JPS60218537A - 暖房方法および蓄熱装置 - Google Patents
暖房方法および蓄熱装置Info
- Publication number
- JPS60218537A JPS60218537A JP59075513A JP7551384A JPS60218537A JP S60218537 A JPS60218537 A JP S60218537A JP 59075513 A JP59075513 A JP 59075513A JP 7551384 A JP7551384 A JP 7551384A JP S60218537 A JPS60218537 A JP S60218537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat storage
- condenser
- melting point
- heat accumulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims description 14
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims abstract description 48
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 168
- 239000011232 storage material Substances 0.000 claims description 81
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 7
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 9
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 7
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 5
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 5
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 5
- 241000227653 Lycopersicon Species 0.000 description 3
- 235000007688 Lycopersicon esculentum Nutrition 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 241000219112 Cucumis Species 0.000 description 2
- 235000015510 Cucumis melo subsp melo Nutrition 0.000 description 2
- 241000233855 Orchidaceae Species 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 2
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 2
- BDKLKNJTMLIAFE-UHFFFAOYSA-N 2-(3-fluorophenyl)-1,3-oxazole-4-carbaldehyde Chemical compound FC1=CC=CC(C=2OC=C(C=O)N=2)=C1 BDKLKNJTMLIAFE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ZHJGWYRLJUCMRT-UHFFFAOYSA-N 5-[6-[(4-methylpiperazin-1-yl)methyl]benzimidazol-1-yl]-3-[1-[2-(trifluoromethyl)phenyl]ethoxy]thiophene-2-carboxamide Chemical compound C=1C=CC=C(C(F)(F)F)C=1C(C)OC(=C(S1)C(N)=O)C=C1N(C1=C2)C=NC1=CC=C2CN1CCN(C)CC1 ZHJGWYRLJUCMRT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- QHFQAJHNDKBRBO-UHFFFAOYSA-L calcium chloride hexahydrate Chemical compound O.O.O.O.O.O.[Cl-].[Cl-].[Ca+2] QHFQAJHNDKBRBO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- QSHXZNJVLUEIHK-UHFFFAOYSA-L calcium;dibromide;hexahydrate Chemical compound O.O.O.O.O.O.[Ca+2].[Br-].[Br-] QSHXZNJVLUEIHK-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005496 eutectics Effects 0.000 description 1
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 235000017281 sodium acetate Nutrition 0.000 description 1
