JPS60232303A

JPS60232303A - 円柱体の回転送り装置

Info

Publication number: JPS60232303A
Application number: JP59085916A
Authority: JP
Inventors: Tokuji Nishida; 西田　篤治; Yoshihisa Hoshino; 星野　好久
Original assignee: Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Priority date: 1984-04-27
Filing date: 1984-04-27
Publication date: 1985-11-19
Anticipated expiration: 2009-09-28
Also published as: JPH0676138B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

技術分野本発明は、例えば核燃料ペレットなどの円柱体の外周側
面を外観検査するために用いられる円柱体の回転送り装
置に関する。従来技術とその問題点軽水型原子炉用の核燃料ペレット（以下ペレットと略称
する。）は二酸化ウラン粉末の成形坏な高温下で焼結し
て焼結体とした後ごの焼結体の外径研削を行い、さらに
側面と端面の割れ、欠は等の外観検査を行った後、被覆
管内に充填され燃料棒として使用されているっこのペレ
ットは外径が９〜１３ｍｍ、長さが５〜１５ｍｍの円柱
体である。従来、このような円柱状のペレットの外観検査方法とし
ては１例えば特開昭５７−９３２３８号公報に開示され
ているように、同一方向にのみ回転する複数の回転ロー
ラの一側に、亀形に形成され、底部に多数のベレット＆
横臥状に整列収納したトレイを手作業で搬入して隣接さ
せ、このトレイから前記複数の回転ローラ上に多数のペ
レットを移して１回転するローラ上でペレットを同時に
同一方向に所定速度で回転させながらこれらベレットの
外周を、またビンセットで１ケづつつまみ出して端面な
目視により検査し１割れ、欠けのある欠陥ベレットを発
見丁ればピンセット等でつまみ出して除去する方法が知
られている。しかしながら、この工５な外観検査手段にあっては、次
のような問題点があり、この解決が望まれて（する。ＦＡ）　常時回転しているベレットを目視検査するので
、検査作業者の眼が疲れや丁い。（Ｂ）　検査作業者によって、検査速度が異なり、個人
差が大きく、作業の標準比が難しい。発明の目的本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、検査作業者
の眼の疲れを人さく軽減でき、検査作業者による検査時
間の個人差をなく丁ことが可能で、作業の標準化を図る
ことのできる円柱体の回転送り装置を提供することを目
的とするものである。発明の構成本発明の円柱体の回転送り装置は、複数本の、切欠送り
部が形成された送りローラを平行かつ等間隔に並設し、
これら送りローラを一斉に間欠往復回動せしめる駆動部
を設け、各送りローラ上の円柱体を送りロー２の間欠往
復回動によって転がして移送するようにしてなり、上記切欠送り部は、切欠面の中央部を頂上部とする山形
に形成され、かつごの頂上部からの一方の斜面には谷部
が形成され、かつ二の谷部は送りローラの円柱不移送方
向とは反対側に設けられ。送りローラの本数？：ｎとしたとぎ隣接する２つの送り
口〜うの谷部から谷部ｆでの円柱体の転がる１−１距離を円柱体の局長の（□〕倍としたものである。実施例第１図ないし第４図は本発明の送り装置の一例な示すも
ので１図中符号ｌは基板であるっこの基板ｌ上には複数
本（この例では４本）の送りロー２２・・・が平行に所
定の間隔を置いて並設されている。これら送りローラ２
・・・は、そのロール軸２ａ・・・を、基板ｌ上に固定
された２つの軸受台３．３に取りつげられた軸受４・・
・に正逆１陣動自在の状態で軸支することによって支持
されている。また。各送りローラ２のロール軸２ａの一端には、それぞれウ
オームホイール５・・・が固定されている。そして、こ
れらのウオームホイール５・・・に噛合する１本のウオ
ーム６がロール軸２ａに対して直交するように設けられ
ている。このウオーム６は、基板Ｉ上に固定された２つ
のウオーム支持台７．７に取り付けられた軸・受８，８
に回転自在に軸支されている。また、このウオーム６の
一端は、同転負荷調整用のトセクリミッタ９をブｒして
モータ

