JPS6023149B2 - 製菓用油脂組成物 - Google Patents
製菓用油脂組成物Info
- Publication number
- JPS6023149B2 JPS6023149B2 JP53135013A JP13501378A JPS6023149B2 JP S6023149 B2 JPS6023149 B2 JP S6023149B2 JP 53135013 A JP53135013 A JP 53135013A JP 13501378 A JP13501378 A JP 13501378A JP S6023149 B2 JPS6023149 B2 JP S6023149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- lauric
- fat
- confectionery
- carbon atoms
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- Expired
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- Edible Oils And Fats (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、融解性状に優れた製菓用油脂組成物特にカカ
オ脂代用脂として適した製菓用油脂組成物に関する。
オ脂代用脂として適した製菓用油脂組成物に関する。
周知の如くャシ油、パーム核油、ババス核油等で知られ
るラウリン系油脂は、主要構成脂肪酸がラゥリン酸(C
,2)及びミリスチン酸(C,4)から成る天然油脂で
ある。
るラウリン系油脂は、主要構成脂肪酸がラゥリン酸(C
,2)及びミリスチン酸(C,4)から成る天然油脂で
ある。
従って、これらのラウリン系油脂のグリセリド組成はミ
リストージーラウリン及びラゥロージーミリスチンが主
成分と考えられ、これらの主要グリセリド成分の融点が
33〜40℃であることに着目し、溶剤分別することに
よって上記主要グリセリド成分を分取しハードバターと
して利用することが従来から試みられてきた。しかしな
がら、このような溶剤分別法は危険な溶剤の取扱いの安
全性に留意しなければならず、かつ収率が低いため経済
的見地からも優れた方法とはいえないという理由から、
ラウリン系油脂を水素添加した硬化油をェステル交換す
る方法も試みられているが、それでも口溶けが患いかま
たは常温での固さが不充分であるなど融解性状に劣る欠
点を有する。さらに近年、ラゥリン系油脂と炭素数12
、14および16月旨肪酸のアルキルェステルとのェス
テル交換法による製菓用脂肪の製造法が提案されている
。
リストージーラウリン及びラゥロージーミリスチンが主
成分と考えられ、これらの主要グリセリド成分の融点が
33〜40℃であることに着目し、溶剤分別することに
よって上記主要グリセリド成分を分取しハードバターと
して利用することが従来から試みられてきた。しかしな
がら、このような溶剤分別法は危険な溶剤の取扱いの安
全性に留意しなければならず、かつ収率が低いため経済
的見地からも優れた方法とはいえないという理由から、
ラウリン系油脂を水素添加した硬化油をェステル交換す
る方法も試みられているが、それでも口溶けが患いかま
たは常温での固さが不充分であるなど融解性状に劣る欠
点を有する。さらに近年、ラゥリン系油脂と炭素数12
、14および16月旨肪酸のアルキルェステルとのェス
テル交換法による製菓用脂肪の製造法が提案されている
。
たとえば、特公昭49−23286号明細書によると、
ラゥリン系油脂とラウリン酸(C,2)ミリスチン酸(
C,4)またはパルミチン酸(C,6)のァルキルェス
