JPS602304B2 - 新規ベンズ〔f〕インドリン類の製法 - Google Patents

新規ベンズ〔f〕インドリン類の製法

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JPS602304B2
JPS602304B2 JP48108577A JP10857773A JPS602304B2 JP S602304 B2 JPS602304 B2 JP S602304B2 JP 48108577 A JP48108577 A JP 48108577A JP 10857773 A JP10857773 A JP 10857773A JP S602304 B2 JPS602304 B2 JP S602304B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/58[b]- or [c]-condensed
    • C07D209/62Naphtho [c] pyrroles; Hydrogenated naphtho [c] pyrroles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規ペンズ〔f〕インドリン類の製法に関する
本発明により、式1 の新規な化合物及びその酸付加塩を提供する。
本化合物は定義に従って式1の化合物の光学対掌体及び
光学対掌体のラセミ混合物をも含み、ここでRは炭素原
子1〜5個のアルキル、炭素原子3〜5個のアルケニル
又はアルキニル(その多重結合はRが結合する窒素原子
に対しては一位置にはない)、炭素原子3〜6個のシク
ロアルキルにより置換された炭素原子1〜4個のァルキ
ル、炭素原子2〜5個のヒドロキシァルキル、炭素原子
7〜11個のフェニルアルキル、フェニル基がハロゲン
、炭素原子1〜4個のアルコキシ又は炭素原子1〜4個
のァルキルでモノ置換された炭素原子7〜11個のフヱ
ニルアルキル、又は基A−CO−R3(式中、Aは炭素
原子1〜4個のアルキレンであり、R3は炭素原子1〜
5個のアルキル、ヒドロキシ又は炭素原子1〜4個のア
ルコキシ、フェニル、ハロゲンでモノ置換されたフェニ
ルである)であり、R,及びR2は同一又は異なるもの
であり、それぞれ水素、ハロゲン又は炭素原子1〜4個
のアルキルであり、環Bとcとがシス結合で連結されて
いる。基R及びR3が炭素原子1〜5個の低級アルキル
であるときは、これは特に炭素原子1〜4個、好ましく
は1〜3個を含む。
ZRが炭素原子3〜6個のシクロア
ルキル基で置換された炭素原子1〜4個のアルキル基で
ある場合には、そのァルキル基は特に炭素原子1〜2個
を含み、そのシクロァルキル基は特に炭素原子3個を含
む。この種類の好ましい置換基はシクロプZロピルメチ
ル基である。基Rが炭素原子2〜5個のヒドロキシアル
キル基である場合には、これは特に炭素原子2〜4個、
好ましくは2〜3個を含む。
基Rが炭素原子7〜11個のフェニルアルキル2基、又
はハロゲン、炭素原子1〜4個のアルコキシ又は炭素原
子1〜4個のアルキルでモノ置換された炭素原子7〜1
1個のフェニルアルキル基である場合には、このフェニ
ルアルキル基は特に炭素原子7〜9個、好ましくは7〜
8個を含む。
この2基中に存在してもよいハロゲン置換基は特にフッ
素、塩素又は臭素、好ましくはフッ素又は塩素を意味す
る。この基中に存在してもよい炭素原子1〜4個のアル
コキシ又はアルキル置換基は特に炭素原子1〜3個、好
ましくは1〜2個を含む。 3基Rが基A−CO−R3
であり且つR3がフェニル、又はハロゲンでモノ置換さ
れたフェニルでない場合には、アルキレン基Aは特に炭
素原子1〜3個、好ましくは炭素原子1〜2個を含む。
R3がハロゲンで置換されたフェニルである場合には、
ハロゲン置換基は特にフツソ、塩素又は臭素、好ましく
はフッ素又は塩素を表わす。基R3が炭素原子1〜4個
のアルコキシ基である場合には、これは特に炭素原子1
〜2個、好ましくは1個を含む。基R,及び/又はR2
がハロゲンである場合には、これらは特にフッ素、塩素
又は臭素、好ましくはフッ素又は塩素を表す。
基R,及び/又はR2が炭素原子1〜4個のアルキル基
である場合には、これらは特に炭素原子1〜2個、好ま
しくは炭素原子1個を含む。
式1の特に好ましい化合物は式lw H の化合物及びその酸付加塩であり、本化合物は定義に従
って式lwの化合物の光学対掌体及び光学対掌体のラセ
ミ混合物をも含み、及びここでRaは水素、炭素原子1
〜3個のアルキル、炭素原子3〜5個のアルケニル又は
アルキニル(その多重結合はRaが結合する窒素原子に
対してQ一位置にはない)、シクロプロピルメチル、ヒ
ドロキシェチル、炭素数7〜8個のフェニルアルキル、
フッ素、塩素、メチル又はメトキシでモノ置換された炭
素原子7〜8個のフェニルアルキル、アセトニル、3ー
オキソブチル、フエナシル、Pーフルオロフエナシル、
4−(pーフルオロフエニル)−4ーオキソブチルであ
り、Rb及びRCは同一又は異なるものであり、それぞ
れ水素、塩素、フッ素又はメチルである。
更に、本発明により式1の化合物及びそれらの塩は式l
b (本化合物は定義に従って式lbのこれらの化合物の光
学対掌体及びこれらの光学対等体のラセミ混合物をも含
み、式中R,,R2は上記定義のとおりである)の化合
物をa基Rの直接導入によりN−アルキル化し、得られ
る式1の化合物をそのまま又は塩として単離することを
特徴とする方法により得られる。
上記式1の化合物のうち式lc(本化合物は定義に従っ
て式lcの化合物の光学対掌体及びこれらの光学対掌体
のラセミ混合物をも含み、式中R,,R2及びAは上記
定義のとおりであり、AIkは炭素原子1〜4個のアル
キル基.である〉で示されるェステルは、これを本発明
外の工程により加水分解して式ld(本化合物は定義に
従って式ldの化合物の光学対掌体及びこれらの光学対
掌体のラセミ混合物をも含み、式中R,,R2及びAは
上記定義のとおりである)の化合物に導くことができる
又、式1の化合物及びそれらの塩は、b 式lbの化合
物の還元的アルキル化によりN−アルキル化し、式le
(本化合物は定義に従って式leの化合物の光学対掌体
及びこれらの光学対掌体のラセミ混合物を含み、式中R
,,R2は上記定義のとおりであり、R5は炭素原子1
〜5個の第1又は第2アルキル基である)の化合物にす
ること、及び得られる式leの化合物をそのまま又は塩
として単離することを特徴とする方法により得られる。
塩は遊離塩基又は酸から周知の方法により精製され、そ
の逆もまた可能である。
得られる式1の任意のラセミ体をそれらの光学対掌体に
分離することは周知の方法、例えばこれらのラセミ体と
