JPS60226871A - フルオレン化合物、その製造法および該化合物を用いる記録材料 - Google Patents

フルオレン化合物、その製造法および該化合物を用いる記録材料

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JPS60226871A
JPS60226871A JP59082026A JP8202684A JPS60226871A JP S60226871 A JPS60226871 A JP S60226871A JP 59082026 A JP59082026 A JP 59082026A JP 8202684 A JP8202684 A JP 8202684A JP S60226871 A JPS60226871 A JP S60226871A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
alkyl group
formula
nitrogen atom
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Pending
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JP59082026A
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English (en)
Inventor
Seiji Ikegami
池上 誠司
Takamichi Amako
尊道 尼子
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Yamamoto Chemicals Inc
Original Assignee
Yamamoto Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は、近赤外領域に吸収を有する新規なフルオレン
化合物、その製造法、および該フルオレン化合物を電子
供与性発色剤として用いる記録材料に関する。
更に詳しくは、本発明は一般式(I) (式中Eは R,R@ B、 R@ であジ、R1+ R2+ R3+ R4+ Rlsおよ
びR6はいずれも水素、炭素数1〜12のアルキル基、
炭Xa5〜7のシクロアルキル基、フェニル基、ベンジ
ル基を表わし、又R?、几、およびRoは谷々水素、ノ
・ロゲン、低級アルキル基を表わす。但し、几H+ R
2+ R3+ R4+ R5およびR6は同時には炭素
数1〜4のアルギル基を示すことがなく、又R1と凡、
あるいはlt3とR4は場合により、それらがそれぞれ
結合する窒素原子(アミン基の窒素原子)とともに炭素
数4〜60複素環(酸素原子、硫黄原子あるいは第2の
窒素原子をも含み得る)を形成するものとする。) で示されるフルオレン化合物および該フルオレン化合物
を電子供与性発色剤として用いる記録材料に関する。
また本発明は、一般式(I) (式中E、訃よびR,、R2,R8,R,、几、および
R8は一般式(I)中のE、およびR,、R,、l’L
3.几。。
R1および几、と同じ甘味を表わす。)で示される化合
物をジアゾ死後閉環させることを特徴とする一般式(I
)で示されるフルオレン化合物の#!造法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来より、螺子供与性発色剤を用いる記録材料としては
感圧記録紙、#&熱記録紙、通電感熱記録紙など棟々の
形態のものが知られておυ、情報化時代と共に、これら
の記録材料の需要が増大している。更に最近は、事務の
合理化にコンピューターが多用されており、その際コン
ピューターへの情報入力に光学文字読取機が用いられて
いる。この光学文字読取機は、近赤外光を用いて情報を
読取ることが読取υの正確さ、早さなどにおいて有利で
ある。従って、近赤外光で情報を読取るだめには、情報
が近赤外領域の光を吸収する物質で記録されていること
が必要である。
しかしながら、従来の電子供与性発色剤を用いる記録材
料による記録像は、近赤外部に吸収を有しないため近赤
外光を用いる光学文字読取機では読取ることができない
と云う大きな欠点があった。
〔発明の構成及び効果〕
本発明者らは、従来の記録材料における前記の欠点を克
服すべく鋭意研究を重ねた結果、フルオレン化合物を電
