JPS60223413A - 電磁放射線の通過を減衰させる防護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属の壁の開口部を通して導かれる外部絶縁
体をもつ金属被覆の電気ケーブルを収容する耐火性の導
通路を介しての脈動する高周波の電磁放射線の通過を減
衰させる防―装置に関し、該導通路が金属のフレームを
具備し、該フレームの開口部が、一部は、モジュール的
に寸法状めされた・母ツキング片であってこのうち少く
とも１個はケーブルの通過用貫通孔を有するもの；一部
は、金属の支持部材であって、該支持部材はバッキング
片によって形成されるブロックを安定化させるために該
・臂ツキング片の水平方向の列の間に挿入され、該フレ
ームに機械的に接続されるもの；および、一部は、該ブ
ロックを圧縮するだめの装置；により充填されている防
−装置に関する。

〔従来の技術、および発明が解決しようとする問題点〕
雷雨時に発生する空中放電は、持続期間の短い波の形態
を有して発生する電磁放射線によるものであシ、電力系
統や通信および信号システムに対して非常に妨害的な影
響を与える可能性があシ、時として感応性の構成要素を
故障させたり、ある　）いはその破壊を引き起こしたり
することさえあることが、長い間知られている。しかし
ながら最近の２０〜３０年間、原子核反応によって引き
起こされる破壊的な影響に関しての観察が徐々に行われ
てきている。この原子核反応は空中放電と多くの点で類
似しておシ、ただ、それよりは高位レベルのエネルギー
および周波数に起因する比較的激烈な損傷を必然的にも
たらす。核反応は電磁ノ９ルス、略してＥＭＰ、すなわ
ち極めて短時間の過渡的な高周波、を発生させ、この高
周波によシ大なる電流、したがって大なる電圧が、電子
ユニットが接続されている可能性のあるケーブル網に誘
導される。このようなユニットは牛導体素子を含んでお
シ、これｉｌｔ　ＥＭＰに対しては特に敏感であシ、そ
れ故容易に破壊される。雷雨が多かれ少かれ地域的に制
限されているとは言え、ＥＭＰはかなり広い地域にわた
り広範囲に波及し、それによル破壊的な影響がかなシ広
範囲に及はされる。

このため、　ＥＭＰタイプの電磁ノ臂ルスからの防護を
行うための試みがなされておシ、特に、例えばアルミニ
ウムの電気的に充電された小片をノｆツキング片材料に
埋め込むことによりて対処する試みがなされている。ノ
９ツキング片の圧縮および変形に伴ない、これらの小片
は電気的に導通したし中へいを形成する一方で、互いに
相対的に変位し得るものであると言われている。しかし
ながら、該小片の形状、寸法および適応については利用
可能な、より詳細な技術資料は存在せず、それ故このし
中へい形成特性は存在しないように思われる。

他方、期待がもてる点としてはせいぜい、極めて不規則
な網目をもつネットを用いることがあり得るが、該ネッ
トは該ＥＭＰに対する防護にはならないであろう。

序論の個所で言及された種類のものであって、特にスウ
ェーデン特許明細書第１５２８１５号により知られてい
る１つの導通路は、ＥＭＰを含むあらゆるタイプの放射
線からの防護を欠いている。

それ故、本発明はこのタイプの導通路用防護装置を発展
させようとする意図に基づいており、該装置はＥＭｐに
よってケーブルに誘導された電流を効果的に大地に放電
し、これによｐフレームを通しての１接的な放射線を遮
断するものであり、同時に、設計が容易なものである。

防護製筒は特に、通信および信号用として比較的細く寸
法が定められたケーブルを収容する場合に使用されるよ
う意図されている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、この目的は以下に記載の防御装置によ
って達成される。すなわち、該防御装置が金属のしゃへ
い板を具備し、該しゃへい板は該バッキング片のブロッ
クと平行な面内で個々のノ９ッキング片に設けられ、そ
れぞれの孔を明けられた／ｆツキング片と協働するしゃ
へい板の各個はケーブルの金属被覆の外径に適合する開
口部を有し、該開口部の縁はケーブルの金属被覆と電気
的に導通した状態で係合され、それにより、しやへい版
は通過させられたケーブルと共に・母ツキング片の各個
の断面領域全体をおおうようになっておシ、該しゃへい
板は該ブロックが圧縮された時にフレーム、支持部材お
よびケーブルの金属被覆と電気的に導通した状態で接続
される連続した金属しゃへいを形成するようになってい
るものが提供される。

