JPS6022091A - 回転式流体ポンプ用ロ−タ - Google Patents
回転式流体ポンプ用ロ−タInfo
- Publication number
- JPS6022091A JPS6022091A JP12875683A JP12875683A JPS6022091A JP S6022091 A JPS6022091 A JP S6022091A JP 12875683 A JP12875683 A JP 12875683A JP 12875683 A JP12875683 A JP 12875683A JP S6022091 A JPS6022091 A JP S6022091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- composite material
- rotating shaft
- whiskers
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業−ヒの利用分野)
本発明はロータ本体が中空状に形成された回転式流体ポ
ンプ用ロータの改良に関するものである。
ンプ用ロータの改良に関するものである。
〈従来技術〉
本願の発明者は中空に形成された本体と、その両側に溶
接された両側板と、その両側板の一方又は両方に設けら
れた回転軸からなるロータの提案(特願昭58−286
11号)をした。その提案のロータにより回転式流体ポ
ンプの軽量化は一応達成されたが、さらに軽量化を押し
進めるためには、回転軸及び両側板をアルミニウム等の
軽合金にしなければならない。しかし、回転軸等を軽合
金で製作すると、強度が弱くなって使用に供し得ないと
いう問題が生ずる。
接された両側板と、その両側板の一方又は両方に設けら
れた回転軸からなるロータの提案(特願昭58−286
11号)をした。その提案のロータにより回転式流体ポ
ンプの軽量化は一応達成されたが、さらに軽量化を押し
進めるためには、回転軸及び両側板をアルミニウム等の
軽合金にしなければならない。しかし、回転軸等を軽合
金で製作すると、強度が弱くなって使用に供し得ないと
いう問題が生ずる。
〈発明の目的)
本発明は母材が軽合金のために軽量であるが強度は大き
い回転軸等を持つロータを提供して上記問題を解決しよ
うとするものである。
い回転軸等を持つロータを提供して上記問題を解決しよ
うとするものである。
〈発明の構成〉 −
前記目的を達成するため、本発明のロータは母材−金属
がウィスカーで強化された複合材からなる回転軸を有す
る。母材金属は鉄系でも非鉄系でもよいが、ウィスカー
はシリコンカーバイト、カーホン、カラス等の無機材料
で母材金属の溶湯温度よりも高い軟化点又は融点を有す
るものにする。゛複合材は最大50%程度までの空隙率
に加圧成形したウィスカー成形体を回転軸の金型に入れ
、lj3材金属の溶湯をその金型に注入してウィスカー
成形体の空隙部分に溶浸させる。このような鋳造法によ
り製造した複合材の回転軸を側板に固定し、その側板を
ロータ本体に溶接して中空状のロータ本体とする。
がウィスカーで強化された複合材からなる回転軸を有す
る。母材金属は鉄系でも非鉄系でもよいが、ウィスカー
はシリコンカーバイト、カーホン、カラス等の無機材料
で母材金属の溶湯温度よりも高い軟化点又は融点を有す
るものにする。゛複合材は最大50%程度までの空隙率
に加圧成形したウィスカー成形体を回転軸の金型に入れ
、lj3材金属の溶湯をその金型に注入してウィスカー
成形体の空隙部分に溶浸させる。このような鋳造法によ
り製造した複合材の回転軸を側板に固定し、その側板を
ロータ本体に溶接して中空状のロータ本体とする。
超高強度繊維としてのウィスカーで母材金属が強化され
た回転軸は、比強度が非常に高く、肉厚を極めて薄くす
ることができるから、従来のものよりも一層の軽量化を
図ることがOf能である。この複合材は回転軸だけでな
く、側板にも使用して側板の軽1i”l、化と強度の向
上を図ることが望ましい。
た回転軸は、比強度が非常に高く、肉厚を極めて薄くす
ることができるから、従来のものよりも一層の軽量化を
図ることがOf能である。この複合材は回転軸だけでな
く、側板にも使用して側板の軽1i”l、化と強度の向
上を図ることが望ましい。
本発明のロータを図面に示す実施例に基づいて説明する
。第1図及び第2図に示すように、ロータ10のロータ
本体12は中空状に形成され、そのロータ本体の両側に
、プレス成形又は鍛造により形成された側板13.14
が溶接される。ウィスカー型複合材の回転軸11.15
は側板13.14と一体に鍛造されるか、又は別途に製
造されて側板13.14に溶接される。
。第1図及び第2図に示すように、ロータ10のロータ
本体12は中空状に形成され、そのロータ本体の両側に
、プレス成形又は鍛造により形成された側板13.14
が溶接される。ウィスカー型複合材の回転軸11.15
は側板13.14と一体に鍛造されるか、又は別途に製
造されて側板13.14に溶接される。
第3図に示すように、両側の回転軸11.15と一体の
両側板13.14はシリコンカーバイト、カーボン、ガ
ラス等の無機材料のウィスカーFと、スチール等の鉄系
材料又はアルミニウム、アルミニウド合金、マグネシウ
ム合金等の軽金属材料のIH材 ・金属Mからなる複合
材である。ウィスカーは少なくとも50%の空隙率を持
つ程度に加圧成形されて両側の回転軸11.15と一体
