JPS6022850B2 - タイマ−装置 - Google Patents

タイマ−装置

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JPS6022850B2
JPS6022850B2 JP54121144A JP12114479A JPS6022850B2 JP S6022850 B2 JPS6022850 B2 JP S6022850B2 JP 54121144 A JP54121144 A JP 54121144A JP 12114479 A JP12114479 A JP 12114479A JP S6022850 B2 JPS6022850 B2 JP S6022850B2
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voltage
circuit
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variable resistor
charging
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勇 奥田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/28Modifications for introducing a time delay before switching

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変抵抗器により任意のタイマー時間の設定が
可能な電子式のタイマー装置に関するものであり、その
目的とするところは、‘1} 使用する可変抵抗器の抵
抗値のバラッキによる設定時間のバラッキを極力軽減し
、装置全体の設定時間のバラッキの軽減及び製造工程に
おける調整・補正の簡素化を図ること。
■ 時間設定用の可変抵抗器の回転角(もしくはスライ
ド位置)に対する設定時間の変化特性が、比較的容易に
選定することが出来、またその特性が高精度であること
{3} 単一・小容量のコンデンサを用いて、長時間(
60分など)の動作が可能であると共に、またその設定
時間の可変範囲が十分広いこと(例えば数秒から60分
など)。
‘41 構成が簡単で、しかも低コストで実現しうろこ
と。
など種々の面で優れた長時間タイマー装置を達成せんと
するものである。
従来、可変抵抗器により時間設定が可能な長時間タイマ
ー装置において、コンデンサの充放電を利用した発振回
路と、その発振回路の出力パルスをカウントするカウン
タを用いたものがあったが、コンデンサへの充電電流を
可変抵抗器の抵抗値を変化させてタイマー時間を設定す
る場合は、コンデンサの放電時の電流が、設定したタイ
マー時間により大幅に変化し、その放電時間の変化が特
性上のバラツキとなるため、精度を要求する場合は、そ
のタイマー時間の変化範囲が狭いものとなっていた。
また時間設定用の可変抵抗器のバラッキを補正するため
に、可変抵抗器に、直列又は並列に固定抵抗器や半固定
抵抗器を接続して、その合成抵抗値が所定の値となるよ
うに調整していたが、この補正の方法では、最小の設定
時間にバラッキを生じたり、あるいは、可変抵抗器の回
転角に対するタイマー時間の変化特性にバラッキに生じ
て、一定しないものとなっていた。
このように従来の長時間タイマー装置は、精度汎用性の
面で難点を有すると共に、特性面による設定時間のバラ
ッキ,調整・補正工程必要性、および構成が複雑になる
等によりコストアップになるという問題があった。
本発明は以上のような種々の問題点を解決し、特性,コ
スト,量産性などの面で、給合的に優れた長時間タイマ
ー装置を提供せんとするものである。
以下、本発明の一実施例を添付図面により説明する。
第1図に本発明に基づくタイマー装置(長時間用)の一
実施例を示す。
第1図において、1は直流電源、2は電源スイッチであ
る。
Aは充放電回路であり、抵抗3及び特性補正用の半固定
抵抗器4と、充放電用のコンデンサ5よりなり、充放電
電圧Vcを出力する。Bは電圧設定回路であり、固定抵
抗器6,7,8,9,可変抵抗器10より成り、可変抵
抗器10の摺動機子から高設定電圧Vdを出力し、また
