JPS6021946A - 手編機のキヤリジ - Google Patents

手編機のキヤリジ

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JPS6021946A
JPS6021946A JP12977083A JP12977083A JPS6021946A JP S6021946 A JPS6021946 A JP S6021946A JP 12977083 A JP12977083 A JP 12977083A JP 12977083 A JP12977083 A JP 12977083A JP S6021946 A JPS6021946 A JP S6021946A
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cam
needle
carriage
stitch
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国定 正明
稲嶋 勝
正夫 伊藤
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B7/00Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
    • D04B7/08Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for domestic use
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/32Cam systems or assemblies for operating knitting instruments
    • D04B15/36Cam systems or assemblies for operating knitting instruments for flat-bed knitting machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の対象〕 本発明は、レース編と二色同時編込み編、その他一般的
な模様編に必要な剣通路とを、一体的同一キャリジに構
成せしめた手titaのキャリジに関するものである。
〔従来技術〕
従来におけるレース編成では、一方の線側に吊下されて
いる編目ループを、他方の編針に移転させるため、先ず
、目移しのみを行う所定のキートリジを用いて編目ルー
プを移転させ、しかる後、別個の編成用キャリジを使用
して編成を完了していた。これとは別に、編目移転作用
に続きメリー1−ス編を可能とする一体構成のキャリジ
(持分try; 42−16356号、特開昭49−3
1950.開開56−134283.同昭56−−13
4239号)で、レース編の容易化を計りだものも知ら
れている。
〔従来技術の問題点及びその技術的分析〕従来技術にお
ける前者の方法では、その扱いに多大の時間と手間を必
要とし、編成にあたっての作業は非常に面倒であった。
また後者のものにおいては、レー′ス樹が容易化される
反面、その外の二色同時編込み編等の模様編については
糺i成の不能なもの、或いは容易に実施できぬもの等で
、面、構成上キャリジ左右の長さが必然的に人となり大
型化するゲ「点があった。更には、企)通路を一体的に
構成したキャリジにも係わらず、編目移転のためのキャ
リジ摺動と、メリヤス川を別々のコースに別けて摺動さ
せるため、糸口に編糸を出し入れする手間等の大きな操
作上の煩わしさがあった〔技術的課題〕 本1頭では、上記従来技術の問題点解消のため、キャリ
ジの左右長さを格別に大とすることなく、レース編と二
色同時編込み編や、その他の模様編の針通路を、同一キ
ャリジに一体的に構成せしめることを課題とするもので
ある。
〔技術的手段〕
本発明においては、下記する手段を採ることにより、前
記課題の解決を計った。
即ち、キャリジ上に編目ループの移転装置と、その直後
に編針にメリヤス編成作用を与える中央左右のニッティ
ングカム及びレイジングカムよりなる通常の編成カムと
は別個に、レース編時のみに作用して、副メリヤス編成
通路を形成する中央案内カムを、前後動キャリジ摺動方
向と直角可能に前記ニッティングカム及びレイジングカ
ムの内方に配置した。また、前記中央案内カムの左右側
部には夫々タックカムを軸支し、前記ニッティングカム
及びレイジングカムと前記中央案内カムとの間において
、三位置に回動切替可能な可動後退カムを設けた。尚、
別にまた、キャリジ摺動の後に前記両通路(メリヤス、
