JPS60221466A - 水性顔料組成物 - Google Patents

水性顔料組成物

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Publication number
JPS60221466A
JPS60221466A JP59076674A JP7667484A JPS60221466A JP S60221466 A JPS60221466 A JP S60221466A JP 59076674 A JP59076674 A JP 59076674A JP 7667484 A JP7667484 A JP 7667484A JP S60221466 A JPS60221466 A JP S60221466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pigment
ink
dimethylhydantoin
viscosity
Prior art date
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Pending
Application number
JP59076674A
Other languages
English (en)
Inventor
Yonosuke Kara
柄 洋之助
Tadao Shoji
東海林 忠生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Institute of Chemical Research
DIC Corp
Original Assignee
Kawamura Institute of Chemical Research
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Institute of Chemical Research, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Kawamura Institute of Chemical Research
Priority to JP59076674A priority Critical patent/JPS60221466A/ja
Publication of JPS60221466A publication Critical patent/JPS60221466A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性顔料分散体に関するものであって、更に詳
しくは、水性印刷インキ、水性塗料、水性顔料捺染剤な
ど近年、油性の印刷インキ又は塗料中に含まれる有機溶
剤にもとすく大気汚染の問題、労働衛生酸は防災上の問
題、更に石油資源の枯渇による省資源の必要性等が表面
化したことによシ、印刷インキ或は塗料の水性化が、業
界の趨勢となって来ている。
水性の印刷インキ又は塗料においても、油性の印刷イン
キ又は塗料におけると同様に、そのものの流動性、貯蔵
安定性、光沢は特に重要な特性であって、顔料の水性ビ
ヒクルポリマーへの分散性全向上せしめる手段として、
従来既に次の如き方法が提案されている。例えば、米国
特許第2.90ス670号、同4.0!Mt、402号
、英国特許第1.489.693号などにみられる如く
、非イオン活性剤をビヒクルを含む系に添加すること、
英国特許第1,53ス211号、米国特許第4,175
,554号にみられる如く、高分子量のポリエチレンオ
キサイド或はそれと尿素とを併せて系へ添加すること、
特開昭56−41261号にみられる様に尿素、チオ尿
素を顔料に配合すること、米国特許第4,036,65
2号、特開昭58−57469号に述べられている様に
アルカリ可溶型樹脂で顔料粒子の表面を被覆すること、
米国特許第4,204,871号、特開昭57−126
856号に記載されている様に、コ・カップリングによ
るアゾ顔料の分散性改良などが挙げられる。この様に水
性媒体中における顔料分散性、分散安定性の改良による
水性インキ、水性塗料の品質向上については、さまざま
な手法が提案されている。
水性の印刷インキ、或は塗料に使用する顔料のうち、チ
タン白、硫酸バリウムなど、幾つかの無機顔料は、一般
にそれから得られる水性インキの流動性、貯蔵安定性の
点で良好な適性を示すが、有機顔料の大部分であるその
他のものを使用した水性インキ、塗料は、油性に較べて
概して粘度が高いとか、貯蔵中に顕著な粘度上昇をおこ
すとか、場合によってはゲル化するなど実用上好ましく
ない傾向を示し、粘度を改良しようとすると塗膜の光沢
が失われ、光沢を向上せしめようとすると、増粘するな
ど、粘度、光沢の両方の適性を満足する様な水性インキ
の製造は、従来試みられた各種の方法を以てしても充分
満足すべきものではな゛かった。これらの傾向は、特に
不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料を使用した水性印刷イ
ンキの場合顕著にみられる現象である。
本発明者は、上記の技術的な困難点を解決すべく、鋭意
研究を重ねた結果、水性印刷インキ中における有機顔料
就中、アゾ顔料の水性ビヒクル中における分散性、分散
安定性、塗膜の発色性、光沢向上に1,6−シメチロー
ルー5.5−ジメチルヒダントイン(以下、DMDMH
と称する)が顕著な効果を示すことを見出し本発明を完
成するに至った。
即ち、本発明は、顔料、ビヒクル成分およびその他各種
の添加剤よシ成る顔料組成物において、顔料、アルカリ
可溶型水溶性樹脂または水性分散型エマルジョン樹脂ま
たは両樹脂、並びに前記DMDMH’i必須成分として
含有することを特徴とする水性顔料組成物を提供するも
のである。
そして本発明水性顔料組成物の目的とするところは、一
般に有機顔料、とりわけアゾ顔料を配合成分とする水性
印刷インキ、水性塗料、水性顔料捺染剤その他の水性色
材の粘度低下、経時増粘防止、塗・被膜光沢の改善にア
シ、本発明はDMDMH’を用いてこの目的を達成する
ことを特徴とする。従来DMDMHがこの様な作用を示
すことは知られていなかった。
CH。
! 本発明で用いられるDMDMHは、上の化学構造を有し
、特開昭−55−154906号、4キ;ζ米国特許第
4172140号に述べられている如く、工業用水性切