、抵抗8及び9の接続点より低設定電圧Viを出力する
。Cは電圧比較回路であり、2つのコンパレータ11及
び12より成り、コンパレータ11は充放電電圧Vcと
高設定電圧Vdを入力とし、コンパレータ12は充放電
電圧Vcと低設定電圧Viを入力とし、それぞれその入
力状態に応じて所定の出力を発する。Dはラッチ回路で
あり、R一Sフリツプフロツプ13と、インバータバツ
フアー14と抵抗15,16及びトランジスタ17とよ
り成り、R−Sフリップフロップ13は2つのコンパレ
ータ11及び12の出力をそれぞれセット入力S、リセ
ット入力Rとし、出力Qを発する。出力Qがローレベル
となる間、トランジスタ17をオンさせて、コンデンサ
5を放電させるものである。Eはカウン夕であり、多段
フリップフロップ18,カウント制御回路19とインバ
ータバツフア21より成り、多段フリップフロップ18
は、R−Sフリツプフロツプの出力Qを入力とし、その
パルス入力Pが所定の数に達すると、その出力Qnがロ
ーレベルよりハイレベルとなる。
カウント制御回路19は出力Qnが/・ィレベルとなっ
た後は、多段フリップフロッブ18のカウント動作を停
止させ、出力Qnを/・ィレベルに保持し、またリセッ
ト信号Reがローレベルとなると、多段フリップフロッ
プ18のカウント動作を初期の状態(カウント数が零の
状態)とする働きをするものである。Fは駆動回路であ
り、抵抗22,23,トランジスタ24,リレー25,
ダイオード26よりなり、カウンタEがカウントアップ
(出力Qnが/・ィレベルの状態)すると、リレー25
をオフミせて、制御対象の負荷(図示していない)への
給電を停止させるものである。
次に動作を説明する。
今高設定電圧Vdが抵抗6と7の接続点の電圧VHと抵
抗7と8の接続点の電圧VLの間の適当な値とし、時刻
t。
に電源スイッチ2を投入すると、充放電電圧Vcは、第
2図aに示すように電源電圧V的に対して指数関数的に
増大していく。この充放電電圧Vcが時刻りこ高設定電
圧Vdに蓮、.すると、コンパレータ11の出力則ちR
−Sフリツプフロツプ13のセット入力Sが第2図bの
ごとくハイレベルよりローレベルとなる。これにより、
R−Sフリップフロツプ13の出力Qが第2図dのよう
にハイレベルよりローレベルとなりトランジスタ17が
オンし、コンデンサ5を放電させる。コンデンサ5の放
電により充放電電圧Vcが高設定電圧Vdよりも低くな
ってコンパレータ17の出力がハイレベルとなっても、
出力Qがローレベルのままであるので、充放電電圧Vc
はより低くなり、時刻ら‘こ低設定電圧Viに達する。
するとコンパレー夕12の出力即ちR一Sフリツプフロ
ップ13のリセット入力Rが第2図cのごとく/・ィレ
ベルよりローレベルに反転し、出力Qがローレベルより
再びハイレベルとなり、トランジスタ17がオフする。
コンデンサ5は充電動作となり、充放電電圧Vcは低設
定電圧Viより高くなって、コンパレータ12の出力が
ハイレベルとなっても、出力Qは変化せずハイレベルの
ままであるので、充放電電圧Vcは上昇し、再び時刻ら
‘こ高設定電圧Vdに達した後は前述と同様の動作がく
り返される。即ちこの動作で、R−Sフリップフロツプ
13は、セット入力Sがハイレベルよりローレベルとな
った時刻よりリセット入力Rがハイレベルよりローレベ
ルとなるまでの間のみ、出力Qがローレベルとなるもの
で、この動作はコンデンサ5は急速に放電するため、極
めて短時間に行なわれ、充放電電圧Vcが低設定電圧V
dに達するまでの時間に比し無視出来る程度である。こ
れは高設定電圧Vd=Viのとき、充放電電圧Vcが第
2図の特性Vcしのごとくなる場合でも同様である。以
上のように発振動作が行なわれて、R−Sフリップフロ
ップ13が出力Qを発するが、この出力Qが、多段フリ
ップフロップ18に入力され、その入力パルスPをカウ
ントする。
今この多段フリップフロップをn段とすると、2n‐1
個目の入力パルスPにより最終段のフリッブフロップが
ハィレベルの出力Qnを発する。これにより出力Qnは
ィンバータバツフア21によりローレベルに変換されて
、トランジスタ24をオフして、リレー25をオフする
ことになる。今充放電電圧Vcの周期をTsとすると第
2図aよりTc=t3−t,であり、カウンタEがカウ
ントアップする時間、即ちタイマー時間TはほぼT=2
