JPS60226238A - 雑音除去回路 - Google Patents

雑音除去回路

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JPS60226238A
JPS60226238A JP59082447A JP8244784A JPS60226238A JP S60226238 A JPS60226238 A JP S60226238A JP 59082447 A JP59082447 A JP 59082447A JP 8244784 A JP8244784 A JP 8244784A JP S60226238 A JPS60226238 A JP S60226238A
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菅井 義郎
Hiroyuki Kimura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、主信号に副信号を変調して多重した複合信
号に加わった雑音を除去する回路に関するものである。
(発明の技術的背景およびその問題点)従来の実施例を
第4図d3よび第5図に示す。
第4図は従来のTV音声多重復調回路である。
図において、1は副信号復調回路、2m、2sはディエ
ンファシス回路、3はマトリクス回路である。
また第5図は、FMステレオマルチプレックス回路およ
び従来の雑音除去回路であり、21゜2rはディエンフ
ァシス回路、4,41.4rはサンプル&ホールド回路
、5はタイミング設定回路、51.5rはローパスフィ
ルター、7は38KH2のバンドパスフィルター、8は
位相比較器、9は38KH7VCo、10は2分周器テ
アル。
このうちサンプル&ホールド回路4および41゜4rは
、ステレオ復調の前段と後段の2ケ所においているが、
通常はどちらか一方でよい。
かかる従来構成において、第4図のTV音声多重復調回
路では、複合信号を副信号のフィルタを兼ねたディエン
ファシス回路2mを通して得た主信号と、服信号復調回
路1で復調後ディエンファシス回路2Sを通った副信号
とをマトリクス回路3に入力し、二ケ国語音声およびス
テレオ音声を得ていた。
第5図は、FMステレオマルチプレックス回路と従来の
雑音除去回路で、点線内でステレオ復調が行われる。雑
音除去は、ステレオ復調の前段にあるサンプル&ホール
ド回路4がステレオ復調後のサンプル&ホールド回路4
1.4rのどちらか一方で行われる。なおザンプル&ホ
ールド回路41.4rの前段にあるローパスフィルタ6
1゜6rはサブヤリアの漏れを抑圧してホールド誤差を
小さくするためのものである。
第2図の回路において、ステレオ復調前段のサンプル&
ホールド回路4で雑音を除去する場合、雑音と同時に副
信号のキャリア等も切ってしまうため、副信号にかえっ
て大きな雑音を発生することがあった。また、ステレオ
復調後段のサンプル&ホールド回路41,4n+で雑音
を除去する場合、副信号は主−信号よりも雑音の影響を
受けやすいばかりでなく、バンドパスフィルターや復調
回路のために、雑音の影響を受けやすいばかりでなく、
バンドパスフィルターや復調回路のために、雑音の影響
をより長い時間受けているが、マトリクス回路を通って
しまった後では、副信号のほうに合わせてホールド時間
を長くしなげ−・ればならず、歪の発生量が大きくなる
。また、第1図のような回路に適用した場合、マトリク
ス回路3は通常能動回路を含むので、大きな雑音信号が
混入した場合には、マトリクス回路が飽和して直流動作
点が変動して雑音が発生することがあったが、それを防
ぐことができない。
(発明の目的) 本発明はかかる従来の問題点に鑑み成されたもので、副
信号復調回路やマトリクス回路で不要な雑音を発生しな
いようにすると同時に、歪の発生を軽減することを目的
としている。
(発明の実施例) 第1図に本発明による一実施例を示す。図において、1
は副信号復調回路、2111.23はディエンファシス
回路、3はマトリクス回路、4Sはサンプル&ホールド
回路、5はタイミング設定回路、11はゲート回路、1
2はホールド用コンデンザ、13は副信号の漏れキャリ
ア等によるホールド誤差を軽減するためにコンデンサ1
2と時定数回路をなす抵抗である。
かかる構成において、主信号は副信号抑圧するフィルタ
ーを兼ねたディエンファシス回路2mを通ってマトリク
ス回路3に入力される。一方、副信号は副信号復調回路
1で復調後、サンプル&ホールド回路4Sおよびディエ
ンファシス回路2Sを通ってマトリクス回路3に加えら
れる。また、タイミング設定回路5では、ノイズ検出信
号またはノイズ発生源の周期に同期した信号などから副
信号が雑音の影響を受けている期間中ゲート11を開く
ような信号を発生する回路である。雑音の除去は、コン
デンサ12にゲート11が開く直前の電圧がサンプリン
グされ、ゲート11が開いている期間中その電圧をホー
ルドすることによって行われる。なお抵抗13は、副信
号の漏れキャリア等によるホールド誤差を軽減するため
にコンデンサ12と時定数をもたせであるが、副信号の
漏れがない場合には必要ではない。またディエンファシ
ス回路2m、2sも図に示した位置ではなく、マトリク
ス回路3の後段にあってもよい。
