JPS60231947A - コントロ−ルトラツクの記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ビデオテープレコーダにおいて、磁気テープ
から各フィールドの映像信号を再生するさいの動作制御
を行うコントロール信号が記録される磁気テープ上のコ
ントロールトラックの記録方式に関する。

［背景技術とその問題点］ 従来より、ヘリキャルスキャン型のビデオテープレコー
ダでは、たとえば第１図に示すような記録フォーマット
にて映像信号の記録再生が行われている。

すなわち、第１図に示す記録フォーマットにおいて、磁
気テープｌ上には映像信号が記録される映像トラックＴ
Ｖ　がテープ走行方向に対して所定の傾斜をもって形成
され、また、音声信号が記録される音声トラックＴＡ　
、コントロール信号が記録されるコントロールトラック
Ｔｃ　およびタイムコードが記録される補助トラックＴ
＆がテープ走行方向に沿って形成されている。

上記映像トラックＴＶ　には、たとえばＮＴＳＣ方式の
カラー映像信号が図示しない回転磁気ヘッドにより１フ
イールド毎に順次に記録される。また、上記コントロー
ルトラックＴＣには、第２図に示すように、ｌフィール
ド毎にレベルが反転して奇数フィールドと偶数フィール
ドを示すコントロール信号ＳＣＯが図示しないコントロ
ールヘッドにより記録される。なお、上記コントロール
信号ＳＣＯには、後述するカラーフレーミングに用いる
マーカＭが２フレーム毎に付加されている。さらに、上
記補助トラックＴＱ　には、上記映像トラックＴＶ　に
記録されるカラー映像信号の各フレームを示すたとえば
ＳＭＰＴＥタイムコード信号が図示しない補助ヘッドに
より記録される。

そして、信号再生時には、上記コントロールトラックＴ
ｃ　から奇数フィールドと偶数フィールドを示すコント
ロール信号ＳＣ６を再生して各種サーボ系を作動させる
ことにより、上記映像トラックＴＶ　を回転磁気ヘッド
により正確にトレースして各フィールドに対応したカラ
ー映像信号を再生するようになっている。

また、上記補助トラックＴＱ　に記録されているＳＭＰ
ＴＥタイムコード信号を再生して映像トラックＴＶ　位
置をフレーム単位で検索することにより、記録済の磁気
テープｌについて編集を行うようになっている。

ところで、上記ＮＴＳＣ方式のカラー映像信号では、カ
ラーバースト信号すなわち色副搬送波の位相が１フイー
ルド毎に９０’ずれるため、４フイールドすなわち２フ
レームを１力ラーフレーム単位として編集作業を行わな
いと編集後のカラー映像信号の色相が乱れてしまうこと
になる。そこで、カラー映像信号の各フレームを示す上
記ＳＭＰＴＥタイムコード信号と上記コントロール信号
ＳＣＯに２フレーム毎に付加されているマーカ閂を利用
してｌカラーフレーム単位内の第１ないし第４のフィー
ルドを判別して所謂カラーフレームロックをとりながら
編集作業を行うようにしていたしかし、上記マーカＭは
コントロール信号ＳＣＯに２フレーム毎すなわち４フイ
ールドに１回し付加されていないので、確実にカラーフ
レームロックをとりながら編集作業を行うのには、多大
な手間と時間を必要としていた。また、上記ＳＭＰＴＥ
タイムコード信号は、１フレーム当り８０ビツトの時系
列信号であり、ビット周波数が高いため編集作業時に正
確に継ぎ合せることができず、しかも、そのシンクワー
ドデータを検出しなければタイムコードの判別ができな
い、従って、変速再生動作を伴う編集作業には、従来、
多大な手間と時間を費やさざるを得ないでいた。

「発明の目的］ そこで、本発明は、上述した従来の問題点に鑑み、所定
の複数フレーム単位内の各フィールドを短時間で正確に
判別できるようにしたコントロールトラックの記録方式
を提供し、上述の如きカラーフレーム単位のカラーフレ
ームロックヲ取すナがら行う編集作業の効率の向上を図
らんとするものである。

