JPS6327566Y2 - - Google Patents

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JPS6327566Y2
JPS6327566Y2 JP1982026846U JP2684682U JPS6327566Y2 JP S6327566 Y2 JPS6327566 Y2 JP S6327566Y2 JP 1982026846 U JP1982026846 U JP 1982026846U JP 2684682 U JP2684682 U JP 2684682U JP S6327566 Y2 JPS6327566 Y2 JP S6327566Y2
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heat exchanger
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JPS58130446U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 熱帯植物を育成したり,野菜・草花などを促成
栽培したりなどする時に用いる温室は寒冷時には
通常燃料を燃やして温室内の空気を暖めることで
操業することが多い。一方、最近の省エネルギー
の気運から、日中太陽熱により温室の温度・湿度
が上昇する時、その必要以上の上る分をヒートポ
ンプで吸収して水槽に温水として蓄熱し、夜間寒
冷時の加温に利用する方法などが開発されている
(同一出願人による昭和55年9月16日付出願・特
願昭55−128434号〔特開昭57−52729号〕)。
本考案は温室の傍らに水槽とヒートポンプと太
陽熱温水器とを設置し、夜間に水槽の水の保有熱
をヒートポンプでくみ上げて温室を加温し、それ
によつて水槽の水温を下げて置き、次いで昼間
に、太陽熱により温室の温度・湿度が上昇する
時、その必要以上に上がる分を水槽の冷水に吸
収・蓄熱し、夜間に前述ヒートポンプでくみ上げ
て温室を加温するための熱源とし、更に曇天・雨
天などで昼間の吸熱が不足する場合に備えて温室
の外部に設置した太陽熱温水器により晴天日に不
足熱分を補給するようにするものである。
本考案を実施例につき詳しく説明すると次の通
りである。
付図において1は温室であり、屋根・外壁は太
陽光線を通すよう透明な材料で構成されている。
2は通風機であり、これにより温室内の空気が熱
交換器3及び4を通つて矢印5,6,7のように
循環する。熱交換器3は冷媒の凝縮器である。8
は冷媒の圧縮機、9は冷媒の蒸発器、10は膨脹
弁であり、これらを冷媒が矢印11及び12のよ
うに循環してヒートポンプのサイクルが完結す
る。熱交換器3では冷媒の凝縮により循環空気は
暖められ、一方蒸発器9では冷媒の蒸発によりそ
の管内を通る水から熱を取る。13は水槽であ
り、その水はポンプ14により、弁17及び蒸発
器9内の水管を通つて矢印15,16,18のよ
うに循環する。ここで弁17を閉じ、他の弁19
を開くと水は矢印16のように通らず、熱交換器
4の水管を通つて矢印20,21のように通る。
熱交換器4では矢印5,6のように通る空気と矢
印20,21のように通る水とが熱交換する。
表日本地区では冬期は快晴の日が多い。快晴の
日は日射により温室内の空気が暖められ、又植物
の葉面と地表から水分が多量に蒸発して湿度も上
昇する。温室内の空気の温度・湿度が植物の生育
に適した値以上に上昇することは植物に悪い影響
を与える。従来はこのような時には温室の窓を開
けたりなどして温度・湿度を調節した。本考案で
は冷水とヒートポンプを使つて空気の顕熱を吸収
し、又水蒸気をその潜熱を奪つて凝縮させ、この
ようにして温室の温度・湿度の必要以上に上昇す
ることを防ぐのである。吸収した熱は水槽13の
水に蓄熱する。
水槽13の水の温度は低く保つ。例えば2〜10
℃の間を上下するようにする。ポンプ14によつ
てこの水を熱交換器4とヒートポンプの蒸発器9
を通つて矢印15,20,21,18のように流
す。一方、温室の空気を通風機2により熱交換器
4とヒートポンプの凝縮器3を通つて矢印5,
6,7のように流す。そうすると、熱交換器4で
空気は冷やされ、水蒸気の一部は冷却面に凝縮し
て流れ落ちる。この水は受け皿22に受けられ、
排出管23で外に排出される。熱交換器4では空
気は冷却され、且つ除湿され、一方水は熱を得て
温度上昇し水槽に戻る。しかしここで温室の湿度
が適当になるまで熱交換器4で除湿すると、熱交
換器4を出る空気の温度が下がり過ぎて温室の温
度が適温以下になる。そこでヒートポンプの圧縮
機8を運転する。圧縮機8を運転すると、冷媒は
矢印11,12のように循環し、蒸発器9でその
水管を通る水が熱交換器4で空気から熱を奪つて
来ているからその熱の一部を取り、その熱を凝縮
器3で空気に戻す。かくして、温室を適温・適湿
に保つことができる。蒸発器9では熱交換器4で
空気から受けた熱の一部を水から冷媒に与える
が、残りの熱を持つた水は水槽に戻り、従つて水
槽の水の温度は逐次上昇する。例えば日照前に2
℃であつた水温が夕方日没頃には10℃程度になる
と言う具合である。日照がなくなつたら通風機
2,圧縮機8,ポンプ14を一旦運転休止する。
夜になつて、温室1の気温が下がり暖房が必要
になつたら、通風機2,圧縮機8,ポンプ14の
運転を再び開始する。そしてこの時はバルブ19
を閉じ、バルブ17を開けて水を矢印15,1
6,18のように通す。そうすると矢印5,6,
