JPS60225996A - 販売登録装置におけるプログラムロ−ド方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は販売登録装置のＲＡＭへ販売データを登録処理
するためのプログラムを外部のプログラム設定装置によ
って格納するためのプログラムロード方式に係わり、特
にＲＡＭに格納されたプログラムのプログラム情報を印
字出力する販売登録装置におけるプログラムロード方式
に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ デパートやスーパーマーケット等の大規模小売店におけ
るＰＯＳ　（販売時管理）システムの各ターミナル（端
末機）や小規模小売店の電子キャッシュレジスタ等の販
売登録装置においては、それぞれ内部記憶部にキーボー
ド又はバーコード読取りスキャナー等の販売登録用入力
装置を介して入力された販売商品の販売価格、販売点数
２品名等の販売データを登録処理するためのプログラム
が記憶されている。

これらのプログラムは、たとえ同一規格の販売登録装置
であってもＰＯＳシステムの規模、扱う商品の種類、各
精算レポートの集計法の違い、又はユーザの要求等によ
ってそれぞれプログラム内容が異なる場合が多い。一般
にこのような場合、製造時には同一規格の販売登録装置
は全て同一仕様に製造し、製品の出荷時又はユーザの指
定する売場に据付けた時に、別途プログラム設定装置を
用いてユーザの指定するプログラムを上記販売登録［の
内部に設けられたバッテリー等でバックアップされたＲ
ＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）へ格納するようにし
ている。

しかしながら、このようにプログラム設定装置によって
販売登録用のプログラムを内部に設けられたＲＡＭへ格
納するようにした販売登録装置のプログラムロード方式
にあっては、次のような問題があった。すなわち、上述
したように登録用のプログラムは多種多様であり、また
同一プログラムにおいても改良が加えられてプログラム
の作成年月日、プログラム作成者等の違いによってプロ
グラム内容が少しずつ異なる場合がある。そして、これ
らの各プログラム間の混乱を避けるために各プログラム
毎にプログラム名および各改良段階等の識別番号等を示
すプログラムバージョンを付している。これらプログラ
ム名やプログラムバージョン等の各プログラム固有のプ
ログラム情報の管理は販売登録装置の品質管理上重要な
項目である。

しかし、従来上記プログラム情報の管理は実際にプログ
ラム設定装置を用いて各販売登録装冒ヘプログラムを設
定する作業員にまかされていたので、仮に作業員が誤っ
たプログラム名又はプログラムバージョンのプログラム
を販売登録装置へ設定したとしても、その販売登録装置
で実際に販売業務を実行しなければＷＡ−）だプログラ
ムが設定された事を発見できなかった。その結果、販売
登録装置全体としての品質が低下し、信頼性も低下する
問題があった。

［発明の目的コ 本弁明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、プログラムが販売登録装置
に設定されたときプログラム情報をレシートへ印字出力
することによって、設定したプログラムを直ちに確認で
き、プログラムの誤設定を防止でき、販売登録装置全体
の品質の向上を図ることができる販売登録装置における
プログラムロード方式を提供することにある。

［発明の概要］ 本発明は、プロ、ダラム設定装置の記憶部に記憶された
販売登録装置へ送出すべきプログラムのプログラム名、
プログラムバージョン等のプログラム固有のプログラム
情報を記憶し、上記プログラムを上記販売登録装置へ送
出する送出動作に応動して上記プログラム情報を上記販
売登録装置へ送出し、この販売登録装置が上記プログラ
ムおよびプログラム情報を受信したときこのプログラム
情報をレシートへ印字出力するものである。

