JP2679483B2 - 広帯域増幅装置 - Google Patents
広帯域増幅装置Info
- Publication number
- JP2679483B2 JP2679483B2 JP29986091A JP29986091A JP2679483B2 JP 2679483 B2 JP2679483 B2 JP 2679483B2 JP 29986091 A JP29986091 A JP 29986091A JP 29986091 A JP29986091 A JP 29986091A JP 2679483 B2 JP2679483 B2 JP 2679483B2
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- Japan
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- signal
- output
- amplifier
- signals
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は広帯域に亘って存在する
信号を増幅し、かつ伝送するための広帯域増幅装置に関
する。
信号を増幅し、かつ伝送するための広帯域増幅装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、広帯域に亘って存在する信号を増
幅する場合には、１つの増幅器ではその全帯域をカバー
することが難しいため、信号を帯域フィルタによって幾
つかの帯域に分割し、分割した信号を夫々の帯域に適し
た複数の増幅器により増幅している。又、この信号を伝
送する場合には、各帯域毎に信号を伝送し、かつ所定の
処理を行っている。
幅する場合には、１つの増幅器ではその全帯域をカバー
することが難しいため、信号を帯域フィルタによって幾
つかの帯域に分割し、分割した信号を夫々の帯域に適し
た複数の増幅器により増幅している。又、この信号を伝
送する場合には、各帯域毎に信号を伝送し、かつ所定の
処理を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の増幅
装置では、信号を複数帯域に分割して夫々を個別に増幅
するため、複数の増幅器が必要となり、増幅装置の構成
が複雑になる。又、各帯域の信号を夫々個別に伝送し、
かつ処理を行うため、伝送路や処理回路も複数必要にな
るという問題がある。本発明の目的は、１つの増幅器で
増幅でき、かつ１つの伝送路で伝送することが可能な広
帯域増幅装置を提供することにある。
装置では、信号を複数帯域に分割して夫々を個別に増幅
するため、複数の増幅器が必要となり、増幅装置の構成
が複雑になる。又、各帯域の信号を夫々個別に伝送し、
かつ処理を行うため、伝送路や処理回路も複数必要にな
るという問題がある。本発明の目的は、１つの増幅器で
増幅でき、かつ１つの伝送路で伝送することが可能な広
帯域増幅装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の広帯域増幅装置
は、広帯域の信号を複数の帯域の信号に分割する手段
と、分割された信号を夫々同一の中間周波数帯域に周波
数変換する複数個のミキサと、これらミキサに対して夫
々異なる変調コードで位相又は周波数変調された局部信
号を出力する複数個の局部発振器と、合成された前記各
ミキサの出力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力を
前記異なる変調コードに基づいて分別する複数個の手段
とを備えている。
は、広帯域の信号を複数の帯域の信号に分割する手段
と、分割された信号を夫々同一の中間周波数帯域に周波
数変換する複数個のミキサと、これらミキサに対して夫
々異なる変調コードで位相又は周波数変調された局部信
号を出力する複数個の局部発振器と、合成された前記各
ミキサの出力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力を
前記異なる変調コードに基づいて分別する複数個の手段
とを備えている。
【０００５】
【作用】本発明によれば、分割された複数の信号を変調
コードによって位相又は周波数変調した上で同一中間周
波数に周波数変換し、これらを合成して増幅した後に、
再度変調コードを利用して分別することで、複数の信号
を１つの増幅器で増幅し、かつ１つの伝送路で伝送する
ことが可能となる。
コードによって位相又は周波数変調した上で同一中間周
波数に周波数変換し、これらを合成して増幅した後に、
再度変調コードを利用して分別することで、複数の信号
を１つの増幅器で増幅し、かつ１つの伝送路で伝送する
ことが可能となる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の回路図であり、ここでは
増幅する信号を３つの帯域に分割した例を示している。
広帯域に亘って存在する入力信号１は複数個、ここでは
３個の異なる帯域特性の帯域通過フィルタ２Ａ〜２Ｃに
より分割される。分割された信号は夫々ミキサ３Ａ〜３
Ｃにより中間周波信号に周波数変換される。このとき、
各ミキサ３Ａ〜３Ｃに夫々接続される局部発振器４Ａ〜
４Ｃの発振周波数を分割した帯域に対応させて適宜設定
しておくことにより、ミキサ３Ａ〜３Ｃから出力される
信号は全て同一帯域の中間周波数とされる。
る。図１は本発明の一実施例の回路図であり、ここでは
増幅する信号を３つの帯域に分割した例を示している。
広帯域に亘って存在する入力信号１は複数個、ここでは
３個の異なる帯域特性の帯域通過フィルタ２Ａ〜２Ｃに
より分割される。分割された信号は夫々ミキサ３Ａ〜３
Ｃにより中間周波信号に周波数変換される。このとき、
各ミキサ３Ａ〜３Ｃに夫々接続される局部発振器４Ａ〜
４Ｃの発振周波数を分割した帯域に対応させて適宜設定
しておくことにより、ミキサ３Ａ〜３Ｃから出力される
信号は全て同一帯域の中間周波数とされる。
【０００７】又、これと同時に各局部発振器４Ａ〜４Ｃ
の出力は夫々異なる変調コード７，８，９で位相変調さ
れ、この位相変調された出力で前記ミキサ３Ａ〜３Ｃの
周波数変換が行なわれる。これにより、各ミキサ３Ａ〜
３Ｃから出力される中間周波信号も位相変調される。各
ミキサ３Ａ〜３Ｃからの信号は全て合成され、中間周波
