JPS6023086A - リボンカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はりデンカセットの構造に関し、特に、供給リー
ルからヘッド開口部を通して巻取りリー　“−ヘイ〜ク
リボ・を送るよう構成するとともに、　′これら各リー
ルの周面に圧接するスプリングから成るリゼン弛み防止
手段な有するリボンカセットの改良構造に関する。

〔従来技術〕

タイシライタやゾリンタなどにあっては、印字ヘッドと
用紙との間にインクリボンを介在させて印字する方式が
採用されている。この場合、印字ヘッドは用紙に沿って
移動するキャリジとともに移動するので、インクリボン
も該キャリジの移動速度に対応して送給する必要がある
。

前記インクリボン送給のため、キャリジ上に交換可能に
装着されるＩＪ　／ンカセットが使用される。

このりデンカセットは、ヘッド開口部（印字ヘッドを受
容する部分）を有するカセットケース内に供給リール及
び巻取シリールを回転自在に設け、巻取りリールを駆動
することによシ供給リール上のインクリボンを前記ヘッ
ド開口部を通してリジン送りするよう構成されている。

しかして、従来のリボンカセット特に小型簡便型のリボ
ンカセットにあっては、前記供給リール及び巻取シリー
ルが単に回転自在に軸支されているだけであったので、
リボンカセットの運搬時及び使用時において振動や衝撃
が加わると、これらのリールがふらつき回動を生じイン
クリボンに弛みが生じるという問題があった。このイン
クリーンの弛みが生じると、リール上のリボン巻状態に
巻ずれが生じてリボン送り駆動の負荷が増へしたり、ヘ
ッド開口部におけるインクリボンが印字ヘッドや用紙に
引掛かって操作に不具合を生じたり。

場合によってはインクリボンの損傷を招（という問題が
牛する。

このようなリパ？ン弛みを防止する手段として、従来、
カセットケース内に取付けたスプリングを１１（給リー
ルに圧接したり、或は供給リールと一体に形成した円周
歯型部にケースに揺動可能に設けた爪部を係止させて運
搬時のりセン弛みを防止する構造などが提案されている
。

しかし、このような従来のり、ｆン弛み防止手段では、
弛み防止効果が不完全であシ、複雑な構造のため部品点
数が増えたり所要スペースが増大して製造コストが大幅
に増大したり小型化が困難になるという欠点があった。

又、前述の歯型に爪部を係合させる方式にあっては、使
用時にあっては爪部を開放せねばならず、前述の欠点に
加え、使用時にあっては何ら弛み防止効果が得られない
という欠点があった。

更に、供給リール又は巻取りリールにスプリングを圧接
する方式にあっても、従来技術ではそのばね力が常に一
定であるので、運搬時を想足してばね力を強めに設定す
ると使用時における’Ｊ　ｙｌ？ン駆動負荷が大きくな
りモータなどの動力源のコスト上昇及びエネルギの不経
済を招くという問題がある。一方、使用時に合わせてば
ねカを設ヱすると運搬時に生ずる比較的大きな振動や衝
撃に対しては充分な弛み止め効果が得られないという問
題がある。

Ｌ　１１的〕 本発明の目的ｔよ、このような従来技術による欠点或は
問題点ＺｗＦ消することができ、極めて簡単１、Ｈｔｉ
’ｆ造で運搬時及び使用時におけるリボン弛みを効Ｌ１
↓的に防止することができ、しかも使用時におけるＩＪ
　、Ｉ；ン送り時の負荷を大幅軽減しうるリゼンカナッ
トを１是供することである。

本発明の特徴は、スプリングを供給リール及び巻取りリ
ール双方の周面に圧接するとともに、キャリジなどのカ
セット装着場所にＡｔｌ記スジスプリング性変形部に当
接する先細テーノソ部？有するピンを立設してカセット
装着時におけるばね力を減少させるという構成により上
記目的を達成することである。