の両側板13.14を鋳造する金型に入れられる。その
金型に母材軽金属Mの溶湯が注入されてウィスカーFの
空隙に溶浸し、ウィスカーFと母材軽金属Mからなる複
合材の両側の回転軸11.15と一体の両側板13.1
4が製造される。両側の回転軸11.15と一体の両側
板13.14は母材金属Mが超高強度#1llraのウ
ィスカーFで強化されているため、重at≠非常に軽い
が強風も大きい。このように製造された両側の回転軸1
1.15と一体の両側板13.14に別途に製作したロ
ータ本体を溶接してロータとする。
両側板13.14はシリコンカーバイト、カーボン、ガ
ラス等の無機材料のウィスカーFと、スチール等の鉄系
材料又はアルミニウム、アルミニウド合金、マグネシウ
ム合金等の軽金属材料のIH材 ・金属Mからなる複合
材である。ウィスカーは少なくとも50%の空隙率を持
つ程度に加圧成形されて両側の回転軸11.15と一体
の両側板13.14を鋳造する金型に入れられる。その
金型に母材軽金属Mの溶湯が注入されてウィスカーFの
空隙に溶浸し、ウィスカーFと母材軽金属Mからなる複
合材の両側の回転軸11.15と一体の両側板13.1
4が製造される。両側の回転軸11.15と一体の両側
板13.14は母材金属Mが超高強度#1llraのウ
ィスカーFで強化されているため、重at≠非常に軽い
が強風も大きい。このように製造された両側の回転軸1
1.15と一体の両側板13.14に別途に製作したロ
ータ本体を溶接してロータとする。
両側の回転軸11.15と一体の両側板13.14は鍛
造により製造することも可能である。この場合。
造により製造することも可能である。この場合。
ウィスカーは空隙率が最大50%程度残るように加圧さ
れて鍛造用の金型に入れられ、その金型に母材金属の溶
湯が注入される。第4図に示すように、溶湯はウィスカ
ーの空隙に溶浸して両側の回転軸11.15と一体の両
側板13.14の鍛造用素材となり、ついでこの素材は
鍛造されて中空ロータになる。鍛造により製造された両
側の回転軸11.15と一体の両側板13.14は、第
5図に示すように母材軽金属Mの中のウィスカーFは鍛
流線に沿って整列するから、回転軸11.15と一体の
両側板13.14の比強度は一層増大する。
れて鍛造用の金型に入れられ、その金型に母材金属の溶
湯が注入される。第4図に示すように、溶湯はウィスカ
ーの空隙に溶浸して両側の回転軸11.15と一体の両
側板13.14の鍛造用素材となり、ついでこの素材は
鍛造されて中空ロータになる。鍛造により製造された両
側の回転軸11.15と一体の両側板13.14は、第
5図に示すように母材軽金属Mの中のウィスカーFは鍛
流線に沿って整列するから、回転軸11.15と一体の
両側板13.14の比強度は一層増大する。
なお、中空状のロータ本体もアルミニウム合金等の軽金
属又はスチール等の鉄系材料の母材金属をウィスカーで
補強した複合材で製作して軽量化することはいうまでも
ない。
属又はスチール等の鉄系材料の母材金属をウィスカーで
補強した複合材で製作して軽量化することはいうまでも
ない。
〈発明の効果〉
」−記の通り、本発明のロータは母材が軽金属のため非
常に軽いが比強度の著しく大きいウィスカー型複合材の
回転軸と側板を備えているので、流体ポンプの一層の軽
量化を可能にするという優れた効果を有する。
常に軽いが比強度の著しく大きいウィスカー型複合材の
回転軸と側板を備えているので、流体ポンプの一層の軽
量化を可能にするという優れた効果を有する。
第1図は本発明のロータを分解して示す斜視図、第2図
は組立後のロータを一部切欠いて示す斜視図、第3図は
鋳造された回転軸と側板の断面を示す略図、第4図は回
転軸と側板の鍛造素材の断面図、第5図は鍛造後の回転
軸と側板の断面を示す略図である。 図においてlOはロータ、11.15は回転軸、12は
ロータ本体、13.14は側板、Fはウィスカー、Mは
母材金属である。 出願人 日本ピストンリング株式会社
は組立後のロータを一部切欠いて示す斜視図、第3図は
鋳造された回転軸と側板の断面を示す略図、第4図は回
転軸と側板の鍛造素材の断面図、第5図は鍛造後の回転
軸と側板の断面を示す略図である。 図においてlOはロータ、11.15は回転軸、12は
ロータ本体、13.14は側板、Fはウィスカー、Mは
母材金属である。 出願人 日本ピストンリング株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)中空に形成されたロータ本体と、前記ロータ本体の
両側に溶接された両側板と、前記両側板の少なくとも一
力に設けられた回転軸とからなるロータであって、少な
くとも前記回転軸は軽金属の1εI材をウィスカーで強
化した複合材であることを特徴とする回転式流体ポンプ
用ロータ。 2)側板は軽金属の母材をウィスカーで強化した複合材
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
回転式流体ポンプ用ロータ。 3)複合材はウィスカーがロータ軸方向に揃って配列す
るように鍛造されることを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項に記載の回転式流体ポンプ川ロータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12875683A JPS6022091A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | 回転式流体ポンプ用ロ−タ |
