JPS60218339A - 2液相の反応溶媒を用いるモノアルキレングリコールの製造方法 - Google Patents

2液相の反応溶媒を用いるモノアルキレングリコールの製造方法

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JPS60218339A
JPS60218339A JP60062238A JP6223885A JPS60218339A JP S60218339 A JPS60218339 A JP S60218339A JP 60062238 A JP60062238 A JP 60062238A JP 6223885 A JP6223885 A JP 6223885A JP S60218339 A JPS60218339 A JP S60218339A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、選択率を高め、解離可能なメタ2−ト・アニ
オン含有物質を用いて、アルキレングリコール及び水か
らモノアルキレングリコールヲ製造する方法6二関する
。本発明の方法6二より、モノアルキレングリコールを
高い選択率で製造することが可能となる。本発明の方法
では、水相と、水相の濃度より高濃度のメタラード・ア
ニオンを有する水不混和性の液相とを含む溶媒を用いる
。本発明の方法では、アルキレングリコール生成物及び
水からのメタラード・アニオンの回収が容易である点が
有利である。この分離は、例えば、相分離6二よって行
なうが、それによってアルキレングリコールの製造ζ二
おけるメタ2−ト・アニオンの利用の工業的価値が高め
られる。
発明の背景(アルキレングリコールのV、要)アルキレ
ングリコール、例えば、エチレングリコール、プ四ピレ
ノグリコール及びブチレングリコールの工業的製法には
、大過剰七ルの水の存在下で対応するアルキレノオキシ
ドを液相水和する方法がある〔例えば、カークのオスマ
ー(Kirk −Othmer )のエンサイクロペデ
ィア・オプーケミカル・テクノロジー(Encyclo
pedia of Chemical Techno−
1ogy )、第2巻、第3版、959ページ(198
0年)を参照せよ〕。この加水分解反応は、典型的じは
約100℃乃至約200℃のような中温で行ない、水は
アルキレンオキシド1モルにつ515モルの過剰量で反
応帯域僅二加えておく。−加水分解反応の王な副生成物
はジー及びポリグリコール、例えば、ジアルキレングリ
コール、トリアルキレングリコール及びテトラアルキレ
ングリコールである。これらのジー及びポリアルキレン
グリコールの生成は、主としてアルキレンオキシドとア
ルキレングリコールとの反応じよるものと考えられてい
る。アルキレンオキシドは、一般ζ二水とよりもアルキ
レングリコールとの方がより反応性であるので、水と反
応させること意図してモノグリコール生成物C二対する
商業的採算性を確保するため“=11.;″m *J 
a> * k * M T ;ao )このアルキレン
グリコールは加水分解の反応混合物から回収しなければ
ならないので、大過剰量の水に帰因してエネルギー消費
型の方法を生み出す恐れがある。典型的じは、蒸発暢二
よって水を除去してアルキレングリコールを含む残渣を
残し、これを蒸留6二よって精製する。従って、モノグ
リコール生成物C;対する選択率を保持、又は高めつつ
、使用する水の量の低減を図ることが、エネルギー効率
の観点から有利である。
この加水分解反応は触媒なし1二進行するが、酸又は塩
基の存在6二より反応速襄が高まる。しかし、酸及び塩
基触媒6二は欠点がある。例えば、塩基触媒は1般1ニ
モノグリコール生成物の生成亀;対して選択性がなく、
また酸触媒には典型的には腐食の問題がつきまとう。従
って、工業的方法では典型的6二は比較的中性の加水分
解条件(例えばpH6〜10)を用いている。
アルキレンオキシドの水和じ使用するために提示された
多くの酸触媒のうち代表的なものC二は、フッ素化アル
キルスルホン酸イオン交換樹脂(1979年8月21日
発行の米国特許第4,165,440 号明細書);カ
ルボキシル酸及びハロゲン酸(1978年9月5日発行
の米国特許第4,112,054号明細書);強酸カチ
オン交換樹脂(1978年8月15日発行の米国特許第
4,107,221号明細書):脂肪族七ノー及び/又
はポリカルボキシル酸(1976年1月20日発行の米
国特許第5,955,925号明細書);カチオノ交換
樹脂(1962年11月6日発行の米国特許第5.06
2.889号明細書):酸性ゼオライ)(1962年4
