JPS6023539Y2 - 伸縮パイプのロツク装置 - Google Patents

伸縮パイプのロツク装置

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JPS6023539Y2
JPS6023539Y2 JP4436781U JP4436781U JPS6023539Y2 JP S6023539 Y2 JPS6023539 Y2 JP S6023539Y2 JP 4436781 U JP4436781 U JP 4436781U JP 4436781 U JP4436781 U JP 4436781U JP S6023539 Y2 JPS6023539 Y2 JP S6023539Y2
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JP
Japan
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pipe
brake cylinder
ball
hole
lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP4436781U
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English (en)
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JPS57156605U (ja
Inventor
博 加藤
Original Assignee
株式会社 エコ−工芸
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 エコ−工芸 filed Critical 株式会社 エコ−工芸
Priority to JP4436781U priority Critical patent/JPS6023539Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、大径のパイプの内側に小径のパイプを嵌め
合わせた伸縮パイプのロック装置に関するものである。
第1図に示すように、接地輪1備えた荷台枠2の背部に
バンドル枠3を設けた運搬車は、バンドル枠3を起伏自
在に設けるを共に、上記バンドル枠3の縦パイプ4を伸
縮自在パイプで構成して不使用時に小さく折り畳むこと
ができるようにしている。
前記バンドル枠3の縦パイプ4は、第1パイプ10の内
側に第2パイプ11を挿入し、この第2パイプ11の内
側にさらに第3パイプ12を挿入し、運搬車の使用状態
において縦パイプ4を伸縮し、その調整位置においてロ
ックするようにしている。
ところで、上記のような運搬車に使用された伸縮パイプ
(縦パイプ4)のロック装置は、第1パイプ10にコ字
状のストッパ枠の両端を連結してストッパ枠を揺動自在
とし、上記ストッパ枠の横桟に設けた屈曲部を縦パイプ
4間に挿入して、この縦パイプ4を横方向に拡げるよう
にしているため、安定したロック状態を取ることができ
ず、しかもロック操作に手間がかかるという欠点がある
また、縦パイプ4を短かくすると、縦パイプ4にたわみ
性がなくなるため、縦パイプ4間に屈曲部を嵌合するこ
とができず、縦パイプ4の長さを任意に調整することが
できないという欠点がある。
この考案は、上記の欠点を除去し、伸縮パイプの固定及
び固定解除の操作が容易に行なえ、しかも伸縮パイプを
長さを調整した任意の位置で確実に固定することができ
るようにしたロック装置を提供することを目的としてい
る。
この考案は、第1パイプの内側に挿入した第2パイプの
端部にロックピンを固定し、このロックピンの端部に小
径軸部を設け、この小径軸部の端に円錐部を形成し、前
記ロックピンの外側に制動筒を嵌め合わせ、上記制動筒
に形成した孔にロックポールを嵌合し、このボールを前
記円錐部で外方向に移動させて外周一部を第1パイプの
内側に圧接させるようにしたものである。
以下、この考案の一実施例を添付図面に基づい′て説明
する。
第2図乃至第4図に示すように、第1パイプ10の内側
に第2パイプ11が挿入され、この第2パイプ11の内
側に第3パイプ12が挿入されている。
第2パイプ11の端部にロックピン13が固定され、こ
のロックピン13の外側に制動筒14が嵌め合わされて
いる。
ロックピン13の端部には横孔15が形成され、この横
孔15に二つの位置決めボール16.17と、このボー
ル16.17を外方に移動させるスプリング18とが嵌
め合わされている。
一方の位置決めボール16は、制動筒14に形成した縦
孔19に嵌合し、前記位置決めボール16が縦孔19に
よって制限される範囲内において、制動筒14は軸方向
にスライド可能になり、またボール16と縦孔19との
係合によって制動筒14は回り止めされている。
前記ロックピン13は、小径軸部20を端に備え、この
小径軸部20の端に円錐部21が形成されている。
小径軸部20と制動筒14との間に形成された空間には
複数のロックボール22が環状に配置され、この各ロッ
クボール22の外周一部に形成した孔23に嵌り込んで
制動筒14と共に移動するようになっている。
制動筒14には、横孔15に嵌合した他方の位置決めボ
ール17の外周一端が嵌合可能な係止孔24と軸方向に
向く長孔25とが軸方向に直列に設けられ、上記位置決
めボール17の外周一部が係止孔24に嵌合すると、制
動筒14の軸方向の移動が阻止されると共に、ロックボ
ール22が小径軸部20の外周に臨み、また、位置決め
ボール17が長孔25の係止孔24よりの一端部に嵌合
し、それより長孔25の他端部に嵌合すると、円錐部2
1の大径側部分がロックボール22を外方向に押して第
1パイプ10の内面に圧接させるようになっている。
また、制動筒14が第2パイプ11がわの端部外周には
膨出部26が形成されている。
一方第1パイプ10の上端内周には上記膨出部26との
当接によって制動筒14の上方向の移動を防止する上部
ストッパ27が設けられており、かつ下端内周には内向
きに下部ストッパ28が形成されている。
実施例で示すロック装置は上記の構造から戊り、その作
用を説明する。
第3図に示すように、位置決めボール17の外周一部が
制動筒14の係止孔24に嵌り込んでいると、ロックボ
ール22は小径軸部20の外周に臨んでいるため、第2
パイプ10に対して第2パイプ11を軸方向に移動させ
ることができる。
このような状態において、第2パイプ11を上方向に引
き上げて制動筒14の膨出部26を上部ストッパ27に
当接させ、そして第2パイプ11をさらに上方向に移動
させると、軸方向に停止する制動筒14に対してロック
ピン13が移動し、位置決めボール17の外周一部は長
孔25に嵌合する。
またロックボール22は円錐部21の外周部に対応する
この状態において、第2パイプ11を下方向に移動させ
