JPS60230052A - 探傷方法及び装置 - Google Patents
探傷方法及び装置Info
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- JPS60230052A JPS60230052A JP8717284A JP8717284A JPS60230052A JP S60230052 A JPS60230052 A JP S60230052A JP 8717284 A JP8717284 A JP 8717284A JP 8717284 A JP8717284 A JP 8717284A JP S60230052 A JPS60230052 A JP S60230052A
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- magnetic
- coil
- steel pipe
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/72—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables
- G01N27/82—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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- G01N27/90—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents
- G01N27/904—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents with two or more sensors
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鋼管、丸棒鋼等の被検査材の表面に存する割れ
疵の検出を精度よく行なえ、また、縦割れ疵と併せて穴
状のビット疵の検出をも精度よく行なえる探傷方法及び
その実施に使用する装置を提案するものである。
疵の検出を精度よく行なえ、また、縦割れ疵と併せて穴
状のビット疵の検出をも精度よく行なえる探傷方法及び
その実施に使用する装置を提案するものである。
金属材の表面疵の探傷方法としては種々の非破壊検査法
が実用化されており、存在が予想される欠陥に応して一
種若しくは複数ＭＭの方法が適用されている。
が実用化されており、存在が予想される欠陥に応して一
種若しくは複数ＭＭの方法が適用されている。
例えば予想される疵の方向がある程度定まっている割れ
疵の検出には主として被検査材の表面からの漏洩磁束を
検出する磁気探傷法が適用され、厚み方向に延びるだけ
のピント疵の検出には渦流探傷法が適用されている。
疵の検出には主として被検査材の表面からの漏洩磁束を
検出する磁気探傷法が適用され、厚み方向に延びるだけ
のピント疵の検出には渦流探傷法が適用されている。
前者の磁気探傷法は■鉄鋼材料等の強磁性体の表面欠陥
の検出に優れている。■割れが開口していない地きずの
ような欠陥でも検出できる。■欠陥の位置１表面上の長
さの検出が可能であるという長所を有している。
の検出に優れている。■割れが開口していない地きずの
ような欠陥でも検出できる。■欠陥の位置１表面上の長
さの検出が可能であるという長所を有している。
また、後者の渦流探傷法は■探傷結果が直接的に電気的
出力として得られる。■非接触であるので試験速度が速
い。０表面欠陥の検出に適している。■欠陥、材質１寸
法変化等に対しても追従でき適用範囲が広い。■信号と
欠陥体積とが略比例関係になる、等の長所を有している
。
出力として得られる。■非接触であるので試験速度が速
い。０表面欠陥の検出に適している。■欠陥、材質１寸
法変化等に対しても追従でき適用範囲が広い。■信号と
欠陥体積とが略比例関係になる、等の長所を有している
。
また、上記磁気探傷法では、疵と直角な方向に磁化した
場合には有効であるが、疵と同方向に磁１ 化した場合
には、疵部分には磁極が生じないので被検査材表面から
の漏洩磁束が微少であり、探傷が不可能であった。しか
