JPS5938753B2 - 圧電磁器組成物 - Google Patents

圧電磁器組成物

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JPS5938753B2
JPS5938753B2 JP51053455A JP5345576A JPS5938753B2 JP S5938753 B2 JPS5938753 B2 JP S5938753B2 JP 51053455 A JP51053455 A JP 51053455A JP 5345576 A JP5345576 A JP 5345576A JP S5938753 B2 JPS5938753 B2 JP S5938753B2
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JP
Japan
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piezoelectric ceramic
ceramic composition
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piezoelectric
composition
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Expired
Application number
JP51053455A
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English (en)
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JPS52136397A (en
Inventor
正光 西田
一朗 上田
宏 大内
茂 早川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧電磁器組成物、特に強力超音波振動子、圧電
トランス、スピーカーなどに使用できる圧電特性の優れ
た圧電磁器組成物に関するものである。
従来より、圧電磁器材料としてはチタン酸バリウム磁器
、ジルコン酸チタン酸鉛磁器、マグネシウムニオブ酸チ
タン酸ジルコン酸鉛磁器、および亜鉛ニオブ酸銀ニオブ
酸チタン酸ジルコン酸鉛磁器などがあり、使用目的に応
じて種々の改良がなされてきた。
上記の組成物にはそれぞれ特徴があるが、なおいろいろ
欠点がある。すなわち、従来の組成物では圧電特性の劣
化し始める内部応力の値が比較的小さいという欠点があ
つた。本発明は上記従来の組成物の欠点を除去し、特性
の著しく優れている圧電磁器組成物を提供するものであ
る。
すなわち、本発明の圧電磁器組成物は、具体的にはPb
(ZnV3Nb’73)A(Sn14Nbシ1)BTi
cZrDO3、(ただし、0<A≦0.50、0<B≦
0.25、0.25≦C≦0.62510.20≦D≦
0.625、A+B+C+D■1、鉛原子の15%以下
をストロンチウム、カルシウム、バリウムのいずれか1
種または2種以上で置換した組成物を含む。)で示され
る基本組成に、全量に対して二酸化マンガン(MnO2
庭0.05〜5重量%および酸化アルミニウム(Al2
O3)を0.03〜2重量%含有させてなる組成物であ
り、電気機械結合係数が大きく、かつ、機械的質係数が
大きく、共振周波数および共振抵抗の内部応力に対する
直線性の優れている圧電磁器を得ることができるもので
ある。圧電材料の具備すべき特性は、その用途により異
なる。
たとえば、強力超音波発生用振動子や、圧電トランスな
どの用途においては、圧電磁器は電気機械結合係数およ
び機械的質係数が大きく、さらに共振周波数および共振
抵抗の内部応力に対する直線性の優れていることが要求
される。本発明はこのような用途に適した圧電磁器組成
物にかかるものである。以下、本発明を実施例により説
明する。原料を次表に示した組成になるようにひよう量
し混合したものを、約850℃で2時間仮焼した後、ボ
ールミルで湿式粉砕した。
粉砕したものを乾燥したのち、約700!Zmの圧力で
直径20闘、厚さ2wnの円板に成形し、それを120
0〜1310℃で約45分間焼成した。圧電性の測定に
は、焼成した磁器を厚さ約1闘に研磨し、その両面に銀
電極を焼付けたのち、100〜150℃のシリコーンオ
イル中で3〜4KZ職の直流電圧で分極したものを使用
した。また、共振周波数の内部応力に対する直線性の測
定には、上記の円板試料を約12.5X2mF!の棒状
に切断したものを試料とし、棒の横効果を測定した。な
お、上記工程中、MnO,およびAl2O,は仮焼品を
粉砕するときに加えても、同等の特性を示した。また、
原料として、PbO,ZnO,SnO2,Nb2O5,
TiO2,ZrO,,MnO2,Al,O,,SrCO
,.CaCO,.BaCO,を使用したが、これに限ら
れるものでなく、過酸化物や水酸化物、炭酸塩などのよ
うな、焼成時に酸化物になるものであれば使用できる。
次表に本発明磁器組成物の特性を示す。なお、表中のA
,BC,DはPb(ZnV3Nb2/3)A(Snl/
3Nb2/3)BTiOZ,。
O,で示される基本組成の各成分の割合である。また、
FR−Tは、最大内部応力が数Kノ肩のときの共振周波
数に対する、最大内部応力が150KVdのときの共振
周波数の変化率で示している。上表から明らかなように
、本発明の組成物よりなる磁器は、MnO2とAl,O
3とを添加含有させることにより、MnO2の添加によ
り増大させた結合係数(Kp)と機械的質係数(QM)
を減少させることなく、共振周波数の内部応力に対する
直線性が著しく改善することができ、最大内部応力が1
50K〆dのときの共振周波数の変化が小さくなる。こ
のため、本発明の組成物は強力超音波振動子、圧電トラ
ンスなどの用途に有用である。また、本発明の範囲内の
上記実施例以男の組成についても、同様の改善効果を示
すことはもちろんである。なお、,A>0.50,B>
0.25,C〈0.25,C〉0.625,Dく0.2
0,D>0.625で示される組成物は、焼成が困難で
あること、あるいは、圧電性が小さい(Kpが0.15
以下)ことなどのため、また、Pb(7)Sr,Ca,
Baによる置換量が15%を超える組成は圧電性の低下
が著しく、また、MnO,の添加量が0.05重量%未
満の組成はQMが小さいため、5重量%を超える組成は
焼結が困難であるため、一方、Al2O3の添加量が0
.03重量%未満および2重量%を超える組成物は、共
振周波数の内部応力に対する直線性の改善効果が少ない
ため、それぞれ本発明の範囲から除いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Pb(Zn1/3Nb2/3)_A(Sn1/3N
    b2/3)_BTi_CZr_DO_3(ただし、A=
    0〜0.50(A=0を除く)、B=0〜0.25(B
    =0を除く)、C=0.25〜0.625、D=0.2
    0〜0.625、A+B+C+D=1)で示される固溶
    体を基本組成として、これに副成分として全量に対して
    二酸化マンガン(MnO_2)を0.05〜5重量%お
    よび酸化アルミニウム(Al_2O_3)を0.03〜
    2重量%含有させてならことを特徴とする圧電磁器組成
    物。 2 Pb(Zn1/3Nb2/3)_A(Sn1/3N
    b2/3)_BTi_CZr_DO_3(ただし、A=
    0〜0.50(A=0を除く)、B=0〜0.25(B
    =0を除く)、C=0.25〜0.625、D=0.2
    0〜0.625、A+B+C+D=1)なる一般式で示
    される組成物の鉛原子の15%以下をストロンチウム、
    カルシウム、バリウムのいずれか1種または2種以上で
    置換しれ基本組成に、全量に対して二酸化マンガン(M
    nO_2)を0.05〜5重量%および酸化アルミニウ
    ム(Al_2O_3)を0.03〜2重量%含有させて
    なることを特徴とする圧電磁器組成物。
JP51053455A 1976-05-10 1976-05-10 圧電磁器組成物 Expired JPS5938753B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336258U (ja) * 1986-08-25 1988-03-08

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