JPS6022515B2 - 圧電磁器組成物 - Google Patents
圧電磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6022515B2 JPS6022515B2 JP53137085A JP13708578A JPS6022515B2 JP S6022515 B2 JPS6022515 B2 JP S6022515B2 JP 53137085 A JP53137085 A JP 53137085A JP 13708578 A JP13708578 A JP 13708578A JP S6022515 B2 JPS6022515 B2 JP S6022515B2
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- JP
- Japan
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- composition
- piezoelectric ceramic
- ceramic composition
- weight
- piezoelectric
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は圧電トランス、強力超音波振動子、マイクロ
ホンなどの用途に適する圧電磁器組成物に関するもので
ある。
ホンなどの用途に適する圧電磁器組成物に関するもので
ある。
この発明は圧電体特性が優れ機械的強度の大きな、超音
波振動子等の材料として有用である圧電磁器組成物に関
するものである。
波振動子等の材料として有用である圧電磁器組成物に関
するものである。
次の一般式
〔PbTj03 〕 A・〔PbZr03 〕 B・〔
Pb(Ni,′3Nb2/3)03〕C〔Pb(Mn,
/2Nq/2)03〕Dただし A:0.30〜0.5
0B:0.30〜0.60 C:0.02〜0.30 0:0.01〜0.10 A十B十C+Dニ1 モル で基本的に示される圧電磁器材料は、圧電体としての特
性は俊秀であるが、機械的強度が充分大きくないため、
分極処理中に割れやヒビが発生したり、振動子として作
動中、微小なクラックが発生して出力の低下を起したり
する欠点があり、強力超音波振動子等の材料としては満
足すべきものが得られ難かった。
Pb(Ni,′3Nb2/3)03〕C〔Pb(Mn,
/2Nq/2)03〕Dただし A:0.30〜0.5
0B:0.30〜0.60 C:0.02〜0.30 0:0.01〜0.10 A十B十C+Dニ1 モル で基本的に示される圧電磁器材料は、圧電体としての特
性は俊秀であるが、機械的強度が充分大きくないため、
分極処理中に割れやヒビが発生したり、振動子として作
動中、微小なクラックが発生して出力の低下を起したり
する欠点があり、強力超音波振動子等の材料としては満
足すべきものが得られ難かった。
この発明は、この〔PbTiQ〕A・〔PbZr03〕
B・〔Pb(Ni,/3Nb2/3)Q〕C〔Pb(M
m,′がq′2)Q〕Dただし A:0.30〜0.5
0 B:0.30〜0.60 C:0.02〜0.30 0:0.01〜0.10 A十B+C+Dニ1 モル で示される組成、あるいはそのPb原子の15%までを
Sr原子で置換した組成の固容体を基本組成として、こ
れに副生分としてAそ(OH)3を0.05〜0.55
重量%、Sj02を0.05〜0.7重量%、Ti02
を0.03〜0.箱重量%、同時に3種類添加含有せし
めた組成物で機械的品質係数が超音波振動子として充分
な値を持ち、且つ機械的強度の大きな圧電磁器組成物を
提供しよ‐うとするものである。
B・〔Pb(Ni,/3Nb2/3)Q〕C〔Pb(M
m,′がq′2)Q〕Dただし A:0.30〜0.5
0 B:0.30〜0.60 C:0.02〜0.30 0:0.01〜0.10 A十B+C+Dニ1 モル で示される組成、あるいはそのPb原子の15%までを
Sr原子で置換した組成の固容体を基本組成として、こ
れに副生分としてAそ(OH)3を0.05〜0.55
重量%、Sj02を0.05〜0.7重量%、Ti02
を0.03〜0.箱重量%、同時に3種類添加含有せし
めた組成物で機械的品質係数が超音波振動子として充分
な値を持ち、且つ機械的強度の大きな圧電磁器組成物を
提供しよ‐うとするものである。
この発明でのAそ(OH)3,Si02,Ti02の3
種の物質の同時添加は庄電的特性を劣化させることなく
、磁器組成物の焼成温度を低下して焼成を容易にし且つ
結晶粒界に折出して粒界の強度を強める重要な役割を持
っている。次にこの発明をその一実施例により説明する
。
種の物質の同時添加は庄電的特性を劣化させることなく
、磁器組成物の焼成温度を低下して焼成を容易にし且つ
結晶粒界に折出して粒界の強度を強める重要な役割を持
っている。次にこの発明をその一実施例により説明する
。
第1表第2表
基本組成物を調製するため原料としては化学的に純度9
8%以上のものを使用し、第1表に記載のごとき所定の
組成に配合し、Zぬ2ボール使用のボールミルで湿式混
合し乾操後、混合粉をプレスし80000〜850qo
で仮擁した。
8%以上のものを使用し、第1表に記載のごとき所定の
組成に配合し、Zぬ2ボール使用のボールミルで湿式混
合し乾操後、混合粉をプレスし80000〜850qo
で仮擁した。
次に混合時と同様ZrQボールを使用したボールミルで
湿式粉砕し乾燥した。そこで粉砕した粉に同じく第1表
に記載のごとき副成分A夕(OH)3,Si02,Ti
02を添加し、ライカイ機で充分混合した後、プレス成
型し再度仮燐を800℃〜95び○の温度で行い、前記
と同様に湿式粉砕し乾燥した。粉砕乾燥した粉を400
k9/洲から1000kg/地の圧力で成型しPb0雰
囲気中で1150〜128ぴ0の温度で焼成した。競給
体は直径1仇蚊〜3仇蚊、厚さ1側〜2肋の円板に研磨
し両端面に銀電極を焼き付けた。これをシリコーンオィ
ル中において100〜150℃の温度で2靴V/伽〜3
歌V/肌の直流電界を印加し分極した。得られた試料に
ついて特性を測定し、その結果を第2表に示す。第2表
