JPS6021907A - 高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法 - Google Patents
高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法Info
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- JPS6021907A JPS6021907A JP13129583A JP13129583A JPS6021907A JP S6021907 A JPS6021907 A JP S6021907A JP 13129583 A JP13129583 A JP 13129583A JP 13129583 A JP13129583 A JP 13129583A JP S6021907 A JPS6021907 A JP S6021907A
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- fiber
- stretching
- polyamide fiber
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法に関
するものである。
するものである。
従来、高弾性率ポリアミド繊維の製造法としては、高圧
結晶化押出し法〔参考文献: Weeks 、 Por
ter、J、P、S、 12 (’74 ) 635)
、ゾーン熱処理法〔参照文献”、 T、に’unugi
−eta、l、+Polymer 23 (’82 )
1193〕、固相押出し法〔参照文献: T、Shim
ada。
結晶化押出し法〔参考文献: Weeks 、 Por
ter、J、P、S、 12 (’74 ) 635)
、ゾーン熱処理法〔参照文献”、 T、に’unugi
−eta、l、+Polymer 23 (’82 )
1193〕、固相押出し法〔参照文献: T、Shim
ada。
R,8,Porter+Polymer 32 (’
81 ) 1124〕、あるいは、特開昭57−148
616号公報に見られる様な誘電加熱延伸性等数多くが
知られているが、これらの方法により得られた繊維は、
いずれも高弾性−率を示すものではあるが、強度の面で
はタイヤコード等の産業資材分野に必要とされている破
断強度9.5f/dを大幅に下回った値しか報告されて
いない。
81 ) 1124〕、あるいは、特開昭57−148
616号公報に見られる様な誘電加熱延伸性等数多くが
知られているが、これらの方法により得られた繊維は、
いずれも高弾性−率を示すものではあるが、強度の面で
はタイヤコード等の産業資材分野に必要とされている破
断強度9.5f/dを大幅に下回った値しか報告されて
いない。
一方、タイヤコード等に用いられる高強力ポリアミド繊
維は、ポリエステル、芳香族ポリアミド繊維に比較して
ゴムとの接着性が良好で、かつ、ポリエステルよりも高
強力であるという特徴を有している。
維は、ポリエステル、芳香族ポリアミド繊維に比較して
ゴムとの接着性が良好で、かつ、ポリエステルよりも高
強力であるという特徴を有している。
しかし、該高強力ポリアミド繊維は、初期モジュラスが
低く、近年タイヤ業界において幅広く用いられているラ
ジアルタイヤのベルト部分のコード素材としての用途に
は不適であるといった欠点を有していた。
低く、近年タイヤ業界において幅広く用いられているラ
ジアルタイヤのベルト部分のコード素材としての用途に
は不適であるといった欠点を有していた。
従って高強力、高弾性率の特性を共に有するポリアミド
繊維の実現が強く望まれており、この様な情勢下に於て
各種の方法が提案されている。
繊維の実現が強く望まれており、この様な情勢下に於て
各種の方法が提案されている。
従来の熱可塑性高分子の高強度化、高弾性率化方法とし
ては、熱可塑性高分子を加熱ローラ、加熱ヒーター等を
用いて外部より均一に加熱した後に延伸を行うことが一
般的であるが、該高分子の微細構造中に存在する。結晶
領域と非晶領域とに均一に延伸応力をかけることができ
ず、構造的に弱い非晶領域に延伸応力集中がおこり、延
伸応力不足のため高強度化、高弾性率化に限界があり、
十分な強度、弾性率をうろことができなかった。
ては、熱可塑性高分子を加熱ローラ、加熱ヒーター等を
用いて外部より均一に加熱した後に延伸を行うことが一
般的であるが、該高分子の微細構造中に存在する。結晶