PCT/JP1984/000061 WO1984003329A1 (en) | 1983-02-24 | 1984-02-22 | Rotor for vane pump and motor |
DE19848490031 DE8490031U1 (de) | 1983-02-24 | 1984-02-22 | Rotor fuer fluegelpumpen und -motoren |
EP84900881A EP0169904A1 (en) | 1983-02-24 | 1984-02-22 | Rotor for vane pump and motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12875683A JPS6022091A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | 回転式流体ポンプ用ロ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6022091A true JPS6022091A (ja) | 1985-02-04 |
JPS6254997B2 JPS6254997B2 (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=14992684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12875683A Granted JPS6022091A (ja) | 1983-02-24 | 1983-07-16 | 回転式流体ポンプ用ロ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022091A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005015685A1 (de) * | 2005-04-06 | 2006-10-12 | Leybold Vacuum Gmbh | Vakuumpumpen-Rotor |
DE102010012759A1 (de) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Pfeiffer Vacuum Gmbh | Rotor für eine Vakuumpumpe |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5416705A (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-07 | Ishizuka Glass | Low noise hydraulic pump |
JPS54137713A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Rotary type fluidic machine |
JPS5874890A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-06 | Hitachi Ltd | ロ−タリベ−ン型圧縮機 |
-
1983
- 1983-07-16 JP JP12875683A patent/JPS6022091A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5416705A (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-07 | Ishizuka Glass | Low noise hydraulic pump |
JPS54137713A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Rotary type fluidic machine |
JPS5874890A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-06 | Hitachi Ltd | ロ−タリベ−ン型圧縮機 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005015685A1 (de) * | 2005-04-06 | 2006-10-12 | Leybold Vacuum Gmbh | Vakuumpumpen-Rotor |
DE102010012759A1 (de) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Pfeiffer Vacuum Gmbh | Rotor für eine Vakuumpumpe |
DE102010012759B4 (de) | 2010-03-25 | 2018-06-21 | Pfeiffer Vacuum Gmbh | Rotor für eine Vakuumpumpe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6254997B2 (ja) | 1987-11-17 |
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