ると、位置決めボール17は長孔25の下端に移動し、
このときロックボール22は第2図に示すように円錐部
21の小径側部分の外側に対応するため、第2パイプ1
1を下方間に任意に移動させることができ、伸縮パイプ
の長さを自由に調整することができる。
伸縮パイプの長さの調整後において、第2パイプ11を
引き上げると、位置決めボール17は長孔25に沿って
移動自在であるため、自重によって下向きに移動しよう
とする制動筒14に対してロックピン13が上方向に移
動し、円錐部21の大径側の部分がロックボール22の
外側に臨むようになる。
このため、ロックボール22は外方向に押し出されて外
周一部が第1パイプ10の内周に圧接し、その圧接によ
って第2パイプ11の上方向の移動が阻止される。
なお、第2パイプ11の上方向のロックを解除する場合
は、第2パイプ11を下方向に移動させて下部ストッパ
28に制動筒14の下端を当接させ、さらに第2パイプ
11を下方向に移動させて第3図に示すように、位置決
めボール17の外周一部を係止孔24に嵌合させる。
なお、実施例の場合は、第2パイプ11を第1パイプ1
0の上方に位置させたが、両パイプ10.11の向きを
逆向きとして使用することもできる。
以上のように、この考案は、第2パイプの端部に固定し
たロックピンの外側に制動筒を嵌め合わせて軸方向にス
ライド可能に、かつ非回転に支持し、この制動筒に形成
した孔にロックボールを嵌合し、一方ロツクピンの端部
には円錐部を形成してので、第2パイプを伸縮調整した
のち、第2パイプを引き上げる簡単な操作により、円錐
部がロックボールを外方向に押し出して第1パイプの内
側に当接させることができ、この結果、第2パイプを伸
縮調整した任意の位置で引き伸し方向の移動を確実に固
定することができ、第1図に示すような運搬車の縦パイ
プのロック装置として最適である。
また、制動筒に係止孔を設け、この係止孔に位置決めボ
ールを嵌合したとき、ロックボールを第1パイプの内周
に対して非接触の状態で保持することができるので、第
2パイプを引き伸し方向に軽い力で移動させることがで
きる。
さらに、第1パイプの両端部内側に制動筒の軸方向の移
動を制動するストッパを設けたので、ロックボールが第
1パイプの内側に当接する状態と当接不可能な状態との
切換え操作が簡単であり、切換えのためにレバー等の機
構を不要とし、構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る装置を実施した運搬車の斜視
図、第2図は同上のロック装置の一実施例を示す縦断正
面図、第3図は第2図の作動状態を示す縦断正面図、第
4図は同上のロックピンと制動筒とを示す分解斜視図で
ある。 10・・・・・・第1パイプ、11・・・・・・第2パ
イプ、13・・・・・・ロックピン、14・・・・・・
制動筒、17・・・・・・位置決めボール、18・・・
・・・スプリング、20・・・・・・小径軸部、21・
・・・・・円錐部、22・・・・・・ロックボール、2
3・・・・・・孔、24・・・・・・係止孔、25・・
・・・・長孔、27・・・・・・上部ストッパ、28・
・・・・・下部ストツノく。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1パイプと、この第1パイプの内側に挿入された第2
    パイプより威り、前記第2パイプの端部にロックピンを
    固定し、このロックピンの外側に制動筒を嵌め合わせて
    軸方向にスライド可能に、かつ非回転に支持し、前記ロ
    ックピンの端に小径軸部を設け、かつ小径軸部の端に円
    錐部を形成し、前記小径軸部と制動筒との間に複数のロ
    ックボールを環状に配置して各ボールの外周一部を制動
    筒に形成した孔に挿入し、前記ロックピンの端部に形成
    した横孔に位置決めボールと、このボールを外方向に押
    圧するスプリングとを嵌め、前記制動筒の軸方向には位
    置決めボールの外周一部が嵌合する係止孔と軸方向に長
    く延びる長孔とを直列に設け、位置決めボールが係止孔
    に嵌合する状態においてロックボールが小径軸部の外側
    に臨み、位置決めボールが長孔の係止孔よりの一端部に
    嵌合してそれより長孔の他端部に嵌合する状態において
    ロックピンが円錐部の大径側部分で押されて第1パイプ
    の内面に圧接するよう係止孔と長孔の形成位置および長
    孔の軸方向の長さを規制し、前記第1パイプの内側両端
    部に前記制動筒の軸方向の移動を制限するストッパを設
    けた伸縮パイプのロック装置。
JP4436781U 1981-03-28 1981-03-28 伸縮パイプのロツク装置 Expired JPS6023539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4436781U JPS6023539Y2 (ja) 1981-03-28 1981-03-28 伸縮パイプのロツク装置

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JP4436781U JPS6023539Y2 (ja) 1981-03-28 1981-03-28 伸縮パイプのロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57156605U JPS57156605U (ja) 1982-10-01
JPS6023539Y2 true JPS6023539Y2 (ja) 1985-07-13

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ID=29841295

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JP4436781U Expired JPS6023539Y2 (ja) 1981-03-28 1981-03-28 伸縮パイプのロツク装置

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JP2860447B2 (ja) * 1994-08-10 1999-02-24 エース株式会社 携行用カート
DE102014109010A1 (de) * 2013-11-18 2015-05-21 Ferdinand Lusch Gmbh & Co. Kg Hubsteller sowie Sitz- und/oder Liegemöbel mit einem Hubsteller

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JPS57156605U (ja) 1982-10-01

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