JPS60220384A - 浮遊磁性球体デイスプレイ - Google Patents

浮遊磁性球体デイスプレイ

Info

Publication number
JPS60220384A
JPS60220384A JP7708184A JP7708184A JPS60220384A JP S60220384 A JPS60220384 A JP S60220384A JP 7708184 A JP7708184 A JP 7708184A JP 7708184 A JP7708184 A JP 7708184A JP S60220384 A JPS60220384 A JP S60220384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
sphere
display
magnetic field
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7708184A
Other languages
English (en)
Inventor
川合 慧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7708184A priority Critical patent/JPS60220384A/ja
Publication of JPS60220384A publication Critical patent/JPS60220384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、感性粒子を適当な媒体中に分散し、静置状態にお
いて磁場を加えると、針状の粒子群は一斉に向きを揃え
るので、光の散乱、反射、回折などを起して、他の部分
との間にコントラストを生じ、ディスプレイの可能性の
あることが1966年にSomθrs(1最近のディス
プレイ装置IP11、昭和49年、日本放送出版協会)
によって、認められている。堂だ、アルミニウム箔のア
ノード皮膜に、磁性化処理を施し、更に表裏を相異なる
色に加工した材料を微粒化し、適当な液体中に分散した
後、磁場をかけることによってナイスプレイを行う方法
が、日本%計1071442、(昭和56年)に発表さ
れている。
しかし、これらの方法によっては磁性粒子を媒体中に安
定して分散するのは難しい。通常、磁性粒子を均一に分
散するには、磁性粒子と媒体との北軍を近似させ、且つ
、保護コロイドなどを作用させることが必要になるが、
一般的に、磁性粒子のI比重は大きいので、適当な媒体
を]lり択するのは困難である。更に、磁場をかけた時
に磁性粒子は凝集する性質があるので、クリヤーなパタ
ーンを表示するのは難しい。
一方、Lee(IElili、 Trans、 E、 
D、 22 P2S5.1975)は、多色化した磁性
球をマイクロカプセル中に封入し、磁場をかけると、粒
子がカプセル内で回転する方法を発表した。しかし、実
用上高塵な技術を心壁とするので普及していない。
本発明は、これらの問題を解消するために、磁性薄片を
プラスチックス製の球体の中心面に固定し、それと同一
比重を有する透明液体中に、互いに球体が接触するよう
に浮遊させることを特徴とするものである。
すなわち、垂直異方性を有し、厚さ約5μm〜01陥の
磁性薄片を、直径約05〜10講1のプラスチックス製
球体内に保持すると、比重の高い磁性体(約3〜7)は
、比重の低いプラスチックス(約08〜12)の中に体
積比的に少量混入することになるので、全体の比重は約
1〜3を示すことになる。そのため、この比重に近似し
、化学的に安定な透明液を選択することは容易となる。
以下、具体的に説明すると次の通りである。
1ず、垂直磁性薄膜は、Alのアノード皮膜の微細孔中
に、磁性金属を電解析出して作成した膜、Co −Cr
合金スパーター膜、Co −Ni −P合金メンキ膜な
どが利用される。保磁力は繰返しの使用に堪え、仙の磁
場で撹乱されないために、約I KOe以上が望ましい
し、また、磁気反転のために、残留磁化の大きさは、約
I KG以上が必要となる。
球体として、化学的に安定で、比重の低いプラスチック
スが適当で、特に、ポリエチレン、ポリカーボイ・イト
、ポリプロピレンなどを利用するのが良い。そして、球
体を作製するには、磁性薄膜の両面に、これらの材料の
平板あるいは波板をラミイ・−トし、続いて切断あるい
はバンチングして円板あるいは円筒を作り、最後に回転
研磨料によって、角を丸めて球体を作製する方法が採用
される。
この際、磁性薄膜の両面は、染色、塗料などで、夫々異
なる色調に加工し、透明プラスチックス球体内に固定し
ても良いし、磁性膜の暁には関係なしに、プラスチック
スの半球を夫々異なる色調を施すと、2邑を示す磁性球
体が得られる。
透明浮遊液としては、水溶性の高級アルコール、液状パ
ラフィン油、引火性のないハロゲン化櫓機物、植物油、
鉱物油などが適当しており、相互に混合して一定の比重
を得ることができるし、他に保護コロイド剤、分散剤な
どを添加しても良い。壕だ、この液体は磁性球体を化学
的に変化しないことも必要である。
次に、球体が1ケのみ通過できる透明ガラスあるいはプ
ラスチックスの平行板、または多重バイブを用意し、球
体を液体中に分散浮遊し、互いに接触する程度に充填す
ると、ディスプレイパイルが仕上る。この場合、磁性球
体は、パイ・ル内に静止しても良いし、流動するのも良
い。
更に、球体毎に仕切り板を設けることも利用される。