領域と非晶領域とに均一に延伸応力をかけることができ
ず、構造的に弱い非晶領域に延伸応力集中がおこり、延
伸応力不足のため高強度化、高弾性率化に限界があり、
十分な強度、弾性率をうろことができなかった。
一方、これらの問題点を克服し、該高分子を高強度化す
る方法として、たとえば特開昭57−148616号公
報に、結晶性高分子の誘電緩和特性に着目し、誘電加熱
法により非晶部分を選択的に加熱した後、延伸せしめる
ことにより該高分子を高弾性率化する方法が提案されて
いるが、該方法では延伸処理時に繊維の構造的に弱い非
晶部分への応力集中がかかり、本発明の目的とするラジ
アルタイヤのベルト部分のコード素材用としての要求性
能を満足する高初期モジュラスを有する高強力、高弾性
率ポリアミド繊維を得ることができなかった。
る方法として、たとえば特開昭57−148616号公
報に、結晶性高分子の誘電緩和特性に着目し、誘電加熱
法により非晶部分を選択的に加熱した後、延伸せしめる
ことにより該高分子を高弾性率化する方法が提案されて
いるが、該方法では延伸処理時に繊維の構造的に弱い非
晶部分への応力集中がかかり、本発明の目的とするラジ
アルタイヤのベルト部分のコード素材用としての要求性
能を満足する高初期モジュラスを有する高強力、高弾性
率ポリアミド繊維を得ることができなかった。
本発明者等は、これらの問題点を解消するべく、鋭意研
究を重ねた結果、遂に、延伸処理時に繊維の構造的に強
い結晶部分の運動性を選択的に高めることにより、構造
的に弱い非晶部分への応力集中を排除し、より効率的に
高強度化、高弾性率化ができることを見出し、本発明に
到達した。
究を重ねた結果、遂に、延伸処理時に繊維の構造的に強
い結晶部分の運動性を選択的に高めることにより、構造
的に弱い非晶部分への応力集中を排除し、より効率的に
高強度化、高弾性率化ができることを見出し、本発明に
到達した。
即ち本発明は、複屈折率(Δn)が40 X 10−”
以上で結晶配向度(fe)が80%以上であるポリアミ
ド繊維を、定延伸張力下でIHz〜5X10’Hzの振
動を付与しつつ、該繊維の力学的損失正接(Tanδ)
のピーク温度(Ta)以上の温度で延伸することを特徴
とする高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法である
。
以上で結晶配向度(fe)が80%以上であるポリアミ
ド繊維を、定延伸張力下でIHz〜5X10’Hzの振
動を付与しつつ、該繊維の力学的損失正接(Tanδ)
のピーク温度(Ta)以上の温度で延伸することを特徴
とする高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法である
。
本発明に用いられる被処理ポリアミド繊維は、複屈折率
(Δn)が40 X 10−”以上、好ましくは50X
10”以上で結晶配向度(fa)が80%以上、好まし
くは90%以上を必要とする。こt’44を後述の振動
付与延伸処理前のポリアミド繊維が、かなり配向結晶化
し、結晶ドメインがすでに存在していることを必要とす
るもので、このことにより後述の振動付与延伸処理によ
って結晶部分の運動性を選択的に向上させることができ
る。
(Δn)が40 X 10−”以上、好ましくは50X
10”以上で結晶配向度(fa)が80%以上、好まし
くは90%以上を必要とする。こt’44を後述の振動
付与延伸処理前のポリアミド繊維が、かなり配向結晶化
し、結晶ドメインがすでに存在していることを必要とす
るもので、このことにより後述の振動付与延伸処理によ
って結晶部分の運動性を選択的に向上させることができ
る。
本発明で意図する繊維の原料たるポリアミドとは例えば
ポリカプロラ、クタム、ポリヘキサメチレンアジパミド
、ポリへキサメチレンセバカミド、これらのポリアミド
の共重合体、及び1,4−シクロヘキサンビスメチルア
ミンと線状脂肪族”カルボン酸との縮重合生成物を基材
とするポリアミド類等が挙げられるが、特に75重量%
以上がポリカプロアミドより、なるポリアミドが好まし
い。
ポリカプロラ、クタム、ポリヘキサメチレンアジパミド
、ポリへキサメチレンセバカミド、これらのポリアミド
の共重合体、及び1,4−シクロヘキサンビスメチルア
ミンと線状脂肪族”カルボン酸との縮重合生成物を基材
とするポリアミド類等が挙げられるが、特に75重量%
以上がポリカプロアミドより、なるポリアミドが好まし
い。
