JPS60234630A - 洗浄による再生可能な除塵用粘着処理マツト - Google Patents

洗浄による再生可能な除塵用粘着処理マツト

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JPS60234630A
JPS60234630A JP8930784A JP8930784A JPS60234630A JP S60234630 A JPS60234630 A JP S60234630A JP 8930784 A JP8930784 A JP 8930784A JP 8930784 A JP8930784 A JP 8930784A JP S60234630 A JPS60234630 A JP S60234630A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、洗浄忙よる再生可能な除塵用粘着処理マット
に関するもので、より詳細には、種々の建造物等の入口
に除塵の目的で敷設して使用され、踏んだ時の感触忙優
れていると共に、除塵効果にも、顕著に優れており、し
かも耐水性を有しながら、洗滌忙よる再生処理が可能な
除塵用粘着マットに関する。
従来、病院、研究所、工場、各種店舗、事務所、一般の
住居等においては、産額或いはこれらに付着する微生物
等が歩行者の靴底等圧付着して、屋内に持込まれるのを
防止するため、除塵マットを人口等に敷設して使用して
いる。
この除塵マットには、大別して2つの系統があり、一つ
は粘着マットと呼ばれるものであり、一つはパイル状マ
ットと呼ばれるものである。
前者の粘着マット忙は、塩ビプラスチゾルをシート状に
成形ゲル化させてシート自体に粘着性をもたせたものや
、粘着性フィルムを基体に貼着させたもの等が知られて
おり、このタイプのマットはマット表面の粘着性を利用
して靴底等に付着する産額をマット側に移行させようと
するものである。このタイプの粘着マットは、これを単
に踏むだけで、これと接触する面に付着する産額な除去
するという特性には優れているが、靴底等との間に当然
粘着力が発生し、歩行に際して靴底がベタットマツ)K
<つり(不快感を免れない。更忙、靴底は平面というよ
りは、むしろ情態し、くぼんだ面を有することから、く
ぼんだ凹部に付着している産額等は粘着表面と接触せず
、十分満足すべき除塵効果を挙げるに至っていない。
また、後者の除塵マットは、繊維パイル部が靴底等の平
面部のみならずくぼんだ部分ともよく摺擦し、塵等の汚
れの除去が可能となるという利点を有するが、産額の付
着保持率が粘着マットに比して概して低いという欠点が
ある。
更に、粘着性マットの最大の欠点は、これの再生処理が
不可能で、殆んどが使い捨ての形で用いられているとい
うことである。
本発明者等は、マットのパイル面に粘着剤を施こすこと
により、靴底等で踏んだときにづタラと粘着する傾向が
少なく、防塵マットとしての感触乃至風合いに優れてい
ると共に、靴底等のくぼんだ部分からも産額を粘着除去
し、しかも一旦粘着される産額を再飛散することなしに
保持させ得ること、及びこの際マットパイルに施こす粘
着剤としてアルカリ可溶性またはアルカリ分散性を有す
る粘着剤、例えばアクリル樹脂系、アルキド樹脂系等の
粘着剤を使用□すると、使用済みマットの再生処理が至
って容易に行われるととも罠、特にアクリル樹脂系粘着
剤を使用した場合には粘着剤処理物の耐水性をも維持で
きることを見出すに至った。
即ち、本発明によれば、マットのパイル面に、アルカリ
可溶性乃至アルカリ分散性粘着剤、そり内特にアクリル
樹脂系粘着剤を塗布して成ることを特徴とする洗浄によ
る再生可能な除塵用粘着マットが提供される。
本発明を、添付図面を参照しつつ以下に詳細に説明する
本発明の除塵用粘着マットの断面構造を示す第1図にお
いて、基布1にはパイル系2がタフト化され且つその先
端が切揃えられてマット面を形成している。基布1の裏
面には、例えばニジストマー・ラテックスの塗布により