パイ・ルの外部から磁場を作用させると、浮遊している
磁性球体は、大きな抵抗がないので容易に、且つ迅速に
回転して、磁場の方向に配列する。そして、磁場の極性
を変化すると反転する。
パイ・ルの両面を透明パイ・ルにすると、磁性球体の亀
が、パイ・ルの表裏の面上に出現するし、片部は不透明
の色パイ・ルとすることも可能である。
ドツトによる2色のパターンを表示するには、小電磁石
の電流変換により、またはフェライト捧磁石などの反転
によって発生する磁極をドツトにすれば良いが、磁場の
収斂を計るために、パイ・ルを挾んで2ケの磁極を向い
合わせにする方法なども必要な対策となる。
また、磁場を発生する時間は、磁性球体が反転するには
充分な約01〜1秒とし、且つ、磁性球体が流動してい
る場合には、その速度に同調して一定時間毎に、周期的
に加えれば良い。
パターンの表示には、面内のドツトを同時に示す静置パ
ターンと、−列のドツトのみで、媒体の流動速度に同調
して示す流動パターンが考えられる。そして、予め、プ
ログラムきれた文字あるいは図形を、パンチングテープ
などに記録し、適当なテープリーダーで読み取り、電気
信号を各ドツトに伝達すると、ディスプレイパィ・ルが
可能となる。
以下、実施例を述べる。
実施例、1 先ず、厚さ約25μm1純遊995のAノ箔に、常法に
より硫酸アノード皮膜を厚さ約10μm生成した。続い
て、皮膜の微細孔中にcoを電解析出して磁性皮膜を作
成した。
この皮膜の保磁力は約i、 I KOe、残留磁束密度
は約1.01 、垂直磁気異方性を示した。磁性面は黒
、11面は銀白色を呈した。
次いで、磁性箔は電磁石を用いて、約2 Woeの磁場
をかけて、垂直方向に磁化した後、約9咽ψにパンチン
グした。そして、直径9咽ψの透明ポリカーボネート球
の中心を切り割り、この磁性薄膜をはさみ込み、更に接
着し、磁性球体を作成した。次いで、少量の添加剤を含
有する50係のグリセリン水溶液中に分散した。
別に、10鵡ψの透明塩化ビニールパイプを長さ150
簡に切断し、7本を同一平面内に並べ、ディスプレイパ
ネルとしだ。左右の切り口は、別々に連結し、中間にだ
量液送ボ/プを挿入して結合した。
このパネル内には、前述の液体を注入し、右から左に約
10吟/(3eCの速度で流動した。
別に、小型電研石を7×2ケ用意し、夫々のパイプの入
口の表裏に配置した。電磁イコは直径3祁ψの軟鉄棒に
、015肺ψのエナメル醪1(を約150回ターンした
ものである。
電流の大きさを調整しつつ、1対の電磁石に、向い合の
磁極の磁性か逆になるように約10秒毎、1秒間の通電
をすると、パイプの中の球は回転し、極性を順次変える
と、破線状のパターンが得られた。
全く同様にして、7本のパイプの電磁石を作動すると、
全面に白と黒の2色のパターンが抄示された。
実施例、2 厚さ約20 limのポリイミドフィルム上に、約1μ
mのGo −Or合金スパンター膜を作成し、保磁力を
約I KOe、残留磁器を約2 KGの垂iiW磁性膜
を作成した。
全面に約2 KOeの磁場をかけて磁化した後、厚さ約
2晒で、青および赤に着色したポリカーボネートフィル
ムを、夫々表および裏に接着した。
直径、約4胡ψの内政にパンチングし、研磨剤の混入し
た回転灯mJニー+iで磁層し、角を丸めて面径約51
11111ψの磁性球体を作製した。
別に、厚さ1胴で、約500腋角の透明ガラス板を、そ
の間隔を約4mmに保接し、周囲をソールした。
次に、ハロゲン化炭化水素系の浴剤(商品名ハロン24
02)とパラフィン油を約5キ5の割合で混合した液中
に磁性球体を分散し、平行パネル中に注入し、磁性球体
がはソ接触するように充填した。
別に、直径11I+++Iψの軟鉄棒に、015解ψの
エナメル線を約200ターンした電磁石ペンを用意し、
パネル前面に保持し、約1秒間、電流を調整しつつ、直
流を通電すると、′磁性球体は一定方向に配列して、青
と赤のコントラストを生じた。次に、ペンを面上で匍1
がすと、パターンが出現した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中心面に、垂直磁気異方性を有する磁性薄片を保持し、
    両側の半球の色調の異なる球体を、これとはソ同−比重
    の透明液体中に分散浮遊し、少くとも一面は透明である
    平行容器中に静止あるいは流動しつつ、外部より部分的
    な磁場を加えて、磁性球体を回転し、透明部上にパター
    ンを表示することを%徴とするディスプレイ
JP7708184A 1984-04-16 1984-04-16 浮遊磁性球体デイスプレイ Pending JPS60220384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7708184A JPS60220384A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 浮遊磁性球体デイスプレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7708184A JPS60220384A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 浮遊磁性球体デイスプレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60220384A true JPS60220384A (ja) 1985-11-05

