JPS60231182A - 碍子汚損度検出装置 - Google Patents

碍子汚損度検出装置

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JPS60231182A
JPS60231182A JP8734584A JP8734584A JPS60231182A JP S60231182 A JPS60231182 A JP S60231182A JP 8734584 A JP8734584 A JP 8734584A JP 8734584 A JP8734584 A JP 8734584A JP S60231182 A JPS60231182 A JP S60231182A
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JP
Japan
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insulator
light
electrode
field sensor
output
Prior art date
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Application number
JP8734584A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Shibama
柴間 康之
Yasuo Kojima
小島 泰雄
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、碍子連の分担電圧を検出することによって
碍子の汚損を検出する碍子汚損度検出装置に関する。
〔従来技術〕
高圧送電線は、碍子を介して鉄塔等に支持され、この碍
子によって電気的にP3緑されている。
第1図は、懸垂碍子の構造を示す部分断面図であり、こ
の懸垂碍子aは、可鍛鋳鉄裏のキャップ1と、円盤形の
硬質磁器2と、鋼製のピン3とをセメント4,5で接着
したもので、使用電圧に応じて適当な個数連結して、碍
子連とし、一端を鉄塔に固定し、他端に送電線を杷持す
る形で使用される。
ところで、碍子aを取シ囲む環境は過酷であり、例えば
塩害、塵埃等によって汚損され、これにより、碍子aの
絶縁耐圧が下がって閃絡事故が生じる虞れがある九めに
碍子の汚損検査を定期的に行なう必要があった。すなわ
ち、送電線が架設された地域を幾つかの地域に分け、各
地域毎に適当な鉄塔を一基選び、さらに、この鉄塔の碍
子連の中から1つの碍子連を選び、この碍子連のある碍
子の分担電圧を調べることによって、この地域の碍子全
体の汚損を検出していた。
詳述すると、碍子連を構成する各碍子a、a・・・が負
担する分担電圧は、碍子aが汚損されていない場合には
第2図に示すような曲線となる。この図において、横軸
は9個の碍子a、a・・・よシなる碍子連について接地
側(鉄塔側)から数えた各碍子&、&・・・の番号nを
示し、また縦軸は分担電圧V n ′(i−示している
。各碍子a、a・・・の分担電圧vn (n=1.2.
・・・9)は、接地側の碍子aの分担電圧v1.2番目
の碍子aの分担電圧■2.3番目の分担電圧v3と徐々
に減少して、■、で最小となり、次いでV4.V、、・
・・■、と次第に増加して課電側(送電線側)の碍子a
の分担電圧■。で最大となる。
碍子aの汚損が進むと、碍子表面の漏えい抵抗値が下が
ることによって、各碍子a、a・・・の分担電圧は第3
図に示すように均一化の方向に移動する。例えば、接地
側の碍子aの分担電圧vlは上昇し、課電側の碍子九の
分担電圧V、は下降する。
そこで、碍子連を構成する各碍子a、a・・・の中から
適宜、分担電圧Vnの変化の大きな碍子aを選択し、そ
の分担電圧Vnの変化ヲ調べることにより碍子連の汚損
状況を察知することができる。
しかしながら、従来、碍子の分担電圧の検査は、−基毎
に昇格し、しかも活線状態のまま行なわなければならな
かったので、作業員が感電する等の危険があった。また
、感電事故を防止するためには、送電を停止させ、碍子
を取り外して調べなければならないが、一時的であって
も送電を停止させることは好ましくない。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に鑑み、碍子の汚損を自動的に検出
することのできる碍子汚損度検出装置を提供することを
目的とする。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために、この発明は、碍子のキャッ
プおよびピンの各々に電極を取り付けて対向させ、これ
ら電極の一方にポッケルス効果を利用した光電界センナ
を設け、この光電界センナに光を供給し、光電界センサ
から出力される光の光量変化に基づいて碍子の汚損を検
出するように構成したこと金%徴とする。
〔実施例〕
以下図面を参照し、この発明の実施例について説明する
第4図は、この発明の第1実施例に係る検出碍子6の取
付は状態を示す正面図であり、この碍子6′&−含すe
碍子連7が一暮子の汚損輸出の奔めに搦択された鉄塔に
取り付けられている。
この図において検出碍子6は、分担電圧v1の変化を検
出するもので碍子連7の接地側に位置し、前記鉄塔の筒