該ポリアミドの重合度は特に限定するものではないが、
相対粘度(96%濃硫酸溶液中、重合体濃度10q/−
で20℃にて測定:以下同様)が2゜3以上、好ましく
は3.0以上とするのが良い。前記する被処理ポリアミ
ド繊維は、例えば相対粘度2.3以上のポリアミドく好
ましくは75重量%以上がポリカプロアミドよりな、る
ポリアミドを原料として常法によって溶融紡糸し、複屈
折率(Δn)が3X10 ”〜35 X 10−3の範
囲にある未延伸糸を得、該未延伸糸を冷延伸法或いは熱
延伸法、好ましくは2段以上の多段延伸法により延伸倍
率2倍〜5.8倍の延伸倍率で延伸することによって得
られる。
相対粘度(96%濃硫酸溶液中、重合体濃度10q/−
で20℃にて測定:以下同様)が2゜3以上、好ましく
は3.0以上とするのが良い。前記する被処理ポリアミ
ド繊維は、例えば相対粘度2.3以上のポリアミドく好
ましくは75重量%以上がポリカプロアミドよりな、る
ポリアミドを原料として常法によって溶融紡糸し、複屈
折率(Δn)が3X10 ”〜35 X 10−3の範
囲にある未延伸糸を得、該未延伸糸を冷延伸法或いは熱
延伸法、好ましくは2段以上の多段延伸法により延伸倍
率2倍〜5.8倍の延伸倍率で延伸することによって得
られる。
本発明の実施に際しては、前記する被処理ポリアミド繊
維を、定延伸張力下で、誘電加熱法で必要とされる高い
周波数(例えば2.45 GHz )領域ではなく、I
Hz 〜5 X 10’ H2%好ましくは50 H
z〜5 X 103Ht、といった比較的低周波数の振
動を付与しつつ、該繊維の力学的損失正接(Tanδ)
のピーク温度(Tct’)以上の温度で延伸する。
維を、定延伸張力下で、誘電加熱法で必要とされる高い
周波数(例えば2.45 GHz )領域ではなく、I
Hz 〜5 X 10’ H2%好ましくは50 H
z〜5 X 103Ht、といった比較的低周波数の振
動を付与しつつ、該繊維の力学的損失正接(Tanδ)
のピーク温度(Tct’)以上の温度で延伸する。
この振動付与延伸処理によって繊維の結晶部分の運動性
を選択的に向上させ、これによって該振動付与延伸処理
された繊維は処理前の繊維に比較して、結晶成長が著し
く、更に具体的には結晶サイズが増加し、高強力化、高
弾性率化する。たとえば、ナイロン6の場合では、溶液
中で結晶成長が進みやすい水素結合面方向の結晶サイズ
が選択的に増加する。即ち、繊維の(200)面の見掛
けの結晶サイズ(A CS、。。)が選択的に増加する
。
を選択的に向上させ、これによって該振動付与延伸処理
された繊維は処理前の繊維に比較して、結晶成長が著し
く、更に具体的には結晶サイズが増加し、高強力化、高
弾性率化する。たとえば、ナイロン6の場合では、溶液
中で結晶成長が進みやすい水素結合面方向の結晶サイズ
が選択的に増加する。即ち、繊維の(200)面の見掛
けの結晶サイズ(A CS、。。)が選択的に増加する
。
振動数が5 X 10’Hzを越えると、非常に大規模
な装置を必要とする割にその効果が顕著でない。
な装置を必要とする割にその効果が顕著でない。
一方、IH2以下の振動であれば延伸速度が高い条件で
は効果を発揮することが困難となる。この原因について
現在のとこ7ろ十分に明らかにはなっていないが、系の
緩和時間と密接な関係があるものと推定している。
は効果を発揮することが困難となる。この原因について
現在のとこ7ろ十分に明らかにはなっていないが、系の
緩和時間と密接な関係があるものと推定している。
即ち、緩和時間が短かくなる程、高い振動数の振動付与
が必要になると考えられる。
が必要になると考えられる。
又、延伸温度が振動付与状態での被処理系の力学的損失
正接(Tanδ)のピーク湿度(Ta)以下であると、
結晶領域の分子運動性を高めることが困難であり、振動
付与効果を十分に発揮させることができない。該振動付
与延伸処理操作は、1段で行うことも可能であるが、好
ましくは2段以上の多段で連続、的または非連続的に行
うのが良い。
正接(Tanδ)のピーク湿度(Ta)以下であると、
結晶領域の分子運動性を高めることが困難であり、振動
付与効果を十分に発揮させることができない。該振動付
与延伸処理操作は、1段で行うことも可能であるが、好
ましくは2段以上の多段で連続、的または非連続的に行
うのが良い。
多段延伸処理法では、徐々に繊維の構造を変化させるの
で1段延伸処理法の場合より微細構造的な欠陥が発生し
に<<、強方向上に特に有効である。