上記実施例ではTV音声多重復調回路に使用した場合に
ついて説明したが、第4図と同様の構成をとることでF
Mチューナ等にも広く応用できる。
また第1図では雑音の影響を大きく受ける副信号につい
てのみ対策した例を示したが、第2図のように主信号に
ついてサンプル&ホールド回路4mを設けることによっ
て雑音を完全に切ることができる。このとぎ歪の発生は
従来と同程度であるが、副信号復調回路1で雑音を発生
したり、マトリクス回路3が雑音のために飽和したりす
ることはない。
また、主信号のホールド時間は副信号に比べると短くて
よいので第3図に示すように互いに異なるサンプリング
パルスを発生するタイミング設定回路5m、5sをそれ
ぞれ主信号系および副信号系のサンプル&ホールド回路
4mおよび4Sに供給するように構成して、主信号のホ
ールド時間を必要最小限に設定することによって、歪の
発生を抑えることができる。この場合、タイミング設定
回路5m、5sによって主信号系のサンプル&ホールド
回路4mのホールド時間は副信号系のサンプル&ホール
ド回路4sのホールド時間より短くなるように設定され
る。
さらに第3図ではホールド誤差を軽減するためにホール
ド用コンデンサ12m、12sに直列に接続する抵抗の
かわりに、ローパスフィルタ6I11゜6Sをサンプル
&ホールド回路4m、4sの前段に設けている。この場
合にはローパスフィルタ6m、6sに特性の良いものを
使用したり、ホールド用コンデンサ12m、12sと直
列に抵抗を挿入したりする構成と併用すれば、ホールド
誤差をより小さくすることができる。
また、ディエンファシス回路2m、2Sは、サンプル&
ホールド回路4R1,43の前段やマトリクス回路3の
後段にあってもよいが、サンプル&ホールド回路4a+
、4sとマトリクス回路3の間に挿入することで、サン
プル&ホールドによって発生する歪を軽減するとともに
マトリクス回路の入力レベルを下げてマトリクス回路の
飽和を防ぐことができる。
また、副信号復調回路で副信号が多少遅れるため、主信
号経路に遅延線を挿入することがあるが、サンプル&ホ
ールド回路のゲートが開くタイミングをずらせることで
遅延線を任意の位置に挿入することが可能となる。
(発明の効果) 以上のように、本考案は雑音除去のためのサンプル&ホ
ールド回路を、副信号復調回路とマトリクス回路の間に
設けるようにしたので、副信号のキャリア等を切ること
がなく、さらにマトリクス回路の前段に雑音を除去して
いるため、副信号復調回路およびマトリクス回路で新た
な雑音を発生することがない。また、理想的には主信号
、副信号とも対策すべぎだが、より雑音の影響の大きい
副信号のみに対策を施すことでも実用上充分な効果が得
られ、回路が半分で済むため低コストになる。
また、一定周期で各アンテナをサンプリングする方式の
ダイハシティ受信時には、アンテナ入力レベルのサンプ
リングに伴って、比較的長い時間にわたって雑音を発生
することがあるが、そのような場合には副信号が主信号
よりも雑音の影響を強く受ける傾向はさらにひどくなり
、それに合わせて主信号のホールド時間も長く設定して
しまうと、かえって信号の質が低下することがある。ま
た、副信号復調時にザンプル&ホールド回路を挿入した
場合には、副信号も同時に長い期間切ってしまうため、
副信号復調回路で大きな雑音を発生する。本発明によれ
ば、以上のような欠点はないので、ダイハシティ受信時
にはさらに効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれ本発明の実施例を示す図、
第4図、第5図はそれぞれ従来の実施例を示す図である
。 1 ・・・・・・副信号復調回路 2111.23・・・・・・ディエンファシス回路3 
・・・・・・マトリクス回路 4.4m 、4s・・・サンプル&ホールド回路5.5
m 、5s・・・タイミング設定回路6.61.6r、
6m、6s ・・・・・・ローパスフィルタ 7 ・・・・・・38KHzバンドパスフイルタ8 ・
・・・・・位相比較器 9 ・・・・・・■C0 10・・・・・・2分周器 11 ・・・・・・ゲート 12、12m 、 12s・・目・・ホールド用コンデ
ンサ13 ・・・・・・抵抗 特許出願人 第1図 G 第3図 第4図 手続補正書防幻 昭和59年 特 許 願第82447号2、発明の名称 雑音除去回路 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒153 東京都目黒区目黒1丁目4番1号名称
(501)/ペイ7J−ニア株式会社昭和59年 7月
31日 発送 別紙のとおり。 1、明細書1ペ一ジ3行 「雑音除去装置」を 「雑音除去回路」に補正します。 特許出願人 パイオニア株式会社 手続補正書(自発) 昭和59年12月17日 昭和59年特 許願第82447号 2、発明の名称 雑音除去回路 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒153 東京都目黒区目黒1丁目4番1号名称
(501)z:イオニア株式会社 (1)明細書の「特許請求の範囲」の欄(2)明細書の
r発明の詳細な説明」の欄5、補正の内容 [1]明細書の「特許請求の範囲」を下記のとおりに補
正します。 「(1)主信号に副信号を変調して多重した複合信号か