光学的に活性な酸との塩の分別結晶化によりおこなわれ
てもよい。
次に、式1の化合物の製造にさし、し考慮される術的方
法の詳細を述べる。
a 式lbの化合物のNーアルキル化は、例えば式VB
R V (式中Rは上記定義のとおりであり、Eは反応性ェステ
ルの酸基である)の化合物又は式Vの化合物の反応性誘
導体を用いておこなう。
式Vの化合物において、Bは例えば塩素、臭素又はヨウ
素のようなハロゲン、又は有機スルホン酸の酸基、例え
ばメチルスルホニルオキシのようなアルキルスルホニル
オキシ基又はフェニルスルホニルオキシ又はp−トルイ
ルスルホニルオキシのようなアリールスルホニルオキシ
基を意味する。
式lbの化合物の式Vの化合物によるNーアルキル化は
都合よくは有機溶媒、例えばアミド又は脂肪族カルボン
酸、例えばジメチルホルムアミド中において、炭酸ナト
リウム又はNーェチル−N,N−ジイソプロピルアミン
のような塩基性縮合剤の存在下でおこなわれる。
反応温度は室温ないし約10ぴ0の間で変化してもよい
反応時間は特に反応温度及び式Vの化合物の反応容量に
より、約1〜16時間になる。式Vの化合物の適当な反
応性誘導体は基A−CO一R3(式中AはCH2−CH
2であり、R3は上記定義のとおりである)の導入のた
めにはとりわけQ,8一不飽和カルボニル化合物であり
、ヒドロキシェチル基の導入のためにはエチレンオキシ
ドである。
式lbの化合物とメチルピニルケトン又はアクリル酸低
級アルキルェステルのようなQ,B−不飽和カルボニル
化合物との反応は都合よくは適当な有機溶媒、例えばメ
タノール又はエタノールのような低級アルコール中にお
いて縄杵‐ しながらおこなわれる。
反応温度は室温ないし反応混合物の還流温度の間で変化
してもよい;反応混合物は好ましくは約40〜8ぴ0に
加熱される。反応時間は反応温度及びQ,B−不飽和カ
ルボニル化合物の反応性により左右され約1〜5時間に
なる。式lbの化合物とエチレンオキシドの反応はまた
周知の方法に類似の方法でおこなわれ、実施例4で説明
される。
反応は不活性溶媒中で冷却しながらおこなわれる。反応
は約10〜2餌時間持続される。式lcの化合物の加水
分解は酸条件下で、例えば州塩酸を用いて都合よくは高
められた温度で、好ましくは還流温度でおこなわれる。
しかし、式lcの化合物はまたアルカリ条件下でも式l
dの化合物に加水分解される。アルカリ加水分解は好ま
しくはアルカリ金属水酸化物又はアルカリ士類金属水酸
化物のアルコール性水溶液中において、特に水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム又は水酸化バーJウムのメタノ
ール又はエタノール性水溶液中において都合よくは室温
又はわずかに高められた温度でおこなわれる。b 式l
bの化合物の式leの化合物への還元的アルキル化は周
知の類似の方法にておこなわれてもよい。
例えば、ギ酸の存在下で式lbの化合物を対応するアル
デヒド又はケトンでアルキル化する(ロイカルトーワル
ラツハ(Leuckaれ−wallach)法)。
還元的アルキル化は、また水素分解的に、すなわちラニ
ーニツケル又はパラジウムのような貴金属触媒の存在下
で水素ガスを用いておこなってもよい。しかし、この方
法においては式lbの化合物中に存在する任意の塩素、
臭素又はヨウ素置換基もまた少なくとも部分的に還元さ
れる。故に、後者の化合物の還元的アルキル化のために
は上記のロィカルトーワルラツハ法を使用することが好
都合である。ロィカルトーワルラッハ法による反応は適
当な有機溶媒、好ましくは過剰のギ酸中において高めら
れた温度で、都合よくは還流温度でおこなわれる。接触
的還元的アルキル化は適当な有機溶媒、例えばメタノー
ルのような低級アルコール中において都合よくは室温で
おこなわれる。
更に、本発明に従って、式lbの化合物はal周知の方
法に従って、式の(本化合物は定義に従って式のの化合
物の光学対掌体及び光学対掌体のラセミ混合物をも含み
、R″,は水素でR″2はハロゲン又は炭素原子1〜4
個アルキルであるか、又はR″,はハロゲン又は炭素原
子1〜4個のアルキルでR″2は水素であり、R9は電
子吸引基である)の化合物から基R9を除去すること、
又はbl 式肌 (本化合物は定義に従って式肌の化合物の光学対掌体及
び光学対掌体のラセミ混合物をも含み式中R,,R2は
上記定義のとおりであり、R,oは上記定義の基R9又
は水素である)の化合物を強アルカリ性条件下で式lb
の化合物に転化することを特徴とする方法により得られ
、得られる式lbの化合物は塩基として又は酸付加塩と
して単離される。
酸付加塩は周知の方法により遊離塩基から製造され、及
びその逆もまた可能である。
次に、式lbの化合物の製造のさし、に考慮される技術
的方法の詳細を述べる。
al 適当な電子吸引基R9の例はトリフルオロアセチ
ル基、ベンゾィル基のようなアシル基、トシル基のよう
な脂肪族又は芳香族スルホニル基、メトキシー又はヱト
キシーカルボニル基、のような低級アルコキシカルポニ
ル基又はフェノキシカルボニル基である。
本発明によるR9の除去は、例えば、低級アルコール、
好ましくはメタノール又はエタノール中の水酸化ナトリ
ウム又は水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物
の1〜約州溶液で加水分解によりおこなってもよい。
; R9が容易に分離しうるアシル基、例えばトリフル
オロアセチル基である場合には、加水分解は室温又はわ
ずかに高められた温度でおこなってもよい。
この場合、加水分解は約0.5〜3時間後に完了する。
R9が容易に分離しにくいアシル基、例えばフェノキシ
カルボニル基である場合には、反応は都合よく加熱して
、好ましくは反応混合物の還流温度でおこなわれる。
この場合、反応は約10〜2独時間持続する。R9が脂
肪族又は芳香族スルホニル基である場合には、この基は
周知の方法に類似の方法により、例えばナトリウムノア
ンモニア又は40%臭化水素酸中のフェノール還元条件
下で分離されてもよい。
式のの化合物の加水分解はまた酸条件下、例えば州塩酸
で、都合よくは高められた温度で好ましくは反応混合物
の還流温度でおこなわれてもよい。
bl 式Wの化合物の式lnの化合物への転化は強アル
カリ性条件で、例えば水酸化カリウム又はカリウム第3
−ブチレィトのような強塩基を用いて、及び/又は高め
られた温度、例えば約100〜200qoで、及び/又
は長い反応時間例えば1〜7日、にておこなわれる。
この転化のために特に適する反応嬢質はn−ブタノール
中の水酸化カリウムの飽和溶液(約40%)(還流温度