金8に取シ付けられている。この検出碍子6には、碍子
&、&・・・が順次連結され、最下端(課電側)の碍子
aに送電線9が取り付けられている。
第5図および第6図は、各々検出碍子6の構成を示す正
面図および平面図である。これらの図において、上方の
電極10は、キャップ1に被嵌・固定された取付部材1
0aと、取付部材tOaから半径外方向へ伸びる連結部
材10bと、連結部材10bの先端に固定され、取付部
材101Lと同心円状に配置された環状部材10aとか
らなル、環状部材10cの内径は、碍子本体の外径より
大となっている。また、下方の電極11も、電&10と
ほぼ同一の構成を有し、図示せぬ取付部材、および連結
部材と、環状部材11oとからなり、前記取付部材によ
ってピン3に取り付けられている。
こうして、環状部材10cとlioは、上下方向に対向
した状態で配置され、環状部材10cと110との間に
は、分担電圧vlに対応する電界が形成される。そして
、環状部材100の下面には、この電界内に位置するよ
うに光電界セ/す12が固定すれており、この光電界セ
ンサ12の上面(入力側)には、光ファイバ13を介し
て入力光L1が供給され、この入力光L1が光電界セン
サ12を通過し、出力光り、として光ファイバ14を介
し、前記鉄塔の適当な位置に取り付けられた検出装置本
体へ供給される。
篤7図は、光電界センサ12および前記検出装置本体の
構成を示すブロック図である。
光電界センサ12は、検出碍子6の分担電圧鷲を検出す
るもので、偏光子15と、ポッケルス素子16と、検光
子17とからなるものである。ここで、偏光子15は、
光ファイバ13から供給された入力光り、から直線偏光
L2のみを取シ出し、ポッケルス素子16に供給する。
ポッケルス素子16はLiNbQ3、水1品等の圧電性
結晶であり、外部から電界が印加されると主屈折率が変
化する性質を持っている。このため、ポッケルス素子1
6に供給された直線偏光り、の偏波面は電界の強さに応
じて回転し、検光子17は、この回転量に応じた光量の
出力光り、 ′fe−出力する。すなわち、光電界セン
サ12に電界が印加されていないときに出力光り、の光
量が最大となり、電界が印加されると、その電界の強さ
が増すにつれて出力光Lsの光量が減少するよう罠なっ
ている。
検出回路18は、駆動回路19によって駆動されて発光
する発光ダイオード20と、光ファイバ14’f−−伝
送された光を受光するフォトダイオード21とを有し、
発光ダイオード20から光ファイバ13に入力光り、全
供給する一方、光電界センサ12から出力された出力光
Lsを光ファイバ14を介してフォトダイオード21で
受光する。出力光り、はフォトダイオード21によって
電気信号に変換された後、増幅回路22で増幅され信5
号Sとなって判定回路23へ供給される。との場合、検
出碍子6の汚損が進行して、分担電圧v1が上昇し、出
力光り、σ光量が少なくなると信号Sのレベルは低くな
る。判定回路23は、この(g号Sのレベルによって検
出碍子6が汚損されたか否かを判定するもので、汚損さ
れていないときには61″信号を、汚損が進み、信号S
のレベルが、予め設定された設定値以下に低下したとき
には0”信号を送信回路24に供給する。送信回路24
は、この”O’/″1″信号f:OP −G W (o
pticalgrouna wire)等の光伝送路、
あるいはm波に乗せて中央監視室へ送信する。
このような構成において、ある地域に設けられた碍子連
7の汚損が進むと検出碍子6の分担電圧V、が次第に上
昇し、光電界センサ12から出力される出力光り、の光
量が減少する。これによって、増幅回路22の出力信号
Sのレベルが下がり、判定回路23から″′0″信号が
出力され、これが送信回路24から中央監視室へ伝えら
れる。この結果、検出碍子6に対応して中央監視室に設
けられたアラーム表示手段のうち前記検出碍子6に対応
する表示手段に表示がなされる。そして、前記検出碍子
6が位置する付近−帯の碍子全ての洗浄が行なわれる。
次に第8図は、この発明の第2実施例に係る検出碍子3
0の構成を示す正面図であり、この実施例が第5図およ
び第6図に示す第1実施例と異なる点は電極11の環状
部材11aの上面に、光電界センサ12に対向して雲母
等よシなる#S電体31が固定されている点にある。こ
のような構成にすれば、誘電体31によって検出碍子3
0の静電容量が増加し、誘電体31を設けない場合に比
べ、検出碍子30が負担する分担電圧が低下する。これ
によって、碍子連7に異常な高圧が印加されたとしても
、ポッケルス素子16を絶縁破壊から保護することがで
きる。
次に第9図および第10図は、この発明の第3実施例に
係る検出碍子40の構成を示す正面図および平面図であ
り、この検出碍子4oが前述した検出碍子6と異なる点
は、電極41およびこれ忙対向配置された電極42の各
々が、平板41aおよびこれと同一形状の平板42aに
よって構成寧れている点にある。このような構成にすれ
ば、碍子本体に取り付けられる電極の表面積が少なくな
り、この結果、電極41および42の風雪等に対する耐
久性が向上する。また、電極42に、光電界センサ12
と対向して、誘電体3と同様の誘電体を取り付けた場合
には、ポッケルス素子16に印加される分担電圧が低下