月3日発行の米国特許第5.028,454号明細書)
:二酸化硫黄(1957年9月24日発行の米国特許第
2,807.651号明6細f)ニトリハロゲン酢酸(
1949年6月7日発行の米国特許第2,472,41
7号明細書):及び銅を助触媒としたリン酸アルミニウ
ム(1977年3月29日発行の米国特許第4,014
,94”3号明細?)が含まれる。
これらの酸触媒に加えて、二酸化炭素の存在工区ニアル
キフンオ中シトを水和するための多くの触媒が提示され
ている。これら1;はアルカリ金属ハライド、例えば、
塩化物、臭化物及びヨウ化物;第4級アンモニウムハラ
イド、例えば、テト2メチルアンモニウムヨーシト及び
テトラメチルアンモニウムプロミド(英国特許第117
7.877号明細書);有機第3アミン、例えば、トリ
エチルアミン及びピリジン(1976年10月14日公
開のドイツ特許公開第2,615,595号及び198
1年12月22日発行の米国特許第4,507.256
号明細#):第4級ホスホニウム塩(1979年7月3
日発行の米国特許第4,160,11<S号明細書);
塩素及びヨウ素型アニオン交換樹脂(昭和57年8月2
7日公開の日本特許特開昭57−159.026号公報
);部分的楓ニアミン中和したスルホン酸触媒、例えば
部分的にアミン中和したスルホノ酸樹脂(1983年7
月12日発行の米国特許第4,595゜254号明細書
)が含まれる。
金属酸化物を含む種々の金属含有化合物もアルキレンオ
キシドの加水分解用触媒として提案されている。例えば
、1958年12月27日発行の米国特許第2,141
,443号明細書じは、脱水性金属酸化物、例えば、ア
ルミナ、トリア:又はタングステン、チタン、バナジウ
ム、モリブデン又はジルコニウムの酸化物の存在下にア
ルキレンオキシドと水を反応させてグリコールを製造す
ることが開示されている。この反応は、液相で、かっこ
の液相な保つの(二連した温度及び圧力の条件のもとで
行なう。この特許権者は、例7において、シリコンエス
テル、アルコール及び水の混合物と混合し、続いて触媒
を乾燥すること1二より、黄色のタングステン酸触媒を
機械的−二より安定化することを開示している。同じく
、1957年9月24日発行f)米国4Gi&FFt1
g 2.8 [17,651号8Aals:it、アル
キレンオキシドと水の反応がアルカリ金属塩基、アルコ
ラード;テタ7、タングステン及びトリウムの酸化物の
触媒作用を受けることは公知であると記載されている。
バナジウム、モリブデン、タングステン、チタン、クロ
ム、ジルコニウム、タンタル、レニウム、及びニオブの
ような多くの金属は、d−オレフィンの1.2−エポキ
シド及び有機過酸化物を製造するための触媒成分として
提案されている。これらの触媒は、次の加水分解の間響
二も存在させておくことがある。例えば、1969年1
0月28日発行の米国特許第!I、475,499号明
細書の例1及び例3には、モリプデノナ7タナート触媒
の存在下1二、11乃至15炭素原子を含むn−α−オ
レフィンをエチルベンゼンヒドロペルオキシドでエポキ
シ化したことが開示されている。蒸留後、1.2−エポ
キシド及びモリブデン含有触媒を含む残液を、0.5%
の水酸化ナトリウムを含む水と90℃の温度で接触させ
た。反応生成物を蒸留すると、1.2−エポキシドの転
化率は100%であり、そして1.2−グリコールへの
選択率は94チであると報告している〇 より最近には、1981年7月7日発行の米国特許第4
,277.652号明細書区二、モリブデン及びタング
ステンよりなる群から選んだ少なくとも1種の触媒の存
在下ζ二、アルキレンオキシドの加水分解でアルキレン
グリコールな製造する方法が開示されている。この特許
で−ま、触媒は、金属モリブデン又は金属タングステン
、もしくはこれらの無機又は有機化合物、例えば、酸化
物、酸、ハライド、リン化合物、ポリ酸、アルカリ金属
及びアルカリ出金属塩、酸及びポリ酸のアンモニウム塩
及び重金属塩、及び有機酸塩でよいと開示している。開
示された方法の目的は、化学量論値の約1乃至5倍の水
が存在する場合電二、ポリグリコールのような副生成物
を多少とも生成させず(ニアルキレンオキシドを加水分
解すること電二あると述べている。この反応は二酸化炭
素の存在下(二行なってもよいが、窒素、空気等を存在
させて反応を行なう場合、反応混合物のpHを5乃至1
0の範囲C調節する必要があると特許権者は指摘してい
る。昭和54年10月5日公開の特開昭54−128,
507号公報(二は、金属タングステン及び/又はタン
グステン化合物を用いてアルキレノオキシド及び水から
アルキレングリコールを製造する方法が開示されている