、或いはエラストマーシートの接着により形成されたバ
ッキング層6が形成されている。
このパイル糸の層を拡大して示す第2図において、個々
のパイル糸60表面には、アルカリ可溶性のアクリル樹
脂から成る粘着剤4が薄い層或いは粒子等の形で設けら
れている。
本発明は、マットのパイル面にアルカリ可溶性粘着剤、
その内特にアルカリ可溶性アクリル樹脂系粘着剤を塗布
したものを、除塵用マットとして使用するとS−5底等
で踏んだときにペタンと粘着する傾向がな(、しかも靴
底等の凹部に付着した産額をも有効に除去でき、更に通
常のパイルマットに比して除塵率も、産額の保持率も顕
著に向上するという作用効果が達成されることに先ず第
一の特徴を有するものである。。
下記の例は、市販の粘着マット5点、粘着剤フィルム及
び粘着剤をマットのパイル面に塗布したものKついて、
粘着力を測定した結果を示す。
例1゜ 市販の塩化ビニル樹脂プラスチゾル粘着マットA及びB
Kついては、それを直接測定に付した。
また、市販のディスポーザブルタイプの粘着シートC1
D及びEについては、スポンジ付両面粘着テープのスポ
ンジ側をアルミ板に貼付固定し、粘着力の測定を行った
。アルカリ可溶型アクリル系粘着剤4種類及びポリオレ
フィン系粘着剤(アタクテイツクボリプロピレン)を、
シャーレに入れ、乾燥してフィルムを形成させ、このフ
ィルムを調湿した後測定を行った。更に、前述したアク
リル系粘着剤の成るものを、マットパイルに塗布し、乾
燥した後測定を行った。ペースマットとしては、次のも
のを用いた。
ペースマット1゜ パ′イル: BCFナイロン (ステッチ6/インチ、ゲージλ パイル高9m++t、目付880Vm″。
カットパイル) 基 布: ポリエステル平織布(20([’/m2) バッキング: NERラテックス(1000g/L” 
) (固形分46チ) ベースマット2゜ バイル:巻縮ナイロン150デニール (ステッチ92/インチ、ゲージ %、パイル高10闘、目付606 717m2.カットパイル) 基 布: ポリエステル平織布 バッキング: ウレタン ベースマツトロ。
パイル: ナイロン600デニール (ステッチ9/インチ、ゲージλ パイル高5M、目付96.097m” 。
カットパイル) 基 布: PP綿をタフトしたPP平織布バッキング:
 NBR パイルマットへの粘着剤の塗布量は、パイル表面100
cIIL″当り固形分で粘着剤0.5gの割合いとした
粘着力の測定は、20℃及び65±5チRHの環境下で
、直径10mm、接着面積0.785m” の円形アダ
プター及び不動工業(力製レオメータ−を用い、アダプ
ターに2kgの荷重をかけてマットの粘着処理面に押圧
させた後、2cIIL/mLnの引張速度で垂直剥離力
を測定した。
得られた結果を第1表に示す。
B 100 C粘 着 シ −ト 296 D〃161 E〃68 F アクリル系粘着剤■ 2800 6 tt l 5600 II // I 4610 7 // pi 4110 K ポリオレフィン系粘着剤 500 L ベースマット1+アクリ、ヤ系粘着剤■OM ベー
スマット2+アクリル系粘着剤1[ON ベースマツト
ロ+アクリ具膏牌ε管剤11 0 ’Oペースマット2
+アクリル系粘着剤■0上述した結果は、市販の粘着マ
ットは何れも、程度の差はあれ、抑圧面へ粘着力を示し
、これが不快感を及ぼす原因であると考えられるのに対
して、本発明によれば、それ自体かなり粘着力の強い粘
着剤を用いる場合にも、これをパイル面に施こすことに
より、粘着力を測定し得ない低いレベルとし、感触の著
しい改善がもたらされることがわかる。
例2゜ 次に、前述した市販の粘着マット及び本発明による粘着
剤処理マットについて、凹凸面に付着する塵量ついて除
塵効果を測定した結果を下記第2表に示す。
市販粘着マットとしては、前記第1表に用いたA−Eを
、本発明による粘着処理マットとしてはF乃至Jを用い
た。
除塵率の測定は次の通り行った。即ち、1cIIL当り