レース)に導入ずべき編針を選別する、選針装置が構成
されている。
〔技術的手段の作用〕
キャリジ上に備えられた、編目の移転装置により、異な
る二位置に選別された各位置の編t1を案内し、各通路
内の選別された一組をもって、その前方部分をキャリジ
の横移動により近接すると共に、両編針を前後に移動し
て直接両編針間で編目ループが移転される。そしてその
直後に線側を前後に摺動して、ニッティングカム及びレ
イジングカムによりなる通常の編成作用とは別に、本発
明技術では前記ニッティングカム及びレイジングカム間
で、別個に編成通路を構成する中央案内カム装置により
、針床とキャリジの相対移動に伴ってメリヤス編成を行
い、−挙にレース編がおこなわる。
その後さらに一段のメリヤス編成により編目移転を行っ
た線側に編目を完全に形成した後に、この両通路に導入
すべき編針が選針装置により選別される。
中央案内カム(メリヤス編装置)は、キャリジ中央ni
j方に固設された中央前案内カムにオーバーラツプする
前方位置と、後部体針通路たる後隔壁との間にスヘリ目
線通路を確保する後方位置をとることができ、前記中央
前案内カムの後方においては、糸口より供給される編糸
を、編針のフック部に受取ることができるハツト通路を
形成する。
両側にタックカムを軸支した移動可能なこの中央案内カ
ムは、前記三位置に切替可能な可動後退カム、レイジン
グカム、ニッティングカム等との選択的協同作用により
、従来の二色同時編込=7)編等の模様編成をも可能な
通路成形作用をなす。
〔本発明により生ずる特有の効果〕
編目ループ移転後中央左右のニッティングカム及びレイ
ジングカムの内方に設けた個別のメリヤス編通路でメリ
〜・ス鳩を行うことにより、一般的な模様編の諸編成通
路を確保することができ、レース編と二色同時編込み編
及びその他の模様編が可能となり、上記構成により、編
目移転に必要な通路を前記ニッティングカム、及びレイ
ジングカムの外方に近接して配置することができる。従
って、キャリジ左右寸法の長大化が防止でき、コンパク
トな形態となし得る。
また、操作上においても、レース編を他の編成並びにき
わめて簡便に行うことができる。
〔実施例〕
1は針床で、多数の編針2とクシ歯3とが列設される。
而して、前記各編針2は格別に前後摺動可能で、その前
方部分は、上方にクシ歯3を越えて隣接線側の位置まで
横方向に湾曲可能とされる4はキャリジで、針床の前後
In動脚5,6上に左右摺動可能に装架され、その下面
には下記する諸カムが左右対象に形成、配置されている
。即し、7及び8は、夫々前部と後部の体計通路をなず
前及び後隔壁で、両隅壁間の左右中間部には、二色同時
編込み編等の各編成をなずノζめのJffカ人カムに、
該諸カム左右両側に編目移転用語カムが配置されている
〔実施例〕
まず、編成諸カムについて説明すると、図中9は内側面
でニッティング作用を成し外側面でレイジング作用を成
すニッティングカム、10は前記ニッティングカム9と
前隔壁7との間に横設固定された中間隔壁、11は左右
ニッティングカム9の中央に固定配置された中央前案内
カム、12は同量の後方で前後移動が可能に装着された
中央案内カムである。この中央案内カム12は前側へ移
動の時は、その前縁が中央前案内カム11の一部にオー
バーシップし、後方へ移動の時は後隔壁8の前壁と中央
案内カム後縁との間に編針2のバット中が通過できるだ
けの間隔を保有する。またこの時の前縁は編針2のヘラ
抜けをしない位置にハツト通路を設けて成る。13はニ
ッティングカム9と中火案内カム12との間において、
3位置に回動配置切替可fi=に配置された可動後退カ
ム、14は中央案内カム12の左右両側QISに2位置
間に配置切替可能に設けられたタックカム、15はニッ
ティングカム9の後端部に2位置に配置切替可能なレイ
ジングカムである。16ば中間隔壁1゜の外側部に2位
置に配置切替可能に設+3だ補助切替カムで、17は左
右の中間隔Pi、1oの前方編成通路に設けられた上下
動をなすワンウニ・イハネ、18は左右の前記中間隔壁
1oの内側部に回動自在に設りられた前方振りカムであ
る。
一方編目移転用諸カムについて説明すると、20はキャ
リジ4に固定配置されたレース編用δ、馴」移転針を案
内する前方案内カムで、その外、、+:iには導入切替
カム21を設レノて成る。22.23は導入切替カム2
1のさらに外方に固定配置されノこ、あらかじめ選針配
置された導入案内カムで一〃人切bカム21の先に針ハ
ツトが当だ組のを防止する傾斜面24.25を有する。
2Gは前方案内カム20の内方に設Ljられた進路切替
カムで、前記編成前方通路と編目移転用通路との接続部