連続した金属し中へいとして設計される防御装置によれ
ば、大きいメツシーおるいは小さいメツシュをもつ網の
組成を含む前述の問題点は完全に解消されるであろう。

以下余白 本発明は添付の図面を参照しての以下の記載において一
層詳細なものとなるであろう。

〔実施例〕

第１図に示す導通路は金属のフレーム１を有し、該フレ
ームは第２図の底部に示される鋼でできた壁２の開口部
に例えは溶接によって固着されている。このフレームは
それ自体で開口部を定義するものでｉｂ、該開口部はそ
れ自体知られている方法で、モジュール的に寸法決めさ
れた孔を有するノ９ツキング片３および孔を有しないバ
ッキング片４；金属の支持部材５であって、バッキング
片３゜４の水平方向の列の間に配置されると共に、該バ
ッキング片によって形成されるブロックを安定化させる
もの；および、該ブロックを圧縮するための装置であっ
て、抑圧板６、締め付は手段８を備えた端部シール材７
および（不図示の）抑圧ねじのような従来の構成要素か
らなっているもの；によシ充填されている。これらの部
材はすべて金属でできている。

ノｊｙキング片は、ケーブルの通過用として意図されて
いない、従ってこの目的のための貫通孔を備えていない
、いわゆるゼロモジュール４でｈつてもよいし、あるい
は、そのような貫通孔が設けられたバッキング片３であ
ってもよい。該貫通孔は、同じ形状をもつ２つのバッキ
ング半片の表面に形成された半円形のくほみによって構
成される。

このようなくぼみ全もっこの徨のノ母ツキング半片は第
３図に、よシＮ密に示されている。すべてのバッキング
片３．４は例えはスウェーデン特許明細書第１７６０５
７号において提案されている種類の材料の利点を活かす
ように構成され１％定的な耐火性の特徴音もっている。

本発明によれば、第１ないし第３図に示される導通用と
して意図された電気ケーブル９け破られない、すなわち
編組が施されていない金属被覆１０′ｔ−具備し、紋金
属被覆は一般に鉛またはアルミニウムでできておシ、通
常は補強および絶縁用のジャケット内に封入されている
。該ケーブル９は主として制御および情報信号を伝送す
るためのもので、この理由によシ比較的小さい寸法のも
のである。図面において比較的大なる寸法のケーブルが
描かれているのは、構成をよシ明確に示すために比較的
大なる寸法が用いられていることによる。

支持部材５はさらに、比較的良好な導電率を有する真ち
ゅうまたは他の金属で構成する必要がある。

序論で述べたような脈動性の放射線の減衰を所望に達成
するために、本発明によれば金属のしゃへい板が導入さ
れ、該しゃへい板は・千ツキング片３．４のブロックと
平行な面内で個々のノｆツキング片に設けられるもので
あシ、該しゃへい板は、もし適合し得るものならばケー
ブルと共に、バッキング片の各個の断面領域全体をおお
い、このようにして連続した金属じゃへいを作シ出すも
のである。

各個のしゃへい板】１は好適には真ちゅうでできておシ
、１調の１／１０のオーダーの厚さを有し、そしてフレ
ーム１の深さの寸法内にある面内、すなわちフレームの
開口部全通過するケーブル９の方向に配置されなければ
ならない。

しやへい板１１のゼロモジュール４への導入を可能にす
るために、該モジュールはケーブル９の方向と垂直な面
に沿って２つの半片に分割され、その後でし中へい板１
１が一方の半片の切断面に接着剤等により固着され、同
様に他方の半片がし中へい板に固着される。もしｉ＋ツ
キング片がケーブルに沿った方向においてフレームの深
さに比して短かければ、もちろんそのような分割の必要
はない。

孔を明けられたバッキング片３については、このノ母ツ
キング片は２つのバッキング半片からなっているが、ゼ
ロモジュール４と同様な方法で切断される。この場合、
それぞれのノ９ツキング半片と協働するし中へい板】１
は牛円形の切欠部を具備し、対応する包装片に形成され
たくぼみに適合されると共Ｋ、ノｆ７キング片３の＜ホ
与に嵌入する　ｌような半径金有し、ケーブル９に面す
るその縁がカラー１３を形成するよう曲げられ、該カラ
ー１３はもしあるとして絶縁体を除去した後のケーブル
９の金属被覆１０と電気的に導通した状態で接触される
。これは第３図に示される。

異なるし中へい板１１の相互間、並びに支持部材５およ
びフレームの開口部の内側と確実Ｋ、電気的に導通した
接触状態を得るために、し中へい板の外縁もまた周囲の
フランジ１２を形成するよう曲げられる。

さらに充分な接続を保証するためＫ、バッキング片３の
各半片に対応するしゃへい板１１はまた、例えば第３図
に示されるように７ランノ１２゜１３の間で７ランノが
形成されるよう折シ曲けられる。このフランジは、バッ
キング半片が組み合わされた時、もう一方の７４ツキン
グ半片のし中へい板１１上の対応するフランジと隣接し
て係合する。