- 229940087562 sodium acetate trihydrate Drugs 0.000 description 1
- RSIJVJUOQBWMIM-UHFFFAOYSA-L sodium sulfate decahydrate Chemical compound O.O.O.O.O.O.O.O.O.O.[Na+].[Na+].[O-]S([O-])(=O)=O RSIJVJUOQBWMIM-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24D—DOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
- F24D11/00—Central heating systems using heat accumulated in storage masses
- F24D11/02—Central heating systems using heat accumulated in storage masses using heat pumps
- F24D11/0257—Central heating systems using heat accumulated in storage masses using heat pumps air heating system
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/70—Hybrid systems, e.g. uninterruptible or back-up power supplies integrating renewable energies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/13—Hot air central heating systems using heat pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は潜熱型蓄熱剤を利用した暖房方法およびその装
置に関する。
置に関する。
(従来技術)
従来、野菜や花などの栽培に用いられる温室は冬季でも
昼間は室温が上昇しすぎ、夜間は室温が急激に降下する
ことがあり窓を開放して室温の上昇を防いだり、夜間に
は重油を燃焼させて暖房することが必要となっている。
昼間は室温が上昇しすぎ、夜間は室温が急激に降下する
ことがあり窓を開放して室温の上昇を防いだり、夜間に
は重油を燃焼させて暖房することが必要となっている。
そのため、地中や水槽に昼間の熱を蓄熱して夜間の温度
降下を防ぐ方法もあるが地中の水分を蒸発させるのに熱
が消費されたり、水槽が極めて大容量になってしまう欠
点がある。
降下を防ぐ方法もあるが地中の水分を蒸発させるのに熱
が消費されたり、水槽が極めて大容量になってしまう欠
点がある。
近年、特公昭5B−31169号公報のように、潜熱型
蓄熱剤を温室暖房に利用することが提案されている。潜
熱型蓄熱剤は室温を一定に保つことと。
蓄熱剤を温室暖房に利用することが提案されている。潜
熱型蓄熱剤は室温を一定に保つことと。
蓄熱容量を削減することに有益である。しかしながら、
潜熱型蓄熱剤はその特性として蓄熱時および放熱時の温
度が小さく、熱交換率が低下して性能が充分発揮できな
い。そして昼間の空気熱を夜間放熱するのみでは夜間の
必要維持温度の比較的高い温室メロンや洋ランのような
品種の栽培には不適当である。
潜熱型蓄熱剤はその特性として蓄熱時および放熱時の温
度が小さく、熱交換率が低下して性能が充分発揮できな
い。そして昼間の空気熱を夜間放熱するのみでは夜間の
必要維持温度の比較的高い温室メロンや洋ランのような
品種の栽培には不適当である。
また、現在、温室栽培が直面している問題に。
夜間の多湿の問題がある。夜間の温度降下に伴って相対
湿度が上昇し作物の表面に結露を生じこれが病害発生の
原因となる。夜間の結露を防ぐために昼間に温室の天窓
を開放して換気し温室内の湿度を低下させ、夜間に温度
が降下して相対湿度が上昇しても結露の生じない程度ま
で昼間の温室内の湿度を低下させる方法が一般的に採用
されている。しかし、この方法では、天窓を開放するこ
とにより温室内の空気温が低下して蓄熱槽に充分蓄熱で
きる熱を供給できないという欠点がある。
湿度が上昇し作物の表面に結露を生じこれが病害発生の
原因となる。夜間の結露を防ぐために昼間に温室の天窓
を開放して換気し温室内の湿度を低下させ、夜間に温度
が降下して相対湿度が上昇しても結露の生じない程度ま
で昼間の温室内の湿度を低下させる方法が一般的に採用
されている。しかし、この方法では、天窓を開放するこ
とにより温室内の空気温が低下して蓄熱槽に充分蓄熱で
きる熱を供給できないという欠点がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、温室を暖房する方法とその装置を提供
することにある。本発明の他の目的は。
することにある。本発明の他の目的は。
潜熱型蓄熱剤の蓄熱性能を充分に発揮させることができ
、それゆえ、夜間維持温度の高い作物にも好適な暖房方
法および装置を提供することにある。
、それゆえ、夜間維持温度の高い作物にも好適な暖房方
法および装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は1作物に好ましい温度と湿度
を維持しうる暖房方法および装置を提供することにある