［発明の概要］ 本発明に係るコントロールトラックの記録方式は、上述
の目的を達成するために、所定の複数フレーム単位で映
像信号の各フィールドに対応して循環的に変化するコー
ド情報と各フィールドのブランキング情報とを重畳した
コントロール信号を上記映像信号の各フィールドに対応
させて磁気テープ上のコントロールトラックに記録した
ことを特徴とする。

［実施例］ 以下、本発明に係るコントロールトラックの記録方式の
一実施例について図面に従い詳細に説明する。

第３図ないし第８図に示す実施例は、ＮＴＳＣ方式のカ
ラー映像信号の記録再生を行うビデオテープレコーダに
本発明を適用したものである。

この実施例のビデオテープレコーダにおけるコンドロー
ルド信号の記録系の構成を示す第３図のブロック図にお
いて、信号入力端子１１にはＮＴＳＣ方式のカラー映像
信号Ｓｖが供給される。

上記カラー映像信号Ｓｖ　は、上記信号入力端＋１１か
ら同期分離回路工２に供給され、この同期分離回路１２
において同期信号が分離される。上記同期分離回路１２
は、上記カラー映像信号ＳＶから分離した同期信号に基
づいて第４図のタイムチャートに示すようなフィールド
パルスＰｔ−ｚ　、　フレームパルスＰＦ代およびカラ
ーフレームパルスＰ（を形成して、上記フィールドパル
スＩ’ｐｔをカウンタ１４に供給するとともに、フレー
ムパルスＰＦＲおよびカラーフレームパルスｐｃ　をエ
ンコーダｌ５に供給する。

上記カウンタ１４は、クロック発振器１３からクロック
パルスΦが供給されており、上記フィールドパルスＰＦ
Ｉにてリセットされ、上記クロックパルスΦを計数し、
その計数出力データを上記エンコーダ１５に供給する。

上記エンコーダ１５は、上記同期分離回路１２からのフ
レームパルスＰ’ＰＲ、カラーフレームパルスＰｃ　お
よび上記カウンタ１４からの計数出力データに基いて、
第５図に示すようなコントロール信号Ｓｏ　を形成し、
このコントロール信号ｓｃ　を記録増幅器１６に供給す
る。

そして、上記コントロール信号Ｓｃ、は、上記記録増幅
器１６を介して磁気ヘッド１７に供給されて、磁気テー
プ５０上のコントロールトラックに記録される。

上記コントロール信号Ｓｃ　は、第５図Ａの波形図に示
すように、ＮＴＳＣ方式のカラー映像信号の２フレーム
すなわちｌカラーフレーム単位で各フィールドに対応し
て循環的に変化するフィールド番号コードと各フィール
ドのブランキング期間ＴＥＩＬＩ（を示す情報とを重畳
したものである。

上記フィールド番号コードは、第５図Ｂないし第５図Ｅ
に示すように、「０」が４ビツトで「ｌ」が２ビツトの
合計６ビツトで構成されており、第１フイールドをｒｌ
ｏｏｏｌｏ」にて示し、第２フイールドをｒｌｏｏｌｏ
ｏＪにて示し、第３フイールドをｒｌｏｌｏｏｏＪにて
示し、第４フイールドをｒｌｌｏｏｏｏＪにて示し、各
先頭ビット「１」と最終ビット「０」後述する再生動作
時のテープ走行方向を示すようになっている。

そして、この実施例における上記エンコーダ１５は、各
ビット期間ＴＢ　の中央におけるレベル反転の有無にて
情報「０」、ｒｌＪを示すバイフェーズ信号としてレベ
ル反転エツジの数が全て等しいフィールド番号コードを
重畳したコントロール信号Ｓｃ　を出力するようになっ
ている。

そして、上記フィールド番号コードと各フィールドのブ
ランキング期間ＴａＬｋを示す情報とが重畳　ｊされた
コントロール信号Ｓｃ　は、各フィールドのカラー映像
信号が記録される磁気テープ５ｏの映像トラックすなわ
ち各フィールドに対応して上記磁気テープ５０上のコン
トロールトラックに記録されるようになっている。