分に設けられ、且つその編目移転用通路の編目のハツト
をそのまま同編目移転用通路に進行させる状態と後方編
成通路に導入させる状態とに切替可能に配置される。2
7は固定形成された内方前方案内カムで概略4面形を成
し、外方のコーナーには前記の進路切替カム2Gを回動
自在に受ける軸受部を形成し、その前方部分は前記前隔
壁7の後側面との間に編針バット通路を形成する。また
外側傾斜面には、ニッティングカム15の前方切替位置
に接続する後退通路を形成し、内側傾斜面にはニッティ
ングカム9で前方に編針バットを前進させる通路を確保
する。尚、前方内方には、前記補助切替カム16を前方
に切替えた時に後退可能な通路も合せ形成する。28は
編目を承継した編針を後退させる位置と前記前方案内カ
ム27に接続する通路の2位置に切替可能な切替カムで
、29は前記切替カム28によって導入された編目承継
編針を後退させるために固定された後方案内カムである
。次に当キャリジに設けられた選針装置について述べる
と、30はニッティングカム9とレイジングカム15に
よって導入された編針のバットを選針準備位置に導入す
る位置と導入しない2位置に切替可能な選針選択カムで
、その回動軸支部分は編針のバット部をS板(選針部材
)の係止部材(図示せず)にバットを圧下させるための
導入傾斜面31とバットを圧下したままで編針ハツトの
後方シャンク部をS板で係止するのに必要な余裕を与え
る既存の選針装置に必要な凸出32とでなる。33は前
記凸出32の水平外方にこの通路を進入した針バツトを
その前方がら後方に傾斜し横たわる選針選別カムで中央
部は前記凸カム32で圧下係止された低バットをそのま
ま外方に横通過させ、また係止されなかった高バットは
通過できない高さを保有し、その傾斜により後方に案内
させる案内部を持つ。また前方部はキャリジ外方より進
入する編目承継編針のバットを前記切替カム28位置ま
で導入する形状より成る。34ば編目を承継する編針の
バットを、編目移転に必要な通路とそれに関係のない通
路の2位置に切替可能な進路切替カムで、その回動軸支
部は前記選釧選別カム33の外方にて形成する。35は
前記凸カム32の前方に位置し前縁部ば切替カム28位
置に針バツトを導入する固定された仕切りカムである。
36は前記選針選別カム33の外方に隣接する低ハツト
解除カムで選針選別カム33に隣接する側に低ハツトを
再圧下して針とシャンク部を再下降し、S板(選針板−
図示せず)の係止を外すために後退するのを助ける前傾
斜とS板が外れた後に編針ハツトを従来の高位置に復帰
させる後傾斜をなし、両傾斜の前縁側部は前記進路切替
カムによって導入される通路を形成する。
次に前記キャリジ4の前側部にはレース編の場合とレー
ス編以外の二色同時編込み編等の模様編の場合とに応じ
て交換着脱可能に使用される一対の補助装置が装置され
るのでこれについて説明する。まず、レース編に使用さ
れる編目移転用補助体アについて説明すると、図中40
は後方が開口する横断面略コ字状に折曲形成された板金
部材による基板で、上側平面部の後端にはキャリジ4の
前部左右に設けられた締め付はネジ41の雄ネジ42に
嵌合するよう左右一対の嵌合溝43が設けられる。該基
板40は締め付はネジ41によってキャリジ4に対して
着脱可能とされ、その左右中間の前側部には上下及び前
方に開口した開口溝44が設けられる。45は、基端部
が前記基板40の左右中央内側部に固着された糸口板で
、編糸Tを供給するための供給孔46が設けられる。そ
して糸口板45の左右両側の基板上には夫々編目掛渡し
装置イが設けられている。編目掛渡し装置イには編目移
転用通路Y1の編針2の前方部分をクシ歯3の上端より
も上方に上昇配置させる針上昇カム47と、その針上昇
カム47によって上昇された編針2の開口したラッチ下
面に係合して、そのラッチ上に吊下された編目のヘラ抜
けを防止するベラ抜は防止部材48が設けられる。そし
てまた編目承継用通路X1の編針2の前方部分をクシ歯
3の上端の少し上方まで上昇させる開針上昇カム49と
前記針上昇カム47及びベラ抜り防止部材48の作用を
受けている編針2の前方部分をキャリジの摺動方向に隣
接する編目承継用通路X1の編針2のフック上方に交差
するまで湾曲する針曲げ部材50とが設けられる。そし
てこの構成に加えて前記部材50により湾曲された編針
2の前方部分が、前記針上昇カム47の内側段落部51
から外れて下降することにより、前記編目承継用通路X
1の編針2のフックに交差接合し、がっ、編目承継用通
路X1の編針2が前記選針選別カム33の前方傾斜面に
よって前進される。これにより、そのフックが編目移転