。本発明のさらに他の目的は、蓄熱時の成績係数が3.
0以上という蓄熱効率に著しく優れた重油節約省エネル
ギータイプの蓄熱槽を提供することにある。
を維持しうる暖房方法および装置を提供することにある
。本発明のさらに他の目的は、蓄熱時の成績係数が3.
0以上という蓄熱効率に著しく優れた重油節約省エネル
ギータイプの蓄熱槽を提供することにある。
(発明の構成)
本発明の暖房方法は、融点の異なる潜熱型蓄熱剤を有す
る複数の蓄熱剤ブロックよりなる蓄熱槽と圧縮式ヒート
ポンプとを組合せ、蓄熱の際のヒートポンプの蒸発器側
に位置する蓄熱剤の融点を凝縮器側に位置する蓄熱剤の
融点よりも3°C〜1゜°C低クシ、蓄熱の際は熱媒を
ヒートポンプの凝縮器により加熱しその熱を潜熱型蓄熱
剤に与え9次いで、ヒートポンプの蒸発器により冷却し
て放出し、放熱の際は熱媒を1旦ヒートポンプの蒸発器
により冷却して潜熱型蓄熱剤からの放熱を促進したのち
ヒートポンプの凝縮器により加熱して放出することを特
徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
る複数の蓄熱剤ブロックよりなる蓄熱槽と圧縮式ヒート
ポンプとを組合せ、蓄熱の際のヒートポンプの蒸発器側
に位置する蓄熱剤の融点を凝縮器側に位置する蓄熱剤の
融点よりも3°C〜1゜°C低クシ、蓄熱の際は熱媒を
ヒートポンプの凝縮器により加熱しその熱を潜熱型蓄熱
剤に与え9次いで、ヒートポンプの蒸発器により冷却し
て放出し、放熱の際は熱媒を1旦ヒートポンプの蒸発器
により冷却して潜熱型蓄熱剤からの放熱を促進したのち
ヒートポンプの凝縮器により加熱して放出することを特
徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
また1本発明の上記暖房方法を実施するための蓄熱装置
は、融点の異なる潜熱型蓄熱剤を有する複数の蓄熱剤ブ
ロックよりなる蓄熱槽の一方の開口部に圧縮式ヒートポ
ンプの凝縮器そして他方の開口部に圧縮式ヒートポンプ
の蒸発器をそれぞれ設置し、該凝縮器を蒸発器にそして
該蒸発器を凝縮器に切り換える手段、もしくは凝縮器、
蓄熱槽およ蓄熱の際における凝縮器側に位置する蓄熱剤
の融点よりも3℃〜10℃低いことを特徴とし、そのこ
とにより上記目的が達成される。
は、融点の異なる潜熱型蓄熱剤を有する複数の蓄熱剤ブ
ロックよりなる蓄熱槽の一方の開口部に圧縮式ヒートポ
ンプの凝縮器そして他方の開口部に圧縮式ヒートポンプ
の蒸発器をそれぞれ設置し、該凝縮器を蒸発器にそして
該蒸発器を凝縮器に切り換える手段、もしくは凝縮器、
蓄熱槽およ蓄熱の際における凝縮器側に位置する蓄熱剤
の融点よりも3℃〜10℃低いことを特徴とし、そのこ
とにより上記目的が達成される。
本発明の蓄熱装置は、第1図に示すように、蓄熱槽1と
これに収容された潜熱型蓄熱剤を有する蓄熱剤ブロック
2と、ヒートポンプ3とを有する。
これに収容された潜熱型蓄熱剤を有する蓄熱剤ブロック
2と、ヒートポンプ3とを有する。
蓄熱槽1の一方の開口部11および他方の開口部12に
はそれぞれヒートポンプ3の熱交換器4および5が配置
されている。ヒートポンプ3の圧縮器3゜とこれら熱交
換器4および5とは四方切換弁6などの切換弁を介して
接続されている。この切換弁6の操作により、これら熱
交換器4および5は交互に凝縮器および蒸発器として機
能しうる。熱交換器4および5の間に設置される膨張弁
7は気体の逆流を防止する逆止弁である。本発明の蓄熱
装置はさらにブロアー8を蓄熱槽1の開口部例えば開口
部12に備え、これにより強制的に槽内に空気などの熱
媒流を起こさせる。熱交換器4および5である。
はそれぞれヒートポンプ3の熱交換器4および5が配置
されている。ヒートポンプ3の圧縮器3゜とこれら熱交
換器4および5とは四方切換弁6などの切換弁を介して
接続されている。この切換弁6の操作により、これら熱
交換器4および5は交互に凝縮器および蒸発器として機
能しうる。熱交換器4および5の間に設置される膨張弁
7は気体の逆流を防止する逆止弁である。本発明の蓄熱
装置はさらにブロアー8を蓄熱槽1の開口部例えば開口
部12に備え、これにより強制的に槽内に空気などの熱
媒流を起こさせる。熱交換器4および5である。
上記潜熱型蓄熱剤を有する蓄熱剤プロ・ツク2は複数の
蓄熱剤ブロック列2L 22および23でなる。
蓄熱剤ブロック列2L 22および23でなる。
この蓄熱剤2の例としては、塩化カルシウム6水和塩、
硫酸ナトリウム10水和塩、臭化カルシウム6水和塩、
硝酸カルシウム4水和塩、酢酸ナトリウム3水和塩、そ
れらの共晶塩などが挙げられる。
硫酸ナトリウム10水和塩、臭化カルシウム6水和塩、
硝酸カルシウム4水和塩、酢酸ナトリウム3水和塩、そ
れらの共晶塩などが挙げられる。
これらが蓄熱槽1内に適当な空気流通用間隙をもって積
層される。蓄熱の際蒸発器として機能する熱交換器5例
の蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤の融点は凝縮器として機
能する熱交換器4側の蓄熱剤ブロック21の蓄熱剤の融
点よりも3℃〜10℃低く保たれる。これら蒸発器と凝
縮器との中間付近に位置する蓄熱剤ブロック22の蓄熱
剤の融点は蒸発器側の蓄熱剤と凝縮器側の蓄熱剤との中
間の融点に保たれる。また、野菜や花などの栽培に用い
られる温室においてこの蓄熱槽を効果的に使用するため
には、弾発器側の蓄熱剤の融点は20℃〜30℃に。
層される。蓄熱の際蒸発器として機能する熱交換器5例
の蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤の融点は凝縮器として機
能する熱交換器4側の蓄熱剤ブロック21の蓄熱剤の融
点よりも3℃〜10℃低く保たれる。これら蒸発器と凝
縮器との中間付近に位置する蓄熱剤ブロック22の蓄熱
剤の融点は蒸発器側の蓄熱剤と凝縮器側の蓄熱剤との中
間の融点に保たれる。また、野菜や花などの栽培に用い
られる温室においてこの蓄熱槽を効果的に使用するため
には、弾発器側の蓄熱剤の融点は20℃〜30℃に。
そして凝縮器側の蓄熱剤の融点は25°C〜35℃に保
たれることが好ましい。
たれることが好ましい。
この蓄熱装置は温室内に設置され9例えば1次のように
使用されうる。
使用されうる。
昼間に温室内の温度が20℃程度以上に上昇したとき、
四方切換弁6を作動させ一方の熱交換器4を凝縮器とし
てそして他方の熱交換器5を蒸発器としてヒートポンプ
3を駆動させる。ブロアー8を回転させると、温室内の
空気が蓄熱槽開口部11゜凝縮器4.蓄熱剤ブロック列
2L 22および23の間隙および蒸発器5を順次通過
する。凝縮器4を通過した空気は、第2図に示すように
、凝縮器4からの凝縮熱によ、り加熱される。この加熱
空気流が蓄熱剤20間隙を通過する間に蓄熱剤2を加熱
し。
四方切換弁6を作動させ一方の熱交換器4を凝縮器とし
てそして他方の熱交換器5を蒸発器としてヒートポンプ
3を駆動させる。ブロアー8を回転させると、温室内の
空気が蓄熱槽開口部11゜凝縮器4.蓄熱剤ブロック列
2L 22および23の間隙および蒸発器5を順次通過
する。凝縮器4を通過した空気は、第2図に示すように
、凝縮器4からの凝縮熱によ、り加熱される。この加熱
空気流が蓄熱剤20間隙を通過する間に蓄熱剤2を加熱
し。
自らは冷却される。加熱された蓄熱剤2は融解蓄熱する
。この空気流はさらに蒸発器6において蒸発器6に熱を
与え自らは冷却され温室内を適温に維持すべく蓄熱槽開
口部12から系外へ流出する。
。この空気流はさらに蒸発器6において蒸発器6に熱を
与え自らは冷却され温室内を適温に維持すべく蓄熱槽開
口部12から系外へ流出する。
空気中の水分は液化してドレインコック9を介して系外
へ排出される。空気中の水分はこのようにして除去され
るため、温室内の湿度は低く維持されうる。
へ排出される。空気中の水分はこのようにして除去され
るため、温室内の湿度は低く維持されうる。
本発明においては1例えば、蓄熱剤ブロック21の蓄熱
剤の融点よりも蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤の融点は3
℃〜10℃低い。蓄熱剤ブロック22の蓄熱剤の融点は
蓄熱ブロック21.22および23の融点の中間にある
。それゆえ、蓄熱剤ブロック21.22および23を通
過する空気流が蓄熱剤2を加熱し自らは冷却され温度が
低下しても、空気流の温度と各蓄熱剤ブロック21およ
び23の蓄熱剤の融点との温度差は常時はぼ一定に維持
される。そのため。
剤の融点よりも蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤の融点は3
℃〜10℃低い。蓄熱剤ブロック22の蓄熱剤の融点は
蓄熱ブロック21.22および23の融点の中間にある
。それゆえ、蓄熱剤ブロック21.22および23を通
過する空気流が蓄熱剤2を加熱し自らは冷却され温度が
低下しても、空気流の温度と各蓄熱剤ブロック21およ
び23の蓄熱剤の融点との温度差は常時はぼ一定に維持
される。そのため。
蓄熱速度が各蓄熱剤ブロックに関してほぼ均一となり、
その結果、蓄熱槽1全体としての蓄熱効率が向上する。
その結果、蓄熱槽1全体としての蓄熱効率が向上する。
蓄熱効率という点だけについて言えば、蓄熱剤ブロック
23の融点は低ければ低いほどよい。しかし2本発明の
ように温室内で使用し、夜間に蓄熱槽1より放熱を行っ
て温室の加温を目的とする場合には放熱効率をも考慮す
る必要がある。それゆえ、蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤
の融点を下げすぎると逆に放熱効率が悪くなり好ましく
ない。本蓄熱槽1を好適に使用するためには蓄熱剤ブロ
ック23の融点は蓄熱剤ブロック21の融点よりも3
’c〜10℃低くすることが好ましい。本発明の蓄熱槽
1内の空気流の温度変化は、第2図に示すように。
23の融点は低ければ低いほどよい。しかし2本発明の
ように温室内で使用し、夜間に蓄熱槽1より放熱を行っ
て温室の加温を目的とする場合には放熱効率をも考慮す
る必要がある。それゆえ、蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤
の融点を下げすぎると逆に放熱効率が悪くなり好ましく
ない。本蓄熱槽1を好適に使用するためには蓄熱剤ブロ
ック23の融点は蓄熱剤ブロック21の融点よりも3
’c〜10℃低くすることが好ましい。本発明の蓄熱槽
1内の空気流の温度変化は、第2図に示すように。
凝縮器4を通過した空気は加熱されT、となり蓄熱剤ブ
ロックの間隙を通過する間にT2に低下する。蓄熱量は
T2−T、に比例した量となる。T。
ロックの間隙を通過する間にT2に低下する。蓄熱量は
T2−T、に比例した量となる。T。
−T、が大きいほど蓄熱効率は大きい。第3図に蓄熱剤
ブロック21.22および23の各融点を同一にした場
合の空気流の温度変化のパターンを示す。
ブロック21.22および23の各融点を同一にした場
合の空気流の温度変化のパターンを示す。
本発明の上記T2−TB よりもこの各融点が同一の場