［：Ｊｊ施例の説明〕 以下第１図〜第４図を参照して本（イ＾明の実施例を説
明する。

これらの図面において、カセットケース１内にｔよ、底
部の２箇所に形成された軸受部２．３により円筒状周面
を有する供給リール４及び巻取りリール５が回転自在に
軸支されている。一方、カセットケース１の前面にはプ
リンタなどのＰＡ構に装着した場合印字ヘッド６を受容
するためのヘッド開口部７が形成されている。インクリ
ーン８の前端は巻取りリール５に結合され、その終端は
供給リール４に結合されており、使用前供給リール４に
巻回されたインクリーン８は前記巻取りリール５を回転
駆動することによりりＪ？ン送りされる。

このリボンカセットは、例えばキャリジ９０力セツト装
着面に植設された２本の位置決めビン１０をカセットケ
ース底面に形成された孔及び供給リール４の中心位置に
対応するカセットケース底面に形成された穴など少な（
とも２箇所で嵌合させることにより所定の位置及び姿勢
で装着される。

又、キャリジ９にはリボン巻取り軸１１が回転可能に軸
支されており、このＩＪ　、１２７巻取り軸をカセット
ケース底面の開口１２を通して前記巻取りリール５の内
径部に回転力伝達可能に嵌合さ一＋！：２該リジン巻取
り軸をキャリジ（又は印字ヘッド〕移動速度に対応１７
て回転駆動することによりインクリＨ？／８のリボン送
りが行われる。

前記供給リール４及び巻取りリール５の周面にｉｄニ一
体成形のスプリング１３が圧接され、これによって各リ
ールの回転４バ抗が与えられている。図示の例では、ス
プリングエ３は第３図に示す如（各リール」二のインク
リどン８とカセットケース１の底面との間で各リールの
周面に圧接されている。

このスプリング１３は、鉄などの金属又はプラスデック
などの線材（図示の例）又は適当な野さ及び幅を有する
帯板材で形成することができる。尚。

図示の例では、スプリング１３は概略Ｕ字形状を（＋シ
、各リール４，５の周面に対し内側から圧接する形状て
−あるが、このスプリング形状は自由に選定することが
できる。例えば、！’Ｊ−ル４，５の外惧１１１Ｊ・ら
圧接する略コ字形状のスプリングにすることもでき、又
各リール４，５に対し対向するＪｉ’、４面２箇所の位
ｌべで係合するヘアピン形状にすることもでき、その仙
骨リールに対し同時に圧接しつる一体成形品であれば任
意の形状に選定することができる。

前記スプリング１３は各リール４，５に対し所定のばね
力で圧接され、これにより所望の回転抵抗を与えるため
のものである。

キャリジ９など使用機器（タイプライタやプリンタなど
）のカセット装着場所には２本のビン１４゜１５が植設
されている。一方、カセットケース１の底部には前記各
ビン１４．１５に対応する位置にこれらのビンを受容す
る開口１６；１７が形成されている。又、各ビン１４．
１５の先端部には夫々先細ケースｅ１８，１９が形成さ
れている。

しかして、前記各ビン１４．１５の位置は、夫々の先細
ケースぞ部１８．１９が前記スプリング１３の供給リー
ル側及び巻取りリール側の各弾性変形部に対応する位置
に設定され、カセット装着の際、各ビン１４．１５がこ
れらのスプリングの各弾性変形部に当接し該スプリング
の各リール４，５に対する圧接力を所定の値だけ減少さ
せるように構成されている。即ち、カセット操作時には
谷ぎン１４゜１５の先細テーパ部１８．１９をスプリン
グの両側弾性変形部に側方から係合させてばね力に抗し
てその弾性変形ｆｌｔ’；ｃ）所定量だけ減少させ、も
って各リールの回転抵抗を減するように作用する。

イイつて、リボンカセットをプリンタなどの機器へ、装
着ずイ）１１１即ら運搬或は保管時Ｖこおいては、第１
図（で示す如く、スプリング１３はこれら運搬時（゛ン
°子想をれる揚！ｖ１１尺は（ＩηＳ撃に対して各リー
ルが回申、ｉしないイ″ｄ度の充分なばね力で圧接され
、これに１：′″）゛〔Ｉ・：５賜時等に第５けるイン
クリボン８の弛み止め１（、す１１が行オ〕れろ。