で1〜7日)あるいはジメチルスルホキシド中のカリウ
ム第3−ブチレィト(25−80℃で1〜7日)である
存在する任意の基R9はこれらの強アルカリ性条件下で
求談的アニオン、例えばOHe,0−(低級)アルキル
eの存在で分離されるであろう。
式のおよび肌の化合物もまた新規であり、以下に述べる
ように直接合成されてもよい。
ao 式のa (本化合物は定義に従って式のaの化合物の光学対掌体
及び光学対掌体のラセミ混合物をも含み、式中R,,R
2及びRsは上記定義のとおりである)の化合物は式×
m (式中R,,R2及びR9は上記定義のとおりである)
の化合物を熱的に環化することににより得られる。
式×mの化合物の熱的環化は好ましくは高い沸点を有す
る不活性有機溶媒、例えばジクロルベンゼン中において
おこなわれてもよい。
反応は都合よくは酸素の不存在下でおこなわれ、反応混
合物は約160〜19ぴ0において約1〜6時間加熱さ
れる。得られる式のaの化合物は上記された如く対応す
るNH−化合物に脱アシル化され、接触的に水素添化さ
れて式肌の化合物にされる、後者の場合、存在してもよ
い任意の塩素、臭素又はヨウ素置換基もまた部分的に還
元されるであろうということに注意すべきである。
bD 式Wb (本化合物は定義に従って式のbの化合物の光学対掌体
及び光学対掌体のラセミ糧合物をも含み、式中R,及び
R2は上記定義のとおりであり、R,2は低級ァルキル
又はフェニル基である)の化合物は、例えば、式lr (本化合物は定義に従って式lrの化合物の光学対掌体
及び光学対掌体のラセミ混合物をも含み、式中R,及び
R2は上記定義のとおりである)の化合物を周知の方法
に従って、ョウ化水素酸/赤リンで還元し、続いて得ら
れる式ls(本化合物は定義に従って式lsの化合物の
光学対掌体及び光学対掌体のラセミ混合物をも含み、式
R,及びR2は上記定義のとおりである)の化合物中の
ペンジル基を置換するこことにより製造される。
式lsの化合物中のペンジル基の置換は周知の方法に従
って、例えば式lsの化合物を対応するクロル炭酸ェス
テルと反応させることによってもおこなわれる。
得られる式のbの化合物は上記(方法al又はbl)に
記載されたごとく対応する式肌のテトラヒドロ化合物(
R,o=H)に、又は式lnの化合物に転化されてもよ
い。
cロ 式XW (式中R9は上記定義のとおりであり、R″,は水素で
あり且つR″2はハロゲン又は炭素原子1〜4個のアル
キル基であか、若しくはR″,はハロゲン又は炭素原子
1〜4個のアルキルであり且つR″2は水素である)の
化合物を熱的に環化することにより式のの化合物を得る
式×肌の化合物の熱的環化は方法ao‘こ記載された条
件のもとでおこなわれてもよい。
しかし、反応は通常いくぶん長時間(16〜30時間)
持続される。上記の各方法により製造された化合物は通
常の方法にて単離され、周知の方法に従って精製される
出発物質の製造は記載されない限り周知であるか又は周
知の方法に従って又はここに記載した方法若しくは周知
の方法に類似の方法により製造される。
式1の化合物及びそれらの薬理学上許容しうる酸付加塩
は興味ある薬理作用特性を示し且つ毒性が低いので医薬
として使用されうる。
動物実験において、化合物は特に抗うつ剤の典型である
薬理学上の効果を示した。
すなわち、約2の9/k9なし・し約30雌/k9の投
薬量で本発明の化合物はテトラベナジンの投与によりね
ずみに引き起される強榎症状態を除去する(テトラベナ
ジン桔抗作用)。抗うっ剤効果により、本化合物はうつ
病の治療に使用されうる。上記の使用のために投与され
るべき投薬量は当然に使用される化合物、投与の方式及
び治療されるべき状態によるであろう。
しかし、満足すべき結果は通常約1〜30のp/k9動
物体重の投薬量で式1の化合物又はそれらの生理学上許
容しうる酸付加塩を投与することにより得られる。大き
な噸乳動物については必要とする1日当りの投薬量は約
50〜500雌である。この1日当りの投薬量はより小
さい部分として、例えば1日に2〜4回にして、又は遅
延型として投与されてもよい。単位投薬量、例えば経口
投与に適する錠剤は適当な製薬上不活性な補薬と一緒に
約12.5〜250の9の活性化合物を含んでもよい。
更に、本発明の化合物はねずみにおけるティルピンチテ
スト(tail pinchtest)、ねずみにおけ
るテイルフリツクテスト(tailflicktest
)ねずみにおけるホットプレイトテスト(hotpla
にtest)でのそれらの特性及びまたねずみにおける
フェニルベンゾキノシン症候群を抑制することに関する
それらの特性により示されるように鎮痛剤として有用で
ある。
一般式1の新規な化合物又はそれらの生理学上許容し得
る酸付加塩はそれら自体で又は腸管外投与のために適当
な医薬調合剤、例えば錠剤、糖衣錠、座薬、注射液の形
で医薬として使用されてもよい。
これらの調合剤は有用な無機又は有機の製薬上不活性な
桶薬、例えばラクトーズ、デン粉、滑石、ステアリン酸
、水、アルコール、天然油又は硬化油及びワックスのほ
かに、適当な防腐剤、安定剤、湿潤剤、可溶化剤、甘味
物質、着色物質及び香味料を含有してもよい。それらは
酸、例えば塩化水素、臭化水素、フマル酸、マレィン酸
、酒石酸、ナフタリン−1,5ージスルホン酸と共に通
常水に可溶性の安定な塩を形成する。
更に本発明はそれ自体周知の方法による式1の化合物を
含む新規な医薬の製造方法及びうつ病又は痛みの治療に
式1の化合物を医薬として使用することを含む。
上記の特性は特に式lz (式中RJはメチル、2ープロピル、シクロプロピルメ
チル、アセトニルであり、Rbl及びRclは水素、メ
チル又は塩素である)の化合物の場合に著しい。
本発明の実施態様を示すと次の通りである。
(粉RS,4SR,虫SR)一6ークロル−粉,4,9
,鱗−テトラヒドロー2ーメチルー4ーフェニルーベン
ズ〔f〕イソインドリン又はその酸付加塩を製造するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項による方法。次の
実施例は限定的なものではなく、全ての温度は摂氏であ
る。
なお、実施例その他の記載において、 (粉RS,4SR,鱗SR)とあるのは、2種のェナン
シオマー($R,4S.望S)と(粉S,狐,鱗R)の
ラセミ混合物を意味する。
実施例 1 ($RS,4SR,既SR)−2−アセトニル−鱗,4
,9,鱗ーテトラヒドロー4ーフエニルーベンズ〔f〕
ィソインドリン〔方法a〕35ccのジメチルホルムア
ミド中の3.76夕のクロルアセトンの溶液を10夕の
($RS,時R,既SR)の−*,4,9,鱗−テトラ
ヒドロー4ーフエニルーベンズ〔f〕イソインドリン、