Family

ID=13623825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7708184A Pending JPS60220384A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 浮遊磁性球体デイスプレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60220384A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1089964A (en) Displaying magnetic panel and its display device
CA1165911A (en) Magnetic display panel using reversal magnetism
US3648269A (en) Magnetic fluid display device
US6639579B1 (en) Magnetophoresis type display device and process of production of same
KR930007557B1 (ko) 가시 이미지 자기 카드
JPS57154618A (en) Magnetic recording medium
EP1083538A1 (en) Magnetophoretic display panel
US20020018044A1 (en) Magnetic display device
CN100411884C (zh) 一种可书写和消除的微胶囊磁泳动显示板
JPS60220384A (ja) 浮遊磁性球体デイスプレイ
US3432941A (en) Demonstration of magnetic phenomena
JP3184212B2 (ja) カラー表示用パネル、カラー表示装置及びそれを用いたカラー表示方法
JP2001281710A (ja) 磁性体反転表示パネル
JPS59140480A (ja) 流動磁性粒子デイスプレイ
JPS607198Y2 (ja) 磁石反転表示装置
JP3047170U (ja) 幼児用カラーお絵描き玩具
JP4650955B2 (ja) 磁気泳動反転表示パネルおよび磁気泳動反転表示方法。
JP2553862B2 (ja) 可視磁気記録シ−ト
JPH047518B2 (ja)
US3281669A (en) Means and method for indicating and visibly permanently recording a magnetic field utilizing a magnetostrictive material and a chemical reaction
JPH077166B2 (ja) 磁気光学素子用磁性懸濁液
JP3594511B2 (ja) 磁気泳動型表示装置の製造方法
JPS6050579A (ja) 磁性箔片による多色ディスプレイ
JPS61233425A (ja) 可視磁気カ−ド
JP3239140B2 (ja) カラー表示用パネル、カラー表示装置及びそれを用いたカラー表示方法