削油や、エマルジョン樹脂の防腐、防黴剤として有用で
あシ、その毒性に就ては、Agr、 Biol、 ch
em、第40巻、第9号、1705頁(1976年)に
記載されている如く、極めて低く、化粧品の防腐剤とし
て使用し得ることも、J、 Soc、 Cosmet、
Chem、第61巻第85頁(1980年)に述べられ
ている様に公知でア択その製法に関しては、米国特許第
3.984184号、その他に記載されている如(,5
,5−ジメチルヒダントインにホルマリンを作用せしめ
ることによシ得られるものであって、工業的に入手の容
易な化合物である。
本発明に於て使用するDMDMHは、水性印刷インキに
適用する場合、インキ100重量部当シ通常0.01〜
5重置部であ九好ましくはα1乃至1重量部であjj)
、101部未満では充分な効果が得られず、5部以上で
は、塗膜の物性が低下する傾向があフ望ましくない。
DMDMHの添加方法に就ては、予じめ顔料と混合粉砕
するとか、或はインキの練肉時に添加するとか、インキ
作成後に添加するなど、任意の方法金とることが出来る
が、実用上は、ビヒクルポリマー、顔料、水、水と混和
することの可能なアルコール系溶剤を配合し練肉する際
に添加するのが、便利でアシ、かつ効果的である。
本発明に於て使用される有機顔料としては、モノアゾ系
、1ジスアゾ系、アゾレーキ系、7タロシアニン系、イ
ソインドリノン系、ジオキサジン系、キナクリドン系な
どをあげることが出来、無機顔料としては、チタン白、
硫酸バリウム、カーボンブラック等があげられるが、と
9わけアゾ系、アゾレーキ系顔料に就て効果が顕著であ
る。
本発明の水性顔料分散体に使用するビヒクルポリマーと
しては、スチレンマレイン酸系、スチレンアクリル系、
スチレン化シェラツク系、マレイン化ロジン系などの、
アルカリ可溶諷樹脂、或は、スチレンアクリル系エマル
ジョン樹脂、又はそれらの混合系の如く、水又は水と任
意の比率に相溶し得る有機溶剤との混合溶剤で均一に希
釈することの可能な樹脂が使用される。
本発明の水性顔料組成物に配合するDMDMHの粘度低
下、貯蔵安定性向上の作用機構に関しては、明らかでな
いが、顔料粒子間、或は、顔料粒子とビヒクルポリマー
、又は顔料粒子と水、アルコール等、極性溶媒分子との
間の相互作用をしゃ断する所謂”水素結合カッター”と
しての効果が極めて強力であることに基くものと推定さ
れる。
勿論、従来種々の目的で利用されているその他の各種添
加剤も、DMDMHの前記所望の作用全阻害しない限シ
、それぞれの目的に応じて併用可能である。
以下に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明するが、
勿論本発明の主旨と適用範囲はこれらの実施例によって
限定せられるものではない。
なお以下の実施例中の四部1は重量部を表す。
実施例 を 市販の不溶性ジスアゾオレンジ顔料(C,1,Pig。
Orange 16) 20部、スチレンマレイン酸樹
脂機液(不揮発分29%、ガードナー法による粘度p1
 pns、s)、20部、スチレン化シェラツクエマル
ジョン(不揮発分48 ’Ir%pH8−5)、20部
、消泡剤0.8部、蒸溜水16部、DMDMH(55チ
 水溶液)1.0部を径3關のセラミックポール100
部と共にガラス瓶に入れ、2時間ペイントコンディショ
ナーで振盪分散させた。
S IPA水溶液13部を加えよく振ルまぜてから、−
夜装置してセラミックボールt−PL別けてインキを分
離し、25℃の恒温槽に2時間保存したのち、B型粘度
計(東芝システム製;ビスメトロン粘度計)で粘度を測
定し、應10 バーコーターを用いて白ライナー紙に塗
布し、塗膜が乾燥したのち、光沢計(村上色彩製;GM
3D型)で光沢を測定した。
比較例 t DMDMH’ii−除く以外は全〈実施例1と同様な操
作を行い、インキを作成した。
表1に得られたインキの25℃、24時間後における粘
度、光沢を示す。
(なおT、 I値は、61部Mの粘度を3ORPMの粘
度で除した値である。) 表124時間後の粘度(25℃、cps)及び光沢衣2
に夫々のインキを666時間25℃の恒温槽に保存した
後の、夫々の粘度、光沢を示す。
市販のウオッチングレッド8rレーキ顔料(C,1,P
ig。
Red 48−3)t−使用する他は、全〈実施例1と
同様な配合組成でインキを作成した。
比較例 2゜ DMDMAi除く以外は全〈実施例2と同様な操作全行
いインキを作成した。
表6に、得られたインキの25℃、24時間後における
粘度、光沢金示す。
夫々のインキt−50℃、168時間恒温器に貯蔵した
のち、25℃の恒温槽で2時間保った後の粘度、光沢を
表4に示す。
表4.50℃、168時間促進試験後の粘度(25℃、
cps)及び光沢 実施例 3゜ 市販のモノアゾ赤系顔料(C,1,Pigment R
ed 23 ) f使用する他は全〈実施例1と同様な
配合組成でインキを作成した。
比較例 & DMDMHを除く以外は全〈実施例3と同様に操作して
インキを作成した。
得らnたインキを25℃の恒温水槽中に24時間保存後
の粘度、光沢を表5に示す。
美々のインキを50℃、168時間促進試験を行ったの
ち、25℃の恒温槽で2時間保った後の粘度、光沢を表
6に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 必須成分として、顔料、アルカリ可溶整水溶性樹脂及び
    /又は水性分散型エマルジョン樹脂、1.3−ジメチロ
    ール−5,5−ジメチルヒダントインを含有することを
    特徴とする水性顔料組成物。
JP59076674A 1984-04-18 1984-04-18 水性顔料組成物 Pending JPS60221466A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110959028A (zh) * 2017-08-02 2020-04-03 花王株式会社 颜料水分散体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110959028A (zh) * 2017-08-02 2020-04-03 花王株式会社 颜料水分散体
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