し、これを絶縁破壊から保護することができる。
なお、駆動回路19の前段に受信回路を設け、中央監視
室からの指令によって発光ダイオード20を駆動するよ
うにすれば、必要なときにだけ碍子の汚損のチェックを
行なうことができる。
また、検出碍子6,30および40は、碍子連の接地側
に限らず、他の位置、例えば課電側でもよい。この場合
、碍子の汚損が進むと、分担電圧Vnは低下することに
なり、信号Sのレベルは増 4゜加する。したがって判
定回路23は、信号Sのレベルが増加したときに″′0
″信号を出力するようにすればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、碍子のキャップおよび
ピンの各々に電極を取り付けて対向させ、これらの電極
の一方にポッケルス効果を利用した光電界センサを固定
し、この光電界センサに光を供給し、光電界センサから
出力される光の光量の変化に基づいて碍子の汚損を自動
的に検出するようにしたので、碍子の汚損を早期に発見
することができ、短絡事故を未然に防止することができ
る。
さらに1光電界センサに対向して、電極の他方に誘電体
を取り付けた場合には、光電界センサ内のポッケルス素
子を絶縁破壊から保穫することができる。
また、電極の双方を平板状に形成した場合には、風雪等
に対する電極の耐久性が向上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
wc1図は従来の碍子の構造を示す部分断面図、第2図
は碍子連の分担電圧を示すグラフ、第3図は汚損が進行
した碍子連の分担電圧の変化を示すグラフ、第4図は本
発明の第1実施例に係る検出碍子の取付状態を示す正面
図、第5図および第6図は、各々同検出碍子の構成を示
す正面図および平面図、第7図は同実施例による碍子汚
損度検出装置の回路構成を示すブロック図、第8図は本
発明の第2実施例に係る検出碍子の構成を示す正面図、
wI、9図および第10図は、各々本発明の第3実施例
和係る検出碍子の構成を示す正面図および平面図である
。 1・・・・・キャップ、3・・・・・ピン、6,30,
40・・・・・検出碍子、7・・・・・碍子連、10,
11.41゜42・・・・・電極、12・・・・・光電
界センサ、13,14・・・・・光ファイバ、19・・
・・・駆動回路、20・・・・・ 発光ダイオード(以
上11,19.20は光供給手段)、21・・・・・フ
ォトダイオード、22・・・・・増幅回路(以上12,
21.22は変換手段)、23・・・・・判定回路(判
定手段)。 出願人藤 倉電線株式会社 代理人 弁理士 志 賀 正 木;、1°y、’i、)
第 1 図 第2図 123−一一一−5−−−−−−−−−−9第3図 第 4図 第図 5 。 第6図 第7図 Q s8図 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1,)碍子のキャップとピンとが順次連結された複数
    個の碍子からなる碍子連の分担電圧を検出することによ
    って、前記各碍子の汚損を検出する碍子汚損度検出装置
    において、前記碍子のキャップおよびピンの各々に取シ
    付けられ、対向配置された一対の電極と、前記一対の電
    極の一方に取り付けられ、前記分担電圧を検出するポッ
    ケルス効果を利用した光電界センサと、前記先覚界セン
    サから出力された光線を受光し、この光線の光量に対応
    する信号を出力する変換手段と、前記変換手段の出力に
    基づいて前記碍子の汚損を検知する判定手段とを具備す
    ることを特徴とする碍子汚損度検出装置。 (2)前記光電界センサに対向して、前記電極の他方に
    取り付けられた誘電体を具備することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の碍子汚損度検出装置。 (幻 前記電極は、環状に形成されたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項および第2項記載の碍子汚損度検
    出装置。 (リ 前記電極は、平板状に形成されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項および第2項記載の碍子汚損度
    検出装置。
JP8734584A 1984-04-28 1984-04-28 碍子汚損度検出装置 Pending JPS60231182A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62207974A (ja) * 1986-03-07 1987-09-12 Ngk Insulators Ltd 避雷碍子の監視システム
JPS6327877U (ja) * 1986-08-06 1988-02-24
CN103604811A (zh) * 2013-12-15 2014-02-26 赵东旭 一种绝缘子污秽传感装置
CN114200239A (zh) * 2021-12-10 2022-03-18 清华大学 一种电力系统中绝缘子串中绝缘子单体失效在线监测的方法

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