で1段延伸処理法の場合より微細構造的な欠陥が発生し
に<<、強方向上に特に有効である。
従って多段延伸処理法の場合は、延伸張力を後の段階に
なる程高くするのが好ましい。その理由は、後の段階に
なる程被処理繊維の構造が変化しにくくなり、従って後
段の延伸張力を前段の延伸張力より高くして延伸するこ
とにより、後段での繊維の構造を変化させることが容易
となり、延伸後の繊維は高強力となることにある。
なる程高くするのが好ましい。その理由は、後の段階に
なる程被処理繊維の構造が変化しにくくなり、従って後
段の延伸張力を前段の延伸張力より高くして延伸するこ
とにより、後段での繊維の構造を変化させることが容易
となり、延伸後の繊維は高強力となることにある。
更に好ましくは延伸処理後、リラックス熱処理を付与す
ることにより、糸条の寸法安定性及び弾性率向上に効果
がある。これは、糸条の微細構造の完全性が増すためと
考えられる。
ることにより、糸条の寸法安定性及び弾性率向上に効果
がある。これは、糸条の微細構造の完全性が増すためと
考えられる。
以上の如き製造法によって、本発明で意図する高強力、
高弾性率を有するポリアミド繊維が得られる。尚本発明
でいう高強力、高弾性率とは、切断強度lOf/d以上
、初期弾性率ssr/d以上を目安としてしする。
高弾性率を有するポリアミド繊維が得られる。尚本発明
でいう高強力、高弾性率とは、切断強度lOf/d以上
、初期弾性率ssr/d以上を目安としてしする。
以下に本発明で特定する物性の測定方法等について述べ
る。
る。
〈複屈折率(Δn)の測定法〉
ニコン偏光顕微鏡p OH型ライツ社ベレツクコンペン
セーターを用い、光源としてはスペクトル光源用起動装
置(東芝5LS−3−B型)を用いた( Na光源)。
セーターを用い、光源としてはスペクトル光源用起動装
置(東芝5LS−3−B型)を用いた( Na光源)。
5〜6■長の繊維軸に対し45度の角度に切断した試料
を、切断面を上にして、スライドグラス上に載せる。試
料スライドグラスを回転載物台にのせ、試料が偏光子に
対して45度になる様、回転載物台を回転させて調節し
、アナライザーを挿入し暗視界とした後、コンペンセー
ターを30にして縞数を数える(n個)。コンペンセー
ターを右ネジ方向にまわして試料が最初に一番暗くなる
点のコンペンセーターの百ia+ コンペンセーターを
左ネジ方向にまわして試料が最初に一番暗くなる点のコ
ンペンセーターの目盛すを測定した後(いずれも1/1
0目盛まで読む)、フンペンセーターを30にもどして
アナライザーをはずし、試料の直径dを測定し、下記の
式にもとずき複屈折率(Δn)を算出する(測定数20
個の平均値)。
を、切断面を上にして、スライドグラス上に載せる。試
料スライドグラスを回転載物台にのせ、試料が偏光子に
対して45度になる様、回転載物台を回転させて調節し
、アナライザーを挿入し暗視界とした後、コンペンセー
ターを30にして縞数を数える(n個)。コンペンセー
ターを右ネジ方向にまわして試料が最初に一番暗くなる
点のコンペンセーターの百ia+ コンペンセーターを
左ネジ方向にまわして試料が最初に一番暗くなる点のコ
ンペンセーターの目盛すを測定した後(いずれも1/1
0目盛まで読む)、フンペンセーターを30にもどして
アナライザーをはずし、試料の直径dを測定し、下記の
式にもとずき複屈折率(Δn)を算出する(測定数20
個の平均値)。
Δn = r/ d
r(レターデション)=nλ0+8
λo=589.3mμ
ε:ライツ社のコンペンセーターの説明書のC/100
00と1よりめる 1 =(a−b)(:コンペンセーターの読みの差)〈
単糸デニールの測定法〉 J I S−L 10.73(1977)に従って測定
。
00と1よりめる 1 =(a−b)(:コンペンセーターの読みの差)〈
単糸デニールの測定法〉 J I S−L 10.73(1977)に従って測定
。
〈繊維の強伸度特性の測定法〉
東洋ボールドウィン社製テンシロンを用い、試料長(ゲ
ージ長)100m、伸長速度−100%/分−記録速度
500wm/分、初荷重1730f/dの条件で単繊維
のB−8曲線を測定し切断強度(f/d)。
ージ長)100m、伸長速度−100%/分−記録速度
500wm/分、初荷重1730f/dの条件で単繊維
のB−8曲線を測定し切断強度(f/d)。
切断伸度(%)、初期弾性率(f/d )を算出した。
初期弾性率は、S−S曲線の原点付近の最大勾配より算
出した。各特性値の算出に関し、少なくとも5本のフィ