n−1・Ts で与えらる。
結局時刻t=bでの電源スイッチ2投入後、第3図a,
bに示すように充放電電圧Vcは図のように発振動作を
くり返し、その回数が2n‐1に達した時刻t=。十T
でカゥンタEがカウントアップし、出力Qnによりリレ
ー25をオフしてタイマー時間Tが終るものとなる。出
力Qnがローレベルよりハィレベルに達すると前述の説
明のとおり、カウント制御回路19の働きにより、充放
電電圧Vcの発振動作にかかわらず、それ以後はカウン
ト動作をせず、出力Qnはハィレベルに保持される。以
上の説明により、タイマー時間Tは、充放電電圧Vcの
周期Tsにより決定され、かつその周期Tsは充放電電
圧Vcが低設定電圧Viより、高設定電圧Vdまで充電
される時間で決まることが明らかになった。
そこで次に第4図に用いて、その周期Tsと高設定電圧
Vdの関係を説明する。
図において、高設定電圧Vdが最小のとき即ちVd=V
Lのとき、周期Ts=TsLとなり、高設定電圧Vdが
最大のとき、即ちVd=VHのときは、周期Ts=Ts
Hとなる。高設定電圧VdがVLとVHの間のとき周期
TsはTsLとTsHの間の値となる。ところでこの高
設定電圧Vdの値は、可変抵抗器10の沼動端子から与
えられるもので、ここで可変抵抗器10の回転角o(ス
ライド式の場合はスライド位置)に対する抵抗値の変化
特性を直線形(B特性)とすると、回転角度81こ対し
て高設定電圧Vdが直線的に変化し、第4図に示すよう
に0=0%でVd=VL,0=100%でVd=VHと
なる。従って第4図から明らかなように回転角度8に対
して周期Tsが一義的に与えられ、周期Tsに対してタ
イマー時間Tが比例するから、結局回転角度8に対して
、タイマー時間Tは第5図のような関係となる。
この関係は直線的ではないが一義的に与えられており、
回転角度8を与えることによってタイマー時間Tが決定
されることを示している。次に電圧設定回路Bにおける
固定抵抗器6,7,8,9と、固定抵抗器7に並列の可
変抵抗器10の関係について説明する。
固定抵抗器6,7,8,9は通常その抵抗値のバラッキ
の許容値が小さいもの、例えば土1%あるいは土2%程
度のものが選ばれている。これに対して可変抵抗器10
は抵抗値のバラッキの許容値が通常の土20%(又は士
10%)のものが使用されており、かつ固定抵抗器7の
抵抗値に対して十分大きな値のものである。このような
構成により、可変抵抗器10の抵抗値が例えば土20%
バラツキを生じても、固定抵抗器7との合成抵抗値のバ
ラッキとしては、十分4・さな値となり、この結果電圧
VL, VL及び低設定電圧Viのバラツキは十分小さ
な値となる。そこで、今この可変抵抗器10の抵抗をR
v(Q)そのバラッキの許容値を±Kv(%)とし、固
定抵抗器7の抵抗値をRF(0)、そのバラッキの許容
値を±KF(%)とし、これらの関係が、RF礼・器
‐‐‐‐‐‐(1)を満すように選定することによ
り、可変抵抗器10がバラッキの許容値の最大限バラッ
キを生じた時、電圧VL,VH等の生じるバラツキが固
定抵抗器7の抵抗値がバラッキを生じた時の電圧VL,
VH等のバラッキに対して同等もしくはそれ以下となる
ため、特性上、このような構成によって、可変抵抗器1
0の抵抗値のバラッキを極めて軽減しえたことになる。
即ち、上述より明らかなように、コストの安い通常のバ
ラッキの可変抵抗器10を用いながら、極めて精度の高
い構成が可能となるものである。
なお抵抗6,8,9は通常同一のバラッキの許容値のも
のを使用することが適当ではあるが、電圧VH, VL
及び抵設定電圧Viの比率によっては、必らずしも同一
でなくても良い。即ちそれらのバラッキによって生じる
電圧VL,VH等のバラッキの度合が一様であることが
合理的な設計と言えるものであり、例えば固定抵抗器8
,9をコストの安い±5%のバラッキの許容値のものを
使用しても特性上問題ない場合もあり、適宜選択して使
用することが望ましい。またこの電圧設定回路Bにおい
て固定抵抗器8はタイマー時間Tの最小値を与える働き
をするが、その抵抗値を極めて小さく、あるいは00と
すると、コンパレータ11,12のオフセット電圧や応
答速度の点で、発振動作が不可能となったり、あるいは
正常なタイマー時間Tが得られなくなることがあるため
