JPS60231457A - 固体潤滑複合材料 - Google Patents

固体潤滑複合材料

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JPS60231457A
JPS60231457A JP59084760A JP8476084A JPS60231457A JP S60231457 A JPS60231457 A JP S60231457A JP 59084760 A JP59084760 A JP 59084760A JP 8476084 A JP8476084 A JP 8476084A JP S60231457 A JPS60231457 A JP S60231457A
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JP
Japan
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composite material
molybdenum
solid
tungsten
weight
Prior art date
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JP59084760A
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English (en)
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JPS6362470B2 (ja
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鈴木 峰男
西村 允
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National Aerospace Laboratory of Japan
Original Assignee
National Aerospace Laboratory of Japan
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Publication date
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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は固体憫滑材料、特に人工衛星、宇宙船などに′
高真空雰囲気中で、低温から高ン晶に亘る条件において
転かり軸受の保持2ド、滑り軸受など相対的に摺動する
個所に使用するに適する固体潤滑複合材料に関する。
従来技術 従来のこの種の固体潤滑複合材料としては、耐熱性1機
械的強度フ熱や電気の伝税性などの点から金属基のもの
が有望視され、例えは次のようなものが知られている。
(1) 固体+ii’u剤粉末と炭粉末を形成する耐火
金属粉末を混合し、この混合物を、1370〜176゜
°Cの温度、70〜630 K?/cm2の圧力条件下
てポットプレス・焼結したもの。(特公昭50−271
30号公報参照) (2) 固体潤滑剤粉末とCu系金属及び耐火金属を混
合し、ホットプレス焼結したもの。(特開昭53−12
2059号公報参照) しかし、mjJ記(1)のものは、配合する耐火金属の
特性上、耐摩耗性1機械的強度の面では優れているが、
ホットプレス温度が高く、炭化物生成のだめの炭素をホ
ットプレス焼結中に黒鉛ダイスから得るだめ、ダイスの
損耗が激しく、コストが菌くなる大息がある。
また、前記(2)のものは、前記(1)に比べてコスト
は低いが、特に低いば擦血圧で使用する場合、耐15耗
性が」分でない問題点がある。
発明の目的 本発明の第1の目的は従来の固体潤滑複合材料に比べて
優れた耐摩耗性及び潤滑性を有する固体潤滑複合材料を
提供するにある。また他の目的はホントプレス焼結に際
してもダイスの宇耗が殆んどなく、コストの低い固体の
潤滑複合材料を提供するにある。
発明の構成 本発明者らは前記従来の固体潤滑複合材料の欠点をなく
すべく研究の結果、金属の代りに金属酸化物を成分中に
混入すると、その欠小が解消し得られることが分った。
この知見に基いて本発明を完成した。
本発明の要旨は、(1)二硫化モリブテン(以下MO8
2と記す)、二硫化タングステン(以下WS2と記す)
の単独まだは混合物の固体潤滑剤と、モリブテン、ニオ
ブ、タンタル及びタングステンの酸化物から併はれた1
神捷たは2棟以上の金属酸化物とからなり、且つ固体潤
滑剤の成分比率が50i4j W4%以上であることを
特徴とする固体ml滑複合材刺。丑だ、O’l記固体潤
滑複合材料の組成成分に、更にモリブデン、ニオブ、タ
ンタル及びタングステンから選ばれた1神捷たけ2種以
上の金属を含寸せ、固体潤滑剤の成分比率が少々くとも
50重量%以上で、比つ金ボ酊化物と金属における金属
酸化物の成分比率が少なくとも50重量%以上であるこ
とを特徴とする固体iト4滑複合材料にある。
本発明の固体潤滑複合材料における固体潤滑剤の成分比
率が50重量%未満では潤滑性、耐摩耗性の劣化かみら
れ、またホットプレス焼結時にクラックが発生し易い欠
点が生ずる。また、金属酸化物と金属における金属成分
の比率が50重量%を超えるとホットプレス焼結中に、
金属と黒鉛ダイスが反応し、ダイスの損耗が著しくなる
欠点が生ずる。
本発明の固体潤滑ta合材靭の製造は、従来法における
と同様に原料粉末の混合、成形、ホットプレス焼結によ
って行うことができる。原料粉末の粒度は持に限定され
るものではないが、粒径が大きすぎると混合性が悪く、
rzQ分分布が不均一となるだめ平均粒径30μm以下
