JPH02139811A - 不良碍子検出器 - Google Patents

不良碍子検出器

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Publication number
JPH02139811A
JPH02139811A JP29309488A JP29309488A JPH02139811A JP H02139811 A JPH02139811 A JP H02139811A JP 29309488 A JP29309488 A JP 29309488A JP 29309488 A JP29309488 A JP 29309488A JP H02139811 A JPH02139811 A JP H02139811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
insulators
defective
detector
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29309488A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kawaguchi
川口 敏幸
Naoki Tanaka
直樹 田中
Takeshi Sugiyama
杉山 孟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は絶縁不良碍子を含む碍子連を鉄塔に登らなくて
も非接触で検出することができる不良碍子検出器に関す
るものである。
(従来の技術) 不良碍子の検出を活線状態のままで行う不良碍子検出器
は従来から各種のものが開発されているが、社団法人電
気学会発行「がいし」437頁以下に記載されているよ
うに、絶縁棒の先端に碍子の分担電圧を測定するための
測定器を取付けたものを作業者が碍子連に接触させなが
ら良否の判別を行う手動式のものが一般的であった。ま
たこのほか長大碍子連のために碍子連上を自刃で走行し
つつ碍子の良否の判別を行う自走式の不良碍子検出器も
開発されている。
しかしこのような従来のものは、いずれも作業者が鉄塔
上まで運び上げたうえで活線状態にある碍子連に接触さ
せなければならないものであるから、不良碍子の検出に
多くの手数と時間を必要とし、また感電事故の危険をゼ
ロとすることはできなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、作業
者がその都度鉄塔に登る必要がなく、非接触で安全に不
良碍子の有無を検出することができる不良碍子検出器を
目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、碍子連中の中間の碍子のキャップにその碍子
の分担電圧を検出する検出器を取付けたことを特徴とす
るものである。この検出器はコンデンサ分圧器付きの光
電圧センサであり、その出力信号を光ファイバ内蔵絶縁
碍子を介して接地側に導き、更に鉄塔上に取付けられた
ジヨイントボックスへ光ファイバを介して導くようにす
ることがことが好ましい。
(実施例) 以下に本発明を2連碍子連に適用した実施例によって詳
細に説明する。
第1図及び第2図において、(1)、(1)は多数の碍
子(2)、(2)を連結した碍子連であって、その課電
側の金具(3)によって送電線を支持し、またその接地
側の金具(4)によって鉄塔(5)に取付けられている
ものである。このような碍子連(1)中の好ましくは接
地側に近い中間の碍子(2)、(2)のキャップ(6)
、(6)間に架橋させた状態で、コンデンサ分圧器(7
)付きの光電圧センサ(8)が取付けられている。健全
碍子の絶縁抵抗は非常に高いため、分圧器を取り付ける
ことにより碍子の電位分布が変化しないように、抵抗の
高い分圧器とする必要がある。このため、分圧器はコン
デンサ分圧器が適しており、分圧器の静電容量もl0P
C以下の小さいものがよい。
第3図に示されているように、コンデンサ分圧器(7)
は絶縁碍子(9)の内部に分圧コンデンサ0■を収納し
たもので、光電圧センサ(8)はケース内に偏光子(1
1)と検光子(12)を配置するとともにそれらの中間
に850 、LNなどのポッケルス素子(13)を配置
したものである。各分圧コンデンサ00)の端部はそれ
ぞれ別の碍子連(1)の中間の碍子(2)のキャンプ(
6)に接続されているので、各碍子(2)、(2)間の
電圧が分圧されたうえでポッケルス素子(13)に印加
される。ポッケルス素子(13)は電圧の強さに応じて
光の偏光面を回転させる性質を持つため、もし2つの碍
子(2)、(2)間に電位差が生じた場合には、光ファ
イバ(14)から入力される光の強度が変化し光ファイ
バ(15)から光信号として取出されることとなる。
これらの光ファイバ(14)、(15)は光電圧センサ
(8)とヨーク金具(16)との間に取付けられた光フ
ァイバ内蔵絶縁碍子(17)の内部を通過しており、光
電圧センサ(8)の出力信号はこれによって接地側へ導
かれる。そして更にこの出力信号は、第4図又は第5図
に示されるように鉄塔(5)上に取付けられたジぢイン
ドボックス(18)まで光ファイバ(19)によって導
かれる。
第4図は光電圧センサ(8)の出力信号を鉄塔(5)の
頂部の架空地線(20)を介して監視所へ伝送する例を
示すもので、鉄塔(5)の下部にも出力信号の検出器(
21)が設けられている。(22)は中継器である。
この方式によれば多くの鉄塔の碍子連を監視所で集中監
視することができる。また第5図は各鉄塔(5)の下部
にジヨイントボックス(18)を取付けておき、作業者
が携帯式検出器(23)をこのジヨイントボックス(1
8)に接続することにより出力信号を取出せるようにし
たものである。
ジヨイントボックス(18)は例えば第6図に示される
ように各碍子連に対応する光ファイバ(19)を光ファ
イバ切換器(24a)に接続し、各碍子連についての出
力信号を順次取出せるように工夫されたものである。携
帯式検出器(23)は例えば第7図に示されるような回
路を内蔵したもので、(24)ばLEDのような発光素
子、(25)はビンホトダイオードのような受光素子、
(26)は増幅器、(27)は交流骨の変動を除くため