用通路Ylの編針2の編目に後方から突入した後に、編
目移転用通路Y1の編針2の前方部分を再びクシ歯3の
上端より上方に上昇させて、編目承継用通路x1の編針
2のフックから解離させると共に、原位置へ復帰させる
復帰カム52が設けられることによって構成される。以
上の編目掛渡し装置イの作用は、公知方法に準じて行わ
れ、編目移転用通路Y1の編針2と、これに隣接する編
目承継用通路X1の編針2とが、対応する転炉切替カム
26.内方案内カム27.レイジングカム15でなる通
路で後退する。
一方編目承継用通路は切替カム28.後方案内カム29
よりなる通路により後退する。この場合、編目移転用通
路の編針は、レイジングカム15の後絹に至ることによ
り、ノックオーバー位置く編目がフックから前方に外れ
る位置)となり編目を抜去する。一方編目承継通路を通
過した編針2は、キャリジ進入以前に保有する編目と編
目移転装置イによって移転された編目の2ケをフック内
に保有し、編目移転作業を終了する。尚、図中53は前
記基板40の左右両側の内側面上に固着されたマグネッ
トで、編目承継用通路X1の編針2のラッチを前記ベラ
抜は防止板48の直前起立開口させる。54は前記糸口
Fj、45と編目掛渡し装置イとの間において、基板4
0の内側上部に固着された内側マグネットで、糸口板4
5の糸口46で給糸を受ける編針のラッチを開口起立さ
せる。
一方、二色同時編込み編等の模様編に使用される編成補
助体つについて説明すると、図中60は横断面略し字状
に折曲形成された支持板で、その上方平面部後縁の左右
に前記締(=Jけネジ41の雄ネジ部42に嵌合する左
右一対の嵌合溝43が設けられ、前記締付はネジ41の
締付けによって着脱可能とされる。61は前記支持板6
0の前側部下面の左右に固着された板状の編地押えで、
クシ歯3の前縁に近接して編地の進出を防止し、その下
面には図示せぬ編地進出防止用のブラシ車等が支持され
ている。62は基板部が前記支持板60の左右中央部の
上方下面に固着された糸口板で、その下方平面部の左右
中央部には、前方編成通路W2の編針2のフックに配色
用編糸T2を供給する前方糸口63と、後方編成通路V
1の編針2のフックに地編糸T1を供給する後方糸口6
4とが設けられる。65は糸口板62の左右外方におい
て支持板60の上部に固定されたブラシで、前記の前方
編成通路W1及び後方編成通路■1の編針2のラッチを
開口させる。
次いで、レース編と、二色同時編込み編、メリヤス編、
スベリ編、タック編等の模様の実施方法について説明す
る。先ず、第1図に示すレース編から述べると、予めキ
ャリジ4の前側部に移転用補助体アを取り付けて締付は
ネジ41の締付けにより固定しておき、又キャリジ4の
下面の諸カムを第1図に示す各位置に配置しておく。更
に編地編成に関与する編成区間の編針2を後述する選針
手段によって編成準備位置X1と選針位置Y1とに選別
しておく。(この場合、選針位置Y1の編針2が2本以
上連続して選針しないように選別する)この後にキャリ
ジ4を編成区間の外側から同区間内に摺動させることに
より、第1図に示されるように速位置の編針は、Ylで
示される2点鎖線で連なる編目移転用通路に導入される
と共に、\編成準備位置X1の編針2はX2の2点鎖線
で連なる編目承継用通路に導入される。これら編針2の
バットが各通路の内側部に案内されるまでに、公知方法
に準じて編目移転用通路Y1の編針2に吊下された編目
が、キャリジ摺動方向前方側に隣接する編目承継用通路
X1の編針2のフックに掛渡される。この後、編目移転
用通路Y1は26進路切替カム27内方案内カム、平行
したレイジングカム15によって後退させられ、編針2
はノックオーバー位置(1!!目がフックから前方に外
れる位置)となり編目を抜去し編目移転を完了する。
一方編目承継通路X1を進入した編針2は公知方法によ
り編針2のフック部に前記編目移転通路の編針2の編目
を承継した後に、レイジングカム15の傾斜面の途中で
先の編目移転通路yiと合流して、両通路の編針2の編
目移転は完全に完了状態となる。
以後、両針通路は合流して、中央前案内カム11にオー
バーラツプした中央案内カム12の左右両側部のタック
カム14によって前進させられ途中でベラ抜けした編針
2のラッチはマ、グネット54により開口し、糸口板4
5の下面にフック部は至る。(第4図) ここで糸口46により編糸Tの供給を編針2のフック部
に受けた後、ワンウェイカム17の高位置にある傾斜面
によりバット部が後退させられる。次に、針バツトは中
間隔壁1oの内方傾斜面、可動後退カム13.ニッティ
