JPS6022403Y2 - 逆転機切換保安装置 - Google Patents

逆転機切換保安装置

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Publication number
JPS6022403Y2
JPS6022403Y2 JP1976153345U JP15334576U JPS6022403Y2 JP S6022403 Y2 JPS6022403 Y2 JP S6022403Y2 JP 1976153345 U JP1976153345 U JP 1976153345U JP 15334576 U JP15334576 U JP 15334576U JP S6022403 Y2 JPS6022403 Y2 JP S6022403Y2
Authority
JP
Japan
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command
relay
reversing
switching
safety device
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Expired
Application number
JP1976153345U
Other languages
English (en)
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JPS5371381U (ja
Inventor
俊二 真鍋
章 金子
育生 畑川
Original Assignee
日新製鋼株式会社
株式会社日立製作所
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、無線運転装置付ディーゼル機関車における逆
転機切換保安装置に関するものである。
従来の無線運転装置付ディーゼル機関車(以下機関車と
いう)にはこのような保安装置がなく、運転者が逆転機
切換指令を出しても何らかの原因で逆転クラッチが切換
わらなかった場合、指令と最終動作である逆転クラッチ
の噛合位置とが不一致でも力行指令を出すことができる
したがって、もし不一致を知らずにカ行指令を出せば、
機関車は運転者の意図する方向とは逆方向に走り出す。
そこで、意図する方向とは逆の方向に物があったりまた
は人がいたりすれば、衝突事故や人身事故が起り非常に
危険である。
特に無線運転では、送信機を持っている運転者は機関車
から離れているため、反対の方向には目が届かないこと
が多い。
本考案は、逆転クラッチが指令通り操作しない場合すな
わち、指令と最終動作部の逆転クラッチの切換位置とが
不一致の場合には、カ行指令を断って機関車が走行でき
ないようにし、衝突事故等を防止することを目的とした
ものである。
本考案は、無線送信機と受信機関は無線のためこのよう
な対策がやりにくいが、受信機と自動運転装置間は有線
であるので、この間にリレーを設けたところに特徴があ
る。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
機関車の運転者は、無線送信機1により、カ行指令、逆
転機切換指令等を送信する。
この指令電波は車体に搭載した無線受信機2により受信
される。
この受信された指令は無線受信機2により電気指令に変
換され、同じく車体に搭載された自動運転装置3に対し
て有線で力行指令回路4゜1進指令回路5,2進指令回
路6を経ておのおのの指令が送られる。
これを受けた自動運転装置3は車体の各機器へ電気指令
を送り、各機器は指令に応じた動作を行なう。
カ行指令を受ければ、機関はノツチが上昇し車両は走行
する。
1進指令を受ければ、逆転機切換シリンダにより逆転ク
ラッチはl推定行側の位置へ動作する。
逆転クラッチが1進側へ切換完了するとリレー接点7は
閉成となり、それ以外だは開底となる。
また、2進側へ切換完了すると、リレー接点8は閉成と
なり、それ以外では間伐となる。
リレー9は、1進指令回路5へ電気指令が出れば励磁さ
れ、そのリレー接点9aが閉成となり、また、リレー1
0は、2進指令回路6へ電気指令が出れば励磁され、そ
のリレー接点10aが閉成となるものである。
今、逆転クラッチが1進側へ確実に位置しているとする
と、リレー接点7は閉成になっている。
ここで、無線送信機1により逆転機切換指令を2進側へ
指令すると2進指令回路6に電気指令が出てリレー10
が励磁され、その接点10aが閉成となる。
しかし、何らかの原因で逆転クラッチが切換わらず、l
逆側の位置に止まったままであると、カ行指令回路4の
各リレーの接点は、リレー接点7が閉成、リレー接点8
が間伐、リレー接点9aが開底、リレー接点10aが閉
成するという状態にある。
ここで、無線受信機1によりカ行指令を出すと、無線受
信機2はその指令電波を受信するが、これを電気指令に
変換して自動運転装置3に送ろうにもカ行指令回路4は
上記のリレー接点の組合せによりいずれも間伐となって
いるため、自動運転装置3へカ行指令は届かない。
したがって、それ以後の各機器へも指令が出されず、機
関車が走行することはない。
すなわち、リレー接点7と9aまたはリレー接点8と1
0aが共に指令通りの閉成とならない限り、カ行指令は
無線受信機2で止まり、それ以後へは届かない。
これは、無線受信機1による逆転機切換指令と、車体の
逆転クラッチの切換動作位置とが一致しなければならな
いという、フィードバックの回路である。
以上のように、本考案は無線受信機2と自動運転装置3
との間にリレーを設けたという簡単な構造であり、指令
と逆転クラッチの噛合位置が不一致の場合に運転者の意
図する方向と逆方向に走行して衝突事故や人身事故等を
起すという危険を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、無線送信機、受信機、自動運転装置間の指令伝
達経路と、本考案の電気回路の実施例を示す説明図であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無線運転装置付車両の無線受信機と自動運転装置間の電
    気回路において、逆転機の切換指令回路に切換指令の有
    無により励磁あるいは消磁するようにリレーを設け、こ
    のリレーの接点と逆転クラッチの切換動作完了により励
    磁または消磁するリレーの接点とを力行指令回路中に直
    列に設けたことを特徴とする逆転機切換保安装置。
JP1976153345U 1976-11-17 1976-11-17 逆転機切換保安装置 Expired JPS6022403Y2 (ja)

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JP1976153345U JPS6022403Y2 (ja) 1976-11-17 1976-11-17 逆転機切換保安装置

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Publication Number Publication Date
JPS5371381U JPS5371381U (ja) 1978-06-15
JPS6022403Y2 true JPS6022403Y2 (ja) 1985-07-03

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ID=28761527

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4974604U (ja) * 1972-10-18 1974-06-28

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JPS5371381U (ja) 1978-06-15

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