ラメント、好適には10〜20本のフィラメントについ
ての測定したものを平均して得られる。
出した。各特性値の算出に関し、少なくとも5本のフィ
ラメント、好適には10〜20本のフィラメントについ
ての測定したものを平均して得られる。
〈相対粘度の測定法〉
96.3±0.1重量襲試薬特級濃硫酸中に重合体濃度
、6(10my/−になるように試料を溶解させてサン
プル溶液を調整し、20℃±0.05℃の温度で氷落下
秒数6〜7秒のオストワルド粘度計を用い、溶液相対粘
度を測定する。測定に際し、同一の粘度 “計を用い、
サンプル溶液を調整した時と同じ硫酸20−の落下時間
To(秒)と、サンプル溶液2〇−の落下時間TI(秒
)、の比より、相対粘度RVを下記の式を用いて算出す
る。
、6(10my/−になるように試料を溶解させてサン
プル溶液を調整し、20℃±0.05℃の温度で氷落下
秒数6〜7秒のオストワルド粘度計を用い、溶液相対粘
度を測定する。測定に際し、同一の粘度 “計を用い、
サンプル溶液を調整した時と同じ硫酸20−の落下時間
To(秒)と、サンプル溶液2〇−の落下時間TI(秒
)、の比より、相対粘度RVを下記の式を用いて算出す
る。
几■ヰTl/T。
〈力学的損失正接(Tanδ)の測定法〉東洋測器社製
Rheovibronを使用し、初糸長4 cm %昇
温速度2℃/分、測定時の正弦周波数は延伸時に付与す
る振動と同じ周波数条件で測定し、損失正接Tanδ=
E′/ E′/が最大となる温度(Ta)をめる。
Rheovibronを使用し、初糸長4 cm %昇
温速度2℃/分、測定時の正弦周波数は延伸時に付与す
る振動と同じ周波数条件で測定し、損失正接Tanδ=
E′/ E′/が最大となる温度(Ta)をめる。
ただし上式中、E′は貯蔵弾性率(dyn・/C#り、
E”は損失弾性率(dyne/eJ )である。
E”は損失弾性率(dyne/eJ )である。
〔詳細は% Memoirs of Faaulty
of EngineeringKyughu Univ
srsit)r+vol −23、41(1963)参
照〕〈見掛けの結晶サイズ: ACs) ナイ四ン6の(200)面及び(002) +(202
)面の見掛けの結晶サイズ(AC8)は広角X線回折図
における赤道回折曲線の回折強度の半値巾、より5ch
errerの式を用いて算出〔詳細には丸善株式会社発
行「X線結晶学」(仁田勇監修)参照〕5chorre
rの式とは、次式で表わされる。
of EngineeringKyughu Univ
srsit)r+vol −23、41(1963)参
照〕〈見掛けの結晶サイズ: ACs) ナイ四ン6の(200)面及び(002) +(202
)面の見掛けの結晶サイズ(AC8)は広角X線回折図
における赤道回折曲線の回折強度の半値巾、より5ch
errerの式を用いて算出〔詳細には丸善株式会社発
行「X線結晶学」(仁田勇監修)参照〕5chorre
rの式とは、次式で表わされる。
本発明の実施例において用いたX線は、管電圧45KV
、管電流7omA+銅対陰極* Ni 7 イルター。
、管電流7omA+銅対陰極* Ni 7 イルター。
波長1.5418Xであり、ディフラクトメーターとし
て理1tts社製の5G−7型ゴニオメータ−1X線発
生装置として四−ターフレックスRU−3H型を使用し
た。
て理1tts社製の5G−7型ゴニオメータ−1X線発
生装置として四−ターフレックスRU−3H型を使用し
た。
(0140)面のAC8は子午線面□折曲線の回折強度
の半値巾より5cherrerの式を用いて算出。
の半値巾より5cherrerの式を用いて算出。
〔詳細にはり、E、アレキサンダー著「高分子のX#!
回折」下巻、化学同人出版を参照〕〈結晶配向度(fa
)の測定法〉 繊維の結晶配向度の測定は、理学電機社製X線発生装f
f1(ntr−3H)、繊維試料測定装置(FS−3)
ゴニオメータ(SG−7)、il′算管にはシンチレー
シロン力、つ・ンター、計数部には波高分析器を用い、
Niフィルターで単色化したCuKJ%l (λ=1.
5418K )で測定する。
回折」下巻、化学同人出版を参照〕〈結晶配向度(fa
)の測定法〉 繊維の結晶配向度の測定は、理学電機社製X線発生装f
f1(ntr−3H)、繊維試料測定装置(FS−3)
ゴニオメータ(SG−7)、il′算管にはシンチレー
シロン力、つ・ンター、計数部には波高分析器を用い、
Niフィルターで単色化したCuKJ%l (λ=1.