、これらの問題が発生しない領域で設計することが必要
である。
ごて以上電圧設定回路Bにおける電圧VL,VH低設定
電圧Viのバラッキを最小限に押える方法を採ったが、
なお若干のバラッキを生じると共に、充放電回路Aにお
いて、特にコンデンサ5の容量のバラツキにより、充放
電電圧Vcの特に充電時の時間的変化にバラツキを生じ
て、タイマー時間Tがバラツキを生じることになるが、
これらのバラッキを給合的に補正するのが半固定抵抗器
4の働きである。
なおこの半間定抵抗器4は、製造工程や信頼性の点で、
適当な固定抵抗器を調整時に挿入する方法をとっても良
く、またコンデンサ5の容量のバラッキ(通常土10〜
土20%程度)があっても、他の部品によるタイマー時
間Tのバラッキが少ないため、全体として許容しうる精
度が得られる場合はこの半固定抵抗器4を省略すること
も可能である。次に他の実施例を第6図に示す。
図においてA′は充放電回路であり、抵抗27,29,
30、温度補償用のダイオード28、バラッキ補正用の
半固定抵抗器4、トランジスタ31、コンデンサ5より
構成されており、トランジスタ31の働きを利用してコ
ンデンサ5に常に定電流を流して充電すると共に、充放
電電圧Vcを出力する。
B′は電圧設定回路であり、固定抵抗器7a及び7bが
可変抵抗器10′を並列接続されていると共に、可変抵
抗器10′のセンタータップ32と、固定抵抗器7aと
7bの接続′点とが接続されており、他は第1図の実施
例と同一である。なお固定抵抗器7a及び7bはここで
は同一の抵抗値を有するものである。D′はラツチ回路
であり、R一Sフリツプフロツプ1 3と、NANDゲ
ート33と抵抗15,16、トランジスタ17より成る
。R−Sフリップフロップ13は第11図と同様の動作
をするものであり、NANDゲート33は2つの入力の
いずれか一方又は両方がローレベルとなった時にトラン
ジスタ17をオンさせて、コンデンサ5を放電させるも
のである。E′はカウンタであり、34は多段フリップ
フロップ、35は多段フリップフロップ34の第1段目
のフリップフロップの出力Q,の出力端子であり、36
は多段フリップフロップ34のリセット入力Reの端子
である。21はインバータバッフアーである。
C及びFは第1図と同一の電圧比較回路及び駆動回路で
ある。
次に動作を説明する。
運転スイッチ2を投入後、カウンタE′がカウントアッ
プするまではインバータバツフアー21の出力はハイレ
ベルであるため、ラツチ回路D′のNANDゲート33
はR一Sフリツプフロツプ13の出力Qがローレベルと
なる間だけトランジスタ17をオンさせるから、第1図
と同様に発振動作が行なわれる。
充放電回路A′はコンデンサ5への充電が定電流で行わ
れるため、充放電電圧Vcは第7図のようになる。即ち
高設定電圧Vd=VHのときは、充放電電圧Vcは図示
すVcHとなり、Vd=VMのときはVcM,Vd=V
LのときはVcLとなる。即ち充放電電圧Vcは、充電
時の電圧変化が時間に比例する特性となる。また充放電
電圧Vcの放電時の時間、例えば図の(t2−t,)は
第1図の説明でも述べたように極めて短時間であるため
、結局発振の周期Ts(図のt3一ちまたはt4−らな
ど)は高設定電圧Vdにほぼ比例した値となる。そして
、可変抵抗器10′における回転角度8と電圧の関係は
第8図に示す通りのものとなる。
さて、このような発振動作がくり返されて、カウンタE
′の多段フリッブフロップ34の出力Qnがハイレベル
となると、インバータバツフアー21の出力がローレベ
ルとなり、このためNANDゲート33の出力がハイレ
ベルとなってトランジスター7がオンの状態となり、コ
ンデンサ5は放電する。NANDゲート33は、R一S
フリツプフロップ13の出力Qの状態にかかわらず、出
力が/・ィレベルとなるから、コンデンサ5は放電され
たままでそれ以後充放電電圧Vcが上昇することがなく
、発振動作が停止の状態で保持されることになる。従っ
て、以上のように発振動作が停止するまでの時間即ちタ
イマー時間Tは、前述の発振の周期Tsに比例するから
、結局、第7図より、タイマー時間Tと可変抵抗器10
′の回転角度8との関係は第8図のようになる。
図のごとくタイマー時間Tは回転角度8等に対して、直
線的な関係で与えられる。なお可変抵抗器10′のセン