このようＫじやへい板１１を設計することによシ；連続
した金属しゃへいが達成され、該金属しゃへいｑフレー
ム１、支持部材５およびケーブル９の金属被覆１０と電
気的に導通した状態で保合される。従って、電磁パルス
の発生によって生起する電圧はフレーム１および壁２を
介して大地に放電される。

放電径路を短縮するために、第１および第２図に示され
るように１個またはそれ以上の連絡棒１４によシ支持部
材５を相互接続することが得策である。

本実施例による防護装置に対して行われたテストでは、
導通路の前面、すなわちフレームに従属する側の電位と
導通路の後面側の電位の間におよそ５００００：１の比
率の減衰効果が現われ、これにより半導体構成要素に対
して完全に無害な値を得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される従来の導通路の正面図、第
２図は第１図に示す■−■線に沿った断面図、第３図は
第２図に示す■−■線に沿った図、および第４図はケー
ブルの収容のための貫通孔を備えていないバッキング片
の斜視図である。 １・・・フレーム、２・・・壁、３・・・孔を有するノ
ｆツキング片、４・・・孔を有しないバッキング片、５
・・・支持部材、６・・・押圧板、７・・・端部ンール
材、８・・・締め付は手段、９・・・ケーブル、１０・
・・金属被覆、１１・・・しゃへい板、１２・・・周囲
のフランツ、１３・・・カラー形状のフランジ、１４・
・・連結棒。 特許出願人 アクティエボラーグ ライケオポルグス　ブルク 特許出願代理人 弁理士　青　木　朗 弁理士　西　舘　和　之 弁理士　松　下　操 弁理士　山　口　昭　之 弁理士　西　山　雅　也 （１５） ＦＩＧ、１　ｎ−、’ ＦＩＧ、３ −７７ １へ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属の壁（２）の開口部を通して導かれる外部絶縁
   体をもつ金属被覆（１０）の電気ケーブル（９）を収容
   する耐火性の導通路を介しての脈動する高周波の電磁放
   射線の通過を減衰させる防護装置であって、該導通路が
   金属のフレーム（１）を具備し、該フレームの開口部が
   、一部は、モジュール的に寸法法めされたバッキング片
   （３、４）であってこのうち少くとも１個はケーブル（
   ９）の通過用貫通孔を有するものにより；一部は、金属
   の支持部材（５）であって、該支持部材は・９ツキング
   片によって形成されるブロックを安定化させるために該
   ノ量ツキング片（３，４）の水平方向の列の間に挿入さ
   れ、該フレームに機械的に接続されるものにより；そし
   て一部は、該ブロックを圧縮するための装置（６〜８）
   により；それぞれ充填されている防護装置において、 該防護装置が金属じゃへい板（１１）を具備し、該しゃ
   へい板は該ノ＋ッキング片のブロックと平行な面内で個
   々のバッキング片（３，４）に設ケラれ、それぞれの孔
   を明けられたノ４　ｙキング片（３）と協働するしゃへ
   い板（１１）の各個はケーブルの金属被ａ（１０）の外
   径に適合する開口部を有し、該開口部の縁はケーブルの
   金属被覆（１０）と電気的に導通した状態で係合され、
   それにより、し中へい板（１１）は通過させられたケー
   ブル（９）と共に・そツキング片の各個の断面領域全体
   をおおうようになっており、該しゃへい鈑（１１）は該
   ブロックが圧縮された時にフレーム（１）、支持部材（
   ５）およびケーブルの金属被ａ！　（１０）と電気的に
   導通した状態で接続される連続した金属しゃへいを形成
   するようになっていることを特徴とする電磁放射線の通
   過を減衰さする防護装置。 ２、各個のしゃへい板（１１）がその外側の縁に沿って
   曲げられてフランジ（１２）を形成し、該フランジが、
   隣接するし中へい板の対応するフランジ（１２）と包装
   片（３，４）の外側で、および、支持部材（５）と、フ
   レーム（１）開口部の内壁と、電気的に導通した状態で
   係合される、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３、孔を明けられたノ母ツキング片（３）のそれぞれと
   協働する各個のしゃへい板（１１）の開口部は、カラー
   形状のフランジ（１３）を形成するよう曲げられる一方
   で、その縁により該バッキング片の孔に嵌入されており
   、該フランジ（１３）は外部絶縁体をはぎ取った後のケ
   ーブルの金属被覆（１０）と電気的に導通した状態で隣
   接される、特許請求の範囲第１項または第２項記載の装
   置。 ４、該防膿装置が、電気的に導通した状態で支持部材（
   ５）の相互接続を行う金属の連結棒（１４）を１個以上
   具備する、特許請求の範囲第１項、第２項または第３項
   記載の装置。