合のT2−Tヨの方が小さくなり、蓄熱効率が悪いこと
がわかる。
合のT2−Tヨの方が小さくなり、蓄熱効率が悪いこと
がわかる。
次いで、蒸発器5内の熱媒は圧縮器30を可動させヒー
トポンプ3を駆動させる。このようにして。
トポンプ3を駆動させる。このようにして。
凝縮器4において凝縮熱を系内に流入する空気流に与え
るというサイクルをくり返す。昼間の温室内の温度が2
0℃程度を下まわるときには、ヒートポンプ3を可動さ
せることなく待機する。
るというサイクルをくり返す。昼間の温室内の温度が2
0℃程度を下まわるときには、ヒートポンプ3を可動さ
せることなく待機する。
夜間に温室内の温度が維持温度以下に降下したとき、ブ
ロアー8を作動させ蓄熱槽1より放熱を行って温室を加
温する。もしくは、ヒートポンプ3を作動させて除湿を
行いながら放熱を行うこともできる。このときは、四方
切換弁6を操作して一方の熱交換器4を蒸発器そして他
方の熱交換器5を凝縮器に切り換える。ブロアー8を回
転させると、温室内の空気は蓄熱槽開口部11.蒸発器
4゜蓄熱剤2の間隙および凝縮器5を順次通過する。
ロアー8を作動させ蓄熱槽1より放熱を行って温室を加
温する。もしくは、ヒートポンプ3を作動させて除湿を
行いながら放熱を行うこともできる。このときは、四方
切換弁6を操作して一方の熱交換器4を蒸発器そして他
方の熱交換器5を凝縮器に切り換える。ブロアー8を回
転させると、温室内の空気は蓄熱槽開口部11.蒸発器
4゜蓄熱剤2の間隙および凝縮器5を順次通過する。
蒸発器4を通過した空気流は、蓄熱剤2に熱を与え自ら
は冷却される。空気中の水分は液化してドレインコック
10を介して系外へ排出される。その結果、温室内は除
湿される。蒸発器4は加熱され圧縮器30を可動させヒ
ートポンプ3を駆動する。
は冷却される。空気中の水分は液化してドレインコック
10を介して系外へ排出される。その結果、温室内は除
湿される。蒸発器4は加熱され圧縮器30を可動させヒ
ートポンプ3を駆動する。
冷却された空気流は蓄熱剤2の間隙を通過する間に蓄熱
剤2からの潜熱の放熱により加熱される。
剤2からの潜熱の放熱により加熱される。
加熱された空気流はさらに下流の凝縮器6からの凝縮に
より加熱され温室内を加温す1空気流となって蓄熱槽開
口部12から系外へ流出する。この場合、空気流の温度
と蓄熱剤ブロックの融点との温度差は蓄熱剤ブロック列
21.22.23と次第に小さくなる。しかしながら蓄
熱剤ブロック2Iの放熱が終われば蓄熱剤ブロック22
の放熱が始まり、結局。
より加熱され温室内を加温す1空気流となって蓄熱槽開
口部12から系外へ流出する。この場合、空気流の温度
と蓄熱剤ブロックの融点との温度差は蓄熱剤ブロック列
21.22.23と次第に小さくなる。しかしながら蓄
熱剤ブロック2Iの放熱が終われば蓄熱剤ブロック22
の放熱が始まり、結局。
蓄熱された熱はすべて取り出し得るから全体の成績係数
からは問題とならない。熱媒流としては。
からは問題とならない。熱媒流としては。
蓄熱槽1内を流れる空気流のような直接の熱媒流のほか
に9例えば、蓄熱槽1に満たされうろ水などの間接の熱
媒流がある。
に9例えば、蓄熱槽1に満たされうろ水などの間接の熱
媒流がある。
(実施例)
以下に本発明を実施例について説明する。
800 nfのトマト栽培ハウス内に第1図に示す蓄熱
装置を2台設置した。蓄熱剤ブロック21の蓄熱剤の融
点は30℃、蓄熱剤ブロック22の蓄熱剤の融点は28
℃そして蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤の融点は25℃で
あった。圧縮式ポンプの能力は3馬力であった。この装
置を作動させて10時から15時まで5時間にわたって
蓄熱を行った。蓄熱量は各蓄熱槽とも53,000 k
calで蓄熱に要した電気容量は16kw、H+ そし
て蓄熱時の成績係数は3.85であった。
装置を2台設置した。蓄熱剤ブロック21の蓄熱剤の融
点は30℃、蓄熱剤ブロック22の蓄熱剤の融点は28
℃そして蓄熱剤ブロック23の蓄熱剤の融点は25℃で
あった。圧縮式ポンプの能力は3馬力であった。この装
置を作動させて10時から15時まで5時間にわたって
蓄熱を行った。蓄熱量は各蓄熱槽とも53,000 k
calで蓄熱に要した電気容量は16kw、H+ そし
て蓄熱時の成績係数は3.85であった。
この間の温室の平均温度は25°C9平均相対湿度は7
0%そして平均除湿量は5.5n/hrであった。
0%そして平均除湿量は5.5n/hrであった。
19時に温室内の温度が10℃までに低下したのでブロ
アーを回転させ蓄熱槽から放熱を行って温度を加温した
。室温が12℃に上昇するとブロアーを停止させた。室
温が10℃に低下したときブロアーを再び回転させた。
アーを回転させ蓄熱槽から放熱を行って温度を加温した
。室温が12℃に上昇するとブロアーを停止させた。室
温が10℃に低下したときブロアーを再び回転させた。
このようにして翌日1時まで温度10°Cから12℃の
間に維持した。
間に維持した。
さらに1蒔に四方切換弁6を操作し熱交換器4および5
の機能を切り換えてヒートポンプを駆動させ加温を行う
とともに除湿を行った。平均相対湿度は85%で、除湿
量は4.54/hrであった。このようにして1時から
7時までの間部室内の室温を10°Cから12℃の間に
維持することができた。このときの平均外気温は一3℃
であった。放熱量は各蓄熱槽ともそれぞれ95,000
kcalで、放熱に要した電気容量は18kw、 lで
あった。