子供与性発色剤として用いた記録材料の記録像が近赤外
部に吸収を有することを見出し既に特願昭58−741
02号で出願しているが、本発明はこの特願昭58−7
4102号の発明を更に発展させた発明に関する。
即ち、本発明の一般式(I)で示されるフルオレン、化
合物は新規な化合物であシ、それ自体は、実質的に無色
の結晶で近赤外部に吸収を有しないが、酸性白土、フェ
ノール樹脂、ヒドロキシ安息香酸エステル、ビスフェノ
ールA寺の電子受容性顕色剤と反応した状態では図−1
に示すごとく、近赤外部に吸収を有するという優れた性
質を有する。ものである。
本発明の一般式(I)で示されるフルオレン化合物は次
のようにして合成される。
一般式(I)で示される化合物を硫酸中−5〜10℃位
でジアゾ化し、欠いて約10〜100℃において数時間
乃至数十時間反応させて閉環させる。尚、銅粉あるいは
銅化合物の存在下に閉環させることが収率向上、に有効
である。次いで反応生成物をアルカリで中和し、析出物
を、公知の方法によって溶剤精製すると、一般式(I)
で示されるフルオレン化合物が実質的に無、色の結晶と
して得られる。
〔発明の具体例、並びに実施例〕
次に本発明の一般式(I)で示されるフルオレン化合物
の具体例とその融点を次表に示す。但し、本発明の化合
物はこれらに限定されるものではない。
、%1 25B−24O N(CHs)* 、、%2 229.5−251 /163 259−261 N(CHs)を 腐4 278.5−279.5 N (CHm ) t /% 5 250−252 N(CHm)t /%6 131−132 N(CzHs)t 47 228−229.5 一般式(I)で示されるフルオレン化合物を感圧記録紙
に適用するには感圧記録紙を製造する方法として周知の
従来方法例えば特公昭46−4614号に記載されてい
る方法によればよく、又感熱記録紙に適用するにはその
ための慣用方法例えば特公昭45−14059号に記載
されている方法によればよい。
以下実施例によシ本発明を更に詳細に説明する。なお文
中、部は重量部を表わす。
実施例1:フルオレン化合物/161の合成6−(2−
アミノ−4−:)メチルアミノフェニル)−3−(4−
:)ベンジルアミノ7エ二ル)−6−シメチルアミノフ
タリド5.8部を濃硫酸18.5部と水6部の混合物中
に溶解し、0℃に冷却する。次いでこれに亜硝酸ナトリ
ウムα8部を濃硫酸18.5部に溶解した溶液を0〜5
℃で60分を要して滴下し、同温度で2時間反応してジ
アゾ化を完了する。
次いで鋼粉α4部を添加した後徐々に60℃迄加熱し、
50〜35℃で1時間撹拌して閉環を完了する。反応生
成物を氷水200部に注入し、20チカセイソーダ溶液
でアルカリ性とする。これをトルエン80部と還流する
こと1時間の後、分層し、トルエン層を50部の温湯で
洗い次いでトルエンを溜去した後これにメタノール20
部を加えて更に1時間還流し、冷却すると結晶が析出す
る。析出物を戸取し乾燥すると、461のフルオレン化
合物が、白色結晶として得られる。収量2.2部(収率
39.1%)、m、p、238−240℃であった。
元素分析値iH1この化合物の分子式がcsa)Iss
l’Jsotであることを確認した。
CHN 理論値 80.671 6.25% 7.431実測値
 80.61% 6.20% 7.381実施例2:感
圧記録紙の製造 実施例1によって合成したフルオレン化合物をアルキル
ナフタリン等の溶剤に溶解し、公知の方法によりカプセ
ルに封入する。これを支持体の下面に塗布、乾燥して上
用紙(CBシート)を得る。一方、フェノール化合物等
の固体酸を支持体の上面に塗布し下用紙(CFシート)
を得る。上用紙と下用紙を塗布面が相対向するように重
ね、筆記等により加圧すると、下用紙上に青緑色の複写
像を得る。この複写像は耐光性が良く、且つ近赤外部に
吸収を有する。
′実施例1によって合成したフルオレン化合物肩104
部を10チポリビニルアルコール水溶液10部および水
6部と摩砕し分散液を得る(成分人とする)。一方、ビ
スフェノール人の4部を10−ポリビニルアルコール水
溶液10部および水6部と摩砕し分散液を得る(成分B
とする)。
成分A1部と成分86部を混合し、これを支持体上に塗
布、乾燥して感熱記録紙を得る。
この感熱記録紙は、熱ぼン等によシ加熱すると緑色に発
色する。この発色偉は近赤外部に吸収を有し、且つ射光
