JPS60219832A - 時分割多元接続通信装置 - Google Patents

時分割多元接続通信装置

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JPS60219832A
JPS60219832A JP7622284A JP7622284A JPS60219832A JP S60219832 A JPS60219832 A JP S60219832A JP 7622284 A JP7622284 A JP 7622284A JP 7622284 A JP7622284 A JP 7622284A JP S60219832 A JPS60219832 A JP S60219832A
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Toshitsune Hotsuta
敏経 堀田
Yukihei Ishi
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  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、衛星通信に適する時分割多元接続(以下rT
DMAJと記す)通信装置に関する。特に、TDMA通
信方式でバースト信号を送出する位置や長さ等を指定す
る回線バタンに障害が発生することを防止するだめの装
置に関する。
〔従来技術の説明〕
近年のディジタル技術の進展にともない、ディジタル情
報通信方式としてのTDMA通信方式が注目され、実用
化されている。このTDMA通借方通信は、多数局が同
一搬送周波数を時分割的に共有し、各局はフレーム同期
信号に基づいて、TDMA通信装置に記憶されている回
線パタンをもとに、割り当て時間にのみ間欠的なディジ
タル変調搬送波(バースト信号)を回線に送出すること
により、各局からのバースト信号は互いに重ならないよ
うに、時間軸上で多重化されている。
したがって、TDMA通信方式では、参加局のうちの一
局の時分割制御に障害が発生すると、その影響がただち
に全局の通信に及ぶ可能性がある。
特に、回線バタンに障害があると、障害が発生した局は
、異常な位置にバースト信号を送出したり、異常な長さ
のバースト信号を送出する可能性がある。この場合には
、この通信装置と通信を行う全ての局の通信が不能にな
るという重大な事態が発生する。
従来のT D M A通信装置では、上記のような障害
に対しては、回線バタンを記憶する回線バタン記憶装置
を2個備え、このうら一方の回線バタン記憶装置を現用
に指定して、この現用の回線バタン記憶装置の内容によ
り、送信または受信するバースト信号の位置および長さ
を制御して1III悟を行うとともに、もう一方の回線
バタン記憶装置を予備として、現用および予備の回線バ
タン記憶装置に、同じ回線バタンを記憶させ、現用の回
線バタンに障害が発生した場合には、現用と予備との回
線バタン記憶装置の役割を切り替えて、通信に障害が発
生しないようにしている。
また、回線バタンの障害を検出するために、回線バタン
にパリティ符号または誤り検出訂正符号等を付加してい
る。
このように構成されたTDMA通信装置では、2個の回
線バタン記憶装置の現用と予備との役割が切り替えられ
た場合、または、予備の回線パクン記憶装置に障害が発
生した場合には、予備の回線バタン記憶装置の内容は誤
った回線パクンとなる。したがって、予備の回線バタン
記憶装置は、回線バタン障害信号を送出して、監視制御
装置から再び回線バタンを受け取ることにより、障害の
ない回線バタンを再生している。
また、回線バタンの変更を行う場合には、障害時の現用
と予備との自動切り替えを禁止し、予備の回線バタン記
憶装置に新しい回線バタンを転送した後に、TDMA通
信の制御信号回線または外部回線を経由して、現用と予
備との回線バタン記憶装置を指定する。これにより、新
しい回線バタンでの運用が開始され、その後に、新しく
予備に指定された回線バタン記憶装置に、新しい回線バ
タンを転送して回線バタンの変更を終了し、この後に、
障害による現用と予備との自動切り替えを許可する。
転送中に生じる誤りについては、転送する回線バタンに
パリティ符号または誤り検出訂正符号を付加して検出す
る。
ところが、従来のTDMA通信装置では、現用と予01
uとの回線バタン記憶装置の切り替えについては、常時
監視されるわけではない。このため、記憶内容に障害が
発生した回線バタン記憶装置は予備に切り替えられるも
のの、しばらくの間は障害のない回線バタンを再生する
ことができない。
また、回線バタンの変更の場合には、回線バタンの転送
を行う回路の障害により回線バタンの転送が全く行われ
ない場合であっても、転送誤りも回線バタン障害も検出
できないため、正しく新しい回線バタンか転送されたと
判定され、現用と予備との回線バタン記憶装置を切り替
えたときに、他局の通信を妨害してしまう場合が生じる
