JPS6022108Y2 - 捨石基礎均し機 - Google Patents

捨石基礎均し機

Info

Publication number
JPS6022108Y2
JPS6022108Y2 JP15145381U JP15145381U JPS6022108Y2 JP S6022108 Y2 JPS6022108 Y2 JP S6022108Y2 JP 15145381 U JP15145381 U JP 15145381U JP 15145381 U JP15145381 U JP 15145381U JP S6022108 Y2 JPS6022108 Y2 JP S6022108Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubble
buoyancy tank
leveling machine
leveling
spud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15145381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5859846U (ja
Inventor
英亮 無津呂
Original Assignee
五洋建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 五洋建設株式会社 filed Critical 五洋建設株式会社
Priority to JP15145381U priority Critical patent/JPS6022108Y2/ja
Publication of JPS5859846U publication Critical patent/JPS5859846U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6022108Y2 publication Critical patent/JPS6022108Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は捨石基礎均し機、特にスパッド式捨石基礎均し
機に関するものである。
従来、防波堤や岸壁の捨石マウンドの均しは殆んど、潜
水夫による水中作業によって行われてきた。
しかし昭和4咋代以降、工事量の増加に伴う大量急速施
工の要請、熟練潜水作業員の減少の傾向等に対応して各
種の捨石均し機の研究開発が進められ、さらには、最近
エネルギー基地の立地点が水深−501rL、捨石マウ
ンド天端−30〜−20肌程度の大水深でしかも波浪条
件の厳しい海域での施工技術の開発が指向されつ)ある
そこでこれまでに研究もしくは実用化されているのに水
中ブルドーザがある。
水中ブルドーザの特徴は下記の通りである。
(1)均し機が海底に接地しているので、波浪、うねり
等の海象条件に対して強く、稼動時間の増大につながる
(2)スクリード機、シュート船が施工可能な捨石重量
は、砕石からφ8o71r!n程度であるのに対して3
0〜300に9と、通常の捨石まで均せる。
然しなから下記のような問題点がある。
(1)キャタピラ−走行の為に、不陸が大きいと、走行
が困難となり、かつ、ブレードに作用する負荷が大き過
ぎると均しかできない。
(2)マウンド法面(通常1割5分〜2割勾配)の均し
は不可能である。
(3) 300に9以上の被覆石(500に、〜20
00kg)になると、不陸とパワー不足のため均しは不
可能である。
本考案の捨石基礎均し機は上記の従来問題を解決するも
のである。
本考案の捨石基礎均し機は、海底に接地せしめるスパッ
ドと、このスパッドに上下動自在に支持せしめた浮力タ
ンクと、この浮力タンク上にX、 Y軸方向に移動可能
に載置した台車と、この台車に上下動機構を介して取り
付けた旋回部本体及び捨石掴み機と、台船上に設けた前
記浮力タンク、旋回部本体及び捨石掴み機の制御機構と
より成ることを特徴とする。
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案においては第1図に示すように浮力タンク1をス
パッド2によってラックギア3を介して上下動自在に支
持せしめ、上記浮力タンク1にスプリング4によってX
軸方向の一方に抑制せしめたX軸移動ガーダ−5をX軸
方向に移動自在に載置し、このX軸移動ガーダ−5上に
これを下方に貫通するY軸移動台車6をY軸方向に移動
自在に載置しこのY軸移動台車6の下部に昇降シリンダ
ー7を介して均し機の旋回部本体8、プロファイラ−セ
ンサー9、テレビカメラ10、投光器11、捨石掴み機
12を取り付ける。
尚13は捨石、14は台船、15はコントロールルーム
である。
本考案捨石基礎均し機は上記のような構成でありその作
業手順を説明すると下記の通りである。
■曳航 曳航時には浮力タンク1の中は完全にドライにして浮力
をつけ、スパッド2は巻き上げた状態で、曳船で曳航す
る。
2据付 所定の位置に来ると、浮力タンク1上の四隅にあるアン
カーを張って所要精度(±1肌程度)内で測量の誘導に
従って固定する。
次に4本のスパッド2を第2図に示す装置により、海底
に着底させる。
第2図において16はモータ、17はベアリングである
3 浮力タンクの潜降 第3図に示すように浮力タンク1の底部に取り付けられ
たリモートコントロールバルブ18を開けて海水を浮力
タンク1内に自然流入させる。
尚このバルブ18は浮力タンク1の仕切られたブロック
毎に取り付けられている。
機械総重量より浮力が小さくなった時点から、浮力タン
ク1は潜降を開始する。
このときの潜降速度と姿勢は、第2図に示す装置によっ
て制御される。
浮力タンク1の設定は、捨石天端高まり数m程間隔を設
は均し機のX、 Y軸方向の移動に支承ないようにする
尚19はエアーパイプである。
4 均し機の移動 均し機の旋回部本体8は、X軸方向には浮力タンク1上