の割算回路、(28)は清浄碍子連のデータを記憶させ
ておくメモリ、(29)はメモリ(28)に記憶されて
いる正常値と検出値とを照合する照合回路、(30)は
判別回路、(31)はプリンタ、(32)はブザー、(
33)は表示器、(34)はメモリ、(35)はバッテ
リーである。このような携帯式検出器(23)を第5図
に示されるように鉄塔(5)の下部のジヨイントボック
ス(18)に接続し、各碍子連の光電圧センサ(8)か
ら順次信号を取出すことができる。
(作用) このように構成された本発明の不良碍子検出器は、碍子
連中に不良碍子が含まれていない場合には、各碍子連の
対応する碍子(2)、(2)の分担電圧は同−であるた
めに光電圧センサ(8)には電圧が印加されず、出力を
生じない。これに対していずれかの碍子(2)が絶縁不
良となるとその碍子(2)が分担すべき電圧をその他の
碍子が分担することとなるために、光電圧センサ(8)
のコンデンサ分圧器(7)が取付けられた2個の中間の
碍子(2)、(2)間に電位差が生じる。第8図はこの
関係を示したもので、実線が健全碍子連における各碍子
の電圧分担率を示し、破線は35個の碍子中の18番目
の碍子が不良碍子となった場合の各碍子の電圧分担率を
示している。この第8図からも分かるように、1個の碍
子が絶縁不良となるとアース側に近い全部の碍子に分担
電圧の変動が生じ、これによって光電圧センサ(8)は
出力を生じる。この出力信号は例えば光ファイバ内蔵碍
子(17)を介して接地側へ導かれ、更に光ファイバ(
19)を介してジヨイントボックス(18)へ伝送され
る。そして前述したように第4図又は第5図の方法によ
って監視所において集中監視され、あるいは作業者によ
って各鉄塔ごとに監視される。
以上に説明した実施例は2連碍子連に関するものである
が、単連の碍子連にコンデンサ分圧器(7)付きの光電
圧センサ(8)を取付け、健全碍子連のデータと比較す
るようにすれば単連の場合にも同様に不良碍子の有無が
検出できる。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成されたものであるから、次に
示すとおりの多くの利点を生ずる。
(1)  本発明においては、碍子のキャップにその碍
子の分担電圧を検出する検出器を取付けたので、作業者
が鉄塔に登らなくても不良碍子の検出ができ、また非接
触で検出ができるので安全である。
(2)  本発明においては、不良碍子の検出を光信号
によって行なうので、コロナや電磁誘導による影響を受
けることがない。
(3)  本発明においては常時は電源が不用であり、
またセンサ側には全く電源を必要としないのでメンテナ
ンスを行う必要がない。
(4)本発明においては碍子連単位で良否の判別ができ
るので不良碍子検出の作業効率を向上させることができ
る。
(5)  第5図に示される現場検出方式を採用すれば
、センサのみを取付ければよいので設備コストを安くで
きる。
以上のとおり、本発明は従来の不良碍子検出器の問題点
を一掃したものであるから、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部を示す正面図、第2図は
その部分的な拡大図、第3図は光電圧センサの内部構造
を示す断面図、第4図と第5図は鉄塔への取付状態を示
す正面図、第6図はジヨイントボックスの断面図、第7
図は携帯式検出器の回路図、第8図は碍子連を構成する
各碍子の電圧分担率を示すグラフである。 (2):碍子、(5):鉄塔、(6):キャップ、(7
):コンデンサ分圧器、(8):光電圧センサ、(18
) : ジヨイントボックス、(19): 光ファイバ
。 7:り丞°′刺■1歩 第 図 第 図 第 図 第 因 第 図 第 図 手続補 正 書(自発) 1、事件の表示 昭和63年特 許 願第293094号 2、発明の名称 不良碍子検出器 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、碍子連中の中間の碍子(2)のキャップ(6)にそ
    の碍子の分担電圧を検出する検出器を取付けたことを特
    徴とする不良碍子検出器。 2、碍子連中の中間の碍子(2)のキャップ(6)に取
    付けられた検出器がコンデンサ分圧器(7)付きの光電
    圧センサ(8)であり、その出力信号を光ファイバ内蔵
    絶縁碍子(17)を介して接地側に導き、更に鉄塔(5
    )上に取付けられたジョイントボックス(18)へ光フ
    ァイバ(19)を介して導いたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の不良碍子検出器。
JP29309488A 1988-11-18 1988-11-18 不良碍子検出器 Pending JPH02139811A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1175623A1 (en) * 1999-04-02 2002-01-30 Lindsey Manufacturing Company Insulator support current sensor
JP2009070638A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Tokyo Densetsu Service Kk 不良碍子検出方法及びその装置

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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EP1175623A4 (en) * 1999-04-02 2003-01-15 Lindsey Mfg Company CURRENT SENSOR WITH INSULATING SUPPORT
US6555999B1 (en) 1999-04-02 2003-04-29 Lindsey Manufacturing Company Insulator support current sensor
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