数帯域通過フィルタ５を通った後、中間周波数帯用の高
利得の増幅器６で増幅される。
の出力は夫々異なる変調コード７，８，９で位相変調さ
れ、この位相変調された出力で前記ミキサ３Ａ〜３Ｃの
周波数変換が行なわれる。これにより、各ミキサ３Ａ〜
３Ｃから出力される中間周波信号も位相変調される。各
ミキサ３Ａ〜３Ｃからの信号は全て合成され、中間周波
数帯域通過フィルタ５を通った後、中間周波数帯用の高
利得の増幅器６で増幅される。
【０００８】この増幅器６の出力は３個の掛算器１０Ａ
〜１０Ｃに分配される。これら掛算器１０Ａ〜１０Ｃに
は前記変調コード７，８，９が対応して入力されてお
り、増幅器６から出力される信号のうち、夫々の変調コ
ード７，８，９と相関がとれた信号のみが掛算器１０Ａ
〜１０Ｃから夫々出力される。これらの出力は帯域通過
フィルタ１１Ａ〜１１Ｃを通過され、夫々から出力信号
１２Ａ〜１２Ｃが分別された形で出力される。
〜１０Ｃに分配される。これら掛算器１０Ａ〜１０Ｃに
は前記変調コード７，８，９が対応して入力されてお
り、増幅器６から出力される信号のうち、夫々の変調コ
ード７，８，９と相関がとれた信号のみが掛算器１０Ａ
〜１０Ｃから夫々出力される。これらの出力は帯域通過
フィルタ１１Ａ〜１１Ｃを通過され、夫々から出力信号
１２Ａ〜１２Ｃが分別された形で出力される。
【０００９】したがって、広帯域の信号を１つの増幅器
６で増幅でき、かつ１つの伝送路で伝送することが可能
となる。又、合成された信号は夫々異なる変調コードで
位相変調されているため、増幅及び伝送後でも分別する
ことが可能となる。これにより、増幅装置の構成が簡略
化できる。尚、前記実施例では信号を３つの帯域に分割
した例を示しているが、２つの帯域或いは４以上の帯域
に分割した場合でも同様に適用できることは言うまでも
ない。又、局部発振器からの出力信号を変調コードによ
って周波数変調するようにしてもよい。
６で増幅でき、かつ１つの伝送路で伝送することが可能
となる。又、合成された信号は夫々異なる変調コードで
位相変調されているため、増幅及び伝送後でも分別する
ことが可能となる。これにより、増幅装置の構成が簡略
化できる。尚、前記実施例では信号を３つの帯域に分割
した例を示しているが、２つの帯域或いは４以上の帯域
に分割した場合でも同様に適用できることは言うまでも
ない。又、局部発振器からの出力信号を変調コードによ
って周波数変調するようにしてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、分割され
た複数の信号を変調コードによって位相又は周波数変調
した上で同一中間周波数に周波数変換し、これらを合成
して増幅した後に、再度変調コードを利用して分別する
ことができるので、信号を複数の帯域に分割した場合で
も、１つの増幅器で増幅し、かつ１つの伝送路で伝送す
ることができ、増幅装置の構成を簡略化することができ
る。
た複数の信号を変調コードによって位相又は周波数変調
した上で同一中間周波数に周波数変換し、これらを合成
して増幅した後に、再度変調コードを利用して分別する
ことができるので、信号を複数の帯域に分割した場合で
も、１つの増幅器で増幅し、かつ１つの伝送路で伝送す
ることができ、増幅装置の構成を簡略化することができ
る。
【図１】本発明の広帯域増幅装置の一実施例のブロック
構成図である。
構成図である。
１ 入力信号 ２Ａ，２Ｂ，２Ｃ 帯域通過フィルタ ３Ａ，３Ｂ，３Ｃ ミキサ ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ 局部発振器 ５ 帯域通過フィルタ ６ 増幅器 ７，８，９ 変調コード １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ 掛算器 １２Ａ，１２Ｂ，１２Ｃ 出力信号
Claims (1)
- 【請求項１】 広帯域の信号を複数の帯域の信号に分割
する手段と、分割された信号を夫々同一の中間周波数帯
域に周波数変換する複数個のミキサと、これらミキサに
対して夫々異なる変調コードで位相又は周波数変調され
た局部信号を出力する複数個の局部発振器と、合成され
た前記各ミキサの出力信号を増幅する増幅器と、増幅器
の出力を前記異なる変調コードに基づいて分別する複数
個の手段とを備えることを特徴とする広帯域増幅装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29986091A JP2679483B2 (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 広帯域増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29986091A JP2679483B2 (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 広帯域増幅装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05110342A JPH05110342A (ja) | 1993-04-30 |
| JP2679483B2 true JP2679483B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17877828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29986091A Expired - Lifetime JP2679483B2 (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 広帯域増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2679483B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-19 JP JP29986091A patent/JP2679483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05110342A (ja) | 1993-04-30 |
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