テルの単独若しくは混合物とをェステル交換反応が平衡
状態に達する迄ヱステル交換して、生成トリグリセリド
の構成脂肪酸中C,2、C,4およびC,6の合計量が
約85%となるように反応体を選ぶことを特徴とした製
菓用脂肪の製法を開示する。この方法によれば、目的物
を得るために予め計算によってラウリン系油脂と反応さ
せるべきC,2、C,4またはC,6のアルキルェステ
ルの量を決定することが可能であるとしている。従って
、ラウリン系油脂中のC.2、C,4およびC,6の合
計量が70%であれば反応させるべきC,2、C,4ま
たはC,6のアルキルェステルの量はラウリン系油脂と
等量でよいことになる。しかしながら、その結果反応油
脂中に結合する脂肪酸としてのカプリン酸(C,o)お
よびカプリル酸(C8)は反応前のラウリン系油脂のそ
れらに対し半量分残存していることになる。これらC8
、C,oの低級級脂肪酸残基の存在は最終製品における
石鹸臭等不快臭発生の原因となり好ましくない。さらに
他の重要な欠点はこのようにして得た反応油脂の固体脂
含有指数(SCI)の値が、図一1に示す如く20〜2
500において低いということであり、融解性状に優れ
た油脂が得られないという点である。従って、このよう
な製菓用脂肪を使用して製造されたチョコレートは20
〜25Co付近で軟らかく、かつ風味の保存安定性が悪
いという欠点を有する。本発明者らは、これらの諸′点
‘こ鑑み鋭意研究を重ねた結果、ラウリン系油脂とC,
2及びまたはC,4を主体とする中鎖脂肪酸ェステルと
がェステル交換された特定組成の油脂がカカオ脂代用脂
として通した油脂組成物、即ち風味安定性が良く、かつ
融解性状に優れた特性を有する製菓用油脂組成物となり
得るという知見を得た。
ラゥリン系油脂とラウリン酸(C,2)ミリスチン酸(
C,4)またはパルミチン酸(C,6)のァルキルェス
テルの単独若しくは混合物とをェステル交換反応が平衡
状態に達する迄ヱステル交換して、生成トリグリセリド
の構成脂肪酸中C,2、C,4およびC,6の合計量が
約85%となるように反応体を選ぶことを特徴とした製
菓用脂肪の製法を開示する。この方法によれば、目的物
を得るために予め計算によってラウリン系油脂と反応さ
せるべきC,2、C,4またはC,6のアルキルェステ
ルの量を決定することが可能であるとしている。従って
、ラウリン系油脂中のC.2、C,4およびC,6の合
計量が70%であれば反応させるべきC,2、C,4ま
たはC,6のアルキルェステルの量はラウリン系油脂と
等量でよいことになる。しかしながら、その結果反応油
脂中に結合する脂肪酸としてのカプリン酸(C,o)お
よびカプリル酸(C8)は反応前のラウリン系油脂のそ
れらに対し半量分残存していることになる。これらC8
、C,oの低級級脂肪酸残基の存在は最終製品における
石鹸臭等不快臭発生の原因となり好ましくない。さらに
他の重要な欠点はこのようにして得た反応油脂の固体脂
含有指数(SCI)の値が、図一1に示す如く20〜2
500において低いということであり、融解性状に優れ
た油脂が得られないという点である。従って、このよう
な製菓用脂肪を使用して製造されたチョコレートは20
〜25Co付近で軟らかく、かつ風味の保存安定性が悪
いという欠点を有する。本発明者らは、これらの諸′点
‘こ鑑み鋭意研究を重ねた結果、ラウリン系油脂とC,
2及びまたはC,4を主体とする中鎖脂肪酸ェステルと
がェステル交換された特定組成の油脂がカカオ脂代用脂
として通した油脂組成物、即ち風味安定性が良く、かつ
融解性状に優れた特性を有する製菓用油脂組成物となり
得るという知見を得た。
本発明はかかる知見に基づいて達成されたもので、本発
明の製菓用油脂組成物は、ラウリン系油脂と主要脂肪酸