深さ5間の溝が設けられている大きさ8 an X 8
αのゴムシートに、JIS Z8901の8種の塵を塗
布量を変化させて一様に塗布し、この産金布面とマット
の粘着面とを30kgの圧力で接触させ、次いでゴムシ
ートな付]離し、持込み塵量(塗布量)と粘着面への塵
抽集忙とをグラフにプロットする。
添付M面第6図及び第4図は夫々、市販の粘着マットB
及び本発明による粘着処理マットLについての塵持ち込
み量(m9/64ゴ)と塵捕集量(m9 / 64 c
rrF )との関係のプロットを示す。これらの図面の
プロットにおける値線の勾配からが得られる。
結果を下記第2表に示す。
8 12 C粘 着 シ −ト 7 8 9 L ベースマット1+アクリル系粘着剤H36M ペー
スマット2+アクリル系粘着剤II 34N ベースマ
ツトロ+アクリル系粘着剤If 360 ペースマット
2+アクリル系粘着剤ff 37上記第2表の結果から
、マットのパイル面に粘着剤を施こすことにより、公知
の粘着マットに比して除塵率、即ち持ち込み塵量当りの
塵捕集量を顕著に向上させることが了解されよう。
例6゜ 次に、マットへの粘着剤の塗布量と除塵率(%)との関
係を測定した。マットとしては、前述したペースマット
I、■及び■を用い、アクリル系粘着剤■を種々の塗布
量で塗布し、乾燥及び調湿を行った。この粘着処理マッ
トについて、塵塗布ゴムシートとして、例2の凹凸ゴム
シートの代わりに、平面状のゴムシー14?用いる以外
は例2と同様にして除塵率を測定した。
測定結果を第6表に示す。
第 6 表 除塵率(%) 0 68% 25% 66% 0.2 64 76 68 0.4 65 81 72 0.6 70 80 ’74 上述した結果は、未処理のパットマイルに比して、粘着
剤の塗布処理により、除塵率が顕著に向上する事実を示
す。
例4゜ 例6で製造した粘着処理マットについて、塵保持量を測
定した。即ち、各種マットに、JIS Z8901の8
種の塵を十分に施し、ダスト振い落し器において、余剰
の塵を振い落し、パイルに保持される塵の量を測定した
。比較のため、アクリル系粘着剤■で形成した粘着フィ
ルムについても同様の試験を行った。結果を第4表に示
す。
第 4 表 (塵保持量V1007) 0 0.5 0.6 0.4 0.2 1.4 1.3 1.3 0.180.4 1
.8 1.6 1.7 0.180.6 2.2 1.
9 2.1 0.18上述した結果は、マットパイルに
粘着剤を塗布することにより、塵の保持率が顕著に向上
し、一旦捕捉した塵の再飛散が有効に防止されることが
わかる。
粘着剤なタクト化マットのパイル面に施こす場合に生ず
る最も大きな問題は、塵等の汚れを付着保持した粘着剤
をパイル糸から除去することが非常に困難であるという
ことである。即ち、粘着剤を構成する104脂が水浴性
のものである場合には、雨天時等の水分により粘着剤が
パイル糸から除去されたり、或いは移行乃至流動したり
する欠点な生じ、一方粘着剤構成重合体が完全に水不溶
性の場合には、これを除去するために高価な有機溶剤の
使用が必要となったり、或いは有機溶剤の使用により、
バッキングが溶解、膨□或いは損傷を受ける傾向がある
。本発明によれば、アルカリ可溶型またはアルカリ分散
性粘着剤を使用することにより洗剤可溶型であるため、
粘着マットとしての使用時には十分な耐水性が保持され
、しかもアルカリ可溶型アクリル系粘着剤を使用した場
合にはそれに特有の粘着効果の持続性、耐候性、耐光性
、耐油性、耐老化性等が保持される。しかも、工業的な
洗濯は、一般にpE7乃至12程度のアルカリ側の水中
で行なわれることから、このアクリル系粘着剤は、アル
カリ性水性媒体中に容易に溶解乃至分散するので、使用
済マットに付着している粘着剤を汚れと共に有効に除去
して再生処理が可能となる。
アルカリ可溶型または分散型粘着剤としてはアクリル樹
り行系粘着剤、アルキッド樹脂粘着剤、ポリエステル樹
脂粘着剤等が利用できる。
行に、アルカリ可溶型のアクリル樹脂は、一般に樹脂に