5418K )で測定する。
本発明における繊維は、一般に赤道上鴨2つの主要な反
射を有することが特徴である。(fc)11!!1定に
は低角度の20を有する反射を使用する。使用される反
射の20は赤道方向の回折強度曲線から決定される。X
線発生装置は40 Kv% 701+1Aで運転する。
射を有することが特徴である。(fc)11!!1定に
は低角度の20を有する反射を使用する。使用される反
射の20は赤道方向の回折強度曲線から決定される。X
線発生装置は40 Kv% 701+1Aで運転する。
繊維試料測定装置に試料を単糸どうしが互いに平行とな
るようにそろえて取り付ける。
るようにそろえて取り付ける。
試料の厚さが0.5 am位になるようにするのが適当
である。赤道方向の回折強度曲線から決定された2θ値
にゴニオメータニをセットする。対称透過法を用いて方
位角方向を一30°〜+30°まで走査し、方位角方向
の回折強度を記録する。更に−180゜と+180°の
方位角方向の回折強度を記録する。この時、スキャニン
グ速度4°/M1チャート速度lOm/朗、タイムコン
スタント1秒、コリメーター2WIO、レシービングス
リット縦幅1.9s+n、横幅3.5 tll+I+で
ある。得られた方位角方向の回折強度曲線から(fc
)をめるには、±189°で得られる固接強度の平均値
を取り、水平線−を引き基線とする。
である。赤道方向の回折強度曲線から決定された2θ値
にゴニオメータニをセットする。対称透過法を用いて方
位角方向を一30°〜+30°まで走査し、方位角方向
の回折強度を記録する。更に−180゜と+180°の
方位角方向の回折強度を記録する。この時、スキャニン
グ速度4°/M1チャート速度lOm/朗、タイムコン
スタント1秒、コリメーター2WIO、レシービングス
リット縦幅1.9s+n、横幅3.5 tll+I+で
ある。得られた方位角方向の回折強度曲線から(fc
)をめるには、±189°で得られる固接強度の平均値
を取り、水平線−を引き基線とする。
ピークの頂点から基線に垂線を下し、その高さの中点を
める。中点を通る水平線をヒLき、この水平線と回折強
度曲線の交点間の距離を測定し、この値を角度(0)に
換算した値を配向角Hとする。
める。中点を通る水平線をヒLき、この水平線と回折強
度曲線の交点間の距離を測定し、この値を角度(0)に
換算した値を配向角Hとする。
結晶配向度は次式によ、って与えられる。
fc(%)=(18G−H)/180X100第1図に
本発明の実施例で用いた振動付与延伸処理装置の概略図
、第2図に通常の延伸装置でフィードローラー10或い
はドローローラー12を所定振動数で振動させつつ、非
接触ヒーター11を用いて本発明の振動付与延伸を行う
のにq4な装置の概略図を示す。第1図に示す装置を詳
述すれば次のとおりである。即ち、被処理繊維lの1端
をクランプ2で固定し、゛・レリーローラー7.8を経
て、他端に延伸張力付与荷重3をかけた被処理繊維1に
バイブレータ−4(例えばスピーカー)に接続したガイ
ド6を介してζオシレーター5で発生させた定振動数の
振動を付与しつつ、局所加熱を行う非接触環状ヒ・−夕
9(糸条貫通長さが微開)を、低速で移動させる装置で
ある。
本発明の実施例で用いた振動付与延伸処理装置の概略図
、第2図に通常の延伸装置でフィードローラー10或い
はドローローラー12を所定振動数で振動させつつ、非
接触ヒーター11を用いて本発明の振動付与延伸を行う
のにq4な装置の概略図を示す。第1図に示す装置を詳
述すれば次のとおりである。即ち、被処理繊維lの1端
をクランプ2で固定し、゛・レリーローラー7.8を経
て、他端に延伸張力付与荷重3をかけた被処理繊維1に
バイブレータ−4(例えばスピーカー)に接続したガイ
ド6を介してζオシレーター5で発生させた定振動数の
振動を付与しつつ、局所加熱を行う非接触環状ヒ・−夕
9(糸条貫通長さが微開)を、低速で移動させる装置で
ある。
以下本発明を実施例により詳述するが、本発明はもとよ
り、これらの実施側に限定される。ものではない。
り、これらの実施側に限定される。ものではない。
実施例1
相対粘度3.4のナイロン6チップを、紡糸温度280
℃にて、ノズルホール数72ホールの円形孔を有する紡
糸口金を用いて常法に従って溶融紡糸し、400tn/
分の速度で引取った。得られた未延伸糸を2段延伸法に
より1段目延伸温度50℃、2段目延伸温度210℃で
全延伸倍率5.4倍で延伸して第1表の実験N[Llに
−示す高強力延伸#i維を得た。
℃にて、ノズルホール数72ホールの円形孔を有する紡
糸口金を用いて常法に従って溶融紡糸し、400tn/
分の速度で引取った。得られた未延伸糸を2段延伸法に
より1段目延伸温度50℃、2段目延伸温度210℃で
全延伸倍率5.4倍で延伸して第1表の実験N[Llに
−示す高強力延伸#i維を得た。
かくして得られた延伸繊維を、第1表の実験Nα2〜4
に示す振動数、処理温度で、それぞれ第1図に示す振動
延伸処理装置を用いて、糸条貫通長さが5閣長の非接触
環状ヒーターを、5tIIZ分の速度で試長400簡の
サンプルの最下端よりクランプ方向に上昇することによ
り局所加熱延伸を施した。延伸は3段延伸を採用し延伸
張力として、第1回目o、s y/d、第2回目3 f
/ d 、第3回目5v/dをかけて3回延伸を繰り
返したのち、再び0゜5f/dの荷重をかけて、温度1
80℃で5回リラックス熱処理を行った。
に示す振動数、処理温度で、それぞれ第1図に示す振動
延伸処理装置を用いて、糸条貫通長さが5閣長の非接触
環状ヒーターを、5tIIZ分の速度で試長400簡の
サンプルの最下端よりクランプ方向に上昇することによ
り局所加熱延伸を施した。延伸は3段延伸を採用し延伸
張力として、第1回目o、s y/d、第2回目3 f
/ d 、第3回目5v/dをかけて3回延伸を繰り
返したのち、再び0゜5f/dの荷重をかけて、温度1
80℃で5回リラックス熱処理を行った。