のレールに懸架されたX軸移動ガーダ−5と共に移動し
、Y軸方向にはX軸移動ガーダ−5上のレールに懸架さ
れているY軸移動台車6と共に移動する。
Z軸方向(上、下方向)には昇降シリンダー7により移
動する。
旋回部本体8の位置は、測量によって既知点となるスパ
ッド頭部からのX、 Y、 Z多座標として表わすこと
ができる。
又、旋回部本体8の旋回時の角度及び腕の動きをディジ
タルな数値に変換し、マイクロコンピュータで処理シ、
操縦者はディスプレイに図化された造形形状と、捨石表
面形状をラップさせることで、均しの状態を把握できる
その場合、捨石表面の測量は、旋回部本体8の下部に取
り付けられた超音波利用のプロファイラ−センサー9で
行いA−り変換しマイクロコンピュータに入力する。
海水の透明度が良いときは、投光器11で均し面を照射
しテレビカメラ10により直接均し面を確認しつ)作業
することもできる。
5 均し作業 均し作業は、油圧作業の捨石掴み機12により行う。
6 浮力タンクの浮上 水面付近までは、第2図の装置により上昇スピード姿勢
を制御しつ)上昇し、次に第4図のごとく台船14上の
ポンプ20を作動させ、浮力タンク1内の海水を排除し
て浮上する。
尚第2図に示すギアのトルクが、浮力タンク1を海上に
持ち上げるのに十分な力があるときは、浮力タンク1の
下部のバルブ18に開けることによりポンプ20と併用
して海水を排除できるので作業時間は大きく短縮できる
本考案捨石基礎均し機の効果は次の通りである。
1 バックホーや捨石掴み機力式であり、均しか精密に
でき、かつ省エネルギー構造である。
即ち、従来のブレード方式や重錘方式では、能力アップ
のためには型幅を拡大する必要があり、それに比例して
牽引力もしくは吊上げ能力のパワーアップが必要となる
が、本考案均し機の取り扱い量は1〜2個の捨石であり
、微小の力で済む。
2 均し機の旋回部本体8は4本のスパッド2によって
支持された浮力タンク1上のX、 Y軸方向に移動可能
なガーダ−5に懸架されており、2方向にも可動な構造
となっているため捨石マウンドがいかに不陸になってい
ても、安定した姿勢で、水平均しは勿論、従来の均し機
では不可能であった法面の均しも、水平均しと同様の能
率・精度で可能である。
3 均し機の旋回部本体8を支える浮力タンク1が潜水
構造であり、大水深で均す場合、波圧の大きな表層部は
、スパッド2が位置するのみであり波の影響が小さいた
め、稼動率が良い。
4 浮力タンク1を水上に持ち上げた状態で均し機の腕
が十分捨石を均せるような浅水部では、潜水作業時以上
に耐波性能を有する。
5 本考案均し機による方式は、捨石のサイズに左右さ
れないサイクルタイムであるため、従来のブレード方式
や重錘方式では不可能な300kg以上の捨石や被覆石
になるほど均し能力は増大する。
6 ブレード方式、重錘方式では、必要な均し面を整形
するのに単純に高い部分を低い方へかき落す方法であり
、第5図のごとく余分に捨石が必要となる。
しかるに本考案の均し機によれば捨石の不陸の状態を確
認しつ)、最も効果的に捨石の山崩し、運搬が可能であ
る。
7 本考案均し機は、潜水士の作業を完全に遠隔操縦の
みにて、かつ高精度で行えるが、従来のブレード方式等
では第6図に示すブレード21からはみ出して取り残さ
れる捨石13′の確認、除去作業はやはり潜水士に頼ら
ざるを得ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案均し機の説明図、第2図はその浮力タン
クの昇降及び姿勢制御の説明図、第3図は浮力タンクの
下降状態説明図、第4図は浮力タンクの上昇状態説明図
、第5図、第6図は夫々従来方式の欠点説明図である。 1・・・・・・浮力タンク、2・・・・・・スパッド、
3・・・・・・ラックギア、4・・・・・・スプリング
、5・・・・・・X軸移動ガーダ−16・・・・・・Y
軸移動台車、7・・・・・・昇降シリンダー、訃・・・
・・旋回部本体、9・・・・・・プロファイラ−センサ
ー 10・・・・・・テレビカメラ、11・・・・・・
投光器、12・・・・・・捨石掴み機、13,13’・
・・・・・捨石、14・・・・・・台船、15・・・・
・・コントロールルーム、16・・・・・・モータ、1
7・・・・・・ベアリンク、18・・・・・・リモート
コントロールバルブ、19・・・・・・エアーパイプ、
20・・・・・・ポンプ、21・・・・・・ブレード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海底に接地せしめるスパッドと、このスパッドに上下動
    自在に支持せしめた浮力タンクと、この浮力タンク上に
    X、 Y軸方向に移動可能に載置した台車と、この台車
    に上下動機構を介して取り付けた旋回部本体及び捨石掴
    み機と、台船上に設けた前記浮力タンク、旋回部本体及
    び捨石掴み機の制御機構とより成ることを特徴とする捨
    石基礎均し機。
JP15145381U 1981-10-14 1981-10-14 捨石基礎均し機 Expired JPS6022108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15145381U JPS6022108Y2 (ja) 1981-10-14 1981-10-14 捨石基礎均し機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15145381U JPS6022108Y2 (ja) 1981-10-14 1981-10-14 捨石基礎均し機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5859846U JPS5859846U (ja) 1983-04-22
JPS6022108Y2 true JPS6022108Y2 (ja) 1985-07-01