の機能を切り換えてヒートポンプを駆動させ加温を行う
とともに除湿を行った。平均相対湿度は85%で、除湿
量は4.54/hrであった。このようにして1時から
7時までの間部室内の室温を10°Cから12℃の間に
維持することができた。このときの平均外気温は一3℃
であった。放熱量は各蓄熱槽ともそれぞれ95,000
kcalで、放熱に要した電気容量は18kw、 lで
あった。
95、0OOkcalの熱量を発生させるために蓄熱に
要した電気容量と放熱に要した電気容量の和34kw、
Hの電気容量を必要としたわけであるから、この場合の
総合した成績係数は3.25である。この結果は重油節
約省エネルギー機器として充分使用できるものである。
要した電気容量と放熱に要した電気容量の和34kw、
Hの電気容量を必要としたわけであるから、この場合の
総合した成績係数は3.25である。この結果は重油節
約省エネルギー機器として充分使用できるものである。
〔比較例1〕
上記実施例のトマト栽培ハウスにおいて、蓄熱剤ブロッ
ク21.22および23の蓄熱剤の融点をそれぞれ30
℃として、同様の実験を行った。9時45分より14時
45分までの5時間にわたって蓄熱を行った結果、それ
ぞれの蓄熱槽の蓄熱量は39.0OOkcalであった
。蓄熱に要した電気容量は15.5kw、Hで蓄熱時の
成績係数は2.93であった。
ク21.22および23の蓄熱剤の融点をそれぞれ30
℃として、同様の実験を行った。9時45分より14時
45分までの5時間にわたって蓄熱を行った結果、それ
ぞれの蓄熱槽の蓄熱量は39.0OOkcalであった
。蓄熱に要した電気容量は15.5kw、Hで蓄熱時の
成績係数は2.93であった。
19時30分に温室内の温度が10℃まで低下したので
ブロアーを回転させ、蓄熱槽から放熱を行って温室を加
温した。実施例と同様に翌日の1時まではブロアーによ
る放熱、1時から7時までは四方切換弁6を操作し熱交
換器4および5の機能を切り換えてヒートポンプを駆動
させ加温を行うとともに除湿を行った。平均相対湿度は
83%で、平均除湿量は4.3n/hrであった。この
ようにして19時30分から翌朝7時まで10℃から1
2℃に維持した。
ブロアーを回転させ、蓄熱槽から放熱を行って温室を加
温した。実施例と同様に翌日の1時まではブロアーによ
る放熱、1時から7時までは四方切換弁6を操作し熱交
換器4および5の機能を切り換えてヒートポンプを駆動
させ加温を行うとともに除湿を行った。平均相対湿度は
83%で、平均除湿量は4.3n/hrであった。この
ようにして19時30分から翌朝7時まで10℃から1
2℃に維持した。
しかし、23時から翌朝1時までの間は加温するための
熱量が不足し併設の石油暖房機により加温する必要があ
った。このときの平均外気温は−2,5℃であった。総
放熱量は各蓄熱槽とも80.300kcalでこの場合
の総合した成績係数は2.80であった。
熱量が不足し併設の石油暖房機により加温する必要があ
った。このときの平均外気温は−2,5℃であった。総
放熱量は各蓄熱槽とも80.300kcalでこの場合
の総合した成績係数は2.80であった。
〔比較例2〕
実施例のトマト栽培ハウスにおいて、蓄熱剤ブロック2
1.22および23の蓄熱剤の融点をそれぞれ30℃、
23°Cおよび17℃として、同様の実験を行った。1
0時10分から15時10分まで5時間にわたって蓄熱
を行った結果、それぞれの蓄熱槽の蓄熱量は54 、5
00kca lであった。蓄熱に要した電気容量は16
.5kw、Hで、蓄熱時の成績係数は3.84であった
。
1.22および23の蓄熱剤の融点をそれぞれ30℃、
23°Cおよび17℃として、同様の実験を行った。1
0時10分から15時10分まで5時間にわたって蓄熱
を行った結果、それぞれの蓄熱槽の蓄熱量は54 、5
00kca lであった。蓄熱に要した電気容量は16
.5kw、Hで、蓄熱時の成績係数は3.84であった
。
18時30分に温室内の温度が10℃まで低下したので
ブロアーを回転させ蓄熱槽から放熱を行って温室を加温
した。実施例と同様に翌日の1時まではブロアーによる
放熱、1時から7時までは四方切換弁6を操作し熱交換
器4および5の機能を切り換えてヒートポンプを駆動さ
せ、加温を行うとともに除湿を行った。平均相対湿度は
84%で、平均除湿量は4.44!/hrであった。こ
のようにして18時30分から翌朝7時まで10℃から
12℃に維持した。
ブロアーを回転させ蓄熱槽から放熱を行って温室を加温
した。実施例と同様に翌日の1時まではブロアーによる
放熱、1時から7時までは四方切換弁6を操作し熱交換
器4および5の機能を切り換えてヒートポンプを駆動さ
せ、加温を行うとともに除湿を行った。平均相対湿度は
84%で、平均除湿量は4.44!/hrであった。こ
のようにして18時30分から翌朝7時まで10℃から
12℃に維持した。
しかし、21時30分から翌日の1時までは放熱量が不
足し温室内の温度を維持することができず、併設の石油
暖房機により加温する必要があった。このときの平均外
気温は−3,2“Cであった。総放熱量は88.800
kcalde、この場合の総合した成績係数は2.95
であった。
足し温室内の温度を維持することができず、併設の石油
暖房機により加温する必要があった。このときの平均外
気温は−3,2“Cであった。総放熱量は88.800
kcalde、この場合の総合した成績係数は2.95
であった。
(発明の効果)
本発明により以下の効果が達成されうる:1、潜熱型蓄
熱剤を使用することにより蓄熱容量が小さくなる。それ