性が良い。
4.追加の関係 本発明は原特許願昭58−74102号発明を更に発展
させてなる発明である。
【図面の簡単な説明】
図−1は、青色の電子供与性発色剤として用いられるC
VL(クリスタル バイオレットラクトン)と、本発明
のフルオレン化合物/I62、および/168のビスフ
ェノールA上の発色像のスペクトルを示す。 本発明のフルオレン化合物は近赤外領域(700〜10
00nm )に吸収を有するが、これに反しCVLは近
赤外部に吸収を有しない。 特許出願人 山本化学合成株式会社 代理人 弁理士 1)丸 巌 手続補正書 昭和59年8月3日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 特願昭59−82026 2、発明の名称 フルオレン化合物、その製造法および該化合物を用いる
記録材料 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 山本化学合成株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和59年7月11日 昭和59年7月31日(発送日) 願書に最初に添付した図面の浄書。 別紙のとおり(内容に変更なし 8、添付書類の目録 図 面 1通 (以上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一般式(I)で表わされるフルオレン化合物几
    o Re −、、−’ Re R,N /\ R,R。 であり、R1、nt 、R3+ R4+ Rffおよび
    ルはいずれも水素、炭素数1〜12のアルキル基、炭素
    数5〜7のシクロアルキル基、フェニル基、ベンジル基
    を表わし、又R7+ Raおよび几、は各々水素、ハロ
    ゲン、低級アルキル基を表わす。但し、几しa、 + 
    Rs l R41几、およびR6は同時には炭素数1〜
    4のアルキル基を示さず、又R1とR2又は几3とR4
    は場合によシそれらがそれぞれ結合する窒素原子(アミ
    ノ基の窒素原子)とともに炭素数4〜6の複数項(酸素
    原子、硫黄原子あるいは第2の窒素原子をも含み得る)
    を形成するものとする。
  2. (2) 一般式(I) \−−l (ここにR+ * Rt + Rs + R4+ Rs
    およびR6,はいずれも水素、炭素数1〜12のアルキ
    ル基、炭素数5〜7のフクロアルキル基、フェニル基、
    ベンジル基を表わし、又R? + Ra及び°fL9は
    各々水素、ハロゲン、低級アルキル基を表わす。但し亀
    、R4、Ra 、R4、R11およびR・は同時には炭
    素数1〜4のアルキル基を示さず、又絢とR1もしくは
    R1とR4は場合によプそれらがそれぞれ結合する窒素
    原子(アーミノ基の窒素原子)とともに炭素数4〜6の
    複素環(酸素原子、硫黄原子あるいは第2の窒素原子を
    も含み得る)を形成するものとする。 Eは 几−R。 Ra Rg 石N を示す。) /\ R,R。 で表わされる化合物をジアゾ化後閉環させることを特徴
    とする一般式(I) で示されるフルオレン化合物の製造法。
  3. (3)次の一般式(I) (ここにEは R9几。 編 R。 であり、R,lR2+ R3+ R4、R5およびR6
    はいずれも水素、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    5〜7のシクロアルキル基、フェニル基、ベンジル基を
    表わし、又R,、R8およびR,は各々水素、ハロゲン
    、低級アルキル基を表わす。ただしILl r R2+
     Rs + R4+几、およびへは同時には炭素数1〜
    4のアルキル基を示すことなく、又R1と几、又はR3
    とR3は場合によシ、それらがそれぞれ結合する窒素原
    子(アミン基の窒素原子)とともに炭素数4〜6の複素
    環(酸素原子、硫黄原子あるいは第2の窒素原子を含み
    得る)をを形成するものとする。) で表わされるフルオレン化合物を電子供与性発色剤とし
    て用いることを特徴とする記録材料。
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