［発明の実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は実施例の販売登録装置におけるプログラムロー
ド方式を適用した販売登録装置の概略構成を示すブロッ
ク図であり、図中１はコマンドレジスタ、各種演算回路
等を内蔵し各種の演韓処理を実行するＣＰＬＩ　（中央
処理装置）である。このＣＰＵ１に対してデータバス、
アドレスバス、コントロールバス等からなるパスライン
２を介して、登録用のプログラムを設定するための初期
プログラムを記憶するＲＯＭ（リードオンリメモリ）３
゜登録用のプログラムを格納する為のバッテリーにてバ
ックアップされたＲＡＭ４．販売した商品の販売価格、
販売点数１品名又は商品］−ド等の販売データをキー人
力するための販売登録用入力装置としてのキーボード５
．このキーボード５から入力された上記各販売商品の販
売データを登録する登録ファイル等が形成されたＲＡＭ
６．上記販売データおよびプログラム情報をレシートへ
印字出力するプリンタ７、登録用のプログラムの設定時
にプログラム設定装置にケーブル８を介して接続される
シリアルインターフェース９等が接続されている。

第２図は第１図の販売登録装置へ登録用のプログラムを
設定するためのプログラム設定装置の概略構成を示すプ
ロン″り図であり、図中１１は各種の演算処理を実行す
るＣＰＵである。このＣＰＵ１１に対してパスライン１
２を介して、このプログラム設定装置自体を制御するた
めの制御プログラムを記憶するＲＯＭ１３．上記販売登
録装置へ設定する登録用のプログラムをそれぞれ格納す
るＲＡＭ１４ａ、１４ｂ、１４ｃ１および上記販売登録
装置のシリアルインターフェース９に前記ケーブル８を
介して接続されるシリアルインターフェース１５が接続
されている。

前記各ＲＡＭ１４ａ、１４ｂ、１４ｃ内には販売登録装
置へ送出すべき登録用のプログラムの他にこのプログラ
ムに固有のプログラム名、プログラムバージョン、プロ
グラムの作成年月日等のプログラム情報が記憶されてい
る。

しかして、販売登録装置が工場出荷されるとき。

各売場に据付けられたとき、又は途中でプログラムを変
更するとき等において、この販売登録装置へ新たな登録
用のプログラムを設定しようとすると、まず、販売登録
装置のシリアルインターフェース９とプログラム設定装
置のシリアルインターフェース１５とをケーブル８で接
続する。この状態において、販売登録装置のＣＰＵＩは
第３図（ａ）の流れ図に従って登録用のプログラムの設
定業務を実行するように構成されている。すなわち、装
置の電源が投入されると、各ＲＡＭ４．６の記憶内容や
シリアルインターフェース９の内容のクリア等の各部の
初期化を実施した後、ＲＯＭ３に記憶された初期プログ
ラムを起動する。そして、その初期プログラムに従って
、シリアルインターフェース９．ケーブル８を介してプ
ログラム要求信号をプログラム設定装置へ送出した後、
プログラム設定装置から送出される登録用のプログラム
およびこのプログラムのプログラム情報の入力を持つ。

Ｐｌにてシリアルインターフェース９が該当プログラム
およびプログラム情報を受信すると、受信した登録用の
プログラムをＲＡＭ４の予め定められたアドレス領域へ
格納する。登録用のプログラムのＲＡＭ４への格納が終
了すると、上記プログラムと同時に受信したプログラム
情報やＲＡＭ４の格納情報をプリンタ７を介してレシー
トへ印字出力してこの登録用のプログラムに対する設定
業務を終了する。

上記レシート１６には、第４図に示すように、プログラ
ム名１７．プログラムバージョン１８゜プログラムの作
成年月日１９等のプログラム情報の他に、ＲＡＭＪ内に
おけるこのプログラムを格納した領域の先頭アドレス値
２０．最終アドレス値２１等の格納情報、チェックサム
値２２．この登録用のプログラムを実行するときに使用
する販売データを格納するＲＡＭ６の使用数２３．この
プログラムを複数のＲＡＭに亘って格納した時に使用す
るＲＡＭの使用数２４が印字出力される。