が12炭素原子及びまたは1仏表素原子を有する脂肪酸
であるアルキルェステルとをヱステル交換して得られる
、実質的にトリグリセリドから成るェステル交換反応油
脂であって、該反応油脂を構成する18炭素原子の脂肪
酸と10炭素原子以下の短鎖脂肪酸がそれぞれ反応前の
ラウリン系油脂のそれらに対し前者は60%(重量)以
上であり、後者は50%(重量)以下である油脂組成物
であって、このような製菓用油脂組成物は全く新規であ
る。本発明を製造する方法として、例えばラウリン系油
脂と主要脂肪酸がラウリン酸及びまたはミリスチン酸で
ある中鎖脂肪酸の低級アルコールェステルとを触媒の存
在下に平衡状態に達する迄ェステル交換した後、減圧下
に昇温し副生する炭素数10以下の脂肪酸の低級アルコ
ールェステルの実質的な全量を留去させて、トリグリセ
リド中に結合する炭素数18の脂肪酸と炭素数10以下
の短鎖脂肪酸が夫々反応前のラウリン系油脂のそれらに
対し前者を60%(重量)以上残存し、後者が50%(
重量)以下に減少する迄、上のェステル交換反応をくり
返し実施すればよい。
明の製菓用油脂組成物は、ラウリン系油脂と主要脂肪酸
が12炭素原子及びまたは1仏表素原子を有する脂肪酸
であるアルキルェステルとをヱステル交換して得られる
、実質的にトリグリセリドから成るェステル交換反応油
脂であって、該反応油脂を構成する18炭素原子の脂肪
酸と10炭素原子以下の短鎖脂肪酸がそれぞれ反応前の
ラウリン系油脂のそれらに対し前者は60%(重量)以
上であり、後者は50%(重量)以下である油脂組成物
であって、このような製菓用油脂組成物は全く新規であ
る。本発明を製造する方法として、例えばラウリン系油
脂と主要脂肪酸がラウリン酸及びまたはミリスチン酸で
ある中鎖脂肪酸の低級アルコールェステルとを触媒の存
在下に平衡状態に達する迄ェステル交換した後、減圧下
に昇温し副生する炭素数10以下の脂肪酸の低級アルコ
ールェステルの実質的な全量を留去させて、トリグリセ
リド中に結合する炭素数18の脂肪酸と炭素数10以下
の短鎖脂肪酸が夫々反応前のラウリン系油脂のそれらに
対し前者を60%(重量)以上残存し、後者が50%(
重量)以下に減少する迄、上のェステル交換反応をくり
返し実施すればよい。
本発明の製造に使用するラウリン系油脂としては、ャシ
油、パーム核油、ババス核油、ックム油等構成脂肪酸が
ラウリン酸主体の油脂であり、これらの硬化油を用いる
のが有利である。
油、パーム核油、ババス核油、ックム油等構成脂肪酸が
ラウリン酸主体の油脂であり、これらの硬化油を用いる
のが有利である。
禾硬化油を用いる場合は反応油を水素添加すればよく、
沃素価として3以下好ましくは1以下の最終生成物が得
られるようにすればよい。他方、主要脂肪酸がラウリン
酸である中鎖脂肪酸の低級アルコールェステルとしては
、炭素数4以下の1価アルコールェステルが適用され、
中鎖脂肪酸としてはラウリン酸またはミリスチン酸の単
独若しくは混合物が75%以上存在するのが好ましく、
特にラウリン酸に付し、ミリスチン酸が0〜等量混合さ
れたものが好ましい。従ってャシ油の如きラゥリン系油
脂のアルコールェステル化物からC,6またはC.8の
ェステルを殆んど除いたものも使用することができる。
これら中鎖脂肪酸の低級アルコールェステルのラウリン
系油脂に対する使用量は10〜100%または20〜5
0%程度を反応前および反応途中に分割して添加する。
尚、当然ながらこれらの上限を超えて使用しても目的物
は得られるが不経済である。ェステル交換反応に際し、
触媒として公知のものが使用できるが、例えばナトリウ
ムメチラートを使用する場合、そのまま若しくはキシレ
ンの如き有機溶剤に分散させて反応物全体に対し0.0