ングカム9の内方をへて、編目承継通路X1を通過して
きた編針2は再度のノックオーバー位置に至り編目を形
成する。一方編目移転通路Y1を通過してきた編針は、
編針Tをフック内に供給されたままの状態で完全な編目
の形成には至っていない状態となる。しかる後、両通路
の編針2の各バット部は選針選択カム30により進入先
を圧下カム32に導入され、ここで針バツトは全て溝板
からの突出量が少ない低位置となり、編針2のシャンク
にS板(選針板−図示せず)の係合を受ける編針と受け
ない編針とに選別区別され、圧下カム32を通過後、保
合を受けた編針2゛のバット高さは低位置Gト保持され
る。−力係合を受けない編針2のハツトは元の高位置に
復帰する。以後選針選別カム33を通過する時にその起
立する壁の高さにより、低バットはそのまま通過し、高
バットは通過することができず傾斜配置した側壁により
バット部が後退する。
これにより編針2は選択選別する公知方法で選針装置に
より選針されキャリジ4の外方に至るが、これらS板(
選針板)が編針2のシャンク部が一率に下降した位置に
係止の為の移動を行うか否かは、溝板後方に装置したS
板の駆動装置に挿入パンチカードの穴の有無による従来
公知方法による(以上図示せず)。しかし、ここでは先
の編目移転用通路を通過して来た編針2が、そのフック
部に編糸Tが掛かつているだけの完全な編目ループに成
っていないので、後のキャリジ4の戻り摺動でさらに一
段の編成を必要とする。従ってパンチカードの穴は全て
内状態(S板が係止のための移動を発生させない状態)
に設定しであるものとする。しかるに編針2のバットを
圧下するための凸出32を通過したバットは、全て溝板
1に対して高位置を取るために、選針選別カム33の起
立壁を横方向に通過することなく後方に移動して、進路
切替カム34の先端部は後方の後隔壁8にハネ圧接して
いるのを編針2のバット中により開口されて、第1図で
示すキャリジ4の外方X2に編針は整列してキャリジの
一摺動は完了する。
次に以上述べたキャリジ4の摺動方向とは逆方向の摺動
を第5図にもとづき説明する。進路切替カム34の先端
部は、バット部が先のキャリジ摺動方向により開口通過
した後は、再度バネにより後隔壁8側に復帰しX2に整
列した編針20バツトは前方に移動させられ、第1図と
左右反対側の編目継承用通路を通り (この場合は選針
位置の編針がないので編目移転は行われない)開口した
レイジングカム15の後方に至る。以後タックカム14
により一針2は前方に移動し、編針20バツトが中央前
案内カム11に至った時、フック部に糸口板45の糸口
46より編糸]゛の供給をうりてニッティングカム9の
後方に至る。次にハツトは、選針選択カム30により導
入傾斜面31を経て凸出32で圧下された時点で、Si
(選針板)の係止を選択的に受け凸出32を通過後高低
の高さを持つバットを発生させる。そり、て高パットは
選針選別カムにより後方に移動し、低ハツl−はそのま
ま横方向に通過して低バット解除カム36に至り、再度
圧下されてS板の係止を外した後に高ハツトに復帰する
。而して、切替カム21を前方にバネにさからって押上
げてY3に至る。一方選針選別カム33で後退した編針
2は、進路切替カム34をバネにさからって前方に回動
押上げてX3に至る。以上の如く編針2のバットは、第
5図で示すX2からX3に至る二点鎖線示の編成準備位
置と、X2からY3に至る二点鎖線示の選針位置にメリ
ヤス編を形成した後、選別配列されキャリジ4の摺動を
完了する。尚、この時の選針のためのS板(選針板)の
対応については、従来の公知方法により、S板の対応を
指示するパンチカード位置は、第1図で示すキャリジの
摺動方向から第5図で示すキャリジの摺動方向に変わる
時に、あらかじめ別の任意穴明けをされた位置に変わり
、この穴の配列(穴の有無)による。以上の如く、パン
チカード等の選針指示部材との対応において、本キャリ
ジ4を摺動させることによりキャリジに配置した諸カム
郡と編目移転用補助体アの作用により、簡便にレース編
を成すことができる。尚レース編に係る三日一度とか賽
目の場合は、選針作用とキャリジ4の往復摺動による編
目移転作用とを所定回数繰り返した後、平編を行えばよ
い。
又メリヤス編は編成する編地に応じて−コース分だけと
したり、三コース分以上連続させることがあるのはいう
までもない。
次に、二色同時編込み編について第6図により説明する
。予めキャリジ4の前側部に前記移転用補助体アに代え
て編成用補助体つを締付b)ネジ41の締付けによって
固着しておき、編成区間の編針2のバットを模様のパタ
ーンに応じて、編成準備位置V1と選針位置W1とに選