し現在では下記に示す様に、複数の磁場を利用する方法
で疵の方向に関係なく探傷できるようになってきた。
場合には有効であるが、疵と同方向に磁１ 化した場合
には、疵部分には磁極が生じないので被検査材表面から
の漏洩磁束が微少であり、探傷が不可能であった。しか
し現在では下記に示す様に、複数の磁場を利用する方法
で疵の方向に関係なく探傷できるようになってきた。
例えば第１図に示す様に丸棒ｍｌに直接軸方向の通電を
行って円周方向に磁化し、また、丸棒鋼１を囲繞するコ
イルに通電して軸方向に磁化し、前者にて周方向の表面
疵１ａを、後者にて軸方向の表面疵１ｂを各検出する方
法が知られている。
行って円周方向に磁化し、また、丸棒鋼１を囲繞するコ
イルに通電して軸方向に磁化し、前者にて周方向の表面
疵１ａを、後者にて軸方向の表面疵１ｂを各検出する方
法が知られている。
また、第２図に示す様に管材１′を囲繞する１対のコイ
ル２．２と、管材１′の直径方向両側に磁極を対向させ
た磁石３とをタンデムに配し、前者にて管材１′の軸方
向に磁化し、その磁場にて円周方向の表面疵１′ｂを磁
場検出器２ａにて検出し、後者にて管材１′の周方向に
磁化し、その磁場にて軸方向の表面疵１１ａを磁場検出
器３ａにて検出する方法も知られている。
ル２．２と、管材１′の直径方向両側に磁極を対向させ
た磁石３とをタンデムに配し、前者にて管材１′の軸方
向に磁化し、その磁場にて円周方向の表面疵１′ｂを磁
場検出器２ａにて検出し、後者にて管材１′の周方向に
磁化し、その磁場にて軸方向の表面疵１１ａを磁場検出
器３ａにて検出する方法も知られている。
しかしながら、金属材の表面に発生する疵は割れ底辺外
にピント疵と呼ばれるものもあり、上記した磁気探傷で
はビット疵を検出し難い。従ってピント疵の検出が必要
な場合は渦流探傷法に依る必要がある。このために被検
査材、その疵性状によっては複数の探傷法に依らざるを
得ないという煩わしさがあった。
にピント疵と呼ばれるものもあり、上記した磁気探傷で
はビット疵を検出し難い。従ってピント疵の検出が必要
な場合は渦流探傷法に依る必要がある。このために被検
査材、その疵性状によっては複数の探傷法に依らざるを
得ないという煩わしさがあった。
そして、複数の探傷法を適用する場合には、被検査材の
パスラインに割れ疵１．ピント疵夫々専用の探傷装置を
設置する必要があり、このため設備が大型化しそのコス
トが高くなり、また、各探傷装置にて独立的に検査を行
うものであるので検査コストが高くなるという難点があ
った。また、上記の如くｉ来の磁気探傷法においては被
検査材の磁化手段が大型のものとなり、その検出部の被
検査材への追随性が悪く精度の良い検出が行えないとい
う難点もあった。
パスラインに割れ疵１．ピント疵夫々専用の探傷装置を
設置する必要があり、このため設備が大型化しそのコス
トが高くなり、また、各探傷装置にて独立的に検査を行
うものであるので検査コストが高くなるという難点があ
った。また、上記の如くｉ来の磁気探傷法においては被
検査材の磁化手段が大型のものとなり、その検出部の被
検査材への追随性が悪く精度の良い検出が行えないとい
う難点もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、被検
査材を囲繞する様に配したコイルに交流電流を通電し、
該被検査材の表面を磁化し、磁束が該表面に対して実質
的に直交する部分に臨ませた磁気センサにて該部分の磁
界変化を検出することとして渦流探傷の原理によりピン
ト疵の検出が精度よく行なえ、また、これと併せて磁路
となる被検査材の表層部に臨ませた磁気センサにて漏洩
磁束を検出することとして、ピ・ノド疵１割れ疵等の疵
の種類に関係なく精度の良い検出が行なえる探傷方法及
びその実施に使用する装置を提供することを目的とする
。
査材を囲繞する様に配したコイルに交流電流を通電し、
該被検査材の表面を磁化し、磁束が該表面に対して実質
的に直交する部分に臨ませた磁気センサにて該部分の磁
界変化を検出することとして渦流探傷の原理によりピン
ト疵の検出が精度よく行なえ、また、これと併せて磁路
となる被検査材の表層部に臨ませた磁気センサにて漏洩
磁束を検出することとして、ピ・ノド疵１割れ疵等の疵
の種類に関係なく精度の良い検出が行なえる探傷方法及