昭和56年6月17日公開の特開昭56−73゜06揚
公報には、チタン、ジルコニウム、バナジウム、ニオブ
、タンタル及びクロムの群より選んだ少なくとも1種の
元紫を含む化合物よりなる触媒の存在下、二酸化炭素の
雰囲気のもと6ニアルキレンオキシドを加水分解する方
法が開示されている。これらの化合物1二は、酸化物、
硫化物、酸、ハライド、リン化合物、ポリ酸、酸及びポ
リ酸のアルカリ金属塩、酸及びポリ酸のアンモニウム塩
、及び酸の重金属塩が含まれる。
昭和56年6月17日公開の特開11856−73゜0
56号公報には、アルミニウム、ケイ素、ゲルマニウム
、スズ、鉛、鉄、コバルト及びニッケルを含む群より選
んだ少なくとも1種の元素を含有する化合物からなる触
媒の存在下、二酸化炭素の雰囲気のもと薯ニアルキレン
オキシドを加水分解する方法が開示されている。
昭和56年7月25日公開の特開昭56−92゜228
号公報は、高純度アルキレングリコールの製法じ関する
ものである。その開示の内容は、二酸化炭素の存在下6
二おけるアルキレンオキシドの加水分解工程からモリブ
デン及び/又はタングステン含有触媒を回収するための
蒸留法偽二関する。
この出願では、触媒はモリブデン及びタングステンより
なる群より選んだ少なくとも1種の化合物であって、こ
の化合物はアルカリ金属の化合物、アル〃り土金属の化
合物、第4級アンモニウム塩及び第4級ホスホニウム塩
よりなる群より選んだ少なくとも1種の添加剤と組合せ
てもよい。好ましい触媒は、モリブデン酸、五すブデン
酸ナトリウム、モリブデン酸カリウム、タッグステン酸
、タングステン酸ナトリウム及びタングステン酸カリウ
ムであると記載されている。筒中で用いられている唯一
の添加剤はヨウ化ナトリウムである。
ジエー・エイチ・目プンノ(J、 H+Robson 
)及びジー・イー−ケラ−(G、 E、 Kellcr
 )の1982年9月30日出願の米国特許出願第42
8,815号(現在、出願放棄ずみ)及び1983年9
月8日出願の米国特許出願第550,255号明細書に
は、水溶性のバナデートの存在下、vic−アルキレン
オキシドと水との反応による、高い選択率でのモノアー
、?2.。3−−□46.9い□オいエ ):いる・従
って、モノグリコール生成物への優れた選択率を有する
開示の方法を用いて、低い水/アルキレンオキシド比を
採用できる@バナデート僅二対するカウンター・イオン
を選んで、用いる反応条件下で水溶性のバナデート塩と
するが、ここではアルカリ金属、アルカリ土類金属、第
4級アンモニウム、アンモニウム、銅、亜鉛、及び鉄が
そのカチオンであることが示唆されている。また、この
バナデートは反応系電二塩の形で、又はシリア、アルミ
ナ、ゼオライト及び粘土のような担体上で導入してよい
ことも開示されている。このバナデートイオンは水溶性
であるので、反応系から失われる可能性があり、そして
このことは反応帯域の流出液からこのイオンを回収する
手段を講じなければならないことを意味している〇 例えば、米国特許第4.277,652号明細書及び特
開昭54−128,507号、特開昭56−73゜03
5号、特開昭56−73.056号、及び特開昭56−
92,228号の各公報堪二特−二例示された方法では
、触媒が明らか厘二解離している単−相の反応溶媒を使
用している。市場頓;通用する品質を有するモノアルキ
レノグリコール、特じポリエステル用の品質のエチレン
グリコールとするため、並び1二工業的に成立つ方法と
するため嘱二、触媒を製造工程じ再使用させ得る一二適
した形態で、アルキレノグリコール生成物から分離しな
ければならない。これまで、ある種のこのような触媒の
回収に分別蒸留法が提案されて来た。しかし、このよう
な蒸留の間6二おける触媒の安定性−二は特6二問題点
が指摘されて来た。特開昭56−92.228号及び特
開昭56−118,024号公報(昭和56年9月16
日公開)には、モリブデン含有触媒を蒸留ビニより回収
する間−二、モリブデン水和物が生じて沈殿し、そのた
め処理上の困難性が増し、かつ触媒の活性を低下させる
恐れがあることが開示されている。さらに、蒸留塔のp
Hをアルカリ性嘔二し、そしてモリブデン含有触媒の還
元1二よってエチレングリコールが酸化されるが、これ
ら両者颯二よりグリコール生成物の品質は悪影響を受け
る。
これらの開示内容は、特亀二触媒を安定化する目的で釜
残6;水の添加をうながすものである。
従って、グリコール生成物をより高沸点の触媒から蒸気
として分離しなければならないので、分別蒸留6二よる
触媒の回収は単にエネルギー消費の問題を生じるだけで