【０の回転軸に接続されている。このモータ１ｏ
は。図示しない自動制御機構により制御され、正逆間欠回転
の機能を備え、基板【上に固だされている。！た。並設された送りロー２２・・・の内、最外側の２
本の送りローラ２，２の両側方には、長方形の受入板ｌ
【および排出板【２がそれぞれその長手方向を送りロー
ラ２・・・と平行にして設けられている。受入板１１お
よび排出板１２は、第２図に示す工うに図中右側が低く
なるように傾斜しており、排出板１２には止め板１．２
　ａが立設されている。また、ベレットの有無を検知す
るため光検矧器１３．１３が、第１図中、最左側の送り
ローラ２の左側方および排出板＋２の位置にそれぞれ取
り付けられている。さらに、送りローラ２°・・の下方
にはベレットの破片等を受げるためのトレイ【４が設け
られている。そして、上記送りローラ２は、第４図に示すように、そ
の断面形状がほぼ半月状に切り欠かれて。切欠送り部が形成されているっこの切り欠かれて残され
た部分には、ロール軸２ａが含まれており、この切欠送
り部は、ロール軸２ａの付近が半径方向外方に張り出し
ており、この張り出した部分を頂上部１５としてなだら
かな山形に形成され、かつ一方の傾斜面には（図中左側
の傾斜面）にはほぼ中央付近にやはりゆるやかな谷部＋
６が形成されている。また、切り欠き面の長さと、各送
りローラ２・・・の外周面間の間隙距離との和がベレッ
トそして、各送りローラ２は、その頂上部１５が最上位
置にあり、かつ谷部１６が受入板１１側にある定常位置
で、配設されている。丁なわち、第２図に示した送りロ
ーラ２・・・の配置状態が送りローラ２・・・の定常位
置となる。かくして、自動制御機構により、モータｌＯを正転−停
止一逆転一停止の一定の順序で繰り返し動作させると１
丁べての送りロー２２・・・が同時に先の定常位置から
第２図において時計廻りに回転角度約４０°緩やかに回
動し、一定時間停止し、ついで反時計廻りに緩やかに回
動して定常位置にもどり一定時間停止し、また時計廻り
に約４０゜緩やかに回動する一連の間欠往復回動動作が
繰り返えされるようになっている。次に第５図（ａ）〜（ｈ）を参照して、この装置の動作
を説明する。Ｊまず、第５図（ａ）に示すように、複数
ノヘレット１７・・・を吸着機１８によって前工程から
横臥状態で連続的かつ間欠的に受入板１１上に移乗させ
る。吸着機１８は複数の横臥状態のペレット１７°°°
を吸着した状態で受入板ｌ（の上方から靜かに下降し、
受入板１１にペレットＬ７・・・が接する直前で吸着を
解かれ、ペレット【７・・・は受入板１１に移乗される
。吸着機１８は吸着が解かれると直ちに上昇し、前工程
から新たなペレット１７・・・を吸着し、受入板１１の
上方において待機する。受入板［ｌに移乗したペレツ）１７・・・は、受入ペレ
ット菖７が受入板ｉｔからローラ２の谷部１６に続いて
転がり入る角度で停止している状態にあればペレット１
７はそのまま谷部１６に転入する。また、第５図（ｂ）に示されている状態１丁なわち送り
ローラ２が時計廻り方向に４０°回動した状態（以下、
傾斜位置と云う）にあり、ペレット［７・・・を送りロ
ーラ２の外円周面が遮る状態であれば、ペレットＬ７・
・・はこの位置で停止する。かくして、第１列目の送りローラ２の谷部１６に転入し
たペレット１７・・・は、光検知器１３　、１３に検知
されて一定時間停止し、この停止時間中にペレットＬ７
の側面が上方から目視できる部分（第５図（ａ）におい
て斜線で示した円周のンの部分】Ａを外観検査し、不良
ベレットをビンセット等で除去する、なお、外観検査で
、所定の停止時間を延長させる場合は、手動により自動
制御機構の全機能を一時停止させることができる。最初の外観検査が終ると、丁べての送りローラ２・・・
が回動じて第５図（ｂ）のように傾斜位置となる。これ
によって、ペレツ）１７・・・は［ＥＫよって右方向に
転がり、隣接する２列目の送りローラ２の外円周面に止
る。このとき、受入板１１には次の新しいペレッ）１７
・・・が吸着機１８により移乗されてきて、第１列目の
送りローラ２の外円周面に当る。この状態で一定時間経
過後、全送りロー２２・・・は再び反時計廻り方向に回
動し、第５図（Ｃ）に示すように、最初のペレットＬ７
・・・が第２列目の送りロー２２の谷部【６に転がり入
り、２番目のペレット［７・・・は第１列目の送りロー
ラ２の谷部Ｌ６に転がり入る。第２列目の送りローラ２
の谷部１６に入った最初のペレット１７・・・は、先の
Ａ部分に隣接する円周の１／４　の側面部が上方に向き
、この部分が外観検査される。以下、送りローラ２・・・のＩ往復回動動作毎に。第５図（ｄ）〜（ｈ）に示すようにペレット１７は次々