第1表の実験階2〜N114にそれぞれの処理条件と繊
維特性を示す。
維特性を示す。
実験随1の繊維を用いて、振動付与して延伸処理した本
発明の実験Na2の糸質は、振動付与していない実験1
@3の糸条に比較して強度、弾性率共に非常に優れてい
る。
発明の実験Na2の糸質は、振動付与していない実験1
@3の糸条に比較して強度、弾性率共に非常に優れてい
る。
又、振動を付与しても延伸処理温度が力学的損失正接の
ピーク温度以下であると実験N[L4に示す様にほとん
ど物性の向上はみとめられない。
ピーク温度以下であると実験N[L4に示す様にほとん
ど物性の向上はみとめられない。
実施例2
相対粘度3.5のナイロン6チップを、紡糸温度290
℃にて、ノズルホール数48ホールの円形孔を有する紡
糸口金を用いて常法に従って溶融紡糸し、2’00m/
分の速度で引取った。得られた未延伸糸を2段延伸法に
より、1段目延伸温度210℃、2段目延伸温度230
℃で全延伸倍率6.0倍で延伸して第1表の実験N[L
5に示す100d/48fの高強力繊維を得た。
℃にて、ノズルホール数48ホールの円形孔を有する紡
糸口金を用いて常法に従って溶融紡糸し、2’00m/
分の速度で引取った。得られた未延伸糸を2段延伸法に
より、1段目延伸温度210℃、2段目延伸温度230
℃で全延伸倍率6.0倍で延伸して第1表の実験N[L
5に示す100d/48fの高強力繊維を得た。
かくして得られた延伸繊維を、第1表の、実験順6〜7
に示す振動数、処理温度とした以外は実施例1と同一条
件で振動延伸、およびリラックス熱処理した。
に示す振動数、処理温度とした以外は実施例1と同一条
件で振動延伸、およびリラックス熱処理した。
第1表の実験Nl16〜7にそれぞれの処理条件と得ら
れた繊維特性を示す。
れた繊維特性を示す。
実験随6と随7を比較すると、本発明の範囲を満足して
いる実験随6の方が実験隘7よりもすぐれた糸物性を示
している。
いる実験随6の方が実験隘7よりもすぐれた糸物性を示
している。
比較例1
実施例1と同一のナイロン6チップを原料として、紡糸
温度280℃にて、ノズルホール数140ホールの円形
孔を有する紡糸口金を用いて常法に従って溶融紡糸し、
3500 m 7分の速度で引取り第1表の実験随8に
示す1400 d /140 fの繊維を得た。該繊維
を実施例1の実験N[L2と同一振動数、同一延伸条件
で延伸し、同一条件でリラックス熱処理した。得られた
繊維の特性を第1表の実験随9に示す。
温度280℃にて、ノズルホール数140ホールの円形
孔を有する紡糸口金を用いて常法に従って溶融紡糸し、
3500 m 7分の速度で引取り第1表の実験随8に
示す1400 d /140 fの繊維を得た。該繊維
を実施例1の実験N[L2と同一振動数、同一延伸条件
で延伸し、同一条件でリラックス熱処理した。得られた
繊維の特性を第1表の実験随9に示す。
実験随9に示す様に被処理繊維のΔns fcが本発明
の要件を満足していない場合は、十分にすぐれた糸物性
を示さない。
の要件を満足していない場合は、十分にすぐれた糸物性
を示さない。
比較例2
実施例2と同一のナイロンチップを原料として、実施例
1と同一紡糸、延伸条件で得られた高強力延伸繊維を誘
電加熱炉(発振周波数2.45 G Hz%出力500
W %内径100II+11%長さ3m)を用いて、
処理温度60℃にて通常のフィードシーラーとドローロ
ーラーにより、51F/dの緊張下において延伸速度4
0cm/分で延伸した。その結果得られた繊維の特性を
第1表の随10に示す。
1と同一紡糸、延伸条件で得られた高強力延伸繊維を誘
電加熱炉(発振周波数2.45 G Hz%出力500
W %内径100II+11%長さ3m)を用いて、
処理温度60℃にて通常のフィードシーラーとドローロ
ーラーにより、51F/dの緊張下において延伸速度4
0cm/分で延伸した。その結果得られた繊維の特性を
第1表の随10に示す。
本比較例では、本発明の実施例である実験−6に見られ
るような物性の向上は認められない。
るような物性の向上は認められない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で用いた振動付与延伸処理装置
の概略図、第2図は本発明の実施に好適な振動付与延伸
処理装置の概略図を示す01・・・繊維 2・・・クランプ 3・・・延伸張力付与荷重 4・・・バイブレータ− 5・・・オシレーター 6・・・′ガイド 7.8・・・フリーローラー 9・・・ヒーター 10・・・フィードシーラー 11・・・非接触ヒーター 12・・・ド四−四−ラー 特許出願人 東洋紡績株式会社 早 II!l 欅 2 図
の概略図、第2図は本発明の実施に好適な振動付与延伸
処理装置の概略図を示す01・・・繊維 2・・・クランプ 3・・・延伸張力付与荷重 4・・・バイブレータ− 5・・・オシレーター 6・・・′ガイド 7.8・・・フリーローラー 9・・・ヒーター 10・・・フィードシーラー 11・・・非接触ヒーター 12・・・ド四−四−ラー 特許出願人 東洋紡績株式会社 早 II!l 欅 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複屈折率(Δn)が40 X 10−”以上で結晶
配向度(fe )が80%以上であるポリアミド繊維を
、定延伸張力下でIHz〜5 X 105Hzの振動を
付与しつつ、該繊維の力学的損失正接(’l’anδ)
のピーク温度(Tα)以上の温度で延伸することを特徴
とする高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法。 2、延伸が2段以上の多段延伸である特許請求の範囲第
1項記載の高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法。 3、径段の延伸張力を前段の延伸張力より高くして延伸
する特許請求の範囲第2項記載の高強力、高弾性率ポリ