別しておく。その後糸口板62の前方糸口63に配色糸
T2を、後方糸口64に地糸T1を夫々挿通しておくと
共にキャリジ下面の諸カムを第6図で示す状態に配置す
る。この状態のキャリジ4を編成区間内に摺動させるこ
とにより、選針位WW1の編針位置Wlの編針2のハツ
トは一旦編目承継用通路を経た後に前方の前隔壁7と中
間隔壁10でなす通路に進入し、17ワンウエイハネを
押し下げて通過直後にフック内に配色糸T2が供給され
編目編成が行われる。一方編成準備位置■1の編!I2
のハツトは、そのまま直進してレイジングカム15及び
ニッティングカム9.によって前方に移動し、中間隔壁
10の後方を経て前方振りカム18でガイドされて、中
央前案内カム11の後方と中央案内カム12の前縁とで
なす通路に至る。そしてフックに地糸T1が供給されて
共にニッティングカム9により編目編成が行われる。こ
の後に両編針2は選針選別カム30により選針装置部に
導入後パンチカードに設けられた穴の配列にしたがって
S板の作用を受けV2.W2の位置に導出される。次コ
ース以降の編成は■2及びW2の各通路を起点にし同様
にキャリジ4の摺動により編成が行われて、キャリジ4
の外方に編成準備位置と選針位置に導出されて、この繰
り返しにより編成を行う。
次に、タック編について第7図により説明する。この場
合は後方糸口64のみに編糸Tを挿通しておき、キャリ
ジ4の下面の諸カムを第7図で示す状態に配置する。編
成区圧間内の編針2のバットは模様のパターンに応じて
編成準備位置R1と選別位置S゛1とに選別しておく。
キャリジ4を編成区間内に摺動させることにより、選針
位置S1の編針2は、編目承継用通路を経た後、進路切
替カム26を通り補助切替カム16を経て中央案内カム
11の後方と中央案内カム12の前縁とでなす通路に至
り、編針2のフックに編糸Tが供給され編目編成をなす
。一方編成準備位置R1の編針は、そのまま直進してタ
ックカム14に至り、ハツトは前方に移動を成し中央案
内カム12の前縁でフック内に編糸Tが供給される。(
編目の編成は行われない)この後金ての編針2のバット
は、選針選別カム30により選針装置に導入されてR2
、S2に導出される。次コース以降の編成は、選針作用
とキャリジの摺動とを繰り返せばよい。
次にスベリ目線について第8図により説明する。予め、
少なくとも二色の異なる編糸Tを用意しておいて、その
−色の編糸Tを後方糸口64に挿通しておくと共に、キ
ャリジ下面の諸カム配置は前記タック編の場合にお&ノ
るタックカム14のみの配置を前方に位置させる。この
状態のキャリジ4を選針されている編成区間に摺動させ
ることにより、選針位置P1の編針2は編目承継用通路
を経て糸口64により編糸Tの供給を受けて編目編成を
成す。一方編成準備位置Q1の編針2は、終始非編成通
路に案内されるので、編目編成は勿論編糸Tが供給され
ることもない。この後8i!12のバットは、全て選針
選択カムにより選針装置に導入されて、パンチカードの
穴のパターンにより、選針位置P1だった編針2のバッ
トを編成準備位置Q2に、編成準備位置Qlだった編針
20バツトを選針位置P2にと夫々ネガポジの関係に選
針して導出される。しかる後に編糸Tを別の編糸Tと入
れ替えておき、この状態でキャリジ4を折返し摺動する
ことにより前コースと同じ要領で編成が行われる。 次
に編成用補助体つを使用する場合のメリヤス編について
説明する。キャリジ下面の諸カムを第9図に示される状
態とすると共に、後方糸口64にのみ編糸Tを挿通して
おきこの状態のキャリジ4を摺動することにより実施さ
れる。尚、この時は左右の選針選別カムは先端部が前方
に回動開口されているので、キャリジの摺動で編針2は
選針装置に導入されることがなく選別ば行われない。 
本発明では上記したように、特にキャリジ下面左右中央
に中央前案内カムをもうけ、その後方に中央案内カムが
前記中央案内カムとオーバーラツプする前進位置と、さ
らに後退して中央前案内カムの後縁と中央案内カム前縁
との間に編針のバットが通過できるだけの中を持たせた
。そしてこの位置の編針のフック部は糸口板の糸口によ
って編糸の供給を受けることができるとともに、中央案
内カムに軸支したタックカム、さらには可動後退カム等
の諸カムを配置することも、これら諸カムの左右外方に
おいては編目移転用通路と編目承継用通路を設け、尚か
つこれら通路の各後方には選針装置を設けたキャリジ構
成とした。このキャリジの前側部には各編針のフックに
各別に編糸を供給する前後両糸口及び編地の進出を防止
する編地押え部材を有する編成用補助体と、前記編目移
転用通路に案内される編針に吊下された編目を前記編目