前記プログラム設定装置のＣＰＵ１１は、販売登録装置
に対する登録用のプログラムの設定業務時に、第３図（
ｂ）の流れ図に従って上記登録用のプログラムの送出業
務を実行するように構成されている。すなわち、第３図
（ａ）と同様に各ＲＡＭ１４ａ、１４ｂ、１４ｃおよヒ
シリアルインターフェース１５の初期化を実施した後、
ＲＯＭ１３に記憶された制御プログラムを起動する。そ
して、販売登録装置からケーブル８を介して送出される
プログラム要求信号の入力を持つ。Ｐ２にてシリアルイ
ンターフェース１５がプログラム要求信号を受信すると
、登録用のプログラムおよびこのプログラムのプログラ
ム情報をＲＡＭ１４ａ〜１４Ｃから読出す。そして、読
出した登録用のプログラムおよびプログラム情報をシリ
アルインターフェース１５．ケーブル８を介して販売登
録装置のシリアルインターフェース９へ送出してこの登
録用のプログラムの送出業務を終了する。

このように構成された販売登録装置におけるプログラム
ロード方式であれば、販売登録装置のＲＡＭ４に新たに
格納された登録用のプログラムのプログラム名、プログ
ラム作成年月日、プログラムバージョン等のプログラム
固有のプログラム情報は、必ずプリンタ７にて、第４図
に示すように、レシート１６へ印字出力される。したが
って、登録用のプログラムをプログラム設定装置を用い
て販売登録装置へ設定する作業員は、設定した登録用の
プログラムのプログラム情報をレシートを見ることによ
って直ちに確認できる。その結果、たとえ誤ったプログ
ラムを設定したとしてもその誤りを実際に販売業務を実
行するまでもなくプログラムを設定した時点で直ちに発
見できるので、販売登録装置全体の品質の向上を図るこ
とができる。

また、設定したプログラムを直ちに確認できるので、プ
ログラム設定業務の作業能率を向上させることも可能で
ある。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。実施例においてはレシート１６へプログラム情報の
他にＲＡＭ４におけるプログラムの格納情報も印字出力
したが、プログラム情報のみであっても当初の目的は十
分に達成できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のプログラムロード方式によ
れば、プログラム設定装置によってプログラムが販売登
録装置のＲＡＭに設定された時、プログラム名やプログ
ラムバージョン等のプログラム固有のプログラム情報を
レシートへ印字出力するようにしている。したがって、
設定したプログラムを直ちに確認でき、プログラムの誤
設定を防止でき、販売登録装置全体の品質の向上を図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係わる販売登録装置におけるプ
ログラムロード方式を示すものであり、第１図は販売登
録装置の概略構成を示すブロック図、第２図はプログラ
ム設定装置の概略構成を示すブロック図、第３図は動作
を示す流れ図、第４図はレシートの印字フォーマット図
である。 １．１１・・・ＣＰＬＪ１２．１２・・・パスライン、
３゜１３・・・ＲＯＭ、４．６．１４ａ、１４　ｂ、１
４ｃ・・・ＲＡＭ、５・・・キーボード、７・・・プリ
ンタ、８・・・ケーブル、９．１５・・・シリアルイン
ターフェース、１６・・・レシート、１７・・・プログ
ラム名、１８・・・フログラムバージョン、１９・・・
プログラム作成年月日。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 販売登録用入力装置を介して入力された販売商品の販売
   データをＲＡＭに記憶されたプログラムに従って登録処
   理してその結果をレシートへ印字出力する販売登録装置
   における前記プログラムを外部のプログラム設定装置か
   ら前記ＲＡＭへ格納するプログラムロード方式において
   、前記プログラム設定装置の記憶部に記憶された前記販
   売登録装置へ送出すべきプログラムのプログラム名、プ
   ログラムバージョン等のプログラム固有のプログラム情
   報を記憶するプログラム情報記憶手段と、前記記憶部に
   記憶されたプログラムを前記販売登録装置へ送出する送
   出動作に応動して前記プログラム情報を前記販売登録装
   置へ送出するプログラム情報送出手段と、前記販売登録
   装置が前記プログラム設定装置からのプログラムおよび
   プログラム情報を受信したとき、このプログラム情報を
   前記レシートへ印字出力する印字出力手段とを備えたこ
   とを特徴とする販売登録装置におけるプログラムロード
   方式。