ら副信号を復調する副信号復調回路と、主信号を含む信
号と復調された副信号とを演算処理して第1及び第2の
信号を出力するマトリクス回路と、前記復調された副信
号“をノイズ検出信号またはノイズに同期した信号によ
ってサンプル長ホールドするサンプル&ホールド回路と
を備えたことを特徴とする雑音除去回路。 (2)主信号に副信号を変調して多重した複合信号から
副信号を復調する副信号復調回路と、主信号を含む信号
と復調された副信号とを演算処理して第1及び第2の信
号を出力するマトリクス回路と、前記複合信号および復
調された副信号をノイズ検出信号またはノイズに同期し
た信号によってサンプル長ホールドする第1および第2
のサンプル&ホールド回路を備えたことを特徴とする雑
音除去回路。 (3)前記第1および第2のサンプル長ホール6回路に
おけるホールド時間が互いに異なることを特徴とする特
性の第2項記載の雑音除去回路。」[2]明細書の第3
頁第19行目の「第2図」を「第5図」に補正します。 [31明細書の第4頁第12行目の「第1図」を「第4
図」に補正します。 [4]明細書の第7頁第2行目乃至同頁第13行目の「
また、主信号の・・・・・・設定される。」を下記のと
おりに補正します。 [上記第2図の如く、サンプル長ホール6回路によって
雑音を除去する場合、ホールド時間を長く設定すると歪
が増加するため、ホールド時間は必要最小限にとどめな
ければならない。一方、副信号はBPFや副信号復調回
路を通っているため、主信号に比較して雑音の影響を受
けている時間が長い。従って、ホールド時間を短くする
と副信号に対する雑音の除去が十分でなくなり、また逆
にホールド時間を長くすると主信号に対して必要以上に
歪を増加させてしまう。 第3図に示す実施例は斯かる欠点を改善したものであり
、上記の理由により主信号のホールド時間は副信号に較
べると短くてよいので、第3図に示すように互いに異な
るサンプリングパルスを発生するタイミング設定回路5
m、5sをそれぞれ主信号系及び副信号系のサンプル長
ホール6回路4m及び4Sに供給するように構成して、
主信号のホールド時間を必要最小限に設定することによ
って、歪の発生を抑えることができる。この場合、タイ
ミング設定回路5m、5sによって主信号系のサンプル
長ホール6回路4mのホールド時間は副信号系のサンプ
ル長ホール6回路4Sのホールド時間より短くなるよう
に設定される。 なお、副信号の方がホールド時間が長いので、ステレオ
受信時に一瞬モノラル状態になるが、セパレーションに
ついては人間の感覚が鋭くないので違和感はなく、雑音
の除去や歪の低減の効果だけが感じられる。 特許出願人 パイオニア株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主信号に副信号を変調して多重した複合信号から
    副信号を復調する副信号復調回路と、主信号を含む信号
    と復調された副信号とを演算処理して左右のステレオ信
    号を出力するマトリクス回路と、前記復調された副信号
    をノイズ検出信号またはノイズに同期した信号によって
    サンプル&ホールドするサンプル&ホールド回路とを備
    えたことを特徴とする雑音除去回路。
  2. (2)主信号に副信号を変調して多重した複合信号から
    副信号を復調する副信号復調回路と、主信号を含む信号
    と復調された副信号とを演算処理して左右のステレオ信
    号を出力するマトリクス回路と、前記複合信号および復
    調された副信号をノイズ検出信号またはノイズに同期し
    た信号によってサンプル&ホールドザる第1および第2
    のサンプル&ホールド回路を備えたことを特徴とする雑
    音除去回路。
JP59082447A 1984-04-24 1984-04-24 雑音除去回路 Granted JPS60226238A (ja)

Priority Applications (2)

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JP59082447A JPS60226238A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 雑音除去回路
US06/726,753 US4680793A (en) 1984-04-24 1985-04-24 Noise eliminating circuit

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JP59082447A JPS60226238A (ja) 1984-04-24 1984-04-24 雑音除去回路

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JPS60226238A true JPS60226238A (ja) 1985-11-11
JPH042019B2 JPH042019B2 (ja) 1992-01-16

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ID=13774774

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