びその実施に使用する装置を提供することを目的とする
。
本発明に係る探傷方法は、被検査材を囲繞する様に配し
たコイルに交流電流を通電し、これにより得た磁束が被
検査材表面にて実質的にこれと直交する部分に臨ませた
磁気センサにて該部分の磁界変化を検出し、更にまた、
また磁路となる被検査材の表層部に臨ませた磁気センサ
にて漏洩磁束を検出することを特徴とする。
たコイルに交流電流を通電し、これにより得た磁束が被
検査材表面にて実質的にこれと直交する部分に臨ませた
磁気センサにて該部分の磁界変化を検出し、更にまた、
また磁路となる被検査材の表層部に臨ませた磁気センサ
にて漏洩磁束を検出することを特徴とする。
先ず本発明の原理について説明する。第３図に示す様に
白抜矢符方向に移送される鋼管１１を囲繞する様にコイ
ル１９を鋼管１１と同心に配しである。
白抜矢符方向に移送される鋼管１１を囲繞する様にコイ
ル１９を鋼管１１と同心に配しである。
このようなコイル１９に高周波の交流電流を通電すると
、該コイル１９の軸心即ち鋼管１１の軸心対称のトーラ
ス状の交流磁場が形成される。図示の鉛直断面について
みると磁束の一部は鋼管１１の表面に対して直角に入り
、鋼管１１の表層部を磁路とし、コイル１９の直下部か
ら入側と略同−距離離隔した位置において、該鋼管１１
の表面に対して直角に出るものとなる。そして、この磁
束によりその入側。
、該コイル１９の軸心即ち鋼管１１の軸心対称のトーラ
ス状の交流磁場が形成される。図示の鉛直断面について
みると磁束の一部は鋼管１１の表面に対して直角に入り
、鋼管１１の表層部を磁路とし、コイル１９の直下部か
ら入側と略同−距離離隔した位置において、該鋼管１１
の表面に対して直角に出るものとなる。そして、この磁
束によりその入側。
出側に位置する鋼管１１の表面部分には該磁束を中心と
する渦電流が発生せしめられることになる。
する渦電流が発生せしめられることになる。
この部分の僅かに上方には感磁ダイオード、ホール素子
等からなる磁気センサ１８を設けてあり、また、コイル
１９の直下部には磁気センサ１８と同高にて同様の磁気
センサ１６を設けである。磁気センサ１６、１Ｂはいず
れも感応方向が鋼管１１表面に直交する方向即ちコイル
１９の半径方向となるようにしてあ易− このような構成により、磁気センサ１８対向部にピント
疵Ｐが在る場合は、該ピット庇部にて渦電１ 流の向き
が乱れ、これが磁気センサ１日にて検出される。そして
、この検出結果は磁気センサ１８に接続された同期検波
回路２４ａにて同期検波される。
等からなる磁気センサ１８を設けてあり、また、コイル
１９の直下部には磁気センサ１８と同高にて同様の磁気
センサ１６を設けである。磁気センサ１６、１Ｂはいず
れも感応方向が鋼管１１表面に直交する方向即ちコイル
１９の半径方向となるようにしてあ易− このような構成により、磁気センサ１８対向部にピント
疵Ｐが在る場合は、該ピット庇部にて渦電１ 流の向き
が乱れ、これが磁気センサ１日にて検出される。そして
、この検出結果は磁気センサ１８に接続された同期検波
回路２４ａにて同期検波される。
これによりピント疵Ｐの検出が行なえる。一方、割れ疵
Ｃが在る場合は、該割れ庇部にて第３図に示す如く磁束
が漏洩する。この漏洩磁束は磁気センサー６にて検出さ
れることになる。この検出結果は磁気センサー６に接続
された同期検波回路２４ｂにて同期検波される。これに
より割れ疵Ｃの検出が行なえる。
Ｃが在る場合は、該割れ庇部にて第３図に示す如く磁束
が漏洩する。この漏洩磁束は磁気センサー６にて検出さ
れることになる。この検出結果は磁気センサー６に接続
された同期検波回路２４ｂにて同期検波される。これに
より割れ疵Ｃの検出が行なえる。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第４図は本発明に係る探傷装置の検出部Ａの要部を略
示する正面図、第５図はその一部破砕側面図、第６図は
１つの探傷ユニットを略示する背面図、第７図は第６図
の■−■線による側断面図である。
。第４図は本発明に係る探傷装置の検出部Ａの要部を略
示する正面図、第５図はその一部破砕側面図、第６図は
１つの探傷ユニットを略示する背面図、第７図は第６図