8.5夕の炭酸ナトリウム、0.2夕のョウ化ナトリウ
ム及び80ccのジメチルホルムアミドの混合物に縄拝
しながら10000で滴状に加える。
反応混合物を100℃で2時間燈拝した後に高真空中で
蒸発することにより濃縮する。残留物を塩化メチレン/
が苛性ソーダ溶液と一緒に振る。有機相を乾燥し、蒸発
により濃縮し、エーテル中の残留物に活性炭を加え、一
溶液を炉適し、蒸発により濃縮し、残留物をエーテル/
ペンタンから結晶化させることにより、106〜10が
oの融点を有する標題化合物を得る。(粉RS,蝿R,
虫SR)‐粉,4,9,虫ーテトラヒドロ−4ーフエニ
ルーベンズ〔f〕イソインドリンの製造は参考例2に記
載されている。
式laの次の化合物は実施例1に記載した方法に類似の
方法により、対応する出発物質を使用して、式lbの化
合物のアルキル化により得られる〔方法a〕による〕:
(3RS,4SR,鱗SR)一3,4,9,9−テトラ
ヒドロー2ーメチルー4ーフエニルーベンズ〔f〕ィソ
ィンドリン、塩酸塩の融点207〜209℃;(松RS
,4SR,鱗SR)一2ーアリル−ね,4,9,単一テ
トラヒドロー4−フエニルーベンズ〔f〕ィソインドリ
ン、塩酸塩の融点187〜190℃;($RS,4SR
,鱗SR)一2ーシクロプロピルメチルー$,4,9,
9ーテトラヒドロ−4ーフェニルーベンズ〔f〕ィソイ
ンドリン、融点65〜6830;(粉RS,億R,斑S
R)一$,4,9,単一テトラヒドロー2−イソプロピ
ルー4ーフエニルーベンズ〔f〕ィソインドリン、マレ
イン酸水素塩の融点150〜158℃:(粉RS,ぶR
,鱗SR)−ね,4,9,虫ーテトラヒドロー4−フエ
ニルー2一(2ープロピニル)ペンズ〔f〕ィソィンド
リン、融点93〜950〇;($RS,亀R,9SR)
一2一(0−クoルフエネチル)−3,4,9,9−テ
トラヒドロ−4ーフエニルーベンズ〔f〕イソインドリ
ン、マレィン酸水素塩の融点178〜17軌0:(粉R
S,4SR,歌SR)一2一($,4,9,単一テトラ
ヒドロー4ーフエニルーベンズ〔f〕イソインドリン−
2−イル)アセトフエノン、融点120〜130℃;(
粉RS,導R,鱗SR)−pーフルオロー4一(粉,4
,9,9ーテトラヒドロ−4ーフヱニル−ペンズ〔f〕
イソインドリン−2ーイル)ブチロフェノン、融点81
〜84こ○:(粉RS,ぶR,9SR)−S,4,9,
鱗ーテトラヒドロー2−(pーメチルベンジル)一4ー
フェニル−ペンズ〔f〕ィソィンドリン、融点120〜
121℃:(粉RS,獲R,鱗SR)−粉,4,9,望
−テトラヒドo−2−(pーメトキシベンジル)−4−
フェニル−ペンズ〔f〕ィソィンドリン、融点95〜1
00q0;($RS,億R,9SR)−6ークロルーS
,4,9,虫ーテトラヒドロー2ーメチルー4一(4ー
クロルフエニル)ペンズ〔f〕イソインドリン、融点1
33〜135℃;(粉RS,4SR,鱗SR)−6ーク
ロルー4一(4−クロルフエニル)一2−シクロプロピ
ルメチル−$,4,9,単一テトラヒドローベンズ〔f
〕ィソィンドリン、融点124〜126qo;(粉RS
,ぶR,望SR)−2ーアセトニルー6ークロルー4一
(4−クロルフヱニル)−3,4,9,鱗一テトラヒド
ローベンズ〔f〕イソインドリン、ビス(塩基)ナフタ
リン−1,5ージスルホネィトの融点305〜3070
:(粉RS,4SR,9SR)一7ークロルー4一(m
ークロルフエニル)−$,4,9,9ーテトラヒドロー
2ーメチルーベンズ〔f〕イソインドリン、ビス(塩基
)ナフタリン−1,5ージスルホネィトの融点244〜
248℃:(粉RS,時R,鱗SR)−2−アセトニル
ー7ークロルー4一(mークロルフエニル)一あり4,
9,鱗−テトラヒドローベンズ〔f〕イソインドリン、
ビス(塩基)ナフタIJンー1,5−ジスルホネィトの
融点266〜269oo;($RS,4SR,9SR)
一7−シロル−4−(mークロルフエニル)−2ークロ
ルプロピルメチルー斑,4,9,9−テトラヒドロベン
ズ〔f〕ィソィンドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1
,5−ジスルホネィトの融点243〜247℃;($R
S,4SR,鱗SR)−$,4,9,鱗ーテトラヒドロ
−2,6−ジメチルー4−(pートルィル)ペンズ〔f
〕イソィンドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1,5ー
ジスルホネィトの融点195〜19800;(粉RS,
時R,鱗SR)‐2−シクロプロピルメチル一$,4,
9,単一テトラヒドロー6−メチル一4−(pートルイ
ル)ペンズ〔f〕イソインドリン、融点98〜100℃
;(粉RS,傘R,虫SR)一松,4,9,単一テトラ
ヒドロー6ーメチルー2−(3ーメチルーブトー2ーエ
ニル)一4一(p−トルイル)ペンズ〔f〕イソインド
リン、塩酸塩の融点197〜2070(分解);(おR
S,獲R,望SR)−$,4,9,単一テトラヒドロー
2,6−ジメチル−4ーフエニル−ペンズ〔f〕イソイ
ンドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1,5−ジスルホ
ネイトの融点280〜283℃;($RS,4SR,鱗
SR)−2ーアセトニル−3,4,9,鱗−テトラヒド
ロー6ーメチルー4−フエニルーベンズ〔f〕イソイン
ドリン、ピス(塩基)ナフタリン−1,5ージスルホネ
イトの融点295〜30100:($RS,4SR,望
SR)−2ーシクロプロピルメチルー3,4,9,鱗−
テトラヒドロ−6ーメチルー4ーフエニル−ペンズ〔f
〕イソインドリン、塩酸塩の融点198〜204℃:(
$RS,4SR,鱗SR)‐粉,4,9,鱗ーテトラヒ
ドロ−2,7ージメチル−4ーフエニル−ペンズ〔f〕
イソインドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1,5ージ
スルホネィトの融点244〜248℃;(粉RS,獲R
,鱗SR)−2ーアセトニル−粉,4,9,9−テトラ
ヒドロー7−メチル一4ーフエニル−ペンズ〔f〕イソ
インドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1,5−ジスル
ホネィトの融点295〜29900;(粉RS,4SR
,gSR)一2ーシクロプロピルメチルー粉,4,9,
鱗ーテトラヒドロー7−メチル−4ーフエニルーベンズ
〔f〕イソインドリン、融点79〜820:2−($R
S,蝿R,鱗SR)−$,4,9,亀ーテトラヒドロー
7ーメチルー4−フエニル−ペンズ〔f〕イソインドリ
ン−2ーイル)一pーフルオロアセトフェノン、マレィ