可能性があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、回線バタンの障害をすみやかに検出で
きるとともに、回線バタンの変更時に他局に妨害を与え
ることのないTDMA通信を実現することを目的とする
〔発明の特徴〕
本発明の時分割多元接続通信装置は、監視制御装置から
入力された回線バタンか照合用か書込み用かを区別し、
これに応じて回線バタン記憶装置の記憶内容の照合また
は書替えを行うことを特徴とする。
すなわち本発明は、同一の凹線バタンを記憶する複数組
の回線バタン記憶装置と、上記複数組の回線バタン記憶
装置のうちの1組の回線バタン記憶装置を現用に指定す
る手段と、入力された回線バタンを上記複数組の回線バ
タン記憶装置に格納する手段とを有する時分割多元接続
通信装置におい゛C1人力された回線バタンか書込み用
回線バタンか照合用回線バタンかを判別する手段と、照
合用回線バタンと上記複数組の回線バタン記憶装置のう
ちの現用に指定されていない回線バタン記憶装置の記憶
内容とを比較し、これらが一致した場合には一致信号を
送出する手段とを備え、上記格納する手段は書込み用回
線バタンのみを上記複数組の回線バタン記憶装置に格納
する構成であることを特徴とする。
〔実施例による説明〕
次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明TDMA通信装置とこれに接続される監
視制御装置とを示すブロック構成回である。この例では
、同一の’r’DMA1llJ信装置を2台用いて親装
置備構成をとった場合を示す。
監視制御装置100は、2台のTDMA通信装置、すな
わち、現用のTDMA通信装置200−1と予備のTD
MA通信装置200−2とに接続される。゛F1〕MA
通信装置200−1とTDMA通信装置200−2とは
、合成回路300と分配回路301 とに接続される。
合成回路300は’I’ D M A通信装置200−
1と′rDMA通信装置200−2とが出力する送信バ
ースト信号を合成する。
分配回路301はアンテナから受信された信号を2台の
TI)MA通信装置に分配する。
監視制御装置100は、現用予備選択信号41−1と現
用予備選択信号41−2とのいずれか一方を「1」とし
、他の一方を「0」となるように制御する。
現用予備選択信号41−1が「1」の場合には、TDM
A通信装置200−1が現用として動作し、現用予備選
択信号41−2がrlJの場合には、TDMA通信装置
200−2が現用として動作する。
電源投入後等の理由により、i’ D M A通イδ装
置200−1または]”DMA通信装置200−2に全
く回線バタンか記憶されていない場合には、監視制御装
置100が、回線バタン11を出力するとともに書込み
照合制で11信号12に「l」を出力する。これにより
、書込み用回線バタンを全ての回線バタン記憶装置に転
送する。これを回線バタン書込み動作とよぶ。
現用予備選択信号41−1が「1」の場合には、TDM
A通信装2200−1が現用として動作し、転送された
回線バタンに基づいて、送信バースト信号33−1を出
力する。現用子@選択信号4I−2が「1」の場合には
、i” D MA通信装置200−2が現用として動作
し、転送された回線バタンに基づいて送信パースHid
号33−2を出力する。これらの送信バースト信号33
−1と送信バースト信号33−2とは合成回路300に
より合成され、送信バースト信号33−3として衛星内
の受信器に送出される。また、衛星内の送信器からの受
信信号34は、分配回路301により分配され、全く同
一の信号が現用と予備との双方のTDMA通信装置20
0−1.200−2に人力される。
この後に監視制御装置100は、’I’ D M A通
信装置200−1 とTDMA通信装置200−2とに
対し、宿込み照合制御信号12を「0」にして回線バタ
ン11を転送する。次に監視制御装置100は、TDM
A通信装置200−1およびTDMA通信装置200−
2のそれぞれから、一定時間内に一致信号13が入力さ
れるかどうかを監視する。一致信号13は「1」の場合
に存意とする。これを回線バタン照合動作とよぶ。この
動作は定期的に繰り返される。第2の’I” D M 
A通信装置200−1.200−2に対する回線バタン
照合動作は、同時でも良く、交互でも良い。
この動作により、例えば、一方のTDMA通信装置20
0−1から一致信号13が入力されず(信号が「0」)
、他方のTDMA通信装置200−2から一致信号13
が入力された(信号が「1」)場合には、監視制御装置
100は、TDMA通信装置200−1に障害が起こっ
たものと判定し、T D M A通信装置200−1の
警報を表示するか、または警報信号を外部へ送出する。
現用のT D M A通信装置、例えば、TDMA通信
装置Z装置0−1から一致信号13が人力されず、予備
のTDMA通信装置200−2から一致信号13が人力
された場合には、監視制御装置100は、現用予備選択
信号41−1にrOJを出力し、現用予備選択信号41
