JPS60223241A - ヘテロダイン周波数変換器のモニタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明はＦＭ変調の送信機におけるヘテロゲイン周波数
変換器のモニタ装置に関する。

（従来技術） 従来、送信機のモニタ装置としては、出力の一部を直接
ＦＭ復調するものと、出力の一部と局部信号とを混合し
て中間周波数信号を作り必要に応じてベースバンドに復
調するものの２種類が用いられていた。このうち第１の
モニタ装置は、送信機の周波数が変化する度に、モニタ
装置の調整を必要とするという欠点がある。

第１図は第２のモニタ装置のブロック図を示す。

図において、ｌは局部発振器、２はモニタ用局発信号を
取り出す分配器、３は送信周波数変換器、４は出力信号
用バンドパスフィルタ（ＢＰＦ）、５はモニタ用信号を
取り出す分配器、６はモニタ用混合器と増幅器、７は中
間周波ＦＭ復調器である。この第２のモニタ装置は、周
波数変換型送信機のモニタとして有用であり、多く用い
られている。このモニタ装置祉、周波数が変化しても、
毎回再調整を行う必要がなく、すなわち広帯域であると
いう長所がある。しかし、局部発振信号と出力信号とを
混合するために、局部発振器からモ二夕装置へ局部信号
を取り出す分配器が必要であり、かρ出力の一部をモニ
タ装置に加えるための手段も必要であり、モニタ装置へ
の信号の接続が複雑になる欠点がある。

さらに、ヘテロダイン型周波数変換器３の出力には、第
２図のスペクトラムに示したように、通常局部発振信号
Ｂとイメージ信号Ｃが不嘗波として含まれているが、こ
れらの不雪波は、何ら利用されることなく、捨てられて
いる。

（発明の目的） 本発明の目的は、これらの欠点を除き、従来用いられな
かった不咋波を利用することにより、接続ケーブルが少
く、モニタ用の局部発振信号の分配器と出力信号の分配
器とを必要とせず簡単な構成のヘテロゲイン周波数変換
器のモニタ装置を提供することにある。

（発明の構成） 本発明の構成は、局部発振器と送信周波数変換器と出力
帯域通過濾波器とを含むヘテロダイン周波数変換器のモ
ニタ装置において、前記出力濾波器に並列に接続され局
部発振信号とイメージ信号とを通過させるモニタ用濾波
器と、とのモご夕用濾波器に接続され前記２つの信号を
混合して中間周波数を得る周波数変換器と、この周波数
変換器の出力中間周波数を増幅する増幅器とを備えるこ
とを特徴とする。

（発明の原理） 一般に、ヘテロダイン周波数変換器の出力には、必要な
送信出力信号Ａと、信号出力としては不要な局部発振信
号のもれＢおよび信号出力のイメージ信号Ｃとが含まれ
ている。この３種の信号の内の信号出力４は、出力ＢＰ
Ｆにより、他の不悸沢を取り除いて出力される。残りの
２つの不要信号はモニタ用フィルタを通して信号から分
離され。

これら分離された信号は中間周波数とまっｆｃ＜同一の
周波数差があるので、これら分離した信号を混合器で中
間周波数に変換することにより、ヘテロダイン送信機の
中間周波数信号と同一の信号が再生されモニタ出力とし
て利用できる。

（実施例） 第３図は本発明の一実施例のブロック図を示す。

図において、１１はイメージ信号と局部発振信号全通過
すせるバンドパスフィルタ（ＢＰＦ　）、１２はイメー
ジ信号と局部発振信号を混合して中間周波数信号を抽出
しこれを増幅する混合器（周波数変換器）と増幅器であ
る。まず、局部発振器ｌの出力は、送信周波数変換器３
に加えられＩＦ（中間周波数）信号と混合される。この
出力信号は。

第２図に示したように、出力信号Ａ、イメージ係号Ｃ０
局部発振信号の漏れＢを含むものになる。

この内の出力信号Ａは、出力信号バンドパスフィルタ４
により抽出されて信号出力となる。一方、残りのイメー
ジ信号Ｃと局部発振信号Ｂの漏れは、モニタ用バンドパ
スフィルタ１１により出力信号と分離され、イメージ信
号の周波数変換用混合器１２により、イメージ信号と局
部信号の周波数差である送信周波数変換器のＩＦ入力信
号と同一のＩＦ像信号再生する。この再生し７ｙＩＦ信
号を増幅してモニタＩＦ出力としてとり出す。また、モ
ニタ用ＩＦ悄号をＦ’Ｍ復調器７によりＦＭ復調し、ベ
ースバンドのモニタ出力をとり出すこともできる。

通常、出力信号とイメージ信号が、同時にミクサ（混合
器）に加えられてＩＦ像信号再生すると、両信号の位相
差により微分移相が劣化するが、本実施例によれば、片
方の信号しかないため、そのような不具合を生じること
はない。

なお、本実施例ではモニタ用の綾波器を帯域通過濾波器
としたが、方式によっては低域通過濾波器を用いること
も可能である。また、出力源１Ｉｊｌ器とモニタ出癖波
器をはこれら周波数全分離する分波器を用いることもで
きる。

（発明の効果） 本発明は、以上酸１明したように、ヘテロダイン送信機
におけるイメージ信号と１局部信号の漏れとを利用して
送信周波数変換器の出カバントノ（スフィルタに並列に
イメージ信号と局部１４号を通過させるフィルタを接続
することにより、局発信号の分配器と出力信号の分配器
とを省略し、簡単な構成でＦＩＡ変調のヘテロダイン送
信機の変調モニタを行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のヘテロダイン方式の送信機に使用されて
いるモニタ装置のブロック図、第２図は送１８周波数変
喚器の信号のスペクトラム図、第３図は本発明の一実施
例のブロック図である。図において ｌ・・・・・・局部発娠器、２・・・・・・モニタ用局
発信号を取り出す分配器、３・・・・・送１８周波数変
換器、４・・・・・・出力信号用バンドパスフィルタ％
　５・・・・・・モニタ用信号を取り出す分配器、６・
・・・・・モニタ用混合器と増幅器、７・・・・・・中
間周波ＦＭ復調器、１１・・・・・・イメージ信号と局
部信号を通過させるフィルタ、１２・・・・・・イメー
ジ信号と局発信号を混合し中間周波数？：得る周波数変
換器と増幅器、Ａ・・・・・・送信出力信号、Ｂ・・・
・・・局部発振信号、Ｃ・・・・・・イメージイト′号
　である。 ｉ　′ｔ”ｒ 代理人　弁理士　内　原　晋１゜ へ、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 局部発振器と送信周波数変換器と出力帯域通過濾波器と
   を含むヘテロダイン周波数変換器のモニタ装置において
   、前記出力濾波器に並列に接続され局部発振信号とイメ
   ージ信号とを通過させるモニタ用濾波器と、このモニタ
   用濾波器に接続され前記２つの信号を混合して中間周波
   数を得る周波数変換器と、この周波数変換器の出力中間
   周波数を増幅する増幅器とを備えることを特命とするヘ
   テロゲイン周波数変換器のモニタ装置。