承継用通路の特定の線側のフックに掛渡す編目JJ)渡
し装置を有する移転用補助体とを、交換着脱可能に各別
に支持するようにしたものである。従って、移転用補助
体と編成用補助体とを適宜交換してキャリジ装着するこ
とにより一台のキャリジでレース編と二色同時編込み編
等の模様編とをパンチカード等の選針支持部材による選
針とにより容易に編成実施することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は移転用補助体を取付けた本発明キャリジの下面
図、第2図は移転用補助体の部分背面図、第3及び4図
は夫々第2図の側面及び中央部断面の拡大図、第5図は
レース編におけるメリヤス編を可能とした本発明キャリ
ジの下面の構成作動説明図、第6〜9図は夫々編成用補
助体を取付けた本発明キャリジ下面の構成説明図で、第
6図は二色同時編込み編、第7図はタック編、第8図は
スベリ目線、第9図はメリヤス編の場合を示す。 ■・・・針床、2・・・編針、4・・・キャリジ、9・
・・ニッティングカム、11・・・中央前案内カム12
・・・中央案内カム、13・・・可動後退カム、14・
・・タックカム、15・・・レイジングカム、16・・
・補助切替カム、21・・・導入切替カム、26・・・
進路切替カム、28・・・切替カム、30・・・選針選
別カム、33・・・選針選別カム、34・・・進路切替
カム、ア・・・編目移転用補助体、つ・・・編目編成用
補助体 特許出願人 アイシン精機株式会社 代表者中井令夫 第3図 ts4凶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キャリジ上に、編目ループの移転装置と、該移転装置の
    作用を受けた後の編針を、引続いて左右のニッティング
    カム及びレイジングカムの内方において、これらカムと
    は別個に前進させるタックカムを備えた移動可能な中央
    案内カムを設けて、編針フックに編糸が供給され編成作
    動を受けて編目ループが形成される模様編の編成通路を
    かね備えた手編機のキャリジ。
JP12977083A 1983-07-15 1983-07-15 手編機のキヤリジ Granted JPS6021946A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12977083A JPS6021946A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 手編機のキヤリジ
FR8411247A FR2549101B1 (fr) 1983-07-15 1984-07-16 Chariot pour utilisation dans des metiers a tricoter a la main

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12977083A JPS6021946A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 手編機のキヤリジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6021946A true JPS6021946A (ja) 1985-02-04
JPS6317142B2 JPS6317142B2 (ja) 1988-04-12

Family

ID=15017775

Family Applications (1)

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JP12977083A Granted JPS6021946A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 手編機のキヤリジ

Country Status (2)

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JP (1) JPS6021946A (ja)
FR (1) FR2549101B1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
FR2549101A1 (fr) 1985-01-18
FR2549101B1 (fr) 1989-06-09
JPS6317142B2 (ja) 1988-04-12

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