の■−■線による側断面図である。
白抜矢符方向に移送される鋼管１１の移送域にはこれと
同心状にしてコイルボビン１９ａに巻回してなるコイル
１９が鋼管を囲繞すべく配設しである。
同心状にしてコイルボビン１９ａに巻回してなるコイル
１９が鋼管を囲繞すべく配設しである。
コイルボビン１９ａは図示しない支持機構にて支持され
ている。
ている。
コイル１９に対する鋼管１１の入側のコイルボビン１９
ａ側面の４等配の位置には、側面視で台形をなし、水平
方向或いは垂直方向に適当な長さを有するリンク固定部
４Ｌ４１・・・がボルト止め等によって固着されており
、各リンク固定部４１の側面夫々に各２本枢着した等長
のリンクアーム４２．４２の先端部を鋼管１１又はコイ
ルボビン１９ａの中心側に位置させて、この先端部に内
周面が鋼管１１の曲率と一致する円弧面となった直方体
状のホルダ４３を枢着して、リンク固定部４１、合計４
本のリンクアーム４２及びホルダ４３にて平行リンクを
構成している。
ａ側面の４等配の位置には、側面視で台形をなし、水平
方向或いは垂直方向に適当な長さを有するリンク固定部
４Ｌ４１・・・がボルト止め等によって固着されており
、各リンク固定部４１の側面夫々に各２本枢着した等長
のリンクアーム４２．４２の先端部を鋼管１１又はコイ
ルボビン１９ａの中心側に位置させて、この先端部に内
周面が鋼管１１の曲率と一致する円弧面となった直方体
状のホルダ４３を枢着して、リンク固定部４１、合計４
本のリンクアーム４２及びホルダ４３にて平行リンクを
構成している。
リンクアーム４２，４２の枢着点を結ぶ線は鋼管１１の
軸心と平行、つまり水平としてあり、これによりホルダ
４３の内周面は鋼管１１の周面に対して平行になるよう
に鋼管１１の半径方向に、更には軸長方向に移動する。
軸心と平行、つまり水平としてあり、これによりホルダ
４３の内周面は鋼管１１の周面に対して平行になるよう
に鋼管１１の半径方向に、更には軸長方向に移動する。
コイルボビン１９ａの材料は電気絶縁物、またリンク固
定部４１．ホルダ４３の材料は非磁性体とする。
定部４１．ホルダ４３の材料は非磁性体とする。
ホルダ４３の鋼管１１の入側は適当なテーパをとっであ
るが、このテーパ面及び内周面の適所には鋼管１１との
摺接による摩耗を防止するために超硬材料による保護板
４４をロー付は等により貼着している。
るが、このテーパ面及び内周面の適所には鋼管１１との
摺接による摩耗を防止するために超硬材料による保護板
４４をロー付は等により貼着している。
ホルダ４３の鋼管１１の入側、出側の２位置であって、
鋼管１１の周方向の中心、及び中心か゛ら適当な角度離
隔した３位置の合計６位置には磁気センサ取付のための
孔４３ａ、４３ａ・・・が穿設されており、鋼管１１の
出側であってコイル１９と鋼管１１の軸方向位置を同じ
くする孔４３ａには前述の磁気センサ１６が各１個、合
計３個（装置全体では１２個）嵌着されており、鋼管１
１の入側の孔４３ａには前述の磁気センサ１８が各１個
、合計３個（同じり１２個）嵌着されている。ホルダ４
３とコイルボビン１９ａとの間には複数の押バネ４５が
介装してあり、ホルダ４３を鋼管１１に向けて付勢して
、磁気センサ１６．１８のリフトオフが安定になるよう
にしている。以上のような構成の探傷ユニットが鋼管周
方向の４位置に設けられて検出部Ａが構成されている。
鋼管１１の周方向の中心、及び中心か゛ら適当な角度離
隔した３位置の合計６位置には磁気センサ取付のための
孔４３ａ、４３ａ・・・が穿設されており、鋼管１１の
出側であってコイル１９と鋼管１１の軸方向位置を同じ
くする孔４３ａには前述の磁気センサ１６が各１個、合
計３個（装置全体では１２個）嵌着されており、鋼管１
１の入側の孔４３ａには前述の磁気センサ１８が各１個
、合計３個（同じり１２個）嵌着されている。ホルダ４
３とコイルボビン１９ａとの間には複数の押バネ４５が
介装してあり、ホルダ４３を鋼管１１に向けて付勢して
、磁気センサ１６．１８のリフトオフが安定になるよう
にしている。以上のような構成の探傷ユニットが鋼管周
方向の４位置に設けられて検出部Ａが構成されている。
このような構成としたことにより鋼管１１がコイル１９
配設位置に向けて移送されてくると、先端部の到来によ