粘着性を付与するだめの高級アルキルのアクリル又はメ
タクリル・エステル単位と、樹脂にアルカリ可溶性を付
与するためのエチレン系不飽和カルボン酸又はその無水
物から成る単位とな必須成分として主鎖中に含有し、更
に場合により他のエチレン系不飽和単蒙体の単位を含有
している。このアクリル系共31合体を含むアルカリ可
溶型またはアルカリ分散型粘着剤は、所望のアルカリ可
溶性乃至アルカリ分散性を有するように、一般にその酸
価が10乃至170、特に好適には20乃至160の範
囲にあるべきである。この酸価の下限を越えると、必要
なアルカリ分散性が得られなくなり、一方上限を越える
と粘着剤の耐水性が著しく低下するようになる。
高級アルキルアクリル又はメタクリル・エステルとして
は、炭素数が4乃至18、特に6乃至10のアルキルエ
ステルが。1&当であり、例えばブチルアクリレート、
アミルアクリレート、アミルメタクリレート、2−エチ
ルへキシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリ
レート、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート、
ステアリルアクリレート等が挙げられる。これらの高級
アルキルアクリル又はメタクリルエステルは、アクリル
共重合体中に40乃至95重量%、特に50乃華90重
量%の量で存在できる。
エチレン系不飽和カルボン乃至その無水物としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、フマル酸、マレ
イン酸、シトラコン酸、無水マレイン酸、乍水イタコン
酸等が挙げられ、これらは前述した酸価な与えるに十分
な量で、重合体鎖中に組込まれる。
これらの単量体と組合せで使用され得る他のエチレン系
不1包相E1体としては、酢酸ビニル等のビニルエステ
ル類;アクリル酸メチル、メタクリル峻メチル等の低級
アクリルエステル類:アクリロニトリル等の不飽和ニト
リル類;スチレン、ビニルトルエン等のビニル芳香族;
ブタジェン等のジオレフィン類;塩化ビニル等を挙げる
ことができる。
これらのアクリル樹脂は、一般にフィルムを形成するに
足る分子[遣を有するべきであり、その塗布用組成′吻
は、アクリル樹脂中に含まれるカルボン酸基をアンモニ
ウム塩に変換させ、自己乳化性を与えることにより容易
に得られる。このものを乾燥すると、アンモニウム分が
揮発して、十分な耐水性が付与される。また、洗濯に際
しては、力□ ルポン酸基がナトリウム塩となることで、容易に水溶性
乃至は水分散性が得られる。
このアクリル系粘着剤には、必要に応じ、それ自体公知
の配合剤の1種又は2種以上、例えば必要に応じ、ポリ
テルペン樹脂、ガムロジン、ロジンエステルまたはロジ
ン誘導体、油溶性フェノール樹脂、クマロン・インデン
樹脂、石油系炭化水素樹脂等の粘着付与剤;ミネラルオ
イル、液状ポリブテン液状ポリアクリレート、ラノリン
等の可塑剤乃至軟化剤;亜鉛華、酸化チタン、各種クレ
イ、水和アルミニウム、炭酸カルシウム、各種顔料等の
充填剤乃至顔料;ゴム用老化防止剤、ジチオカルバメー
ト、金属キレート剤等の老化防止剤等を配合し得る。
アルカリ可溶型またはアルカリ分散型粘着剤を用いた粘
着処理マットが洗浄性に優れていることを示すために、
特にアクリ)し樹脂系粘着剤を用いた場合を次の例によ
り詳細に説明する。
例5゜ JIS L0803で規定される標準ナイロン白布に、
下記に示す粘着剤を、第5図及び第6図に示す塗布量(
基布乾燥重量及び粘着剤、固形分基準のチ)で塗布し、
乾燥した。
この粘着剤処理布に対して、下記組成 硬性牛脂 10部 流動パラフィン 60部 カーボンブラック 6部 JIS 規定の8種ダスト 7部 を有する人工汚、垢を、ペースト状にし、常温でスポン
ジで摺り込んだ後、余剰め汚垢を拭き取り、1日間放置
して汚染布とした。
尚、白布Y値は82.6で、汚染布Y値は6.0〜4.