ゆえ、温室内の有効面積を太き(することができる。
熱剤を使用することにより蓄熱容量が小さくなる。それ
ゆえ、温室内の有効面積を太き(することができる。
2、潜熱型蓄熱剤を有する蓄熱槽の蓄熱時と放熱時との
温度差を大きくすることができるので。
温度差を大きくすることができるので。
蓄熱装置の性能を充分に発揮させることができる。
3、夜間放熱時にヒートポンプを駆動させることにより
高い温度の温風の供給が可能となる。それゆえ、温室メ
ロンや洋ランなどの夜間維持温度の高い作物にも有効に
使用されうる。
高い温度の温風の供給が可能となる。それゆえ、温室メ
ロンや洋ランなどの夜間維持温度の高い作物にも有効に
使用されうる。
4、夜間に温室内の除湿を行うことができるため1作物
に好ましい湿度・温度の維持が可能である。それゆえ、
多湿と結露による病害を防止することができる。
に好ましい湿度・温度の維持が可能である。それゆえ、
多湿と結露による病害を防止することができる。
5、蒸発器側の蓄熱剤の融点を凝縮器側の融点よりも3
℃〜10℃低くすることにより蓄熱された熱量と蓄熱す
るために使用した電気エネルギーとの比である成績係数
を大きくとることができ省エネルギー機器として実用的
である。
℃〜10℃低くすることにより蓄熱された熱量と蓄熱す
るために使用した電気エネルギーとの比である成績係数
を大きくとることができ省エネルギー機器として実用的
である。
6、夜間放熱時のヒートポンプの駆動により駆動熱が発
生し、これが温室の加温に有効に消費されうるため、蓄
熱剤の放熱のみを利用する蓄熱装置に比較して放熱量が
多い。それゆえ、蓄熱装置の設置台数を少なくすること
ができる。
生し、これが温室の加温に有効に消費されうるため、蓄
熱剤の放熱のみを利用する蓄熱装置に比較して放熱量が
多い。それゆえ、蓄熱装置の設置台数を少なくすること
ができる。
第1図は本発明の蓄熱装置の実施例を示す回路図、第2
図は昼間におけるヒートポンプの熱交換器および蓄熱槽
の間で熱交換された空気のT1〜T4領域における温度
パターン、第3図は融点の等しい蓄熱剤ブロックを用い
た場合の第2図の温度パターンに対する比較用温度パタ
ーンである。 1・・・蓄熱槽、2・・・潜熱型蓄熱剤を有する蓄熱剤
ブロック、3・・・ヒートポンプ、4・・・一方の開口
部の熱交換器、5・・・他方の開口部の熱交換器、6・
・・四方切換弁、7・・・膨張弁、8・・・ブロアー、
9.10・・・ドレインコンク、30・・・ヒートポン
プ圧縮器。 以上 出願人 積水化学工業株式会社 第1図 2 第2図 5暁14LイLL 〉す1」定イ1L
図は昼間におけるヒートポンプの熱交換器および蓄熱槽
の間で熱交換された空気のT1〜T4領域における温度
パターン、第3図は融点の等しい蓄熱剤ブロックを用い
た場合の第2図の温度パターンに対する比較用温度パタ
ーンである。 1・・・蓄熱槽、2・・・潜熱型蓄熱剤を有する蓄熱剤
ブロック、3・・・ヒートポンプ、4・・・一方の開口
部の熱交換器、5・・・他方の開口部の熱交換器、6・
・・四方切換弁、7・・・膨張弁、8・・・ブロアー、
9.10・・・ドレインコンク、30・・・ヒートポン
プ圧縮器。 以上 出願人 積水化学工業株式会社 第1図 2 第2図 5暁14LイLL 〉す1」定イ1L
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、融点の異なる潜熱型蓄熱剤を有する複数の蓄熱剤ブ
ロックよりなる蓄熱号と圧縮式ヒートポンプとを組合せ
/蓄熱の際のヒートポンプの蒸発器側に位置する蓄熱剤
の融点を凝縮器側に位置する蓄熱剤の融点よりも3℃〜
10℃低クシ/蓄熱り際は熱媒をヒートポンプの凝縮器
により加熱しその熱を潜熱型蓄熱剤に与え8次いで、ヒ
ートポンプの蒸発器により冷却して放出し、放熱の際は
熱媒を一旦ヒートボンプの蒸発器により冷却して潜熱型
蓄熱剤からの放熱を促進したのちヒートポンプの凝縮器
により加熱して放出することを特徴とする暖房方法。 2、前記蒸発器側の蓄熱剤の融点が20℃〜30℃。 そして前記凝縮器側の蓄熱剤の融点が25℃〜35℃で
ある特許請求の範囲第1項に記載の暖房方法。 3、融点の異なる潜熱型蓄熱剤を有する複数の蓄熱剤ブ
ロックよりなる蓄熱槽の一方の開口部に圧縮式ヒートポ
ンプの凝縮器そして他方の開口部に圧縮式ヒートポンプ
の蒸発器をそれぞれ設置し。 該凝縮器を蒸発器にそして該蒸発器を凝縮器に切り換え
る手段、もしくは凝縮器、蓄熱槽および蒸発における凝
縮器側に位置する蓄熱剤の融点よりも3℃〜10℃低い
ことを特徴とする蓄熱装置。 4、前記蒸発器側の蓄熱剤の融点が20℃〜30℃。 そして前記凝縮器側の蓄熱剤の融点が25℃〜35℃で
ある特許請求の範囲第3項に記載の蓄熱装置。 5、前記凝縮器を蒸発器にそして前記蒸発器を凝縮器に
切り換える手段が四方切換弁である特許請求の範囲第3
項に記載の蓄熱装置。 6、前記熱媒の流れを逆転させる手段が反転しうるブロ
アーである特許請求の範囲第3項に記載の蓄熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59075513A JPS60218537A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 暖房方法および蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59075513A JPS60218537A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 暖房方法および蓄熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60218537A true JPS60218537A (ja) | 1985-11-01 |