りホルダ４３のテーパ面がこれを迎え入れて管周面に乗
り上げる。そして鋼管１１が通過する間押しバネ４５と
平行リンク機構との働きにより磁気センサ１６．１８は
管周面に略一定のリフトオフで追従する。
配設位置に向けて移送されてくると、先端部の到来によ
りホルダ４３のテーパ面がこれを迎え入れて管周面に乗
り上げる。そして鋼管１１が通過する間押しバネ４５と
平行リンク機構との働きにより磁気センサ１６．１８は
管周面に略一定のリフトオフで追従する。
次に信号処理回路Ｂについて説明する。第８図は信号処
理回路Ｂのブロック図である。励磁コイル１９には発振
器２７から第９図（ａ）に示す如き２ ｋＨｚ程度の高
周波の交流電流がケーブル２２を介して通電される。こ
れにより鋼管１１表面の検出部Ａと対向する部分には既
述した如き磁場が形成される。
理回路Ｂのブロック図である。励磁コイル１９には発振
器２７から第９図（ａ）に示す如き２ ｋＨｚ程度の高
周波の交流電流がケーブル２２を介して通電される。こ
れにより鋼管１１表面の検出部Ａと対向する部分には既
述した如き磁場が形成される。
磁気センサ１６．１Ｂはこの磁場変化を検出し、検出結
果に応じた電気信号を増幅′ａ２３ｂ、２３ａに夫々出
力する。増幅器２３ｂ、 ２３ａはこの電気信号を所要
レベル迄増幅した後同期検波回路２４ｂ、 ２４ａに夫
々出力する。
果に応じた電気信号を増幅′ａ２３ｂ、２３ａに夫々出
力する。増幅器２３ｂ、 ２３ａはこの電気信号を所要
レベル迄増幅した後同期検波回路２４ｂ、 ２４ａに夫
々出力する。
同期検波回路２４ａには第９図Ｔｂ）に示すように第９
図（ａ）に示す交流電流の波形に同期した同期パルスが
入力されるようになっており、該同期パルスが入力され
る都度磁気センサ１８からの入力信号を１ 同期検波し
、ピント疵Ｐが在る場合の渦電流の乱れを検出する。こ
の検波結果は第１０図（ａｌに示す様に極小値のみを有
する渦流探傷型の信号波形として得られる。この検波結
”果は比較器２５ａに入力される。比較器２５ａには第
１０図ｆａ）に二点鎖線で示す如くピント疵Ｐの有害、
無害の判断基準となる闇値が設定されそおり、同期検波
回路２４ａからの入力信号の極小値が該閾値よりも小さ
い場合は有害ＩＭ検出信号として図示しないマーキング
装置の警報ランプを点灯せしめる。而して、鋼管１１の
磁気センサ−８直下部にマーキングが施される。
図（ａ）に示す交流電流の波形に同期した同期パルスが
入力されるようになっており、該同期パルスが入力され
る都度磁気センサ１８からの入力信号を１ 同期検波し
、ピント疵Ｐが在る場合の渦電流の乱れを検出する。こ
の検波結果は第１０図（ａｌに示す様に極小値のみを有
する渦流探傷型の信号波形として得られる。この検波結
”果は比較器２５ａに入力される。比較器２５ａには第
１０図ｆａ）に二点鎖線で示す如くピント疵Ｐの有害、
無害の判断基準となる闇値が設定されそおり、同期検波
回路２４ａからの入力信号の極小値が該閾値よりも小さ
い場合は有害ＩＭ検出信号として図示しないマーキング
装置の警報ランプを点灯せしめる。而して、鋼管１１の
磁気センサ−８直下部にマーキングが施される。
一方、同期検波回路２４ｂにも発振器２７から同様の同
期パルスが入力されるようになっており、該同期パルス
が入力される都度磁気センサー６からの入力信号を同期
検波し、割れＩＭＣが存する場合に発生する漏洩磁束を
検出する。この検波結果は第１０図ｆｂｌに示すような
極大値及び極小値を有する磁気探傷型の信号波形として
得られる。この検波結果は比較器２５ｂに入力される。
期パルスが入力されるようになっており、該同期パルス
が入力される都度磁気センサー６からの入力信号を同期
検波し、割れＩＭＣが存する場合に発生する漏洩磁束を
検出する。この検波結果は第１０図ｆｂｌに示すような
極大値及び極小値を有する磁気探傷型の信号波形として
得られる。この検波結果は比較器２５ｂに入力される。
比較器２５ｂには第１０図（ｂｌに二点鎖線で示す如く
割れ疵Ｃの有害、無害の判断基準となる閾値が設定され
ており、同期検波回路２４ｂからの入力信号の極大値が
該閾値よりも大なる場合は有害疵検出信号としてマーキ
ング装置の警報ランプ２６ｂを点灯せしめる。而して、
鋼管１１の磁気センサ１６の直下部にマーキングが施さ
