JPS6022582Y2 - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
- Publication number
- JPS6022582Y2 JPS6022582Y2 JP15469980U JP15469980U JPS6022582Y2 JP S6022582 Y2 JPS6022582 Y2 JP S6022582Y2 JP 15469980 U JP15469980 U JP 15469980U JP 15469980 U JP15469980 U JP 15469980U JP S6022582 Y2 JPS6022582 Y2 JP S6022582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- connector
- transformer
- lead wire
- receptacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフライバックトランスに関する。
フライバックトランスにはブラウン管アノード用の高圧
巻線が施されるので、その耐圧を十分に確保するために
トランスケース内に絶縁樹脂(エポキシ等)を充填する
。
巻線が施されるので、その耐圧を十分に確保するために
トランスケース内に絶縁樹脂(エポキシ等)を充填する
。
この樹脂充填時にフライバックトランスの高圧出力端子
に高圧リード線が既に結線されている場合には、高圧リ
ード線を含めてトランスケース内部全体を樹脂充填する
ことができる。
に高圧リード線が既に結線されている場合には、高圧リ
ード線を含めてトランスケース内部全体を樹脂充填する
ことができる。
しかしトランスの高圧出力端子に高圧リード線のりセプ
タクル(栓受)のみを設け、樹脂充填後に高圧リード線
の一端に取付けられたコネクタプラグを上記リセプタク
ルに挿入して結合するようにした場合、組立て作業が極
めて簡素化される反面、充填樹脂がリセプタクル部分か
らケース外部に漏れるという不都合がある。
タクル(栓受)のみを設け、樹脂充填後に高圧リード線
の一端に取付けられたコネクタプラグを上記リセプタク
ルに挿入して結合するようにした場合、組立て作業が極
めて簡素化される反面、充填樹脂がリセプタクル部分か
らケース外部に漏れるという不都合がある。
本考案は上述の問題にかんがみ、充填樹脂がトランスケ
ースの外部に漏れるのを防止することを目的とする。
ースの外部に漏れるのを防止することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案によるフライバックトランスの縦断面図
で、第2図はその組立図である。
で、第2図はその組立図である。
また第3図は高圧リード線のコネクタ部の詳細を示す部
分側面図である。
分側面図である。
第1図及び第2図に示すようにトランスケース1内には
低圧ボビン2及び高圧ボビン3が挿入される。
低圧ボビン2及び高圧ボビン3が挿入される。
低圧ボビン2には1次巻線(水平駆動コイル)4及び3
次巻線5(水平AFC、バーストフラグパルス用等)及
びブラウン管ヒーター巻線6が巻回される。
次巻線5(水平AFC、バーストフラグパルス用等)及
びブラウン管ヒーター巻線6が巻回される。
巻線4,5゜6の各リード線はボビン2の下端において
も同心円状に配列された端子ピン7と結線される。
も同心円状に配列された端子ピン7と結線される。
高圧ボビン3には高圧巻線・8が上段3as中段3b及
び下段3cの3つの部分に分割して巻回され、夫々はダ
イオード9を介して互に結合され、更に高圧整流出力が
コネクタ部の円筒状リセプタクル10に導出される。
び下段3cの3つの部分に分割して巻回され、夫々はダ
イオード9を介して互に結合され、更に高圧整流出力が
コネクタ部の円筒状リセプタクル10に導出される。
リセプタクル10は高圧ボビン3の一端に一体成形され
たポス14の開口に圧入固定される。
たポス14の開口に圧入固定される。
このリセプタクル10は導体でカップ状に形成され、そ
の内部には第3図に示すようにバネ1,3が収容され、
またその外周面には一対の開口15a、15bが形成さ
れている。
の内部には第3図に示すようにバネ1,3が収容され、
またその外周面には一対の開口15a、15bが形成さ
れている。
一方、高圧リード線16の一端には、弾性変形可能な一
対の突起片17a、17bを有するコネクタキャップ1
8が取付けられ、このキャップ18をリセプタクル10
