JPS60229747A - 金属複合鋼帯の連続製造方法 - Google Patents

金属複合鋼帯の連続製造方法

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JPS60229747A
JPS60229747A JP59084145A JP8414584A JPS60229747A JP S60229747 A JPS60229747 A JP S60229747A JP 59084145 A JP59084145 A JP 59084145A JP 8414584 A JP8414584 A JP 8414584A JP S60229747 A JPS60229747 A JP S60229747A
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temperature
heating
metal
thermoplastic resin
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晃義 山田
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属複合鋼帯の連続製造方法に関するもので、
接着剤を用いず、熱可塑性樹脂板帯或いはフィルムを接
着媒体として、これと金属鋼帯を複数段の予熱ロールを
用いて銅帯全面を均一に加熱圧着し、金属複合鋼帯を量
産を目的として連続的に製造する方法である。
従来に於て、金属の複合鋼帯は、接着剤を用いたものや
、金属粉末を焼結させ圧延するもの、又、合わせ板を熱
間圧延する方法等が行われているが、異種金属の接合を
行った場合、異種金属間の相互伸び、熱膨張係数、収縮
率が異る為、熱歪応力等の発生により剥離現象を生じる
場合があり、充分な接合が出来ない。又、熱可塑性樹脂
を接着剤として用いて、熱融着させる時、熱風を吹きつ
ける方法によるものもあるが、これは広幅の金属板や熱
可塑性樹脂板を全面均一に最適温度迄昇温し、しかも、
農産を目的に連続的に製造することは非常に困難である
。即ち、熱用吹き付は時の季節、天候等に起因する雰囲
気空気条件に於ける不安定度による熱可塑性樹脂又金属
鋼帯表面の温度ムラを−1じ、【J−ル等による圧着時
、空気の抱き込み、複合板の間より樹脂のハミ出し、複
合板の板厚変動等を/1じたり、熱F!a J41圧に
よる樹脂フィルムのタクシ等に弊害で、完全接合となら
なかったり、又、複合板表面を汚づ原因となっていた。
これ等従来の欠陥を解消する為、金属複合鋼板の製造に
ついて種々試験研究をした結果、連続的高速運転で複合
する場合、金属鋼帯、熱可塑性樹脂板の性質、厚み等に
より、複数段の予熱ロールを設け、各材料の特性に合っ
た表面加熱温度、又、加圧力等の調整や加熱用ff[1
−ルど材料を直接接触させ、巻付t)角度等を変化させ
、極ツノ熱損失の無い様調整することは特に重要であり
、又、雰囲気空気条件に直接左右されることを防ぐ為、
即ち、保温、金属の高温時の酸化防止の為、窒素ガス等
による外気との[を泪り、複数の金属鋼帯と熱可塑性樹
脂の接合するに’ff7ましい条件下で熱融着過程を完
了覆る様にし、完全接合に成功したものが本願である。
本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、変性ポリプロピ
レン、変性ナイロン、変性ノイロン、ポリエチレン、ポ
リウレタン、ポリアミド、酢酸ビニール他が適用される
。又、金属鋼帯としては、炭素鋼、ステンレス、アルミ
ニュウム、弁鉛メッキ板、銅板、ブリキ板、ボンデ鋼板
等いずれも本発明に適用可能である。
本発明は、前述の如く金属複合板を、ffi fJ[1
的として、連続的に製造するもので、複数種の金属と熱
可塑性樹脂を適切な温度、圧着力、ライン速度の条件下
で熱融着せしめる様にした2段予熱[]−ル方式による
製造方法である。具体的に第1図に示すのが本発明の一
実施例を示1説明図である。
第1図に示す2段予熱ロールh式に於て、表面材である
金属板171I、14aを表面44]イル12゜12a
から巻きほどいて誘電加熱装置3.3aを通した後、第
1予熱ロール4.4aを通し、又接着媒体である熱可塑
性樹脂シート或はフィルム15.15aをリール2.2
aよりほどいて表面材14.14aとともに第2予熱D
−ル5.5aを各々通過させて予熱した後、これらの表
面材14.14aと接着媒体15.15aを重ねた状態
で、芯材コイル1より巻きほどいて誘電加熱装M3bを
通した芯材16とともにラミネーションロール6部で圧
着する時、表面材14.14aの表面温度ににり接着媒
体である熱可塑性樹脂15.15aの表面を軟化溶融し
て付着させる。このラミネーションロール6に於ては、
表面材、14.14a1接肴媒体15.15a、芯材1
6の材質、送り速度、板厚等により、加熱条件を選定す
る必要があるが、低過ぎては完全に接着されず、気泡の
抱き込みが激しく、又、高過ぎると樹脂が融出し、側面
よりのはみ出しを生じた。表面材14.14a及び芯材
16とシテ各々0.2IllIll厚サノステンレス、
又、接着性フィルム15.15aとして0.05mm厚
さの変性プリプロピレンを用い、これらを送り速II 
11 m /minで実施した例をとると、接着材15
.15aが融点温度約160”Cを若干下回る温度13
0〜140℃になる様に、表面材14.14aを第1の
予熱ロール4.4aにて加熱しておくと、良好な圧着を
得ることが出来る。誘電加熱装置3.3a及び第1予熱
【−1−ル4.4a、第2予熱ロール5.5aより金属
の表面材14.14aが、他方、熱可塑性樹脂板15.
15aが、又、芯材16が誘電加熱装置F3bを経て連
続的に送られて来たとき、表面材14.14aと芯材1
6を接着状態に移行する重要なロールが次のラミネーシ
ョンロール6である。接11媒体15.15aが変性ポ