7のように流れる空気は熱交換器4で冷やされる
ことなく素通りし、次に凝縮器3で冷媒から熱を
受け、温められて温室1に戻る。このようにして
温室が暖房されるが、その熱源は水槽13の水の
蓄熱である。水槽13の水の温度は10℃程度であ
るが、それが蒸発器9を通る冷媒に熱を与え、そ
の熱が凝縮器3で空気に移るわけである。水槽1
3の水温は段々下がり、朝方日照前には2℃程度
になる。日が照り始めたら通風機2,圧縮機8,
ポンプ14は一旦運転休止する。日照により温室
1の温度・湿度が必要以上に高くなつた処で又運
転を開始する。そして、その時はバルブ17を閉
じ、バルブ19を開けることは前に述べた通りで
ある。
快晴の日が続けばこのような運転で、温室操業
は燃料を燃やすことなしで続けられるが、曇天・
雨天があると熱源が不足する。水槽を大きくし、
例えば水温が2〜3日で10℃から2℃まで下がる
ようにすれば一応暖房は確保されるが、下がつた
水温は後に快晴があつても2〜3日の日照では回
復しない。昼間の日照の余分熱量はそれ程大きく
ないからである。本考案では太陽熱温水器を設置
してその不足分を補う。24は太陽熱温水器を、
又25は循環ポンプを示す。水槽13の水をポン
プ25により矢印26,27のように太陽熱温水
器24を通して循環すると、循環水は太陽熱で暖
められ、その熱が水槽13に蓄熱されて水温が上
昇する。太陽熱温水器24の大きさを適当にすれ
ば2〜3日の曇天・雨天に充分対応することがで
きるから、燃料消費なしで温室操作が容易にでき
る。水槽13の水は低温に保たれているから水槽
からの熱損失は極めて少ない。又、太陽熱温水器
24を通る水も2〜10℃の低温であるから、太陽
熱を吸収する効率も温水(例えば30〜60℃)を得
る普通の場合に比べると極めて高い。太陽熱温水
器には高級なもの(例えば真空ガラス管型温水
器)の必要なく、黒色のゴム管・ビニール管・金
属管を並べたようなものでも充分高い効率を上げ
ることができる。管の中を流れる水の温度が外気
の温度と殆んど差がない位低いので伝導・対流な
どの熱損失が殆んどないからである。
今までの説明では、蒸発器9は水管が器内に有
り、水管の外側の冷媒の蒸発で水管の中を通る水
から熱を奪う形式のものとして説明したが、これ
は水槽13の中に冷媒管を配列し、その冷媒管内
の冷媒の蒸発で、水槽の中の水から直接熱を奪う
形式の蒸発器としてもかまわない。蒸発器の機能
としては同じである。そして、この形式の蒸発器
にした場合は水温を2℃〜10℃などと云わず、も
つて低くして冷媒蒸発管の周囲で水を氷結させる
こともできる。その様にして、しかもその氷の全
容積が全体の水容積に対して大きな割合を占める
ことができるような構造にすれば、氷の融解潜熱
(80kcal/Kg)を蓄熱量として利用することがで
きて、蓄熱水槽の容積が小さなもので足りること
になる。そしてその時はポンプ14及びポンプ2
5により循環させられる水の温度は0℃か、氷が
全部溶けた時でもせいぜい2〜3℃止まりにする
ことができて、熱損失は更に少なく、場合によつ
てはむしろ熱利得も期待できるわけである。これ
らのことも本考案の範囲内でできる。
このようにして本考案の装置によれば、太陽熱
を効率良く捕えることができ、燃料を消費するこ
となく温室操業ができて斯界に大きな利益をもた
らすものである。
なお、この温室の夏期操業は通常窓を大きく開
き、外気条件をそのまま室内に入れることで行な
われる。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を説明する要領図であ
る。 1……温室、2……通風機、3……冷媒・空気
熱交換器(冷媒凝縮器)、4……水・空気熱交換
器、5,6,7……空気循環経路、8……圧縮
機、9……冷媒・水熱交換器(冷媒蒸発器)、1
0……膨脹弁、11,12……冷媒の経路、13
……水槽、14……ポンプ、17……弁、19…
…弁、15,16,18,20,21……水の経
路、22……水受皿、23……排出管、24……
太陽熱温水器、25……ポンプ、26,27……
水の経路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温室に冷水により空気を冷却・除湿するための
    水・空気熱交換器、空気を加熱するためのヒート
    ポンプ、蓄熱を目的とする水槽及び太陽熱温水器
    を設備し、温室内の空気が通風機により該水・空
    気熱交換器と該ヒートポンプの冷媒凝縮装置であ
    る冷媒・空気熱交換器とを順次通つて循環するよ
    う配管し、該水槽内の冷水がポンプにより該水・
    空気熱交換器と該ヒートポンプの冷媒蒸発装置で
    ある冷媒・水熱交換器とを直列に通るか或いはバ
    ルブ切換えにより該ヒートポンプの冷媒蒸発装置
    である該冷媒・水熱交換器だけを通るかして循環
    するように配管し、該ヒートポンプは冷媒が冷媒
    蒸発装置である該冷媒・水熱交換器、冷媒圧縮
    器、冷媒凝縮装置である該冷媒・空気熱交換器、
    冷媒膨張弁を循環するように配管し、更に又該水
    槽の水がポンプにより該太陽熱温水器を循環する
    ように配管してなることを特徴とする温室空気調
    和装置。
JP1982026846U 1982-02-26 1982-02-26 温室空気調和装置 Granted JPS58130446U (ja)

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