に右側の送りローラ２上に送られ、かつペレット１７・
・・の上方に向く側面部が円周の３／４づつずれてゆく
。そして、第４列目の送りローラ２の谷ｓ【６に入った
ペレットＬ７・・・は、ここで丁べての０１ｌ１面部が
検査されるごとになる。最後に、第５図（ｈ）に示すよ
うに全周部が検査されたペレットＬ７・・・は、第４列
目の送りロー２２から排出板１２上に送られ、止め板１
．２　ａに当って静止する。排出板１２上のこのペレッ
ト１７・・・は、光検知器１３で検知され、この検知信
号によって吸着機１９が下降してきて、０のペレット１
７°°°を吸着し、そのまま上昇して次工程に移送する
。吸着機１９は次工程へペレットＬ７・・・の移送を終
えると１丁ぐに排出板１２上にもどり、次のペレット搬
出のために待機するっこのような回転送り装置にあっては、ペレット１７・・
・が送りローラ２・・・の【往復回動動作毎にｌつの送
りローラ２から隣りの送りロー２２に転がり、谷部１６
から谷部１６へ／　回転して静止下るので、ペレット【
７・・の谷！（５Ｌ６において上方を向く側面部が円周
の４　ずつずれてゆき、第４列目の送りローラ２におい
て全１１ｆｌ１面部が検査されることになる。また、あ
る送りロー２２において上方を向いているペレット１７
・・・の側面部に隣り合う測面部が仄の送りロー２２に
おいて必ず上方を向くので、実質的にこれら側面部が部
分的にオーバー２ツブし、外観検査における見逃しをな
くすることができる。さらに、送りローラ２・・・の各
脊部１６・・・においてペレットＬ７−°・が一定時間
静止するので、目視による検査が確実に行われるととも
に検査員の眼の疲れが大きく軽減できる。また、ペレッ
ト１７・・・の搬入、搬出が吸着機■８゜［９で自動的
かつ連続的に行え、またペレット［７・・・の送りを自
動的に行えるので、検査を流れ作業式にすることができ
、検査時間の短縮、検査作業の標準比、省力比が計れる
っなお、上記実施例においては１円柱体としてペレットの
例を示したが、これに限らず、棒鋼、ｍ管などの検査に
も使用できる。また、送りローラ２の本数を６本（ｎは
２以上）とし１円柱体の全側面をｎ分割して検査しても
よ（、ｎが５以上の場合は、大径の円柱体を検査するの
に好適であり、ｎが４以下の場合は小径の円柱体の検査
に好適である。この際、送りローラ２の寸法、送りロー
ラ２の切欠送り部の形状、送りローフう２間の間隔等回
転して移るようにする必要があるうさらに、６本の送り
ローラ２・・・を設置し、円柱体がｎ−１回転して送り
ローラ２・・・間を移送するようにしたうえ、最後列の
送りロー２２の後段に同様の追加送りローラを設け、最
初の送りローラ２で検査した円柱体の側面部をもう一度
、この追加送りローラで検査して、再確認を図るように
してもよい。発明の効果本発明の円柱体の回転送り装置は、複数本の切欠送り部
が形成された送りローラを平行かつ等間隔に並設し５こ
れら送りローラを一斉に間欠往復回動せしめる駆動部を
設け、各送りローラ上の円柱体を送りロー２の間欠往復
回動によって転がして移送するようにしたものであるの
で１円柱体が送りローラの切欠送り部に静止した状態で
検査できるので、外観検査が確実に行え、検査員の眼の
疲れを大きく軽減できる。また１円柱体の移送が自動的
に行えるので検査作業の標準化、省力化を計ることがで
きるなどの利点な有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の送り装置の一例な示すも
ので、第１図は平面図、第２図は第１図のｎ−ｕｓ断面
図、第３図は側面図、第４図は送りローラの断面図、第
５図（ａ）〜（ｈ）は、送りローラの円柱体送り動作を
説明する説明図である。２・・・？ｓすｏ−−ｙ、２ａ・・・ロール軸、５・・
・ウオームホイール、６・・ウオーム、［ｏ・・・モー
タ、１５・・頂上部、１６・・・谷部、１７・・・ペレ
ットっ第５図（ｄｌ

Claims

【特許請求の範囲】

複数本の、切欠送り部が形成された送りローラを平行か
つ等間隔に並設し、これら送りローラを一斉罠間欠往復
同動せしめる駆動部を設け、各送りローラ上の円柱体を
送りローラの間欠往復回動によって転がして移送するよ
うにしてなり、上記切欠送り部は、切欠面の中央部を頂
上部とする山形に形成されかつこの頂上部からの一方の
斜面には谷部が形成され、かつ、この谷部は送りローラ
の円柱体移送方向とは反対側に設けられ、送りローラの
本数なｎとしたとぎ隣接する２つの送りローラの谷部か
ら谷部までの円柱体の転がる特徴とする円柱体の回転送
り装置。