5〜3%好ましくは0.1〜1.0%を添加すればよい
。この場合、反応温度を80〜900○で実施すると約
5分間程度で平衡状態に達するので、そのまま減圧下に
昇温させることによって遊離するC,。以下の短鎖脂肪
酸のェステルを留去させるのであるが、触媒活性は著し
く低下するので再び80〜9oo0に温度を下げた後新
らたに触媒及び中鎖脂肪酸のェステルを追加して、さら
に平衡状態に達する迄反応を実施した後再び昇温させる
。このような操作を繰り返すことにより目的生成物を得
ることができるのであるが、その際生成物のトリグリセ
リドを構成するC,8とC,。以下の短鎖脂肪酸は反応
前のラウリン系油脂のそれらに対し前者を60%以上、
後者を50%以下とする必要がある。これらの要件を外
れる場合は風味安定性が悪く、かつ融解性状が劣るので
好ましくない。本発明は図一1に示す如く融解性状が従
来品(特公昭49一23286号の実施例1及び3に開
示される生成物であって、硬化ヤシ油50礎邦とラウリ
ン酸メチル50傍郭、及び硬化マシ油500夕とラウリ
ン酸メチル200夕とパルミチン酸〆チル300夕とを
夫々ェステル交換した生成物であり、ラウリン酸以外の
構成脂肪酸は反応前の硬化ャシ油に対し全て半減してい
る。)と比較して著しく改善されており、製菓用油脂特
にカカオ脂代用脂として優れていることがわかる。以下
に本発明の製造例及び使用例を記載する。
沃素価として3以下好ましくは1以下の最終生成物が得
られるようにすればよい。他方、主要脂肪酸がラウリン
酸である中鎖脂肪酸の低級アルコールェステルとしては
、炭素数4以下の1価アルコールェステルが適用され、
中鎖脂肪酸としてはラウリン酸またはミリスチン酸の単
独若しくは混合物が75%以上存在するのが好ましく、
特にラウリン酸に付し、ミリスチン酸が0〜等量混合さ
れたものが好ましい。従ってャシ油の如きラゥリン系油
脂のアルコールェステル化物からC,6またはC.8の
ェステルを殆んど除いたものも使用することができる。
これら中鎖脂肪酸の低級アルコールェステルのラウリン
系油脂に対する使用量は10〜100%または20〜5
0%程度を反応前および反応途中に分割して添加する。
尚、当然ながらこれらの上限を超えて使用しても目的物
は得られるが不経済である。ェステル交換反応に際し、
触媒として公知のものが使用できるが、例えばナトリウ
ムメチラートを使用する場合、そのまま若しくはキシレ
ンの如き有機溶剤に分散させて反応物全体に対し0.0
5〜3%好ましくは0.1〜1.0%を添加すればよい
。この場合、反応温度を80〜900○で実施すると約
5分間程度で平衡状態に達するので、そのまま減圧下に
昇温させることによって遊離するC,。以下の短鎖脂肪
酸のェステルを留去させるのであるが、触媒活性は著し
く低下するので再び80〜9oo0に温度を下げた後新
らたに触媒及び中鎖脂肪酸のェステルを追加して、さら
に平衡状態に達する迄反応を実施した後再び昇温させる
。このような操作を繰り返すことにより目的生成物を得
ることができるのであるが、その際生成物のトリグリセ
リドを構成するC,8とC,。以下の短鎖脂肪酸は反応
前のラウリン系油脂のそれらに対し前者を60%以上、
後者を50%以下とする必要がある。これらの要件を外
れる場合は風味安定性が悪く、かつ融解性状が劣るので
好ましくない。本発明は図一1に示す如く融解性状が従
来品(特公昭49一23286号の実施例1及び3に開
示される生成物であって、硬化ヤシ油50礎邦とラウリ
ン酸メチル50傍郭、及び硬化マシ油500夕とラウリ
ン酸メチル200夕とパルミチン酸〆チル300夕とを
夫々ェステル交換した生成物であり、ラウリン酸以外の
構成脂肪酸は反応前の硬化ャシ油に対し全て半減してい
