン弾性フィラメント
    が実質的に集束されずに積層され、前記積層されたフィ
    ラメントの接合点が該フィラメント自体によ)接着され
    てなるポリウレタン弾性繊維不織布に非弾性繊維の短繊
    維が植毛されてなる伸縮性、柔軟性および通気性を有す
    る植毛布帛。 (2) ポリウレタン弾性繊維不織布の剛軟度(7)が
    一般式 %式% 〔yは剛軟度(鵡)、Xは目付CI!/nl>を表わす
    〕で表わされる範囲である特許請求の範囲第1項記載の
    布帛。 (5) ポリウレタン弾性繊維不織布の100%伸長弾
    性率が855X以上である特許請求の範囲第1項記載の
    布帛・ (4) 非弾性繊維の短繊維がナイロン、アクリル、レ
    ーヨン、アセテート、綿、パルプ、羊毛又は絹である特
    許請求の範囲第1項記載の布帛。
JP58111427A 1983-06-20 1983-06-20 伸縮性植毛布帛 Granted JPS602353A (ja)

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