JPH0373781B2 JPH0373781B2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=13578388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59075513A Granted JPS60218537A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 暖房方法および蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60218537A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60256324A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-18 | 三菱重工業株式会社 | ハウス用蓄熱式暖房装置 |
JPH04236095A (ja) * | 1991-01-16 | 1992-08-25 | Toshiba Corp | 蓄熱装置 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP59075513A patent/JPS60218537A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60256324A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-18 | 三菱重工業株式会社 | ハウス用蓄熱式暖房装置 |
JPH04236095A (ja) * | 1991-01-16 | 1992-08-25 | Toshiba Corp | 蓄熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373781B2 (ja) | 1991-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1949006B1 (en) | Heat pump system | |
DE60227399D1 (de) | Zuchtanlage | |
WO2011148522A1 (ja) | 温室用栽培システム | |
JP5830211B2 (ja) | 温室用栽培システム | |
CN212362573U (zh) | 溶液除湿机 | |
JPS60218537A (ja) | 暖房方法および蓄熱装置 | |
KR101021723B1 (ko) | 열자급형 복합냉난방 장치 | |
JP3336385B2 (ja) | 農産物冷却冷蔵装置 | |
JPH0114492B2 (ja) | ||
NO791062L (no) | Varmeanlegg. | |
Yildiz et al. | Simulated performances of a heat pump system for energy and water conservation in open and confined greenhouse systems | |
JPS6080037A (ja) | 蓄熱装置及びその使用方法 | |
KR102688457B1 (ko) | 식물 재배를 위한 온실 및 온실의 온도를 제어하는 방법 | |
JPS6080038A (ja) | 潜熱型蓄熱剤を用いた暖房方法 | |
Okano et al. | Vegetable growth and energy consumption in a vegetable factory using off-peak electricity | |
JPS5922143B2 (ja) | 温室の空気調和法並びに装置 | |
JPS6037921A (ja) | 温室用蓄熱装置 | |
JPH0143529B2 (ja) | ||
JPS6211562B2 (ja) | ||
JPH0249684B2 (ja) | ||
JP2023520949A (ja) | 省スペースかつ省エネルギーの気候システムを有して多層状に植物を栽培するための気候セル | |
GB2174429A (en) | Rood heat insulation and energy-saving air-conditioning of agricultural buildings | |
WO2022018744A1 (en) | A process solution thermal control method and a plant for controlled environment aeroponics/hydroponics farm | |
WO2008023377A2 (en) | A method of maintaining temperature in a chamber within a structure | |
Davies et al. | Cooling of greenhouses using seawater: a solar driven liquid-desiccant cycle for greenhouse cooling in hot climates |