−2に「1」を出力する。これにより、TDMA通信装
置200−2を現用に切り替え、TDMA通信装f20
0−1を予備にする。この動作を現用予備切り替え動作
とよぶ。
現用予備切り替え動作が終了すると、監視制御装置10
0は、新たに予備となったTDMA通信装置(上述の例
では’T’ D M A通信装置200−1 >に対し
て、書込み用バタンを転送して回線バタン書込み動作を
実行し、続いて回線バタン照合動作を行う。予備のTD
MA通信装置から正常に一致信号が入力された場合には
、以後ば、このT D M A通信装置は正常に動作し
ているとして取り扱う。
書込み用回線バタン転送後の回線バタン照合動作におい
て、一定時間内に一致信号13が入力されない場合には
、このTDMA通信装置は回復不能の障害が起こったも
のと判断する。
TDMA通信装置が1台しか備えられていない場合、ま
たは、一方のTDMA通信装置に回復不能の障害が起こ
っていると判定されている場合には、監視制御装置10
0は、正常な1台の’l’ D M A通信装置を監視
制御する。この場合には、監視制御装置100は、回線
バタン書込み動作と回線バタン照合動作とを実行し、現
用予備切り替え動作は禁止される。
第2図は監視制御装置のブロック構成図である。
表示装置120と入力装置130と記憶装置140とタ
イマ150と入出力回路160とは制御回路110に接
続される。
制御回路110は、表示装置120と入力装置130を
制御するとともに、TDMA通信装置200−1.20
0−2への回線バタン転送状態を記憶し、記憶装置14
0内に有効な回線バタンかある場合に、回線バタン書込
み動作、回線バタン照合動作および現用予備切り替え動
作を行う。
表示装置120は、CIIT表示装置等が用いられ、操
作者に対して制御情報や記憶装置140の内容を表示す
る。
人力装置130は、キイボード等が用いられ、捏作者か
らのコマンドの受け付けを行う。これにより、記憶装置
140への回線バタンの作成、変更や、記(Q装置14
0の記憶内容の表示装置への表示等の操作を、手動で行
うことができる。
記憶装置140は回線バタンおよびTDMAilll信
装置の動作状!川を記憶する。
タイマ150は、TDMA通信装置が転送された回線バ
タンの照合に要する時間を測定する。
入出力回路160は、回線バタン、書込み照合信号およ
び現用予備選択信号を、TDMA通信装置に出力し、一
致信号をTDMA通信装置から入力する。回線バタンの
転送は並列伝送方式あるいは直列伝送方式によるデータ
転送により行われる。
データ転送については、CQ出版社刊ジョン・E・マク
ナマラ著、渡部弘之訳「コンピュータ・データ通信技術
」等に詳述されているので、ここでは説明を省略する。
回線バタン書込み動作、回線バタン照合動作および現用
予備切り替え動作を手動で行う場合は、人力装置130
からの入力により行い、これらの動作を自動的に行う場
合は、記憶装置140に記憶したT D M A通信装
置の動作状態を参照して行う。
回線バタン照合動作を行う場合には、制御回路110は
、記憶装置140に記憶された回線バタンを、入出力回
路160を通して転送し、その後に、タイマ150に、
i” D M A通信装置が転送された回線バタンを照
合するために要する時間に若干の保護時間を加算した時
間を設定し、この時間が経過するまで待つ。タイマ15
0は、測定する時間が設定されると測定終了信号を「0
」とし、設定された時間が経過すると、測定終了信号を
「1」とする。
タイマ150が測定終了信号が「1」を出力すると、制
御回路110は、入出力回路160に入力された一致信
号41−1.41−2から、回線バタンを転送したTD
M八通へ装置に対応する一致信号を調べ、一致信号がr
lJになっている場合には、回線バタンの照合が正常に
行われたと判断する。一致信号が「0」の場合には、障
害が生じ°Cいると判断し、障害が検出されたTDMΔ
通信装置に対する回線バタン書込み動作を行い、障害の
生じたTDMA通信装置が現用である場合には、現用予
備切り替え動作を行う。
回線バタンは手操作で作成せず、他の監視制御装置から
転送してもよい。
第3図は回線バタンの一例を示す図であり、送信側回線
バタンと受信側回線パタンとか連続している。
第4図は、本発明実施例T D M A通信装置のブロ
ック構成間である。
多重制御回路(MIX)210ば、回線バタン記憶装置
制御回路(肛M C0NT)380と、送信タイミング
化成回路(TX TMG)240と、スクランブラ(S
CR)220と、プリアンプル発生回路(SYNCGE
N)260とに接続される。スクランブラ(SCR) 
220は変調回路(門00) 230に接続される。変
調回路(MOII) 230は初期接続制御回路(AC
[J) 290に接続される。送信タイミング生成回路
(TX TMG)240は、送信制御記憶装置(TX 
MEM)250と、プリアンプル発生回路(SYNCG
EN)260と、バースト周期制御回路(BST 5Y