ン酸水素塩の融点164〜16が0;(粉RS,時R,
鱗SR)−6ークロルー粉,4,9,虫ーテトラヒドロ
ー2−メチル一4ーフェニルーベンズ〔f〕ィソインド
リン、塩酸塩の融点231〜23y○;(3RS,岱R
,鱗SR)−$,4,9,$ーテトラヒドロー2一(3
−メチルプト−2ーエニル)−4−フエニル−ペンズ〔
f〕イソインドリン、マレィン酸水素塩の融点163〜
1総℃;参考例2,3,4及び9は必要な出発物質の製
造方法を説明している。
次の実施例で更に方法aに従う方法を説明する。
実施例 2 (粉RS,4SR,斑SR)一4−(3,4,9,鱗−
テトラヒドロ−4ーフエニルーベンズ0〔f〕イソイン
ドリンー2ーイル)−2ーブタノン〔方法aの別法〕6
0ccのエタノール中の7.4夕の($RS,4SR,
鱗SR)−3,4,9,鱗−テトラヒドロ−4ーフェニ
ルーベンズ〔f〕ィソインドリンの溶液を3ccのメチ
ルビニルケトンの添加後1.虫時間還流加熱し、続いて
蒸発により濃縮する。
残留物をシリカゲル上において酢酸エチルを用いてクロ
マトグラフにかける。蒸発により濃縮後、炉液から油状
残留物として標題化合物を得る。マレィン酸水素塩の融
点121〜124℃(エタノールから結晶化後)。実施
例 3 (粉RS,4SR,9SR)−粉,4,9,単一テトラ
ヒドロー4−フエニルーベンズ〔f〕イソィンドリンー
2ープロピオン酸メチルェステル〔方法aの別法〕15
夕の(粉RS,4SR,鱗SR)一$,4,9,9ーテ
トラヒド0−4ーフエニルーベンズ〔f〕ィソィンドリ
ン、5.9夕のアクリル酸メチルェステル及びメタノー
ル中のペンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシドの
40%溶液lccの混合物を50℃で4時間蝿拝し、そ
の後蒸留により濃縮する。
蒸酸残留物をシリカゲルを用いてベンゼン/酢酸エチル
にて粘液(slime)にし、炉過をおこなう。炉液を
蒸発により濃縮することにより、75〜76qoの融点
(エーテル/石油エーテルから結晶化後)を有する標題
化合物を得る。参考例 1 (傘RS,公R,鱗SR)‐3,4,9,鱗−テトラヒ
ドロー4ーフエニル−ペンズ〔f〕イソィンドリンー2
ープロピオン酸〔加水分解ェステル一方法a〕10夕の
(3RS,4SR,鯵SR)−も,4,9,鱗ーテトラ
ヒド0−4−フエニルーベンズ〔f〕ィソインドリンー
2ープロピオン酸メチルェステルを50ccのが塩酸中
で5時間加熱還流する。
その後溶液を蒸発により濃縮し、残留物を水に溶解し、
溶液のpHを苛性ソーダ溶液で1に調節し、1当量の1
,5一ナフタリンジスルホン酸を加えることにより標題
化合物のビス−1,5−ナフタリンージスルホン酸塩が
粘着物の形で得られる。上澄み液をすて、樹脂をアセト
ンですりつぶすと結晶化する。融点193〜195qo
。実施列 4 Z(
$RS,4SR,亀SR)一2−(2−ヒドロキシエチ
ル.$,4,9,単一テトラヒドロー6ーメチルー4−
(pートルイル)−2ーベンズ〔f〕ィソィンドリン〔
方法a〕の別法〕1,3夕の酸化エチレンを30ccの
エタノール中Jの4夕の(粉RS,4SR,鱗SR)−
$,4,9,鱗ーテトラヒドロー6ーメチルー4一(p
−トルイル)ペンズ〔f〕イソインドリンの溶液に−1
5℃で燭拝しながら通す。
混合物を十5℃で1即時間放置し、その後濃縮する。残
留物を30夕のシリカ j2ゲル上にて塩化メチレン/
メタノール/飽和アンモニア水(95:4.5:0.5
)でクロマトグラフにかけることにより、128〜12
9dCの融点、.(塩化メチレン/石油エーテルから結
晶化後)を有する標題化合物を得る。
2実施例2ないし4に記載された化合
物はまた実施例1に類似する方法で製造されてもよい。
参考例 2(粉RS,4SR,鱗SR)一$,4,9,
鱗−テトラヒドロ−4ーフエニルーベンズ〔f〕イ3ソ
ィンドリン〔方法al〕22.3夕の($RS,4SR
,9SR)−$,4,9,鱗−テトラヒドロー4ーフエ
ニルーベンズ〔f〕イソインドリンー2−トリフルオロ
アセトァミドをメタノール中のが苛性カー」溶液に加熱
しながら溶解する。
混合物を室温で30分間燈拝し、続いて水に注ぎ入れ、
塩化メチレンで抽出する。抽出物を硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶液を蒸発により濃縮し、残留物を塩化メチレン
/ペンタンから結晶化させることにより、136〜13
8℃の融点を有する標題化合物を得る。出発物質として
必要な(粉RS,4SR,9SR)‐$,4,9,亀ー
テトラヒドロー4ーフヱニルーベンズ〔f〕イソインド
リンー2ートリフルオoアセトアミドは例えば次のよう
にして得られる;6その0ージクロルベンゼン中の31
0夕のN,Nービスー(トランスーシンナミル)トリフ
ルオロアセトアミドの溶液をアルゴン雰囲気中で1曲時
間加熱還流し、その蒸発により濃縮する。
残留物を塩化メチレン/ペンタンから結晶化させること
により、150〜53℃の融点を有する(粉RS,4S
R,鱗SR)−3,4,9.9ーテトラヒドロー4ーフ
エニル−ペンズ〔f〕イソインドリンー2−トリフルオ
ロアセトアミドを得る。IR(CH2CI2)1690
、950〜990伽‐1に吸収帯なし。
出発原料として必要なN,Nービス−(トランスーシン
ナミル)トリフルオロアセトアミドは次のようにして得
られる;600ccのへキサメチルリン酸トリアミド中
の275夕のN−シンナミルートリフルオロアセトアミ
ドの溶液を540ccのへキサメチルリン酸トリアミド
中の30.2夕の水素化ナトリウムの懸濁液に冷却及び
蝿拝しながら滴状に加える。
ガスの発生が終った後、540ccのへキサメチルリン
酸トリアミド中の248.5夕のシンナミルプロミドの
溶液を滴状に加え、混合物を2500で1筋時間燈枠す
る。その後反応混合物を水に注ぎ入れ、エーテルで抽出
する。硫酸ナトリウムで乾燥したエーテル溶液を蒸発に
より濃縮し、油状の残留物を1.5k9のシリカゲル上
にてトルェンでクロマトグラフにかえる。炉液を蒸発に
より濃縮すると油状残留物としてN,Nービスー(トラ
ンス−シンナミル)トリフルオロアセトアミドを得る。
IR(CQC12)1690、968仇‐1。
標題化合物は通常の条件の下で(粉RS,4SR,鱗S
R)一粉,4,9,鱗ーテトラヒドロー4−フエニル−
ペンズ〔f〕イソインドリンー2一pートルェンスルホ
ン酸アミドを還元することによっても得られる。
出発物質として必要な(粉RS,4SR,虫SR)一粉
,4,9,単一テトラヒドロー4ーフエニル−ペンズ〔
f〕イソインドリンー2−p−トルェンスルホン酸アミ
