JPS60230013A - 車両の走行誘導装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、中室内に配設された表示器により地図を表示
しく車両の走行を誘導づる走行誘導装置の改良に関する
ものである。

（従来技術） 一般に、車両を運転でるドライバーにとって、車両の燃
料残量がどの程度であるのかを知っておくことは、常に
心掛けでおかなければ４Ｔらない事項の一つである。特
に、見知らぬ土地や商速道路等では燃料切れに気をつけ
る必要がある。

そのため、従来、車両の燃料残量を表示する装置として
、例えば、実開昭５７−６１５２９号公報に示されるよ
うに、燃料タンク内の燃料が予め定められた一定量まで
減少したことを検出する検出素子と、上記燃料タンクか
ら流出する燃料の流□□□を検出づる流ｍセンサと、上
記検出素子による検出時以降上記一定量から上記流出セ
ンサににり検出した流出量を減算した残量を表示する表
示回路とを備え、車両の燃料残量を数値情報として表示
して、ドライバーに車両の燃料管理を行わせるようにし
たものは知られている。

ところが、上記従来のものでは、上記表示回路の表示に
Ｊこり、車両の燃料残量を知ることはぐきるが、車両が
上記燃料残量によってあとどの位の距離を走行づること
ができるのかということを知るには、その都度上記燃料
残量に基づいて計算を行う必要があり、また最寄りの給
油所がどこにあるのかも知ることもできず、ドライバー
の抱く燃料切れの不安を確実に拭い切れない雌があった
。

（発明の目的） 本発明はかかる点に鑑み、表示器に表′示された地図に
基づいＣ車両の走行を誘導する走行誘導システムに着目
してなされたもので、その目的は。

車両の燃料残量が設定値以下になったときに、上記表示
器の地図上に車両”の走行可能エリアを自動的に合成表
示するようにすることにより、車両に燃料が十分に残っ
ている通常時に表示器に表示さ１　れた地図のＰＡ認性
を良好に確保して、車両走行誘導システムによる本来の
車両の走行誘導を安定して行わせつつ、車両の燃料残量
が設定値以下になつたときに現在位置からの車両の走行
可能エリアを容易に識別できるようにし、車両の燃料切
れを未然にかつ確実に防止できるようにすることにある
。

（発明の構成） 上記目的を達成するために、本発明の解決手段は、第１
図に示すように、地図が表示される表示画面を有する表
示器１ど、中速センナ６と方位センサ７によっ【車両の
現在位置を演算する車両現在位置演算部５と、燃ｒ１セ
ンυにより検出した燃料の残量が所定残量となったとき
に出力信号を発する残燃料演算部８ど、燃料消費量演算
装置と上記中速センサ６とによって必在位四からの走行
可能距離を１する走行可能距離演算部’＋　７と、上記
車両現在位置演算部５からの出力信号を受け、″表示器
に表示された地図上に車両の現在位置を表示器１に表示
するとともに、上記残燃料＠筒部８□ からの出力信号を受けたときには車両の現在位階からの
走行可能範囲を表示器に表示された地図上へ表示するコ
ントローラ１６とを備えているものである。

このことにより、車両に燃料が十分残っている時には、
車両走行に必要な地図のみを表示器１に表示してＪ３き
、車両の燃料の残量が少なくなって設定値以下になった
とぎには、残燃料演算部８からの出力信号を受けた走行
可能距ｍ演棹部において車両の走行可能距離を演算し、
コントローラ１６により、上記表示器１に表示されてい
る地図上に車両の走行可能エリアを合成表示するように
しピものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第２図以下の図面に基ｆいて詳
細に説明する。

第２図は本発明の実施例に係る車両の走行誘導装置の全
体構成を示し、１は車両の室内に配設されたＣＲＴ　（
ブラウン管）等よりなる表示装置であって、該表示装置
は表示画面１ａを有している。

２は」−記表示装置１で表示する表示内容を記憶する記
憶部であって、該記憶部２は地図記憶装置ワｌ−二：１
ｇ雰コ檜状委Ａシｈ＼Ｑ外ｈ　ト叩１由Ｍｐ樒装置３は
表示装置１に表示する地図を記憶するもの′Ｃある。一
方、記号記憶装置４は、車両の燃料給油のために必要と
する給油所等について上記表示器ｖ！ｆ１に表示される
地図上へ表示される記号および該記号の地図上の位置を
記憶するものである。