る。)と比較して著しく改善されており、製菓用油脂特
にカカオ脂代用脂として優れていることがわかる。以下
に本発明の製造例及び使用例を記載する。
製造例 1沃素価(IV)0.39、ケン化価(SV)
244.2、酸化(AV)0.03の硬化パーム核油2
00夕と40夕のラウリン酸メチルェステルとを反応容
器に仕込み、2肋Hgの減圧下105〜110qCにて
10分間燈拝し充分脱水した後、8000まで冷却した
。
244.2、酸化(AV)0.03の硬化パーム核油2
00夕と40夕のラウリン酸メチルェステルとを反応容
器に仕込み、2肋Hgの減圧下105〜110qCにて
10分間燈拝し充分脱水した後、8000まで冷却した
。
これにナトリウムメチラート1夕を添加し約5分間櫨拝
を続けながら2側Hgの減圧下で加熱し、約20分後に
140℃まで昇温させ、その状態で2脱1間維持して遊
離する低級脂肪酸ェステルを蟹去させた後、90qoま
で冷却した。次いで更にナトリウムメチラート1夕とラ
ゥリン酸メチルェステル15夕を添加し、同様に約5分
間鷹拝した後2肌Hgの減圧下にて140℃まで昇温羊
せ2粉ご間維持した後、9『0まで冷却した。この操作
を更に2度繰り返した後、70午0まで冷却し常圧鷹梓
下に蒸留水10の‘を加えて触媒を失活させた。次いで
活性白士20夕を加え脱水処理した後常法通り脱色脱臭
し180夕の生成物を得た。性状は次の通り。尚、固体
脂含有指数(SolidContentIndex)は
フルトン(Fulton)等(J.Am.Oil.Ch
em.Soc.31、98頁(1954))の方法に準
じ測定した。
を続けながら2側Hgの減圧下で加熱し、約20分後に
140℃まで昇温させ、その状態で2脱1間維持して遊
離する低級脂肪酸ェステルを蟹去させた後、90qoま
で冷却した。次いで更にナトリウムメチラート1夕とラ
ゥリン酸メチルェステル15夕を添加し、同様に約5分
間鷹拝した後2肌Hgの減圧下にて140℃まで昇温羊
せ2粉ご間維持した後、9『0まで冷却した。この操作
を更に2度繰り返した後、70午0まで冷却し常圧鷹梓
下に蒸留水10の‘を加えて触媒を失活させた。次いで
活性白士20夕を加え脱水処理した後常法通り脱色脱臭
し180夕の生成物を得た。性状は次の通り。尚、固体
脂含有指数(SolidContentIndex)は
フルトン(Fulton)等(J.Am.Oil.Ch
em.Soc.31、98頁(1954))の方法に準
じ測定した。
IV、0.49、SV、242.9、AV、0.04、
融点(軟化点Spt)33.500SCI (粉
脂肪酸組成像) 生成物(反応前の稜 10℃ 73.4 化バーム核油)15
74.1 C6 0.1 0.420 73.5
8 1.5 4.922.5 70.9 1
0 2.0 4.125 64.3 12 57
.4 44.127.5 48.8 14 11.8
15.630 30.2 16 9.0 1
0.432.5 12.8 18 18.0 20.
235 2.537.5 0 製造例 2 硬化ャシ油(IV.0.3ふSV.255.1、AV.
0.04)とラウリン酸メチルェステルとを製造例1と
全く同様に実施して、最終生成物(精製油)181夕を
得た。
融点(軟化点Spt)33.500SCI (粉
脂肪酸組成像) 生成物(反応前の稜 10℃ 73.4 化バーム核油)15
74.1 C6 0.1 0.420 73.5
8 1.5 4.922.5 70.9 1
0 2.0 4.125 64.3 12 57
.4 44.127.5 48.8 14 11.8
15.630 30.2 16 9.0 1
0.432.5 12.8 18 18.0 20.
235 2.537.5 0 製造例 2 硬化ャシ油(IV.0.3ふSV.255.1、AV.