ドは例えば次のようにして得られる;120ccの○−
ジクロルベンゼン中の2夕のN,N−ビスー(トランス
ーシンナミル)一pートルェンスルホン酸アミドの溶液
をアルゴン雰囲気中で4糊時間加熱還流し、続いて蒸発
により濃縮すると残留物として(粉RS,傘R,鱗SR
)−3,4,9,鱗−テトラヒドロー4ーフエニルーベ
ンズ〔f〕イソインドリンー2−p−トルエンスルホン
酸アミドを得る。
融点185〜18で○(エーテル/ペンタンから結晶化
後)。
次の式lbの化合物もまた対応する出発物質を用いて参
考例2に記載した方法に類似の方法により得られる;(
粉RS,4SR,鱗SR)−6ークロル−4一(4ーク
ロルフエニル)−粉,4,9,弊一テトラヒドローベン
ズ〔f〕ィソィンドリン、融点133〜134qC;(
粉RS,4SR,鱗SR)−6ーフルオ0−4一(p−
フルオロフエニル)一$,4,9,単一テトラヒドロー
ベンズ〔f〕イソインドリン、マレィン酸水素塩の融点
134〜136℃;($RS,4SR,9SR)−7ー
クロル−4一(mークロルフエニル)−粉,4,9,鱗
−テトラヒドロ−ペンズ〔f〕イソインドリン、マレイ
ン酸水素塩の融点166〜168qo;(粉RS,4S
R,鱗SR)一$,4,9,虫−テトラヒドロー6ーメ
チル−4−(p−トルイル)ペンズ〔f〕ィソィンドリ
ン、融点129〜13が○;($RS,ぶR,鱗SR)
‐粉,4,9,鱗ーテトラヒドロー6ーメチルー4ーフ
エニルーベンズ〔f〕ィソィンドリン、塩酸塩の融点1
74〜176℃;($RS,4SR,鱗SR)−$,4
,9,単一テトラヒドロー7ーメチル−4ーフエニルー
ベンズ〔f〕ィソィンドリン、酸塩の融点225〜22
7o0;(粉RS,億R,既SR)‐6−クロル−$,
4,9,鱗ーテトラヒドロー4ーフエニル−ペンズ〔f
〕イソインドリン、塩酸塩の融点205〜207℃;実
施例 5 ($RS,獲R,鱗SR)−粉,4,9,鱗一テトラヒ
ドロー2ーメチルー4−フエニルーベンズ〔f〕イソィ
ンドリン〔方法b)〕8夕の〔粉RS,4SR,鱗SR
〕−$,4,5,9,鱗ーテトラヒドロー4ーフエニル
ーベンズ〔f〕イソインドリン、120ccのホルムア
ルデヒド40%水溶液及び320ccのメタ/ールの混
合物を触煤量のラニーニッケル添加後ガス吸収が終るま
で水素雰囲気中で縄拝する。
炉過した反応混合物をその後蒸発により濃縮し、残留物
にメタノールを加え、不溶性物質を炉別し、溶液を蒸発
により濃縮することにより標題化合物が残留物として得
られる。標題化合物の塩酸塩は207〜209こ0(エ
タノールノヱーテル)の融点を有する。実施例 6 ($RS,4SR,鱗SR)一6ークロルー4一(pー
クロルフエニル)−$,4,9,単一テトラヒドロー2
ーメチルーベンズ〔f〕イソインドリン、〔方法b)〕
1.5夕の(粉RS,4SR,鱗SR)一6ークロルー
4一(p−クロルフエニル)一$,4,9,鰍−テトラ
ヒドローベンズ〔f〕イソインドリン、ioccの10
0%ギ酸及び10ccの40%ホルムアルデヒド水溶液
の混合物を窒素雰囲気中にて2時間加熱還流する。
混合物を蒸発により濃縮し、残留物を水中に取り入れ、
溶液を濃苛性ソーダ溶液でアルカリ性にし、塩化メチレ
ンで抽出する。乾燥された抽出物にそれらが濁るまでエ
ーテルを加え、ハィフ。ー(H〆lo)を通して炉過し
、蒸発により濃縮すると残留物として標題化合物を得る
。融点133〜13500(エーテルから結晶化後)。
次の化合物は対応する出発物質から方法b)を用いて実
施例5及び6に記載された方法と類似の方法にり得られ
る:($RS,4SR,鱗SR)一$,4,9,亀ーテ
トラヒドロー2−イソプロピル−4ーフエニルーベンズ
〔f〕ィソィンドリン、マレィン酸水素塩の融点150
〜1斑℃;(粉RS,4SR,鱗SR)一$,4,9,
鱗−テトラヒドロ−2,6ージメチルー4一(p−トル
イル)ペンズ〔f〕イソインドリン、ビス(塩基)ナフ
タリン−1,5ージスルホネイトの融点195〜198
こ○;($RS,奪R,鱗SR)−$,4,9,蛇−テ
トラヒドロー2,6ージメチルー4−フエニルーベンズ
〔f〕ィソィンドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1,
5ージスルホネィトの融点280〜283℃:(粉RS
,4SR,鱗SR)‐S,4,9,望ーテトラヒドロー
2,7ージメチルー4−フエニル−ペンズ〔f〕ィソィ
ンドリン、ビス(塩基)ナフタリン−1,5ージスルホ
ネイトの融点244〜2480〇;次の化合物は対応す
る出発物質から方法b)を用いて実施例6に記載した方
法と類似の方法により得られる;($RS,4SR,鱗
SR)−7ークロル−4一(mークロルフエニル)−松
一4,9,虫ーテトラヒドロー2ーメチルーベンズ〔f
〕イソインドリン、ピス(塩基)ナフタリン−1,5ー
ジスルホネィトの融点244〜248℃:($RS,4
SR,鱗SR)−6ークロル−粉,4,9,鱗−テトラ
ヒドロー2ーメチル−4ーフェニル−ペンズ〔f〕ィソ
ィンドリン、塩酸塩の融点231〜233q○;参考例
3 (粉RS,獲R,既SR)−$,4,9,鱗−テトラヒ
ドロー6−メチル一4ーフエニルーベンズ〔f〕イソイ
ンドリン〔方法bl〕固体の水酸化カリウムで飽和され
た500ccのn−ブタノール中の20.2夕の(粉R
S,4SR,虫SR)一粉,4,9,鱗−テトラヒドロ
ー6ーメチル−4ーフエニルーベンズ〔f〕イソインド
IJンの溶液をアルゴン雰囲気で70時間加熱還流し、
続いて蒸発により濃縮する。
残留物を水/塩化メチレンの間に分割し、有機相を乾燥
し、蒸発により濃縮し、残留物をメタノール中の過剰の
塩酸中に取り入れ、溶液を蒸発により濃縮し、残留物を
メタノール/エーテルから結晶化した後174〜176
qo(分解)の融点を有する標題化合物の塩酸塩が得ら
れる。参考例 4 (粉RS,4SR,鱗SR)−6ークロルー粉,4,9
,鱗ーテトラヒドロー4ーフエニルーベンズ〔f〕ィソ
インドリン〔方法bl〕6.4夕の($RS,溝R,鱗
SR)−6ークロルーも,4,9,鱗−テトラヒドロー
2−フエノキシカルポニル−4−フエニルーベンズ〔f
〕イソインドリンをnーブタノール中の粋酸化カリウム
飽和溶液320cc中において窒素雰囲気中で70時間
加熱還流する。
その後反応混合物を濃縮し、残留物を水中に取り入れ、
塩化メチレンで抽出する。洗浄され、乾燥された塩化メ
チレン溶液を蒸発により濃縮することにより標題化合物
を得る。塩酸塩の融点‘ま205〜2070(塩化メチ
レンノヱーテルから結晶化後)である。次の化合物は対
応する出発物質から方法bl)を用いて参考例3又は4
に記載された方法に類似の方法により得られる:($R