に挿入することにより、キャップの突起片17a、17
bとリセプタクルの開口15a、15bとが係合して、
キャップ18がリセプタクル10内で係止されるように
構成されている。
対の突起片17a、17bを有するコネクタキャップ1
8が取付けられ、このキャップ18をリセプタクル10
に挿入することにより、キャップの突起片17a、17
bとリセプタクルの開口15a、15bとが係合して、
キャップ18がリセプタクル10内で係止されるように
構成されている。
高圧出力はりセプタクル10内の押圧バネ13からキャ
ップ18に伝えられ、更に高圧リード線16を介してブ
ラウン管のアノードに供給される。
ップ18に伝えられ、更に高圧リード線16を介してブ
ラウン管のアノードに供給される。
フライバックトランスの組立て時には、シリコンゴム等
のOリング21がリセプタクル10の外周囲に装着され
る。
のOリング21がリセプタクル10の外周囲に装着され
る。
この状態で低圧ボビン2と高圧ボビン3との組立体をト
ランスケース1内に収容させると、Oリング21は、ト
ランスケースに形成された高圧リード線導出口用の筒部
22の内壁のテーパ一部23によって押し付けられ、こ
のテーパ一部23及びボス14の上面14a及びリセプ
タクル10の周面に密着される。
ランスケース1内に収容させると、Oリング21は、ト
ランスケースに形成された高圧リード線導出口用の筒部
22の内壁のテーパ一部23によって押し付けられ、こ
のテーパ一部23及びボス14の上面14a及びリセプ
タクル10の周面に密着される。
これによってトランス内部が外部に対して完全にシール
される。
される。
なお第3図に示すように、円筒状リセプタクル10を高
圧ポビン3のボス14に圧入する際のボス部開口の成型
仕上り寸法のばらつきを吸収するために、ボス14には
スリット24が形成されている。
圧ポビン3のボス14に圧入する際のボス部開口の成型
仕上り寸法のばらつきを吸収するために、ボス14には
スリット24が形成されている。
従って上記Oリング21を第1図に示すよウニテーパ一
部23、リセプタクル10の周面及びボス14の上面1
4aの3面でもって押え込むことは、完壁なシールを行
う上で極めて有効である。
部23、リセプタクル10の周面及びボス14の上面1
4aの3面でもって押え込むことは、完壁なシールを行
う上で極めて有効である。
即ち、スリット24を通って充填樹脂が外部に漏れ出す
ことを防止することができる。
ことを防止することができる。
低圧ボビン2及び高圧ボビン3をトランスケース1内に
収容した時点で、第1図に示す如くエポキシ樹脂等の絶
縁材25がケース内に充填され、更に加熱固定される。
収容した時点で、第1図に示す如くエポキシ樹脂等の絶
縁材25がケース内に充填され、更に加熱固定される。
固化後、低圧ボビン2及びトランスケース1の側壁の一
部26.27が割り取られ、一対のコ字状コア(図示せ
ず)が低圧ボビン2の内部空間28に挿入され、1次巻
線4、高圧巻線8及び3次巻線5等と鎖交する閉磁路が
作られる。
部26.27が割り取られ、一対のコ字状コア(図示せ
ず)が低圧ボビン2の内部空間28に挿入され、1次巻
線4、高圧巻線8及び3次巻線5等と鎖交する閉磁路が
作られる。
次に高圧リード線16がトランスケースのリード線導出
用筒部22から挿入され、第3図に示した如くにキャッ
プ18がリセプタクル10内に係止される。
用筒部22から挿入され、第3図に示した如くにキャッ
プ18がリセプタクル10内に係止される。
このようにして高圧リード線16が導出されたフライバ
ックトランスの組立てが完了する。
ックトランスの組立てが完了する。
なお上述の実施例において1、シール用Oリング21は
断面が方形のワッシャー状リングであってよい。
断面が方形のワッシャー状リングであってよい。
また材質は耐熱性のあるシリコンゴム等が望ましい。
本考案は上述の如く、高圧コイルボビン3の一端に突設
されたボス部14に円筒状高圧コネクタ(実施例におけ
るリセプタクル10)を装着し、このコネクタの外周に
リング状シール部材(実施例におけるOリング21を装
着し、上記高圧コイルボビンを収容するトランスケース
の高圧リード線導出口22の内壁にテーパー面23を形
成して上記コネクタの外周面、上記テーパー面及び上記
ボス部の端面(上面14a)でもって上記シール部材を
押え込むことによって上記トランスケースの内部を外部
に対してシールするように構成した。
されたボス部14に円筒状高圧コネクタ(実施例におけ