NC)280とに接続される。送信制御記憶装置(TX
肚M) 250は回線バタン記憶装置制御回路(肝M 
C0NT)380に接続される。
プリアンプル発生回路(SYNCGEN)260は制御
回路(C(1#T) 270に接続される。制御回路(
CONT) 270は初期接続制御回路(ACII) 
290に接続される。バースト周期制御回路(13ST
 5YNC)280は、初期接続制御回路(八CQ) 
290に接続される。復調回路(DI4M)310は、
初期接続制御回路(ACQ) 290と、同期信号検出
回路(SYNCDET)320と、デスクランブラ(D
SCR)340とに接続される。同期信号検出回路(S
YNCDET)320は、制御回路(CONT) 27
0と、バースト周期制御回路<BST 5YNC)28
0 、:!:、7レーJJJjl、17制?i[1)(
pRFISYNC)330とに接続される。フレーム同
期制御回路(FRM 5YNC)330は、バースト周
期制御回路(BSTSYNC) 280と、受信タイミ
ング生成回路(RX TMG)350とに接続される。
デスクランブラ(IIscR) 340は分離制御回路
(Di!MIX) 370に接続される。受信タイミン
グ生成回路(RXTMG) 350は、受信制御記憶装
置(IIX MUM)360と分離制御回路(DIEM
IIX) 370とに接続される。受信制御記憶装置(
+?X HEM)360は回線バタン記憶装置制御回路
(肝M C0NT)380に接続される。
監視制御装置から入力された現用予備選択信号41は回
線バタン記憶装置制御口!380により、2つの現用子
OiM選択信号14.15に分配され、多重制御回路2
10および分離制御回路370に送出される。
また、監視制御装置から入力された書込み照合制御信号
12は、回線バタン記憶装置制御回路380により、2
つの書込み照合制御信号20−1.20−2に分配され
る。
送信制御記憶装置250には、送信バースト信号の種類
および位置を指定するための送信側バタンが記憶され、
受信制御記憶装置360には、送信バースト信号の種類
および位置を指定するための送信側バタンか記憶される
。しかし、送信制御記憶装置250と受信i1i制御記
憶装置3(ioとは、同じ(b成の記憶装置で実施でき
る。
送信制御記憶装置250への書込みおよび照合は、回線
バタン記憶装置制御回路380により制御される。回線
バタン記憶装置制御回路380は、並列伝送方式または
直列伝送方式により回線バタン11を入力すると、回線
パタン11に含まれる送信側回線バタンの先頭ビットに
より番地リセット信号17−1を出力し、送信側回線バ
タンに相当するワード数だけ回線バタンデータ16−1
として出力するとともに、1ワードごとにデータザンプ
ル(8号18−1を出力する。
受信制御記憶装置360への書込みまたは照合は、回線
バタン記憶装置制御回路380により制御される。回線
バタン記憶装置制御回路380が、送信側回線バタンに
続く受信側回線バタンの先頭ビットにより番地リセット
信号17〜2を出力し、送信側回線バタンと同様に、受
信側回線パタンに相当するワード数だけ回線バタンデー
タ16−2を出力するとともに、1ワードごとにデータ
サンプル信号18−2を出力する。
書込み動作または照合動作のどちらを実行するかは、書
込み照合信号20−1.2o−2により制御される。
一致信号21−1および一致信号21−2は、回線バタ
ン記憶装置制ηp回路380で論理積がとられ、一致信
号13として監視制御装置に出力される。すなわち、送
信制御記憶装置250および受信制御記憶装[360の
双方が一致信号に「1」を出力している場合だけ、監視
制御装置に出力される一致信号13がrlJとなる。
次に、このように構成されたTDMA通信装置の、書込
みおよび照合が行われた回線バタンを用イタ、バースト
信号の送信および受信について説明する。
第5図は送信バースト信号の一例を示す図である。矢印
で示した部分がTDMAフレームであり、プリアンプル
Sと、音声信号などの送信データAとを含んでいる。
第6図は、衛星局が受信するバースHε号を示す図であ
る。各局が送信したバースト信号は、衛星トランスポン
ダで互いに重畳しないように制御され、時分割多重化さ
れる。プリアンプルSと送信データAとは、第1の局が
送信したバースト信号であり、プリアンプルS°と送信
データA°とは、第1の局が送信したバースト信号であ
り、プリアンプルS″と送信データA″とは、第1の局
が送信したバースト信号である。
まず、現用予備切り替え信号41が「1」の場合、すな
わち、このTDMA通信装置が現用に指定されている場
合について説明する。
送信タイミング生成回路240は、送信制御記憶装置2
50に記憶された送信側回線パタンに基づいて、多重制
御回路210を通してサブバースト制御信号32を出力
し、指定したO31/DNI インタフェイス装置(図
示せず)からの送信データ31を入力する。プリアンプ
ル発生回路260は、送信タイミング生成回路240が