タータップ32の働きとしては、可変抵抗器10′の回
転角度のこ対する抵抗値の変化特性のリニアリティーに
バラツキを生じた時、タイマー時間Tにバラツキが発生
するのを軽減するため、センタータツプ32の位置(回
転角度a=50%)での摺動機子よりの高設定電圧Vd
を、電圧VHとVLの中間の電圧VMに固定するものぇ
ある。固定抵抗器7a,7bと可変抵抗器10′の関係
は、可変抵抗器10′の抵抗値の1′2の値を前述の式
(1)における可変抵抗器の抵抗値Rvとして、それぞ
れ式(1)が満足するように選定すれば、可変抵抗器1
0′の抵抗値のバラッキによるタイマー時間Tのバラツ
キを極めて軽減することができる。
なお電圧設定回路B′の高設定電圧Vd,低設定電圧V
iや充放電回路A′のコンデンサ5等によるタイマー時
間Tのバラッキは、半固定抵抗器4により補正する。
この補正の場合、多段フリップフロツプ34の第1段目
のフリップフロップの出力Q,の周期(発振周期の2倍
)を計測しながら行なえばタイマー時間Tの補正を短時
間で行なうことが出釆る。もちろんコンデンサ5の充放
電電圧Vcの発振周期を直接高インピーダンスの測定器
によって計測しても良い。次に第9図に本発明の長時間
タイマー装置の応用実施例を示す。
第9図において、37は商用電源、38はプッシュボタ
ン式の電源スイッチ、39はリレー25の常関の接点、
40は負荷であり、調理機の場合、電気ヒータ、高周波
発生装置、ガス制御用電磁弁などの熱源又は熱源制御装
置である。
41は低圧トランス、42は整流用ダイオード、43は
コンデンサ、44は抵抗である。
45はゼナーダイオードであり、ゼナーダイオード45
の両端は直流電圧Vのを発生する。
46は充放電回路、電圧比較回路、ラッチ回路、カウン
タよりなる回路であり、その出力により駆動回路リレー
25を動作させる。
この構成で、まず電源スイッチ38をオンすると、リレ
ー25がオンして、その常開の接点39が閉じその後電
源スイッチ38を解放しても、負荷40及び低圧トラン
ス41に通電される。
そしてタイマー時間Tが経過すると、カウンタがカウン
トアップして、トランジスタ24がオフして、リレー2
5もオフして、その接点39が開となり負荷40への給
電が停止される。これと同時に低圧トランス41への給
電も停止されるため、リレー25はその後全くオフ状態
となる。なおこの例では前述の第1図及び第2図で説明
したカウント制御回路19及びNANDゲート33の動
作即ちタイマー時間Tが終了した後、カウンター8や3
4の出力状態を保持する働きは、必らずしも必要ではな
く、誤動作等の問題がなければ省略しうる。
以上本発明に基づく長時間タイマー装置を実施例により
説明したが、上述の実施例の他(1ー タィマー時間T
経過後駆動回路Fのリレー25をオンさせ、それ以前オ
フの状態にさせることも容易に行える。
■ 可変抵抗器は回転式又はロータリー式のものであっ
ても良く、またその抵抗変化特性は必要に応じて選定す
れば良い。
(3} カウント制御回路19,NANDゲート33の
働きをなくして、くり返しカウントする構成にすれば、
タイマー機能ではなく、長時間の周期を有する発振回路
として容易に利用しうる。
以上の説明で明らかなように、本発明に基づく長時間タ
イマー装置は、【1)可変抵抗器を用いて自由にタイマ
ー時間を設定することが出来るもので、この可変抵抗器
の抵抗値のバラツキによるタイマー時間のバラツキを極
力軽減しうる構成であり、特性の向上,製造工程上の調
整の簡素化を図ることが出来る。
{2) タイマー時間の可変範囲が十分大きくとれ、ま
た可変抵抗器の設定位置とタイマー時間の関係を比較的
自由に選定しうるなど、汎用性,操作性の向上を図るこ
とが出釆る。
など、精度,コスト,用途の面で優れた効果を発揮して
、工業上極めて有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるタイマー装置の電気
回路図、第2図a〜d,第3図a・bは同装置の動作説
明図、第4,第5図は同装置の特性図、第6図は本発明
の他の実施施例にかかるタイマー装置の電気回路図、第
7,第8図は第6図の実施例の特性図、第9図は本発明
に基づくタイマー装置を各種機器に適用した電気回路図
である。 1・・・・・・直流電源、2・・・・・・電源スイッチ