2であった。
上記各汚染布を、T1の条件で洗浄し、洗浄前後の反射
率(Y値)より洗浄効率を測定した。
テストA: 使用機器: Terg −0−tometer ′回転
数: 100 rpm 洗浄温度=50°C 洗浄時間:15分 負荷量:汚染布10cmx 10cmx 6枚/z洗 
剤:fR維用洗剤(pH10,9)尚、このテストで白
布再汚染率は66.4%であった。
テストB: 使用機器: Terg + O−ttymete、r回
転数:100γp7n 洗浄温度:50℃ 洗浄時間=15分 負荷量:汚染布10crrL×10CfIL×6枚/I
!洗 剤:無水炭酸ソーダ 5.09/e尚、このテス
トでの白布再汚染率は51.2%であった。
試験に用いた粘着剤は次の通りである、粘着剤I(アル
カリ可溶型アクリル系粘着剤)酸価79のオクチルアク
リレート−酢酸ビニル−アクリル酸共1F合体。
粘着剤■(アルカリ可溶型アクリル系粘着剤)酸価26
のオクチルアクリレート−メタクリル酸メチル−メタク
リル酸−アクリル酸共重合体。
粘着剤111(ytl媒可溶型アクリル系粘着剤)酸価
8のオクチルアクリレート−アクリル酸メチル−無水マ
レイン酸共重合体。
粘着剤■(ポリオレフィン系粘着剤) アタクテイツク・ポリプロピレン。
粘着剤V(天然ゴム系粘着剤) 粘着剤■(石油樹脂系粘着剤) テストAの結果を第5図及びテストBの結果を第6図に
夫々示す。
第5図及び第6図の結果は、アルカリ可溶型乃至アルカ
リ分散型のアクリル樹脂粘着剤を用いることにより、優
れた洗浄効率が得られること、及び従って、この粘着処
理マントを使用すると、マットの洗浄及び再生処理が至
って容易に行われることを示している。
粘着剤を塗布するパイルマットとしては、巻縮或いは未
巻縮のナイロン繊維、アクリル繊維、ビニロン繊維、ポ
リエステル繊維、塩化ビニリデン繊維、ポリオレフィン
繊維、ビニロン繊維等の合成繊維の紡績糸やマルチフィ
ラメント糸や、木綿等の天然繊維紡績糸、或いはこれら
の混紡糸等が使用される。
パイル糸をタフト化して固定する基布としてはポリエス
テル繊維等の寸法安定性に優れた合成繊維の織布や不織
布或いはA(?3等が使用される。)くイル糸、のパイ
ル長は、特に制限はないが、一般に6乃至40g、特に
5乃至20−の範囲にあるものが望ましい。
バッキングに使用するニジストマーとしては、アクリロ
ニトリル−フリジエン共重合ゴム(NBiBi12チレ
ン−フリジエン共Is 合コム(SDR)、クロロプレ
ン等の合成ゴムや、軟質塩化ビニル樹脂、ポリウレタン
、アクリルエラストマー、スチレン−ブタジェンブロッ
ク共j1合体ニジストマー等の熱可塑性樹脂ニジストマ
ーを挙げることができる。これらのエラストマーは、ラ
テックスの形でマット基布草℃簡に、bfllこし、乾
燥し、必要によりキュアすることによりバッキング層と
する。ノくツキング層を更に厚くしたい場合には、ラテ
ックスの形で設けたバッキング層と未加硫のゴムシート
とを重ね合せ、加圧加熱下に加硫と接着とを行つて、厚
いバッキング層を形成させる。
粘着剤のパイル層への塗布は、スプレー塗布、ブラシ塗
布、ローラ塗布、ブレード塗布等のそれ自体公知の方法
で行われる。粘着剤のパイル層への塗布量は、前述した
例に示す通り、粘着剤の固形分を基準として、パイル層
面積当り0.05乃至21!/100cTL2、特に0
.2乃至19 / 100 cyri2の量で設けるの
がよい。
粘着剤を塗布した後、パイル層を乾燥し、必要によりキ
ュアして本発明の製品とする。
本発明の粘着処理マットは、これを一定期間需要者に貸
与した、これを回収し、通常の洗浄作業を行うことによ
り、マットパイルに付着した汚れと共に粘着剤を容易に
洗浄除去でき、洗浄後のマットに再び粘着処理を行うこ
とによって、マットの反復使用が可能となり、除塵マッ