出力するタイミング信号により、プリアンプルを発生ず
る。多重制御回路210は、複数のO31/DNI イ
ンタフェイス装置から入力したデータと、プリアンプル
発生回11260が発生したプリアンプルとを合成し、
スクランブラ220に出力する。こうして合成された信
号は、スクランブラ220で必要なスクランプリングが
行われ、変調回路230で変調され、送信バースト信号
33として出力される。各局が送信するバースト信号は
、互いに衛星トランスポンダで重畳しないように制御さ
れ、時分割多重化される。
衛星内の送信器からの信号は、各局ごとに、受信信号3
4として’I’ D M A通信装置に入力される。
入力信号34は、復調回路310で復調されて、復調信
号35となる。復調信号35は、同期信号検出回路32
0およびデスクランブラ340に入力される。同期信号
検出回路320は、復調信号35から基準局および自局
が送信したバースト信号の同期信号を検出し、フレーム
同期制御回路330およびバースト周期制御回路280
により、フレーム同期を確立してバース]・同期をとり
、自局の送信するバースト信号が他局の送信するバース
ト信号と衛星局で互いに重畳しないように制御する。初
期接続制御回路290は初期接続を行い、制御回路27
0は初期接続、フレーム同期、・バースト同期の全体の
動作を制御する。受信タイミング化成回路350は、受
信制御記憶装置360に記憶された受信側回線バタンに
晶づいて、分離制御回路370を制御する。分離制御回
路370ば制御信号37を出力し、これにより、指定し
たDSI/DNI インタフェイス装置に受信信号36
を出力する。
現用予備切り替え信号41が「o」の場合、すなわち、
μのT D M A通信装置が予備に指定されている場
合には、その動作は次のようになる。
多重制御回路210は、現用予備切り替え信号41が「
0」となっていることにより、予備に指定されたことを
知り、サブバースト制御信号32およびスクランブラ2
20に出力する送信バースト信号の出力を止める。すな
わち、バースト信号の送出が禁止される。
また、分離制御回路370は、現用予備切り替え信号4
1が「0」となっているごとにより、予備に指定された
ことを知り、制御信号37および受信信号36の出力を
停止する。
他の各部は、現用に指定されている場合と同じ動作を行
う。
第7図は回線バタンの構造の−(り11を示す図である
。この例の回線バタンは、12ピントのタイミング情報
と、それに続く4ビツトの制御情報とから構成されてい
る。
第8図は、送信制御記憶装置250と受信制御記憶装置
360とに用いられる記憶装置のブロック構成図である
回線バタンデータ16、番地リセット信号17、データ
サンプル信号18、データサンプル信号19および書込
み照合信号20は、回線バタン記憶装置制御回路380
から入力され、一致傷号21は回線バタン記憶装置制御
回路380に出力される。回線パタンデータ16は、回
線バタン記憶装置410の入力端子INと、回線バタン
記憶装置420の入力端子INと、比較回路490の入
力端千人とに入力される。番地リセット信号17は、番
地カウンタ430と、フリップフロップ510のセット
端子Sと−に入力される。
データサンプル信号18は、反転器590と、論理積回
路530と、論理積回路540と、ワンショット回路5
20とに入力される。データサンプル信号19は、選択
回路450の選択端子St!Lと、選択回路460の選
択端子SELと、選択回路470の選択端子SELと、
反転器560と、論理積回路540とに入力される。
書込み照合信号20は反転器570に入力される。一致
侶号21はソリ・7ブフロソプ510の出力端子Qから
出力される。
フレームパルス22とフレームカウンタ信号23とは、
送信タイミング生成回路240から入力され、制御m情
報24とタイミングパルス25とは、送信タイミング生
成回路240に出力される。フレームパルス22は番地
カウンタ440のリセット端子RESに入力される。フ
レームカウンタ信号23は比較回路480に入力される
。制御情報24はランチ回路500の出力端子Qから出
力される。タイミングパルス25は比較回路480の出
力端子OUTから出力される。
反転器590の出力は番地カウンタ430のクロック端
子CLKに接続される。番地カウンタ430の出力は選
択回路450の入力端子Aに接続され、番地カウンタ4
40の出力は選択回路450の入力端子Aに接続される
。選択回路450は、出力端子Pが回線バタン記憶装置
420のアドレス端子ADRに接続され、出力端子Qが
回線バタン記憶装置410のアドレス端子ADRに接続
される。反転器560の出力は論理積回路530に入力
され、反転器570の出力は論理積回路530と論理積
回路540とに入力される。論理積口!530の出力は
回線バタン記憶装置410の続出し書込み端子W/Hに
入力され、論理積回路540の出力は回線バタン記憶装
置420の読出し書込み端子W/11に入力される。回