S,4SR,既SR)−粉,4,9,9ーテトラヒドロ
−4ーフエニルーベンズ〔f〕イソインドリン、融点1
36〜13800;(粉RS,4SR,鱗SR)一6−
クロル−4一(4ークロルフヱニル)粉,4,9,鱗一
テトラヒドローベンズ〔f〕ィソインドリン、融点13
3〜134qo;(粉RS,4SR,9SR)一6ーフ
ルオロー4−(p−フルオロフエニル)一3,4,9,
虫−テトラヒドロ−ペンズ〔f〕イソインドリン、マレ
イン酸水素塩の融点134〜136℃;(粉RS,4S
R,鱗SR)一7−クロルー4一(mークロルフエニル
)一$,4,9,単一テトラヒドローベンズ〔f〕イソ
インドリン、マレイン酸水素塩の融点166〜1粥℃;
($RS,4SR,既SR)一粉,4,9,単一テトラ
ヒドロー6−メチル一4一4(pートルイル)ーベンズ
〔f〕ィソィンドリン、融点129〜1320;(粉R
S,4SR,虫SR)一$,4,9,9ーテトラヒド0
−7ーメチルー4−フエニルーベンズ〔f〕ィソィンド
リン、塩酸塩の融点225〜2270○。
参考例 5 (粉RS,4SR,9SR)−粉,4,9,単−テトラ
ヒドロー6−メチル−4ーフエニルーベンズ〔f〕ィソ
ィンドリン(参考例3の出発原料)50ccの水中の0
.55夕の塩化パラジウムーロと0.39夕の食塩の溶
液を300ccのエタノール中の35.2夕の(鱗RS
)−2ーベンジル−9,鱗ージヒドロー6ーメチルー4
−フエニルーベンズ〔f〕ィソィンドリンの溶液に25
qoで加える。
混合物に25ccの水中の2.0夕の水素化ホウ素ナト
リウムの溶液を0℃で滴状に加え、25qoで30分間
額拝し、溶液のpHを濃塩酸水溶液で2に調節し、最後
に60oo及び4気圧で1斑時間水素添加する。反応混
合物を炉遇し、炉液を熱エタノールで抽出し、澄んだ溶
液を冷却することにより、215〜220℃(メタノー
ル/エーテルから)の融点を有する標題化合物の塩酸塩
が結晶化する。参考例 6 ($RS,奴S,鱗SR)‐2‐ペンジルー6ークロル
ー$,4,9,単一テトラヒドロー4ーフエニルーベン
ズ〔f〕イソインドリン(出発原料)400ccの氷酢
酸中の30夕の(鯵SR)−2ーベンジルー6−クロル
−9,鱗ージヒドロ−4ーフエニル−ペンズ〔f〕ィソ
ィンドリンと46.8夕赤リンとの懸濁液に190cc
の57%ョウ化水素酸を滴状に加え、続いて混合物を1
10qoで5.5時間加熱し、その後氷上に注ぎ入れ、
苛性ソーダ溶液でアルカリ性にする。
酢酸エチルで抽出後、有機相をセラィト(celite
)を通して炉過し、炉液を乾燥し、蒸発により濃縮する
ことにより、115〜1170の融点(ベンタンから結
晶化後)を有する標題化合物を得る。参考例 7 (亀RS)一2−ペンジル−9,単一ジヒドロー6ーメ
チルー4ーフエニル−ペンズ〔f〕イソィンドリン(参
考例5の出発原料)400ccのテトラヒドロフラン中
の27夕のIJチウムアルミニウムヒドラィドの溶液に
35ccの100%硫酸を窒素雰囲気中において燈拝し
ながら−5℃で滴状に加える。
続いて混合物を室温で3ぴ分間損拝し、再び一5℃に冷
却し、1そのテトラヒドロフラン中の90夕の(鱗RS
)−2−ペンジル−9,鱗−ジヒドロー6ーメチルー4
ーフエニルーベンズ〔f〕ーイソインドリン−1,3−
ジオンの溶液を30分以内に競状に加える。室温で2粥
時間燈梓後、反応混合物を水及び12%苛性ソーダ溶液
を加えることにより分解し、得られる沈殿を炉昇りする
。炉液を蒸発により濃縮し、残留物を塩化メチレン中に
取り入れ、炉過した溶液を濃縮し、残留物をエーテル/
ペンタンから結晶化することにより、139〜143つ
Cの融点を有する標題化合物を得る。出発物質として使
用される(鱗RS)−2ーベンジルー9,鱗ージヒドロ
ー6−メチル一4ーフエニルーベンズ〔f〕イソインド
リンー1,3−ジオンは次のようにして製造される:5
00ccのアセトン又は塩化メチレン中の35夕の2,
5ージメチルベンゾフェノン及び31.5夕のNーベン
ジルマレィミドの溶液を全ての物質が反応するまで(2
0〜13加持間)パイレツクスフイルタ一を通して水銀
高圧ランプで照射し、その後炉過及び蒸発による濃縮を
おこなう。
残留物をェーナルから結晶化させて162〜164q○
の融点を有する35夕の2ーベンジルー笹,4,9,鱗
ーテトラヒドロー6ーメチルー4ーフエニルーベンズ〔
f〕イソインドリン、一4ーオールー1,3ージオンを
得、これを170ccのトリフルオロ酢酸に溶解する。
溶液を25qCで3時間縄拝し、蒸発により濃縮する。
塩化メチレンノメタノールから結晶化後、156〜15
800の融点を有する30夕の(鱗RS)−2ーベンジ
ルー9,単一ジヒドロ−6ーメチル−4ーフエニル−ペ
ンズ〔f〕イソインドリンー1,3ージオンを得る。次
の化合物は対応する出発物質から参考例7に記載した方
法に類似の方法により得られる:(鱗RS)一2−ペン
ジルー9,鱗ージヒドロー7ーメチルー4ーフエニルー
ベンズ〔f〕イソインドリン、融点139〜14〆C;
(鱗RS)−2ーベンジルー6ークロルー9,鱗ージヒ
ドロー1ーフエニルーベンズ〔f〕イソインドリン、融
点266〜268℃:(9RS)−2ーベンジルー9,
既−ジヒドロー4ーフエニル−ペンズ〔f〕イソインド
リン、、融点113〜11500;(鱗RS)−9,鱗
ージヒドロー4ーフエニルーベンズ〔f〕ィソィンドリ
ン、塩酸塩の融点238〜24y0(分解);次に必要
な出発物質の上記製造方法を説明するための参考例を記
載する:参考例 8 (粉RS,4SR,鱗SR)一6ークロル−4−(pー
クロルフエニル)$,4,9,望一テトラヒドローベン
ズ〔f〕イソインドリンー2−トリフルオロアセトアミ
ド600ccの○−ジクロルベンゼン中の309のN,
Nービスー(トランス一p−クロルシンナミル)トリフ
ルオロアセトアミドの溶液をアルゴン雰囲気中で1曲時
間加熱還流し、続いて蒸発により濃縮する。
残留物を250夕のシリカゲル上においてベンゼンでク
ロマトグラフにかける。炉液を蒸発により濃縮すること
により残留物として標題化合物を得る。融点107〜1
1が0(エーテル/ペンタンから結晶化後)。出発物質
として使用されたN.Nービスー(トランス一pークロ
ルシンナミル)トリフルオロアセトアミドはトランス一
p−クロルシンナミルブロミドで・のNートランス−p
−クロルシンナミルトリフルオロアセトアミドのアルキ
ル化により製造されてもよい(参考例2に類似の方法)
参考例 9($RS,4SR,鱗SR)一6ーフルオo
−4一(pーフルオロフエニル)−粉,4,9,鰍−テ
トラヒドローベンズ〔f〕イソインドリン、一2ートリ
フルオロアセトアミド1ね〜176qoの融点(エーテ