トの効果を高め、また除塵マットのコストを低減させ得
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の除塵用粘着マントの断面構造を示す
断面図、 第2図は、第1図のパイル糸を拡大して示す部分拡大断
面図、 第6図及び第4図は例2における粘着マットB及び粘着
処理マットLについて塵持ち込み量と塵捕集量との関係
を示すグラフ、 第5図及び第6図は、各種粘着剤処理物について、塗布
量と洗浄効率との関係を示す線図であって、第5図は衣
料用洗剤を使用した例、第6図は炭酸ソーダを使用した
例である。 特許出願人 ダスキンフランチャイズ株式会社代理人 
*q−+ M * s”(堪;第 1 t、’2i 第 2U;1 第3図 第4図 第5図 10 第6図 11°l。 手続補正書(自発) 昭和59年 8月15日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 特願昭59−89307号 2、発明の名称 洗浄による再生可能な除塵用粘着処理マット3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 井)翳門翳フ:ld器 4、代理人〒tOS 5、補正命令の日付 な し 6、補正の対象 (1)明細書第9頁下から5行に、「F乃至J」とある
を、rL乃至O」と訂正する。 (2)仝第11頁8行に、「ペースマットI、II及び
■」とあるを、rベースマット1.2及び3Jと訂正す
る。 (3)仝第11頁の第3表中のペースマットの欄に、r
I」 、rI[4、rm」とあるを、それぞれ、FIJ
 、l’2J 、、f3Jと訂正する。 (4)仝第12頁の第4表中のペースマットの欄に、r
l J 、 rI[4、rI[[,1とあるを、それぞ
れ、FIJ 、r2J 、r3J 、!:訂正する。 (5)仝第18頁3行に、「硬性牛脂」とあるを、「硬
化刺1と訂正する。 以 上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) マットのパイル面に、ア゛ルカリ可溶性乃至ア
    ルカリ分散性粘着剤を塗布して成ることを特徴とする洗
    浄による再生可能な除塵用粘着マット。
  2. (2)前記粘着剤がアクリル樹脂系粘着剤である特許請
    求の範囲第1項記載のマット。
  3. (3)前記粘着剤を、固形分基準でパイル面に0.05
    乃至2g/l、OOiの量で塗布して成る特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のマット。
  4. (4) 前記粘着剤が10乃至170の酸価な有する粘
    着剤である特許請求の範囲第1項または第2項記載のマ
    ット。
JP59089307A 1984-05-07 1984-05-07 洗浄による再生可能な除塵用粘着処理マット Expired - Lifetime JPH0626536B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56164087U (ja) * 1980-05-08 1981-12-05
JPS583066A (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 Fujitsu Ltd 自動取引操作装置

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JPS583066A (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 Fujitsu Ltd 自動取引操作装置

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