また、５は車両の現在位置を８Ｉｉ算する車両現在・位
置演算部であって、該車両現在管胃演算部５は、車両の
進行速度つまり車速を検出する車速センサ６と、車両の
進行方位を検出する方位センサ７とからの各出力を受け
、車両が所定距離だＴｊ定走行たときの進行方向を判別
して車両の現在位置を逐次演算するものである。

また、８は車両に装備された残燃料８１Ｊｕ部であって
、該残燃料演算部８は、燃料タンク（図示せず）におけ
る燃料の液面レベル位置を検出する燃料センサ９と、該
燃料センサ９からの出力信号を・受けて燃料の残量を演
算し、残量が設定値以下になったか否か比較判別して、
設定値以下のときには出力信号を発する残燃料演算装置
１０とからなる。

さらに、１１は今までの車両の走行に対する燃費の逐次
演算を行う燃料消費率演算部であって、該燃料消費＊演
障部１１は、上記燃料センサ９　カ）らの出力信号を受
（二１て燃料消費量を演算する燃料温￥９吊演絆装訪１
２と、上記車速センサ６からの出力信号を受けて車両の
走行距離を演算部る走行距離演算装置１３と、該走行路
１１演怖装置１３により算出された走行距離を、上記燃
料消費量？１２算装置１２により弾出された燃料間費量
で除し【車両の燃費を演算づる燃費演算装置１４どから
なるものである。

そして、１５は以上の各装置を制御するコントローラ１
６および走行可能距離演算部１７としての制御装置であ
って、該制御装置１５は、上記現在位置演算部５からの
出力信号を受け、第４図（ａ）に示づ゛ように、車両の
現在位ｒｌｔ　Ｐ　ｏに対応する。道路が描かれた地図
Ｍを上記記憶部２の地１　図記憶装置３から読み出して
単両現在位＠Ｐｏと共に表示装置１の表示画面１ａに表
示するとともに、上記残量１１演算装置１０からの出力
信号（残燃料が設定値以下に減少した状態を示′！１′
信号）を受けたときには、上記燃費演算装置１４と残燃
料演算装置１０との各信号により現在位置Ｐｏからの車
両の走行可能距離を演算し、・同図（ｂ）に示Ｊように
、上記表示装置１の表示画面１ａに表示された地図Ｍ上
へ車両の走行可能エリアＲおよび該エリアＲ内における
給油所等の記号Ｐ＋　、Ｐ＋　。

・・・を合成表示するように作動するものである。

次に、上記実施例の作動について、第３図に示す制御フ
ローヂャートに沿って説明するに、先ず、スタート後の
第１ステツプＳ１において、地図記憶装置３から地図デ
ータが読み込まれ、次に、第２ステツプＳ２において、
現在位置演算部５から車両の現在位置を示す現在位置デ
ータが絖み込まれる。次に、第３ステツプＳ３において
燃料消費率演算部１１の燃費演算装置′１４から燃費デ
ータが、第４ステツプＳ４において残燃料演算部８から
燃料残量が夫々読み込まれた後、第５ステツプＳ５にお
いて、上記読み取られた各データのうち、燃費データと
残燃料データとを乗じて車両現在位置からの走行可能二
［リアＲが計算される。（例えば、燃費データが５　ｋ
ｗ／　９で、残燃料データが２９の場合には、車両の走
行可能エリアＲは現在位置を中心とする半径１Ｑｋｗの
円内となる。）しかる後、第６ステツプＳ６において、
上記第５スデツプＳ５でめた走行可能エリアＲが表示器
１の表示画面１ａ内に入るか否かの比較判別が行われ、
この判別がＮｏであるときには、第１ステツプＳ１に戻
ってステップＳ２ないしＳｒ、が繰り返される。この状
態では、第４図＜ａ　＞に示すように、車両現在位置演
算部５によって車両の現在位置Ｐｏが演算され、該車両
の現在位置ＰＯに対応する地図Ｍが記憶部２の地図記憶
装置３から読み出されて表示装置１の表示画面１ａに表
示されるとともに、該表示画面１ａに表示された地図−
Ｍ上に上記車両の現在位置Ｐｏが表示され、該地図Ｍと
車両現在位置Ｐｏとの照合により車両の走行誘導が行わ
れる。