るリセプタクル10)を装着し、このコネクタの外周に
リング状シール部材(実施例におけるOリング21を装
着し、上記高圧コイルボビンを収容するトランスケース
の高圧リード線導出口22の内壁にテーパー面23を形
成して上記コネクタの外周面、上記テーパー面及び上記
ボス部の端面(上面14a)でもって上記シール部材を
押え込むことによって上記トランスケースの内部を外部
に対してシールするように構成した。
故にトランスケース内に絶縁樹脂を充填するときに、こ
の絶縁樹脂が外部に漏れ出ることがなく、フライバック
トランスの組立て作業が極めて容易となり、また製品の
歩止まりを良くすることができる。
の絶縁樹脂が外部に漏れ出ることがなく、フライバック
トランスの組立て作業が極めて容易となり、また製品の
歩止まりを良くすることができる。
第1図は本考案によるフライバックトランスの縦断面図
、第2図はその組立図、第3図は第1図のフライバック
トランスの高圧リード線コネクタ部の詳細を示す部分側
面図である。 なお図面に用いられている符号において、1・・・・・
・トランスケース、2・・・・・・低圧ボビン、3・・
・・・・高圧ボビン、10・・・・・・リセプタクル、
14・・・・・・ボス、14a・・・・・・上面、16
・・・・・・高圧リード線、18・・・・・・キャップ
、22・・・・・・筒部、23・・・・・・テーパ一部
、25・・・・・・絶縁材である。
、第2図はその組立図、第3図は第1図のフライバック
トランスの高圧リード線コネクタ部の詳細を示す部分側
面図である。 なお図面に用いられている符号において、1・・・・・
・トランスケース、2・・・・・・低圧ボビン、3・・
・・・・高圧ボビン、10・・・・・・リセプタクル、
14・・・・・・ボス、14a・・・・・・上面、16
・・・・・・高圧リード線、18・・・・・・キャップ
、22・・・・・・筒部、23・・・・・・テーパ一部
、25・・・・・・絶縁材である。
Claims (1)
- 高圧コイルボビンの一端に突設されたボス部に円筒状の
高圧コネクタを装着すると共に、このコネクタの外周に
リング状シール部材を装着し、上記高圧コイルボビンを
収容するトランスケースの高圧リード線導出口の内壁に
上記シール部材と当接するテーパー面を形成して、上記
高圧コネクタの外周面、上記テーパー面及び上記ボス部
の端面から成る3つの面で上記シール部材を押え込むこ
とにより、上記トランスケースの内部を外部に対してシ
ールするように構威し、上記トランスケース内に絶縁樹
脂を充填するようにしたフライバックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15469980U JPS6022582Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | フライバツクトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15469980U JPS6022582Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | フライバツクトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5778616U JPS5778616U (ja) | 1982-05-15 |
JPS6022582Y2 true JPS6022582Y2 (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=29513919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15469980U Expired JPS6022582Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | フライバツクトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022582Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15469980U patent/JPS6022582Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5778616U (ja) | 1982-05-15 |
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