リプロピレンの場合、種々の実験結果、このラミネーシ
ョンロール6の温度により接着強度が決定されることが
ねがった。ここでの温度は高くなる稈、接着強度は増加
するが、ある温度以上になると逆に低下する傾向を示4
゜これは温度が低く過ぎる場合は、芯4A16の熱量不
足による濡れ不足によるものであるが、温度が高過ぎる
場合は、熱可塑性樹脂の劣1・にょる凝集力低下による
ものである。又、このセクション【・の過高温は表面材
14.14.a自体の性質の劣化もきたすことになる為
、適切な温度による熱量」ントロールが必要であり、表
面材14.14a、芯材16の厚み、送り速度等により
温度範囲を選定Mる必要がある。本実験に於ては、23
0℃〜240℃程度の温度範囲に於て熱融前させ、接着
力の向1を計ることが出来た。
フミネーシ」ンロール6に於て融着された複合鋼帯17
1ま、芯材16、表面材14.148等の厚み、送り速
度により異るが、特に連続ラインに於て、接石媒体15
.15aが板幅全体に均一に溶融君することはなかなか
困1r−ある。特に芯材16が金属の場合は、表面U1
4.14aと芯材16間での熱移動が激しく、熱不足に
なり易い。
だからと古って、あまりに高温に加熱すると、前述した
如く、金属、樹脂の性質劣下をきたず。この為、ラミネ
ーションロール6に於て不足した熱量を補わなければな
らない。特に、重要な事は1、M、材16が熱可塑性樹
脂板の場合、芯材16の中心部迄均−に溶融状態となら
ず、作業工程を進めると、樹脂層の表面と中心部では溶
融、未溶融の境界を住じ、製品に於ける引張強度に重大
な欠陥を−lじ、この境界部よりの裂傷の原因となる。
そこで、この不足熱量を補う為、設()るのが加熱ロー
ル7又は加熱ロール群である。本実施例に於ては、製品
の加熱ロール通過後、出側に於ける温度は、芯材が樹脂
、金属により異るが、130℃〜180℃で、強度は最
大値に近づき安定しIJ。又、この加熱ロール7は芯材
表面材の材質、庁み、送り速度により2段、3段と追加
されうろことは占うまでも無い。
誘電加熱装置3.3a、第1予熱ロール4.4a、第2
予熱ロール5.5a、ラミネーシ」ンロール6、加熱O
−ルアなどの加熱部分は、外気遮断フード13で囲い、
熱損失を少なくした。
加熱O−ルア通過後の複合板17は熱可塑性樹脂の結晶
化温度以下になった温度状態で接着が完了するのである
が、結晶化温度以上の状態にある時、製品の厚み規制を
行い、徐冷却づることにJ、り製品の外観、又厚み精度
を得ることが出来る。
この為に必要となってくる【]−ルが冷1dlロール8
又は冷却ロール群である。前述したラミネーシ」ンロー
ル6、加熱ロール7に於て運転中の土−トロールのロー
ル間隔、圧下帯、B下刃等は、製品の斤る、厚みに対し
重要なことは言うまでもな(Xが、この冷却ロール8に
於けるそれは板厚精度に影響する為、非常に重要であり
、又、このロール部での製品温度とも直接関係してくる
。本実験に於ての冷Ill温瓜は約110℃で、圧下量
0.0111111程度に於て±3〜5%の範囲で板厚
Vi度は確保出来た。又、この冷却ロール8に於ても、
送られて来る複合鋼帯17の温度により2段、3段と追
加されることは言うまでもない。
冷却ロール8を通過した複合鋼帯17である製品鋼帯は
さらに水冷槽等の冷却槽9にて常温迄冷却し、脱水槽1
0などで水切後、巻き取り機にて製品コイル11として
巻ぎ取りを行う。
以上の様に、本発明においては、複合鋼帯の製造に於て
、接着を多段予熱とし、加熱、加圧、冷却工程を連続的
に行い、加熱、冷却ロールを用(Xで金属鋼帯に熱可塑
性樹脂板帯を加熱圧着させるので、良好な金属複合複合
鋼帯を連続的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に用いる装置の1実施例を
示す正面図である。 1・・・芯材コイル、2・・・リール、3.3a 、3
b・・・誘電加熱装置、4・・・第1予熱ロール、5・
・・第2予熱ロール、6・・・ラミネーションロール、
7・・・加熱ロール、8・・・冷却ロール、9・・・冷
却槽、10・・・脱水槽、11・・・製品コイル、12
・・・表面材コイル、13・・・外気遮断フード、14
・・・表面材、15・・・接着媒体、16・・・芯材、
17・・・複合鋼帯特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 21類以上の金属複合鋼帯を連続的に製造する方法に於
    て、表皮材金属鋼帯を所要温度に予め誘電加熱装置及び
    1段予熱ロールで加熱調整する工程と、一方、芯材金属
    鋼帯の上面に熱可塑性樹脂板帯、或見、フィルムを2段
    予熱ロールを通し加熱調整する工程と、又他方、芯材金
    属鋼帯を誘電加熱装置を通し加熱調整する工程と、以上
    各工程により予熱されたものを1対の加圧加熱O−ルで
    一体に圧着する工程を連続的に組合せ、更に、後工程で
    再加熱、冷却工程と一連の製造工程を経ることによって
    、2[!以上の多重層金属鋼帯を前記熱可塑性樹脂板帯
    或はフィルムを媒体として熱的に接合し金属複合帯を製
    造する複数段の予熱ロール方式を特徴とする連続的な金
    属複合鋼帯の連続製造方法。
JP59084145A 1984-04-27 1984-04-27 金属複合鋼帯の連続製造方法 Granted JPS60229747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63166420U (ja) * 1987-04-18 1988-10-28

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JPS63166420U (ja) * 1987-04-18 1988-10-28

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