0.04)とラウリン酸メチルェステルとを製造例1と
全く同様に実施して、最終生成物(精製油)181夕を
得た。
性状は次の通り。IV.0.41、SV.248.4、
AV.0.05、融点(Spt)31.1℃SCI 係
) 脂肪酸組成 協 生成物(反応前の硬 10℃ 70.7 化ヤシ油)15 7
1.1 C6 tr 0.820 70.4
8 2.4 9.122.5 67.7 10
3.0 6.325 59.2 12 64.0
47.227.5 42.7 14 13.8 1
7.430 18.4 16 7.6 8.93
2.5 0.3 18 9.2 10.335
0製造例 3 硬化パーム核油(製造例1と同じもの)200部(重量
基準、以下同じ)とラウリン酸メチルェステル4の部、
ミリスチン酸メチルェステル2の郭とを反応溶器に仕込
み、2伽Hgの減圧下11000にて10分間燈梓後、
8000まで冷却した。
AV.0.05、融点(Spt)31.1℃SCI 係
) 脂肪酸組成 協 生成物(反応前の硬 10℃ 70.7 化ヤシ油)15 7
1.1 C6 tr 0.820 70.4
8 2.4 9.122.5 67.7 10
3.0 6.325 59.2 12 64.0
47.227.5 42.7 14 13.8 1
7.430 18.4 16 7.6 8.93
2.5 0.3 18 9.2 10.335
0製造例 3 硬化パーム核油(製造例1と同じもの)200部(重量
基準、以下同じ)とラウリン酸メチルェステル4の部、
ミリスチン酸メチルェステル2の郭とを反応溶器に仕込
み、2伽Hgの減圧下11000にて10分間燈梓後、
8000まで冷却した。
これにナトリウムメチラート1部を添加し約5分間欄拝
を続けながら2肋Hgの減圧下で140午0まで昇塩さ
せ20分間維持した後、90qoまで冷却した。次にナ
トリウムメチラート1部とラウリン酸メチルェステル1
5部、ミリスチン酸メチル5部を添加して同様に約5分
間損拝した後2肌Hgの減圧下にて14000まで昇温
させ20分間維持した後、9000まで冷却した。この
操作を更に2度繰り返した後後7000まで冷却し、そ
の後製造例1と同様にして目的生成物(精製油)182
都を得た。性状は以下の通り。IV.0.40「 SV
.238.8、AV.0.05、融点(Sst)35.
yoSCI■ 脂肪酸組成 10℃ 73.9 C6 0 15 74.9 8 1.3 20 75.5 10 1.8 22.5 75.1 12 54.125 7
1.9 14 23.327.5 61.2
16 6.830 47.2 18 12.
732.5 26.5 35 8.4 37.5 0 製造例 4 硬化ャシ油(製造例2と同じもの)200部と、ラゥリ
ン酸メチルェステル4の邦、ミリスチン酸メチルェステ
ル2碇都とを製造例3と同様な操作を行って、目的生成
物(精製油)19碇都を得た。
を続けながら2肋Hgの減圧下で140午0まで昇塩さ
せ20分間維持した後、90qoまで冷却した。次にナ
トリウムメチラート1部とラウリン酸メチルェステル1
5部、ミリスチン酸メチル5部を添加して同様に約5分
間損拝した後2肌Hgの減圧下にて14000まで昇温
させ20分間維持した後、9000まで冷却した。この
操作を更に2度繰り返した後後7000まで冷却し、そ
の後製造例1と同様にして目的生成物(精製油)182
都を得た。性状は以下の通り。IV.0.40「 SV
.238.8、AV.0.05、融点(Sst)35.
yoSCI■ 脂肪酸組成 10℃ 73.9 C6 0 15 74.9 8 1.3 20 75.5 10 1.8 22.5 75.1 12 54.125 7
1.9 14 23.327.5 61.2
16 6.830 47.2 18 12.