Family

ID=29944137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15145381U Expired JPS6022108Y2 (ja) 1981-10-14 1981-10-14 捨石基礎均し機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6022108Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5859846U (ja) 1983-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201245235Y (zh) 深水抛石整平船
CN109629568A (zh) 海上风电导管架基础钢管桩用浮式稳桩平台的沉桩工艺
CN103924597A (zh) 平台式抛石整平船及其施工方法
CN203846501U (zh) 平台式抛石整平船
CN104878779B (zh) 沉管隧道碎石基床覆盖式防淤盖板、防淤系统及施工方法
CN215053031U (zh) 一种高精度环保抛石整平船
JPS6022108Y2 (ja) 捨石基礎均し機
JPS60148926A (ja) 水中ロボツトによる捨石均し工法及びその装置
US4510705A (en) Water-bottom rubbles leveling apparatus
JPH04363417A (ja) 捨石投入・均し装置
JPS62122898A (ja) 水中作業装置
JP4903732B2 (ja) 浚渫装置
CN110952562A (zh) 一种吊点入水精确定位系统及其使用方法
JPH0624427Y2 (ja) 水中捨石均し機
US4291474A (en) Dredge swell compensator apparatus
JPS6036546Y2 (ja) 海洋土木工事船
CN209650487U (zh) 一种可移动式水上地质勘探平台
JPH022755B2 (ja)
CN115848568A (zh) 一种自沉自浮水下整平器
JP2741076B2 (ja) ケーソン等の築造工法
JPS6050931B2 (ja) 捨石均し船
JPH06146250A (ja) 浅海用ボーリング櫓の設置方法及びその櫓装置
CN116856483A (zh) 海床整平装置、控制系统及控制方法
CN116145681A (zh) 深水基床铺设整平装置及使用方法
JPS5828008Y2 (ja) 海底の捨石強化均し装置