線バタン記憶装置410と回線バタン記憶装置420と
の出力は、タイミング情報12(0〜11ビツト)と制
御情報4(12〜15ビツト)とを含み、回線バタン記
憶装置410の制御情報4とタイミング情報12との出
力は、選択回路460の入力端子Aに人力され、回線バ
タン記憶装置420の制御情報4とタイミング情報12
との出力は、選択回路460の入力端子Bに入力される
。回線バタン記憶装置410の制御情報4出力は選択回
路470の入力端子Aに接続され、回線バタン記憶装置
420の制御情報4出力は選択回路470の入力端子B
に接続される。選択回路470の出力端子Pはランチ回
路500の入力端子りに接続される。選択回路460の
出力端子Pは比較回路480の入力端子Aに接続される
。選択回路460の出力端子Qは比較回路490の入力
端子Bに接続される。
比較回路480の出力端子OUTは、番地カウンタ44
0のクロック端子CLKと、ラッチ回路500のクロッ
ク端子CLKとに接続される。比較回路490の出力端
子OUTは反転器580の人力に接続される。ワンショ
ット回路520の出力と反転器58C)の出力とは、論
理積回路550に入力される。論理積回路550の出力
はフリップフロップ510のリセット端子Rに入力され
る。
選択回路450.460.470は、選択端子SELの
入力が「0」のときには、入力端子Aの入力を出力端子
Pに出力し、入力端子Bの入力を出力端子Qに出力する
。また、選択端子SELの入力が「1」のときには、入
力端子Bの入力を出力端子Pに出力し、入力端子Aの入
力を出力端子Qに出力する。
比較回路480.490は入力端子Aと入力端子Bとの
対応するビットが一致したときに出力端子0υTに「1
」を出力し、それ以外の場合には、出力端子0υTにr
OJを出力する。
ラッチ回路500は、クロック端子CLKに人力された
パルスの立ち上がりにより、入力端子りの入力をサンプ
リングして出力端子Qに出力する。
フリップフロップ510は、セット端子Sにパルスが人
力されたときに、出力端子Qの出力を「0」とする。
ワンショット回路520は、入力端子INに入力された
パルスの立ち上がりから定められた時間だけ遅延したパ
ルスを発生ずる。
このように構成された記憶装置における書込み動作につ
いて説明する。
書込み動作の開始時には、回線バタン記憶装置制御回路
380から番地リセット信号17が入力され、番地カウ
ンタ430はrOJにリセットされる。記憶装置選択信
号19が「0」のときには、回線バタン記ta装置41
0が現用となり、回線バタン記憶装置420が予備とな
る。記憶装置選択信号19が「1」のときには、この逆
となる。
書込み動作および照合動作は、予備の回線バタン記tα
装置に対して実行される。以下の説明では、記憶装置選
択信号19が「0」の場合につい−C述べる。
第9図はこの記憶装置のタイムチャートを示す図である
番地カウンタ430の出力27は、選択回路450によ
り回線バタン記憶装置420に入力される。番地リセッ
ト信号17に続いて、回線バタン記憶装置制御回路から
、定められたワード数の回線バタンデータ16およびデ
ータサンプル信号18が入力される。
書込み動作の場合には、書込み照合信号20はrOJと
なっているので、データサンプル信号18は、論理積回
路540を通過する。データサンプル信号18はさらに
、回線バタン記憶装置420の読出し書込み端子−/H
に入力される。最初のデータサンプル信号18により、
回線パタンデータ16の最初のワードが、回線バタン記
憶装置420の0番地に書き込まれる。このとき、デー
タサンプル信号18の立ち上がりで番地カウンタ430
がrlJ進む。続いて入力されるデータサンプル信号1
8により、回線パタンデータ16の2番めのワードが、
回線バタン記憶装置420の1番地に書込まれる。以下
同様にして、定められたワード数だけ、回線バタン記憶
装置420に凹き込まれる。
次に、照合動作について説明する。
照合動作の開始時においても、回線バタン記憶装置制御
回路380から番地リセット信号17が入力され、番地
カウンタ430はrOJにリセットされ、フリップフロ
ップ510は「1」にリセットされる。
記憶装置選択信号19は「0」であるの−で、選択回路
460は、回線バタン記憶装置420の出力26を比較
回路490の入力端子Bに入力させる。第9図において
、回線バタン記憶装置420の出力26の斜線部は、出
力26が定まらない時間を示す。
比較回路490の入力端千人には、回線パタンデータ1
6が入力される。ワンショット回路520は、データサ
ンプル信号18の立ち上がりにより起動され、回線バタ
ン記憶装置420の出力26の定まらない時間を避けて
、照合サンプルパルス28を出力する。照合サンプルパ
ルス28は論理積回路550に入力される。論理積回路
550には比較回路490の出力端子OUTが接続され
ており、入力した回線パタンデータ16と回線バタン記
憶装置420の出力26とが一致しない場合に、ワンシ