ルから結晶化後)を有する標題化合物はN,Nービス(
トランスp−フルオロシンナミル)トリフルオ。
アセトアミドの熱的環化により参考例2に記載した方法
と類似の方法にて製造される。出発物資として必要な7
7〜79ooの融点(クロロホルムから結晶後)を有す
るN,Nービスー(トランス−pーフルオロシンナミル
)トリフルオロアセトアミドはN一pーフルオロシンナ
ミルートリフルオロアセトアミドとp−フルオロシンナ
ミルブロミドから参考例2に記載した方法と類似の方法
にて製造されてもよい。
参考例 10 (3RS,蝿R,9SR)一7ークロル−4−(m−ク
ロルフエニル)一$.4,9,9一テトラヒドローベン
ズ〔f〕イソインドリンー2ートリフルオロアセトアミ
ド標題化合物は参考例2に記載された方法と類似方法に
てN,Nービス−(トランス−mークロルシンナミル)
トリフルオロアセトアミドを熱的に環化することにより
油として得られ、シリカゲル上での(ベンゼン/酢酸エ
チル19:1)クロマトグラフィにより精製される。
出発物質として必要・なN,Nービス(トランス一mー
クロルシンナミル)トリフルオロアセトアミドは参考例
2に記載された方法と類似の方法にて、N−m−クロル
シンナミル トリフルオロアセトアミド及びmークロル
シンナミル ブロミドから製造されてもよ1L、。参考
例 11 (3RS,4SR,虫SR)−$,4,9,鱗一テトラ
ヒドロー6ーメチルー4−(pートルイル)ペンズ〔f
〕イソインドリン−2ートリフルオロアセトアミド11
0〜11yoの融点(エーテルノベンタンから結晶化後
)を有する標題化合物は参考例2に記載された方法と類
似の方法にて,N,N−ビス−(ト「ランスーpーメチ
ルシンナミル)トリフルオロアセトアミドの熱的環化に
より得られる。
出発物質として必要なN,N−ピスー(トランス一Pー
メチルシンナミル)トリフルオロアセトアミド(油)は
参考例2に記載された方法と類似)の方法にてN−p−
メチルシンナミル トリフルオロアセトアミド及びpー
メチルシンナミル フロミドから製造されてもよい。
参考例 12 (gRS)一9,鱗−ジヒドロー4ーフエニ「 ルーペ
ンズ〔f〕イソインドリンー2−トリフルオロアセトア
ミド4.4その0−ジクロルベンゼン中の218夕のN
−(トランスーシンナミル)−N−(3ーフエニルー2
−プロピニル)トリフルオロアセトアミドの,溶液をア
ルゴン雰囲気中で5時間加熱還流し、続いて蒸発により
濃縮する。
残留物をエーテル/ペンタンから結晶化後、195〜1
970の融点を有する標題化合物を得る。出発物質とし
て必要なN−(トランス−シンナrミル)一N一(3−
フエニル−2−プロピル)トリフルオロアセトアミド‘
まN一(トランスーシンナミル)トリフルオロアセトア
ミドを1ーブロモ−3ーフエニルー2ープロピンでアル
キル化することにより製造されてもよい。
r実施例 7(製造例):錠剤(3RS,造R,鱗SR
)−$,4,9,鱗一テトラヒドロー2ーメチルー4ー
フエニル−ペンズ〔f〕イソインドリン−塩酸塩※
30のo’ ステアリン酸マ
グネシウム 1の0ポリピニル ピロリドン
4の9階石 5雌とうも
ろこしデン粉 10の9ラクトーズ
118秘・ ジメ
チル シリコン オイル 0.5雌ポリエチ
レン グリコール6000 1.5柵170雌
※塩基263雌に相当する。
活性化合物を周知の方法に従って上記の薬理学上不活性
な桶薬及び担体と混合し、混合物をそれ自体周知の方法
にて粒状にし、圧縮する。
活性化合物は相当量の式1,lw又はlzの任意の別の
化合物又はそれらの酸付加塩により置きかえてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式I ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔本化合物は定義に従って式Iの化合物の光学対掌体
    及びこれらの光学対掌体のラセミ混合物をも含み、式中
    R_1及びR_2は同一又は異なるものであり、それぞ
    れ水素、ハロゲン、又は炭素原子1〜4個のアルキルで
    あり、環Bと環Cとがシス結合により連結されており、
    Rは炭素原子1〜5個のアルキル、炭素原子3〜5個の
    アルケニル又はアルキニル(その多重結合はRが結合す
    る窒素原子に対してα−位には存在しない)、炭素原子
    3〜6個のシクロアルキルで置換された炭素原子1〜4
    個のアルキル、炭素原子2〜5個のヒドロキシアルキル
    、炭素原子7〜11個のフエニルアルキル、フエニル基
    がハロゲン、炭素原子1〜4個のアルコキシ又は炭素原
    子1〜4個のアルキルでモノ置換された炭素原子7〜1
    1個のフエニルアルキル、又は基A−CO−R_3(式
    中Aは炭素原子1〜4個のアルキレンでありR_3は炭
    素原子1〜5個のアルキル、ヒドロキシ、炭素原子1〜
    4個のアルコキシ、フエニル、ハロゲンでモノ置換され
    たフエニルである)である〕の新規な化合物及びそれら
    の塩の製造方法において、 式Ib ▲数式、化学式、表等があります▼ (本化合物は定義に従って式Ibの化合物の光学対掌
    体及びこれらの光学対掌体のラセミ混合物をも含み、式
    中R_1、R_2は上記定義のとおりである)の化合物
    を基Rの直接導入によりN−アルキル化し、得られる式
    Iの化合物をそのまま又は塩として単離することを特徴
    とする方法。 2 式Ie ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔本化合物は定義に従って式Ieの化合物の光学対掌
    体及びこれらの光学対掌体のラセミ混合物をも含み、式
    中R_1及びR_2は同一又は異なるものであり、それ
    ぞれ水素、ハロゲン、又は炭素原子1〜4個のアルキル
    であり、環Bと環Cとがシス結合により連結されており
    、R_5は炭素原子1〜5個の第1又は第2アルキルで
    ある〕で示される新規な化合物の製造方法において、
    式Ib ▲数式、化学式、表等があります▼ (本化合物は定義に従って式Ibの化合物の光学対掌
    体及びこれらの光学対掌体のラセミ混合物を含み、式中
    R_1,R_2は上記定義のとおりである)の化合物を
    還元的アルキル化によりN−アルキル化し、得られる式
    Ieの化合物をそのまま又は塩として単離することを特
    徴とする方法。
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