れる。
割れ疵Ｃの有害、無害の判断基準となる閾値が設定され
ており、同期検波回路２４ｂからの入力信号の極大値が
該閾値よりも大なる場合は有害疵検出信号としてマーキ
ング装置の警報ランプ２６ｂを点灯せしめる。而して、
鋼管１１の磁気センサ１６の直下部にマーキングが施さ
れる。
次に本発明の効果を実施例に基づき明らかにする。第１
１図はピント疵Ｐ〔第１１図ｔａ＞〕、割れ疵Ｃ〔第１
１図（ｂ）〕に相応する人工欠陥を本発明により検出し
た結果を示すグラフであり、縦軸は夫々出力レベルを、
横軸は夫々深さの異なるピント疵。
１図はピント疵Ｐ〔第１１図ｔａ＞〕、割れ疵Ｃ〔第１
１図（ｂ）〕に相応する人工欠陥を本発明により検出し
た結果を示すグラフであり、縦軸は夫々出力レベルを、
横軸は夫々深さの異なるピント疵。
割れ疵に相応する信号を示している。グラフから明らか
なように双方共に良好な検出信号が得られ、しかも疵深
さと検出レベルとが比例関係にあるので、疵深さが定量
的にまる。
なように双方共に良好な検出信号が得られ、しかも疵深
さと検出レベルとが比例関係にあるので、疵深さが定量
的にまる。
なお、上述の実施例ではピント疵１割れ疵を同時に探傷
する場合について述べたが、割れ底深傷用の磁気センサ
を設けず、ビット疵のみを探傷するものとしてもよい。
する場合について述べたが、割れ底深傷用の磁気センサ
を設けず、ビット疵のみを探傷するものとしてもよい。
この場合には簡潔な構成にてピント疵の検出が行なえる
。
。
また、上述の実施例では本発明をスラブに適用した場合
について述べたが、鋼管等の他の鋼材についても適用で
きることは勿論である。
について述べたが、鋼管等の他の鋼材についても適用で
きることは勿論である。
以上詳述した如く本発明に係る探傷方法は、被検査材を
囲繞するように配したコイルに交流電流を通電し、該被
検査材の表面を磁化し、磁束が該表面に対して直交する
部分に磁気センサを臨ませ、更にまた、磁路となる部分
に磁気センサを臨ませ、被検査材の表面に疵がある場合
の磁場変化を検出するものであるので、従来同時に検出
することができなかったビット疵９割れ疵を同時に検出
することができ、能率の良い探傷が行なえ、検査コスト
の大幅な低減が図れる。また、検出部の小型。
囲繞するように配したコイルに交流電流を通電し、該被
検査材の表面を磁化し、磁束が該表面に対して直交する
部分に磁気センサを臨ませ、更にまた、磁路となる部分
に磁気センサを臨ませ、被検査材の表面に疵がある場合
の磁場変化を検出するものであるので、従来同時に検出
することができなかったビット疵９割れ疵を同時に検出
することができ、能率の良い探傷が行なえ、検査コスト
の大幅な低減が図れる。また、検出部の小型。
軽量化が図れるので、被検査材への追随性を向上せしめ
ることができ精度の良い探傷が可能となる等、本発明は
優れた効果を奏する。
ることができ精度の良い探傷が可能となる等、本発明は
優れた効果を奏する。
第１．２図は従来の探傷方法を示す模式図、第３図は本
発明の原理説明図、第４図は検出部要部の略示正面図、
第５図はその一部破砕側面図、第６図は１つの探傷ユニ
ットを略示する背面図、第７図は第６図の■−■線によ
る側断面図、第８図は信号処理回路のブロック図、第９
図はその動作°説明のための信号波形図、第１０図は同
期検波回路の検出結果を示すグラフ、第１１図は本発明
により割れ疵、ピント疵に相応する人工欠陥を検出した
場合の検出結果を示すグラフである。 １１・・・鋼管 １６．１８・・・磁気センサ １９・
・・励磁コイル ２４ａ、２４ｂ・・・同期検波回路
２７・・・発振器Ａ・・・検出部 Ｂ・・・信号処理回
路時 許 出願人 住友金属工業株式会社代理人 弁理
士 河 野 登 夫 第 ｔ （支） 禎 ２ 回 第 ５ 図 Ｎπ 第 ９ 図 喘１０ 図
発明の原理説明図、第４図は検出部要部の略示正面図、
第５図はその一部破砕側面図、第６図は１つの探傷ユニ
ットを略示する背面図、第７図は第６図の■−■線によ
る側断面図、第８図は信号処理回路のブロック図、第９
図はその動作°説明のための信号波形図、第１０図は同
期検波回路の検出結果を示すグラフ、第１１図は本発明
により割れ疵、ピント疵に相応する人工欠陥を検出した