ョット回路520の出力する照合サンプルパルス28の
タイミングでパルスを出力する。このパルスにより、フ
リップフロップ510がリセットされ、一致信号21は
「0」となる。
第9図に示したタイムチャートは、回線パタンデータ1
Gの2ワードめが不一致である例を示している。
回線パタンデータ16が全データについて一致した場合
には、一致信号21はrlJのまま保たれ、回線バタン
記憶装置制御回路を通して、監視制御装置に出力される
次に、現用に指定された回線バタン記憶装置の動作を説
明する。
第10図は現用に指定された回線バタン記憶装置の動作
を示すタイムチャートである。
ここでは、記憶装置選択信号19が「0」であり、した
がって、回線バタン記憶装置410が現用に指定されて
いる場合を説明する。
まず、この記憶装置が、送信制御記憶装置(TXMIF
I+) 250として用いられている場合について説明
する。
送信タイミング生成回路240から、フレームパルス2
2およびフレームカウンタ信号23が入力される。フレ
ームカウンタ信号23は、ごの記憶装置のタイミング発
生の基準となる。フレームパルス22により、番地カウ
ンタ440が「0」にリセットされる。番地カウンタ4
40の出力は、選択回路450により、回線バタン記憶
装置410のアドレス端子^囲に入力される。回線バタ
ン記憶装置410の出力に含まれるタイミング情報12
は、選択回路460を通して比較回路480の入力端子
Aに入力される。
比較回路480のもう一方の入力端子Bには、フレーム
カウンタ信号23が人力される。タイミング情報12と
フレームカウンタ信号23が一致したときに、タイミン
グパルス25が出力される。
回線バタン記憶装置410の出力のうらの制御情報4は
、記憶装置選択信号19が「0」であるために、選択回
路470の出ツノ端子Pから、制御情報30として出力
される。制御情報30は、タイミングパルス25の立ち
上がりによりランチ回路500でラッチされ、タイミン
グパルス25とともに、制御情報24として送信タイミ
ング生成回路240に出力される。また、これと同時に
番地カウンタ440が「1」進められる。
送信タイミング性成回路240は、制御情報24の内容
により、タイミングパルス25が、プリアンプルの先頭
、サブバーストの先頭、バースト信号の後端などのどれ
に相当するかを判別し、多重制御回路210を制御する
次に、この記憶装置が受信制御記憶装置360として用
いられている場合には、受信タイミング化成回at35
0から、フレームパルス22およびフレームカウンタ信
号23を入力し、タイミングパルス25と制御情報24
とを受信タイミング生成回路350に出力する。
これまでは、記憶装置選択信号19がrOJの場合につ
いて説明してきたが、記憶装置選択18号19が「1」
の場合には、回線バタン記憶装置410と回線バタン記
憶装置420が入れ替わるだけである。
上記の実施例では、回線バタンとして、プリアンブルの
先頭やサブバーストの先頭等の制御信号と、タイミング
情報とで構成される例を示したが、この他に、自局の局
番号や、基準局、従局等の動作モードを含んだ回線バタ
ンの場合にも、本発明が実施できる。
また、回線バタンとして、1ワー1!16ビツトで構成
された例を示したが、実際の通信装置では、設計時に適
合するビット数を選択すべきであり、1ワード16ビツ
トである必要はない。
また、本実施例では、回線バタン制御回路と送信制御記
憶装置、受信制御記憶装置との間の回線バタンの転送は
、並列転送方式によって行っているが、直列転送方式で
も同様に本発明を実施できる。
また、送信制御記憶装置および受信制御記憶装置として
、フリップフロップ、カウンタ、記憶装置等を用いた回
路例を示したが、マイクロプロセッサを用いて構成する
こともできる。
また、実施例では書込み照合制御信号を回線バタンと別
な線で送るように説明したが、回線バタンデータの第1
ワードを、書込み用回線バタンか照合用バタンかを示す
識別ワードとし、書込み照合制御信号を回線バタンと同
一の線で転送することも可能である。
また、実施例では、照合用バタンと記憶された回線バタ
ンとの一致または不一致を、一致信号の「1」と「0」
との別により検出しているが、一致した場合にはT D
 M A in信装置が送られた回線バタンをそのまま
送り返し、一致しない場合には何も返さない構成にして
も、本発明の実施が可能である。
また、実施例では、回線バタン記憶装置が2組備えられ
た場合について説明したが、この他に1組の回線バタン
記憶装置を付加し、これを電池あるいはスーパーキャパ
シタ等で駆動して電源の瞬断に対する保護を行う場合に
も、本発明を実施できる。
また、本実施例では、照合動作が予備の回線バタン記憶
装置にのみ実施されているが、現用と予備との回線バタ
ン記憶装置に同一の内容が記憶されている場合は、照合
動作の後に現用と予備との回線バタン記憶装置を切り替
えるように制御することにより、全ての回線バタン記憶