イの際、上記表示波＠１の表示画面１ａには車両の走行
に必要心地図Ｍおよび車両の現在位８Ｐ０のみが表示さ
れているため、該表示画面１ａの表示内容が簡略となっ
て、乗員は車両の走行に必要なデータを容易に視認する
ことができ、よって車両の走行誘導を安定して行うこと
ができる。

一方、上記第６ステツプＳ６での判別がＹＥＳであると
き、つまり上記のように計輝した車両の走行可能エリア
Ｒが表示画面１ａ内に入るときには、第７ステツプＳ７
に移って、該走行可能エリアＲ内の給油所等の記号およ
びその地図上の位置データが記号記憶装置４から読み出
され、第４図（ｂ）に示すように、ト記表示装置１の表
示画面１ａの地図Ｍ上にエリアＲ（同図で破線円で囲ま
れた部分）と、上記読み出した給油所等の記号Ｐ１　、
　Ｐ　＋　＋・・・とが合成表示される。

すなわち、車両の燃料の残量が設定値以下になったとき
には、表示装置１で表示されている地図Ｍ上に自動的に
走行可能エリアＲとともに給油所等を去り記号Ｐ　＋　
＋　Ｐ　Ｉ＋・・・が合成表示されるため、乗員は新し
く表示された走行可能エリアＲならびに給油所等の記号
Ｐ＋　、Ｐ＋　、・・・およびその地図Ｍ上の位置を容
易に認識でき車両を給油所等へ速かに移動させて、給油
を行うことができる。

よって、特に高速通路や見知らぬ道路を走Ｆｉ　してい
るときにおいても、燃料切れの不安をなくして車両の走
行不能状態を未然にかつ６イ「丈に防止することができ
る。

尚、上記実施例では、燃ｒ！ｌの残ｉｔ　ｂ＜設定値以
下になったときに、表示器１に表示された地図Ｍ上に、
車両の走行可能１リアＲと共に合成表示する給油所等と
して、走行可能エリアＲ内の給油所等だ番ブを表示した
が、地図Ｍに対応“する全での給油所又は車両現在位Ｍ
　Ｐ　ｏの最寄りの給油所のみを表示づるように変更し
てもよいのは勿論である。

（発明の効果） 以」−の如く、本発明によれば、車両の燃利残ｍが設定
値以下になったと゛きに上記燃料残量に基づく現在位置
からの走行可能エリアＲが自動的に表で 示温の地図上に表示されるので、車両の燃料が十分むと
きには表示器の地図に対する良好な視認性を確保し【車
両の走行誘導を安定して行いつつ、車両の燃料残量が設
定値以下になったときには地図上の走行可能１リアＲの
自動表示によってドライバーの注意を喚起でき、特に、
高速通路や見知らぬ道路の車両走行中においても燃料切
れに対する不安を解潤し【燃料管理を安定して行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体構成図、第２図ないし第４図は本
発明の実施例を示し、第２図は全体ブロック図、第３図
は制御フローチ１シート図、第４図（ａ　）および（ｂ
　）はそれぞれ車両の燃料残量が所定値よりも多いとき
および所定値以下のときにおける表示器の表示内容を示
す説明図である。 １・・・表示装置、１ａ・・・表示画面、５・・・現在
位置演算部、６・・・車速センサ、７・・・方位センサ
、８・・・残燃料演算部、９・・・燃料ヒンザ、１０・
・・残基Ｆｌ演惇装置、１２・・・燃料消費員演粋装置
、１３・・・走行距＃Ｉ演算装置、１４・・・燃費演算
装置、１５・・・制御装置、１６・・・コントローラ、
１７・・・走行可能距離車両現在位置、Ｐ＋・・・−給
油所等の記号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）地図が表示される表示画面を右する表示器と、車
   速センサと方位センサによつＣ車両の現在位置をＩＩ゛
   る串両現在位＠演算部と、燃料センサにより検出した燃
   料の残量が所定残量となったどきに出力信号を発する残
   燃料演算部と、燃料消費＠演ｎ装置と上記車速センサと
   によって現在位置からの走行可能距離を演算する走行可
   能距１ｌｌｌｌ演痺部と、上記車両現在位置演算部から
   の出力信りを受け、表示器に表示された地図上に車両の
   現在位置を表示器に表示するとともに、上記残燃料演算
   部からの出力信号を受けたときには車両の現在位置ｈ１
   ．らの走行可能範囲を表示器に表示された地図上へ表示
   づるコントローラとを備えていることを特徴とする車両
   の走行誘導装置。