場合の検出結果を示すグラフである。 １１・・・鋼管 １６．１８・・・磁気センサ １９・
・・励磁コイル ２４ａ、２４ｂ・・・同期検波回路
２７・・・発振器Ａ・・・検出部 Ｂ・・・信号処理回
路時 許 出願人 住友金属工業株式会社代理人 弁理
士 河 野 登 夫 第 ｔ （支） 禎 ２ 回 第 ５ 図 Ｎπ 第 ９ 図 喘１０ 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 被検査材を囲繞する様に配したコイルに交流電流
を通電し、これにより得た磁束が被検査材表面にて実質
的にこれと直交する部分に臨ませた磁気センサにて該部
分の磁界変化を検出することを特徴とする探傷方法。 ２、被検査材を囲繞する様に配したコイルに交流電流を
通電し、磁束が被検査材の表面にて実質的にこれと直交
する部分に臨ませた磁気センサにて該部分の磁界変化を
検出し、また磁路となる被検査材の表層部に臨ませた磁
気セン号にて漏洩磁束を検出することを特徴とする探傷
方法。 ３、 被検査材を囲繞する様に配したコイルと、これに
交流電流を通電して得た磁束が被検査材表面にて実質的
にこれと直交する部分に臨ませ、被検査材表面に垂直の
磁界に感応すべく配した磁気センサとを具備することを
特徴とする探傷装置。 ４、被検査材を囲繞する様に配したコイルと、これに交
流電流を通電して得た磁束が被検査材表面にて実質的に
これと直交する部分に臨ませた磁気センサと、磁路とな
る被検査材の表層部に臨ませた磁気センサとを備え、被
検査材表面の垂直の磁場変化を検出して欠陥情報を得る
べくなしたことを特徴とする探傷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8717284A JPS60230052A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 探傷方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8717284A JPS60230052A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 探傷方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60230052A true JPS60230052A (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=13907565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8717284A Pending JPS60230052A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 探傷方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60230052A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106645389A (zh) * | 2015-11-04 | 2017-05-10 | 江苏爱福特科技开发有限公司 | 一种液压支架顶梁销轴裂纹检测装置 |
| CN106645390A (zh) * | 2015-11-04 | 2017-05-10 | 江苏爱福特科技开发有限公司 | 一种销轴裂纹检测设备 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8717284A patent/JPS60230052A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106645389A (zh) * | 2015-11-04 | 2017-05-10 | 江苏爱福特科技开发有限公司 | 一种液压支架顶梁销轴裂纹检测装置 |
| CN106645390A (zh) * | 2015-11-04 | 2017-05-10 | 江苏爱福特科技开发有限公司 | 一种销轴裂纹检测设备 |
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