732.5 26.5 35 8.4 37.5 0 製造例 4 硬化ャシ油(製造例2と同じもの)200部と、ラゥリ
ン酸メチルェステル4の邦、ミリスチン酸メチルェステ
ル2碇都とを製造例3と同様な操作を行って、目的生成
物(精製油)19碇都を得た。
性状は以下の通り。IV.0.38、SV.247.0
、AV.0.05、融点(Spt)32.800SCI
(鱗 脂肪酸組成 (粉 10℃ 73.1 C6 015 7
3.4 8 1.720 73.8
10 2.322.5 72.5
12 58.725 68.8 14
22.027.5 56.4 16
6.930 35.2 18 8
.432.5 11.635 0 使用例 1 製造例1で得た油脂を使用し、以下に記す配合にて常法
通りロール掛けしコンチングした後、テンパリング処理
することなく直ちに型に流し、冷却後型からはずしてチ
ョコレートを得た。
、AV.0.05、融点(Spt)32.800SCI
(鱗 脂肪酸組成 (粉 10℃ 73.1 C6 015 7
3.4 8 1.720 73.8
10 2.322.5 72.5
12 58.725 68.8 14
22.027.5 56.4 16
6.930 35.2 18 8
.432.5 11.635 0 使用例 1 製造例1で得た油脂を使用し、以下に記す配合にて常法
通りロール掛けしコンチングした後、テンパリング処理
することなく直ちに型に流し、冷却後型からはずしてチ
ョコレートを得た。
本発明の製菓用油脂組成物は優れたノーテンパー型油脂
であって、型離れは非常に良好であった。
であって、型離れは非常に良好であった。
得られたチョコレートは表面の艶が良く、20〜25午
0で充分硬くスナップ性も優れていた。チョコレート配
合(重量基準),粉 糖 42.5
% ココアパウダー 6.5全脂粉乳
7.5脱脂粉乳
12.0 本発明油脂 31.0 食 塩 0.1 /ゞニリン 0.03レシチン
0.4
0で充分硬くスナップ性も優れていた。チョコレート配
合(重量基準),粉 糖 42.5
% ココアパウダー 6.5全脂粉乳
7.5脱脂粉乳
12.0 本発明油脂 31.0 食 塩 0.1 /ゞニリン 0.03レシチン
0.4
図一1は固体脂含有指数を示すグラフであって、比較例
1及び2は、夫々特公昭49−23286号明細書中実
施例1及び3に開示される生成物の固体脂含有指数(S
CI)値であり、本発明例1及び2は製造例1及び3に
よって得られた生成物のSCI値である。 図一I
1及び2は、夫々特公昭49−23286号明細書中実
施例1及び3に開示される生成物の固体脂含有指数(S
CI)値であり、本発明例1及び2は製造例1及び3に
よって得られた生成物のSCI値である。 図一I
Claims (1)
- 1 ラウリン系油脂と主要脂肪酸が12炭素原子及びま
たは14炭素原子を有する脂肪酸であるアルキルエステ
ルとをエステル交換して得られる、実質的にトリグリセ
リドから成るエステル交換反応樹脂であつて、該反応油
脂を構成する18炭素原子の脂肪酸と10炭素原子以下
の短鎖脂肪酸がそれぞれ反応前のラウリン系油脂のそれ
らに対し前者は60%(重量)以上であり、後者は50
%(重量)以下であることを特徴とする製菓用油脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53135013A JPS6023149B2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 製菓用油脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53135013A JPS6023149B2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 製菓用油脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5560599A JPS5560599A (en) | 1980-05-07 |
JPS6023149B2 true JPS6023149B2 (ja) | 1985-06-06 |
Family
ID=15141883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53135013A Expired JPS6023149B2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 製菓用油脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4594259A (en) * | 1984-12-21 | 1986-06-10 | The Procter & Gamble Company | Temperable confectionery compositions having improved mouth melt suitable for chocolate |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP53135013A patent/JPS6023149B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5560599A (en) | 1980-05-07 |
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