、A…・・・充放電回路、B・・・・・・電圧設定回路
、C・・・・・・電圧比較回路、D・・・・・・ラッチ
回路、E・…・・カウンタ、F・・・・・・駆動回路、
10・・…・可変抵抗器、11,12……コンパレータ
、13……R−Sフリツプフロップ、18・・・・・・
多段フリップフロップ、19・・・・・・カウント制御
回路、25・・・・・・リレー、32・・・・・・セン
タータップ、40・・・・・・負荷。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 図 〇 船 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流電源と、コンデンサの充放電を利用した発振回
    路と、前記発振回路の出力するパルスを入力とするカウ
    ンタとを備え、前記発振回路は前記直流電源より充電さ
    れる前記コンデンサを主体とする充放電回路と、前記直
    流電源に複数個の固定抵抗器を直列に接続し、かつ前記
    固定抵抗器の少なくとも1個に可変抵抗器をその全抵抗
    値を与える2つの終端子により並列接続すると共に、前
    記2つの終端子間の抵抗値に変化を与えない前記可変抵
    抗器の摺動端子より高設定電圧を出力し、前記複数個の
    固定抵抗器の接続点の一端より低設定電圧を出力する電
    圧設定回路と、前記高設定電圧と前記充放電回路の出力
    電圧とを比較する第1の電圧比較回路と、前記低設定電
    圧と前記充放電回路の出力電圧とを比較する第2の電圧
    比較回路と、前記第1の電圧比較回路の出力が反転した
    後、前記第2の電圧比較回路の出力が反転するまでの間
    、前記コンデンサを放電させると共に、パルス出力を発
    するラツチ回路により構成したことを特徴とするタイマ
    ー装置。 2 カウンタが所定の出力を発した以後、発振回路が発
    振動作を停止するか、もしくは前記カウンタが前記発振
    回路よりの入力パルスのカウント動作を停止するように
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のタイマー装置。 3 電圧設定回路は、可変抵抗器の全抵抗値をRv(Ω
    )、そのバラツキの許容値を±Kv(%)とし、前記可
    変抵抗器と並列接続の関係にある固定抵抗器の抵抗値を
    R_F(Ω)、そのバラツキの許容値を±K_F(%)
    とするとき、R_F≦Rv・(K_F)/(Kv) なる関係を満足させたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のタイマー装置。 4 ラツチ回路は、第1の電圧比較回路の出力をセツト
    入力,第2の電圧比較回路の出力をリセツト入力とする
    R−Sフリツプフロツプと、このR−Sフリツプフロツ
    プの出力が所定のレベルの時、充放電回路のコンデンサ
    の電荷を放電させるスイツチング素子とにより構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のタイマ
    ー装置。
JP54121144A 1979-09-19 1979-09-19 タイマ−装置 Expired JPS6022850B2 (ja)

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JP54121144A JPS6022850B2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 タイマ−装置

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JP54121144A JPS6022850B2 (ja) 1979-09-19 1979-09-19 タイマ−装置

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JPS6022850B2 true JPS6022850B2 (ja) 1985-06-04

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