“プリンタ７ｊＣどの・＼ヤリジ（カセット装着場所）
に”）　Ｊ　＞カセットを装着した状態でｔよ前述の如
くビンＩＬ１５によつ１、スゲリング１３はそのば１、
：Ｉ力に１丸して変位させられ、これによって供給リー
ル４及び巻取りリール５の双方の周面に対する１１接力
を所定の値まで減少をゼられる。この装置１１冒でおけ
るスプリングの１十接力は、使用時における振動或は征
ｆ撃（これらは運搬時に作用する撮動ｉ・ｌｊ　（ｔ、
ｉ（衝撃より小さい）を考慮して設定されるものであし
、場合によってはほとんど０にすることもｉ’ｉＪ能で
ちる。このように装着時における圧接力を軽減すること
によシ、リセン送り駆動時の負荷を充分に小さくして省
エネルギ効果を達成することができるとともに、使用時
におけるＩＪ　、ｄン弛みをも効果的に防止することが
できる。

以上説明した実施例によれば、持ち運び（運搬）時及び
使用時におけるりセン弛みを効果的に防止しつるととも
に、使用時におけるリゼン送シ駆動時の負、荷を軽減し
うるリボンカセットが得られる。

又、本実施例によるＩＪ　ｄン弛み防止手段は、一体成
形のスプリング１３とキャリジ上の２個のビン１４．１
５とを設けるだけの簡単な構造で実施することができ、
従って最少減の部品点数の増加でしかも所要スペースの
増大を招くことな〈実施することができ、従って小型で
且つ安価な信頼性に優れたリボン弛み防止構造が得られ
る。

こうして、テープ弛みを確実に防止できるので。

装着時における印字ヘッドや用紙に対するインクＩＪ　
、インの引掛かり乞なくすことができ、印字不良やりセ
ンの損傷をもな（し５るリボンカセットが得られる。又
、テープ弛みが生じると％　ＩＪ−ルに対する巻状態が
乱されて巻ずれが生じ、リキン送ａ　ｔｙ＋＜動時の負
荷が増大するが、以上の実施例によればこのような不具
合も確実に防止することができる。

〔効果］ 以上の説明から明らかな如く１本発明によれば、インク
リーンの弛みを確実に防止することができ。

しかも使用時におけるすＩン送シ駆動時の負荷を軽減し
うるリボンカセットが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にょろりセンカセットの一実施例をその
装着前の状態で且つカセットの蓋を除去した状態で示す
平面図、第２図はＴＢ　ｉ図のりセンカセットをその装
着時の状態で且つカセット蓋を除去した状態で示す平面
図、第３図は第２図中の線１ト１に沿い且つキャリジの
一部を含めて示す縦断面図、第４図は第２図中の線ＩＶ
−Ｍに沿い且つキャリジの一部を含めて示す縦断面図で
ある。 ■・・・カセットケース、２，３・・・軸受部、４・・
・供給リール、５・・・巻取りリール、６・−゛印字ヘ
ッド。 ７・・・ヘッド開口部、８・・・インクリーン、９・・
−キャリジ（使用機器のカセット装着場所）、１１°・
・リゼン巻取り軸、１３・・・スジリング、１４．１５
−・ビン、１６．１７・・・開口（ビン受入用）、１８
，１９・°。 先細テーノぞ部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ヘッドＴｒｉ４０部を有するカセットケース内
   に供給リール及び巻取りリールを回転自在に設け、供給
   リールからヘツド開ロ部ン通し１巻取りリールへインク
   リボンを送るリボンカセットにおいて、ｊＪ％給リール
   及び巻取シリール双方の周面に圧接し℃ばね力により各
   リールに回転抵抗を与えるスプリングを設け、キャリジ
   など使用機器のカセット装着場所であって前記スプリン
   グの供給リール側及び巻取りリール側の各弾性変形部に
   対応する位置にビンを立設するとともにカセットケース
   の底に各ビンを受入れるための開口を形成し、カセット
   装着の際、各ビンを前記スプリングの各弾性変形部に当
   接させることにより該スプリングのばね力を減少させて
   各リールの回転抵抗を減することを特徴とするリボンカ
   セット。