上述のようにカラー映像信号Ｓｖ　の各フィールドに対
応して磁気テープ５ｏのコントロールトラックに記録さ
れたコントロール信号ｓｃ　は、第６図のブロック図に
示す如き構成のコントロール学信号再生系により上記磁
気テープ５ｏのコントロールトラックから再生される。

第６図のブロック図に示す如き構成のコンドロールド信
号再生系において、コントロール信号Ｓは、上記磁気テ
ープ５０のコントロールトラックをトレースする磁気ヘ
ッド２１の出力をレベル比較器２２にて波形整形するこ
とにより第７図に示すように再生される。再生されたコ
ントロール信号Ｓ。は、エツジ検出器２３に供給される
。

上記エツジ検出器２３は、上記コントロール信号Ｓｏ　
のエツジすなわちレベル反転位置を検出する。上記エツ
ジ検出器２３にて得られる検出出力パルスは、分周器２
４、可変発振器２６、コード検出器２７およびブランキ
ング検出器２８に供給される。

上記分周器２４は、後述するデコーダ３０から供給され
るデコード出力テープによってプリセットされ、上記エ
ツジ検出出力パルスを分周することによってフレームパ
ルスＰＦＦＩを形成して、このフレームパルスＰＦＲを
速度検出器２５と信号発生器３１に供給する。上記速度
検出器２５は、上記分周器２４からのフレームパルス’
ＰＦＲに基づいて上記磁気テープ５０の走行速度を検出
する。

また、上記可変発振器２６は、上記エツジ検出器２３に
よる検出出力パルスと上記速度検出器２５による検出出
力に基づいてコード検出器２７に供給するウィンドパル
スとシリアル・パラレル変換器２９に供給するクロック
パルスを出力する。

上記コード検出器２７は、上記エツジ検出器２３による
検出出力パルスをウィンドパルスにて検出して上記コン
トロール信号ＳＣに重畳されている上記フィールド番号
コードをシリアルデータとして再現する。

このコード検出器２７によりシリアルデータとして得ら
れるフィールド番号コードは、上記シリアル・パラレル
変換器２９にてパラレルデータに変換されてデコーダ３
０に供給される。

さらに、上記ブランキング検出器２８は、上記エツジ検
出器２３による検出出力パルスを基づいて上記各フィー
ルドのブランキング期間ＴＢシＨを示すブランキングパ
ルスＰＢ　を形成して、このブランキングパルスＰＢ　
を上記デコーダ３０に供給する。

上記デコーダ３０は、上記シリアル・パラレル変換器２
９からのパラレルデータと上記ブランキング検出器２８
からのブランキングパルスＰ８　をデコードして、その
デコード出力データを上記分周器２４供給するとともに
信号発生器３１に供給する。

この実施例において、上述の如き構成のコンドロールド
信号再生系の上記信号発生器３１は、ＮＴＳＣ方式のカ
ラー映像信号の２フレームすなわち１力ラーフレーム単
位で各フィールドに対応して循環的に変化するフィール
ド番号コードを重畳したコントロール信号Ｓｃ　が上記
磁気テープ５０のコントロールトラックから各フィール
ド毎に再生されるので、上記デコーダ３０からのデコー
ド出力データに基づいて再生カラー映像信号Ｓｖ　に対
してｌカラーフレーム単位内の第１ないし第４のフィー
ルドが正しく対応したカラーフレームロック状態に短時
間で入って第７図のタイムチャートに示すようなフィー
ルドパルスＰＦ’Ｌ　、フレームパルスＰＦＲおよびカ
ラーフレームパルスＰ（出力することができる。

また、この実施例におけて、上記コンドロールド信号再
生系の上記分周器２４は、各ビット期間ＴＢ　の中央に
おけるレベル反転の有無にて情報「０」、ｒｌＪを示す
パイフェーズ信号としてレベル反転エツジの数が全て等
しいフィールド番号コードを重畳したコントロール信号
Ｓｃ　が上記磁気テープ５０のコントロールトラックか
ら再生されるので、デコーダ３０から供給されるデコー
ド出力データによって再生カラー映像信号Ｓ■　に対し
てｌカラーフレーム単位内の第１ないし第４のフィール
ドが正しく対応した状態に一度プリセットされとた後に
可変速再生を行っても上記ニー７ジ検出出力パルスを分
周することによって常にカラーフレームロックのとれた
フレームパルスＰＦＲを形成することでき、上記プリセ
ットされた後であれば可変速再生を行っても常にカラー
フレームロックのとれたフレームパルスＰＦＲを出力す
ることができる。