から明らかなようにこの発明による圧電磁器組成物は、
超音波振動子等の材料として充分な電気的圧電的性質を
そなえていると共に、試料舷.1類Pち比較例に比し著
しく機械的強度が大きいので、分極処理時における割れ
も著しく少なく歩蟹りが向上し、且つ機能素子としてそ
の信頼性が著しく向上した。
湿式粉砕し乾燥した。そこで粉砕した粉に同じく第1表
に記載のごとき副成分A夕(OH)3,Si02,Ti
02を添加し、ライカイ機で充分混合した後、プレス成
型し再度仮燐を800℃〜95び○の温度で行い、前記
と同様に湿式粉砕し乾燥した。粉砕乾燥した粉を400
k9/洲から1000kg/地の圧力で成型しPb0雰
囲気中で1150〜128ぴ0の温度で焼成した。競給
体は直径1仇蚊〜3仇蚊、厚さ1側〜2肋の円板に研磨
し両端面に銀電極を焼き付けた。これをシリコーンオィ
ル中において100〜150℃の温度で2靴V/伽〜3
歌V/肌の直流電界を印加し分極した。得られた試料に
ついて特性を測定し、その結果を第2表に示す。第2表
から明らかなようにこの発明による圧電磁器組成物は、
超音波振動子等の材料として充分な電気的圧電的性質を
そなえていると共に、試料舷.1類Pち比較例に比し著
しく機械的強度が大きいので、分極処理時における割れ
も著しく少なく歩蟹りが向上し、且つ機能素子としてそ
の信頼性が著しく向上した。
なお副成物のA〆(OH)3は、粒度の細かいA夕2Q
を用いても同様の結果が得られる。
を用いても同様の結果が得られる。
この発明の請求範囲は圧電トランス、マイクロホン、超
音波振動子等の材料として特に有用であると思われる範
囲にとどめた。またPbの15%までをSrにて置換し
て誘電率を向上せしめた組成に対してもこの発明の添加
物の効果は有効である。なおまた、副成分の組成は請求
範囲以下のA夕(OH)3はSO.05重量%、SiQ
<0.05重量%、Ti02<0.0立重量%、では機
械的強度の向上がなく、しかも他の二種類が前述の請求
範囲内であっても、内一種類が上記の請求範囲以下の組
成であれば絶縁耐力が悪くなり分極時における歩留りが
低下する。
音波振動子等の材料として特に有用であると思われる範
囲にとどめた。またPbの15%までをSrにて置換し
て誘電率を向上せしめた組成に対してもこの発明の添加
物の効果は有効である。なおまた、副成分の組成は請求
範囲以下のA夕(OH)3はSO.05重量%、SiQ
<0.05重量%、Ti02<0.0立重量%、では機
械的強度の向上がなく、しかも他の二種類が前述の請求
範囲内であっても、内一種類が上記の請求範囲以下の組
成であれば絶縁耐力が悪くなり分極時における歩留りが
低下する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 〔PbTiO_3〕A・〔PbZrC_3〕B・〔
Pb(Ni_1/_3Nb_2/_3)O_3〕C〔P
b(Mn_1/_2Nb_1/_2)O_3〕Dただし
A:0.30〜0.50 B:0.30〜0.60 C:0.02〜0.30 D:0.01〜0.10 A+B+C+D=1モル で示される組成、あるいはそのPb原子の15%までを
Sr原子で置換した組成の固容体を基本組成として、こ
れに副生分としてAl(OH)_3を0.05〜0.5
5重量%、SiO_2を0.05〜0.7重量%、Ti
O_2を0.03〜0.3重量%、同時に3種類添加含
有せしめてなることを特徴とする圧電磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53137085A JPS6022515B2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | 圧電磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53137085A JPS6022515B2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | 圧電磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5563890A JPS5563890A (en) | 1980-05-14 |
JPS6022515B2 true JPS6022515B2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=15190527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53137085A Expired JPS6022515B2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | 圧電磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022515B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136362U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3570294B2 (ja) * | 1999-05-20 | 2004-09-29 | 株式会社村田製作所 | 圧電磁器材料およびそれを用いて得られた圧電磁器焼結体 |
JP3783534B2 (ja) * | 2000-08-18 | 2006-06-07 | 株式会社村田製作所 | 圧電磁器焼結体および圧電磁器素子 |
-
1978
- 1978-11-07 JP JP53137085A patent/JPS6022515B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136362U (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5563890A (en) | 1980-05-14 |
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