のものを用いるのが好ましい。粒径の小さい原料粉末を
用いると強度の高い焼結体が得られるが、粒径の小さい
金属粉末は保存や混合の際に酸化か問題となる。本発明
における金属酸化物粉末は酸化の問題がなく粒径の小さ
い粉末を使用することができる。原料粉末の混合はボー
ルミルを使用すると、V型ミキザーなどに比べて、均一
性のよい焼結体が得られる。
ホントプレス焼結の温度は1000°C以上であること
が望ましい。1000°C未満では得られる焼結体の潤
滑+t、耐摩耗性5強度のいずれの点でも劣ったものと
なる。捷だ焼結雰囲気は不活性カス捷だは真空であるこ
とが望捷しい。
なオ、通常のホットプレス法の代りに、等方的ホントプ
レス法により焼結してもよい。
実施例 実施f/IJ 1〜2 (1)平均粒径0.65μmのMoS 2粉末90重蓋
%と任バ粒住のMob、粉末101量%、(2)前記平
均粒径のMoS2粉末80重量%とMOO3粉末20M
・量ν・、の2Mf14の原料を使用し、これらの粉末
をアルコノ雰囲気でホールミルにより混合し、常温で予
備成型した後、アルゴンカス雰囲気で黒鉛ダイスを使用
して、ホントブレスで温度1000〜1400”C1圧
力250 Ky/cm2の条件で焼結した。
加熱は黒鉛ダイスに直接電流を流し、昇温時間10〜1
5分、保持時間約1分間であった。得られた焼結体の窒
素ガス雰囲偲中で摩耗試験を行った結果、比摩耗量は第
1図に示す通りであった。
図中−〇−はMO8280重量% + Mo0320重
h!%、 一△−はM o 3290 N: L、 % ” M 
O0310車惜%、=(・1−は什、較のためのもので
、 MoS280声量%+Ta 20重M%、 をそわそれ示す。
該図で示すように、本発明のものは従来のものに比べて
、比摩耗量が小さいことが分かる。なお、従来品の場合
、ホットプレス温度を旨くすると、比摩耗量が小さくな
る傾向が詔められる刀・、ホットプレス温度を高くする
と、ダイスの消耗が激しくなり、コスト高となる欠点が
生ずる。
実施例3 実施例1と同し原料を用い、MoS2とMoO3の酸1
分比率を代え、実施例と同様にして焼結体を作った。得
られた焼結体の摩擦係数と比1ψ耗汀)は第2図に示す
通りであった。該図か示すように、MO○。
が50重量%以上になると、比摩耗量]が急激に大きく
なるので、50重量%より少いことが必要である。
捷だ、摩擦相手材料が5UJ2の場合には5US440
Gに比べ1f擦係数か小さい。
5UJ2. : JIS G 4805に規定される軸
受銅相2種SUS 440C: JIS G4303に
規定されるステンレス斧1 実が・・イ914〜9 MoO2,WO3,WO2、Ta2O+5. Nb2O
5の耐火金属の酸化物を)11い、MoS280−車h
4:%峠金属酸化物20重栖ン0− また・ Mo32
80重量’yo + MoO310重量%十Mo 10
重量%の組成比率の原料を用い、実施例1と同様な方法
で焼結体を作った。得られた焼結体の摩耗試験を行った
結果は第3図に示す辿りであった。図が示すように、い
ずれの焼結体に卦いても、比摩耗量はMob2+ Mo
O3の場合とほぼ同程度の1直であった。
発明の効果 本発明の固体潤滑t−8合材料は、固体潤滑剤に、耐火
金属酸化物、あるいは更に耐火金属を配合し、その固体
mA iff剤の量を50重州%DI上にすることによ
り、従来の耐火金属を配合したものに比べてその焼結体
は耐摩耗性、泪゛1滑州が優れ、且つホットプレス焼へ
1¥に際し、黒鉛ダイスの消耗も極めて少いので安価に
得られる等の優れた効果を有する
【図面の簡単な説明】
竺1Mは本発明の実施例1〜2における焼結体のホット
プレス温度と比摩耗量との関係図、第2図−MoS 2
とMoO3の成分比率の変化により得られた焼結体のh
yi際係数と比摩耗量の変化図、桝253図は各種耐火
金属酸化物粉末を変えた本発明の潤滑複合材料をJl」
いて焼結した焼結体の比摩耗量を示トレ2・′:凱 図面の浄書(内容に変更な− 第 II¥1 な ′載 ボットプレ入;品屋 (0C) 第 3 図 1狗斌4ζJJυ Sklユカbμと!辺ヤ↑属の糸【
ダ艷手続補正書(方式) %式% 1 事件の表示 昭和59年特許願第084760号2
 発明の名称 固体潤滑複合材料 3 補正なする者 事件との関係 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 二硫化モリブデン、二硫化タングステンの単独ま
    たは混合物の1h体潤滑剤とモリブデン。 ニオフ、タンタル及びタングステンの酸化物から選ばれ
    た1棟まだは2種以上の金属酸化物とから々す、且つ1
    体潤滑剤の成分比率が50重Fi!%以上であることを
    特徴とする固体γXf′#複合材料。 2、 二硫化モリブテン、二硫化タングステンの単独ま
    だは混合物の固体潤滑剤とモリブテン。 ニオブ、タンタル及びタングステンの酸化物から選ばれ
    た1種寸たけ2棟以上の金属酸化物とモリブテン、ニオ
    ブ、タンタル及びタングステ/から選ばれた1利74た
    け2種以−上の金属とからなり、固体潤滑剤の成分比率
    が50重用%以上で、且つ前記金属酸化物と金属におけ
    る金属酸化物の成分比率が50重用%以上であることを
    傷゛徴とする固体潤滑複合材料。
JP59084760A 1984-04-26 1984-04-26 固体潤滑複合材料 Granted JPS60231457A (ja)

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JPS6362470B2 (ja) 1988-12-02

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