従って、上記信号発生器３１は、上記デコーダ３０から
のデコード出力データあるいは上記分周器２４からのフ
レームパルスＰＦＲに従ってＮＴＳＣ方式のカラー映像
信号Ｓｖ　に対して１力ラーフレーム単位内の第１ない
し第４のフィールドが正しく対応して常にカラーフレー
ムロックのとれたフィールドパルスＰＲ、フレームパル
スＰＦＲおよびカラーフレームパルスＰＣを確実に出力
することができる。

また、この実施例では、フィールド番号コードの各先頭
ビットｒｌＪと最終ビット「０」によって再生動作時に
テープ走行方向を判別することができるので上記フィー
ルド番号コードを確実に読取ることができる。

さらに、コント−ロール信号には、上記フィールド番号
コードとともに各フィールドのブランキング期間Ｔ９Ｌ
Ｘを示す情報が重畳されているので、記録済の磁気テー
プ１について編集を行う場合に各フィールドのブランキ
ング期間ＴＢＩ＜を利用することによって継ぎ合せを正
確にかつ円滑に編集作業を行うことができる。

なお、コント−ロール信号は、第８図の波形図に示すよ
うにフィールド番号コードとブランキング期間ＴｆＩＬ
Ｋを示す信号波形にしても良く、また、コント−ロール
信号には、上記フィールド番号コードとともにテープト
ップ、テープエンド等を示すユーザデータを重畳するよ
うにしても良い。この場合には、変速再生時等に発生す
る虞れのあるデータ誤りを上記デコーダ３０からのデコ
ード出力データと上記分周器２４からのフレームパルス
ＰＦＲとを上記信号発生器３１にて比較することによっ
て、変速再生時に発生する虞れのあるデータ誤り等の判
定を行うことができる。

［発明の効果］ 上述の実施例の説明から明らかなように、本発明に係る
コントロールトラックの記録方式では、所定の複数フレ
ーム単位で映像信号の各フィールドに対応して循環的に
変化するコード情報と各フィールドのブランキング情報
とを重畳したコントロール信号を、上記映像信号の各フ
ィールドに対応させて磁気テープ上のコントロールトラ
ックに記録するので、上記所定の複数フレーム単位内の
各フィールドを短時間で正確に判別することができ、カ
ラーフレーム単位のカラーフレームロックをとりながら
行う編集作業の効率の向上を図ることができ所期の目的
を十分に達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はへリキャルスキャン型のビデオテープレコーダ
における映像信号の一般的な記録フォーマットを示す模
式図であり、第２図は磁気テープのコントロールトラッ
クに記録されるコントロール信号を示す波形図である。 第３図ないし第８図は、ＮＴＳＣ方式のカラー映像信号
の記録再生を行うビデオテープレコーダに本発明を適用
した実施例をす示もので、第３図はこの実施例のビデオ
テープレコーダにおけるコントロール信号の記録系の構
成を示すブロック図であり、第４図は上記コントロール
信号の記録系の動作を示すタイチャートであり、第５図
は上記コントロール信号を示す波形図であり、第６図は
この実施例のビデオテープレコーダにおけるコンドロー
ルド信号の再生系の構成を示すブロック図であり、第７
図は上記コントロール信号の再生系の動作を示すタイム
チャートであり、第８図は本発明において用いられるコ
ントロール信号の他の例を示す波形図である。 特許出願人ソ　ニ　−　株式会社　１ 代理人　弁理士小　池　晃 代理人　弁理士１）村　榮　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の複数フレーム単位で映像信号の各フィールドに対
   応して循環的に変化するコード情報と各フィールドのブ
   ランキング情報とを重畳したコントロール信号を、上記
   映像信号の各フィールドに対応させて磁気テープ上のコ
   ントロールトラックに記録したことを特徴とするコント
   ロールトラックの記録方式。