アミド繊維の製造法。 4、 延伸終了後リラックス熱処理を行なう特許請求の
範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の高強力、高弾
性率ポリアミド繊維の製造法。 5、 延伸前のポリアミド繊維の複屈折率(Δn)が5
oxio−3以上で、結晶配向度(fc )が90%以
上である特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに
記載の高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法。 6、 ポリアミド繊維の75重量%以上がポリカブルア
ミドより成る特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
かに記載の高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13129583A JPS6021907A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13129583A JPS6021907A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021907A true JPS6021907A (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=15054623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13129583A Pending JPS6021907A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 高強力、高弾性率ポリアミド繊維の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021907A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194209A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-28 | Toyobo Co Ltd | 高強力ポリアミド繊維及びその製造法 |
JPH0434037A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-05 | Toshio Kunugi | 高弾性率繊維の製造法 |
JPH05140815A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Toray Ind Inc | アクリル系糸条の浴中延伸方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112509A (en) * | 1980-02-04 | 1981-09-04 | Toray Ind Inc | Preparation of superfine yarn |
JPS5766116A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-22 | Asahi Chem Ind Co Ltd | High-flexibility, high-elongation polyamide fiber |
JPS5766181A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-22 | Asahi Chemical Ind | Production of polyamide fiber with high flexibility and extension |
-
1983
- 1983-07-18 JP JP13129583A patent/JPS6021907A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56112509A (en) * | 1980-02-04 | 1981-09-04 | Toray Ind Inc | Preparation of superfine yarn |
JPS5766116A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-22 | Asahi Chem Ind Co Ltd | High-flexibility, high-elongation polyamide fiber |
JPS5766181A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-22 | Asahi Chemical Ind | Production of polyamide fiber with high flexibility and extension |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61194209A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-28 | Toyobo Co Ltd | 高強力ポリアミド繊維及びその製造法 |
JPH0434037A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-05 | Toshio Kunugi | 高弾性率繊維の製造法 |
JPH05140815A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Toray Ind Inc | アクリル系糸条の浴中延伸方法 |
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