装置の内容を定期的に照合することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明TDMA通信装置により、
TDMA通信装置および回線バタン記憶装置を、T D
 M A通信装置に接続される監視制御装置により、動
作状態で定期的に監視することが可能になる。これによ
り、1’ D M A通信装置および回線バタン記憶装
置の障害をすみやかに検出するとともに、回線バタンの
転送時の誤動作による他局への妨害を防止することが可
能となる。 したがって、T D M A通信の装軌性
を大幅に改善することができ、TDMA通信の実用化に
あたって非常に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明T D M A通信装置とこれに接続さ
れる監視制御装置とを示すブロック構成図。 第2図は監視制御装置のブロック構成図。 第3図は回線パタンの一例を示す図。 第4図は本発明実施例TDMA通信装置のブロック構成
図。 第5図は送信バースト信号の一例を示す図。 第6図は衛星局が受信するバースト信号を示す図。 第7図は回線パタンの構造の一例を示す図。 第8図は送信制御記憶装置と受信制御記憶装置とに用い
られる記憶装置のブロック構成図。 第9図は第8図で示した記憶装置のタイムチャートを示
す図。 第10図は現用に指定された回線バタン記憶装置のタイ
ムチャートを示す図。 100・・・監視制御装置、200−1.200−2・
・・TDMA通信装置、300・・・合成回路、301
・・・分配回路、110・・・制御回路、120・・・
表示装置、130・・・入力装置、140・・・記tα
装置、150・・・タイマ、160・・・入出力回路、
210・・・多重制御回路、220・・・スクランブラ
、230・・・変調回路、240・・・送信タイミング
生成回路、250・・・送信制御記憶装置、260・・
・プリアンプル発生回路、270・・・制御回路、28
0・・・バースト周期制御回路、290・・・初期接続
制御回路、310・・・復調回路、320・・・同期信
号検出回路、340・・・デスクランブラ、350・・
・受信タイミング生成回路、360・・・受信制御記憶
装置、370・・・分離制御回路、380・・・回線バ
タン記憶装置制御回路、430・・・番地カウンタ、4
40・・・番地カウンタ、450・・・選択回路、46
0・・・選択回路、470・・・選択回路、480・・
・比較回路、490・・・比較回路、500・・・ラン
チ回路、510・・・フリップフロップ、520・・・
ワンショット回路、530・・論理積回路、540・・
・論理積回路、550・・・論理積回路、560・・・
反転器、570・・・反転器、580・・・反転器59
0・・・反転器。 特許出願人 日本電気株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一の回線バタンを記憶する複数組の回線バタン
    記憶装置と、 上記複数組の回線バタン記憶装置のうちの1組の回線バ
    タン記憶装置を現用に指定する手段と、人力された回線
    パクンを上記複数組の回線バタン記憶装置に格納する手
    段と を有する時分割多元接続通信装置において、入力された
    回線バタンか書込み用回線バタンか照合用回線バタンか
    を判別する手段と、照合用回線バタンと上記複数組の回
    線バタン記憶装置のうらの現用に指定されていない回線
    バタン記憶装置の記憶内容とを比較し、これらが一致し
    た場合には一致信号を送出する手段とを備え、 上記格納する手段は書込み用回線バタンのみを上記複数
    組の回線バタン記憶装置に格納する構成である ことを特徴とする時分割多元接続通信装置。
JP7622284A 1984-04-16 1984-04-16 時分割多元接続通信装置 Granted JPS60219832A (ja)

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US06/723,099 US4656619A (en) 1984-04-16 1985-04-15 Supervising and controlling system for a communication station in a TDMA communication system
AU41277/85A AU570387B2 (en) 1984-04-16 1985-04-16 Supervising and controlling system
DE8585104579T DE3564167D1 (en) 1984-04-16 1985-04-16 Supervising and controlling system for a communication station in a tdma communication system
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