なく、触媒を不安定にし、そしてグリコール生成物の品
質6二影響を及ぼす。
本出願と同日の出願框二係る、アール拳ディ・ベスト(
R,D、 Be5t )、ジエー・エイ・コリア−(J
A−Co11ier )、ビー・ティー・キーノ(B、
 T、 Keen )及びジエー・エイテ拳ロブソノ(
J、 H,Robson )の同時係属出願第 号は、
固体担体上じあ る陽性の錯体生成部位と連携して選択率を高めるメタラ
ード・アニオンの存在下6二、アルキレノオキシドを加
水分解する方法に関するものである。
容易に利用可能な固体1二はアニオン交換樹脂がある。
発明の概要 本発明の方法は、2種の液相を含む反応溶媒中で、選択
率を高′め、解離可能なメタラード・アニオン含有物質
を用いて、アルキレンオキシド及び水からアルキレノグ
リコールを製造する方法6二関する。この反応溶媒中じ
は、水相及び水不混和性の液相があって、水不混和性の
相におけるメタラード・アニオン含有物質の濃度は水相
6二おける濃度よりも高いものである。本質的にすべて
のメタラード拳ア二オノ含有物質が水不混合相内僅二あ
ることが好ましい・ メタラード・アニオン含有物質が非、水性の相内ビニな
くても、モノアルキレングリコール(二対する高い選択
率を確保できることを見いだした0メタラフ)−アニオ
ン含有物質が水不混和相内にあるので、水相に可溶なア
ルキレングリコール生成物からの上記物質の回収は容易
であり、そしてメタ2−ト・アニオン又はグリコール生
成物の品質ζ二過度な慾影響を及ぼさない条件のもとて
容易暇二行ない得る点が有利である・ 従って、本発明は、メタラード・アニオンの活性又はグ
リコール生成物の品質を損なわず6二、メタラード・ア
ニオン含有物質を容易−二回収する、モノアルキレング
リコールの生成区二対する高い選択率でアルキレノグリ
コールを製造する方法を提供するものである。さらC二
、本発明では、そりプデート又はタングステートよりも
はるがに不安定なバナデートのようなメタラード拳アニ
オノを使用し得る。
本発明の態様I:おいては、水のアルキレノオキシドに
対するモル比を、慣用の方法で用いているモル比より実
質的じ低減することができ、それによって水相からアル
キレンオキシドを回収する際のエネルギー消費の節減を
図り得る。さらに、使用する水の量が減る6二も拘らず
、水不混和相が付随的熱容量を与えるので、発熱的加水
分解の間ビニ反応帯域内に過度の温度は発生することは
ない。
従って、本発明の方法は、既存の慣用的なアルキレング
リコール製造装置へのし)0フイツト利用を含めて、−
貫した加水分解の操作を行なうための設計上の適応性が
かなりある。
反応剤(二関する検討 本発明の方法でアルキレングリコールを製造するの1二
用いるアルキレノオキシドは、下記の一般式を有するv
ia−アルキレンオキシドである:(ここ1二、R’g
 R2HRs及びR4は同一であるか又は異なり、そし
て水素、又は1乃至約28炭素原子のヒドロカルビルを
含む置換基である)。
屡々、R’l R’t R’及ヒR’tl水X、1乃至
約10炭素を有するアルキル、約12炭素までを有する
単環又は2環アリール、7乃至10炭素を有するアルカ
リール、7乃至約15炭素を有する単環又は2環アラル
キル、2乃至6炭素を有するアルケニル、3乃至約8炭
素を有するシクロアルキル、及びR’* R2* R5
及びRのうちの2個が結合した6乃至約8炭素原子を有
する環状構造である。代表的なアルキレノオキシド舊二
は、エチレンオキシド、プ目ピフンオ中シト、ブチレン
オキシド(インブチレンオキシド、1.2−ブチレンオ
キシド及び2,3−ブチレンオキシドを含む)、ペンテ
フンオキシド、スチレンオキシド、シフ四ヘキセンオキ
シド等がある◎アルキレノオキシドは、2又は3炭素原
子を有する脂肪族アルキレノオキシド、即ち、エチレン
オキシド及びプロピレンオキシドであることが好ましい
アルキレフオキシドはその製法同様よく知られている。
例えば、オレフィンと有機ヒドロペルオキシドとを触媒
の存在下じ反応させること6二より、又は銀触媒の存在
下坂ニアルケンを分子状酸素含有ガスで部分的に酸化す
るとと1二よって製造できる。
(液体又は水蒸気としての)水も対応するアルキレノグ
リコールを製造するための反応剤として用いる。通常、
この水は適当な品質のアルキレングリコール生成物を生
成するC二足る純度のものである。液状の水は蒸留する
か又は、例えばイオン交換処理で脱イオン化する◎ メタラート−アニオンは、少なくとも1個の金属元素と
、慣用的1ニニ重結合した酸素原子とされている少なく
とも1個の酸素配位子とを含むアニオン性の構造を特徴
的嘱二有する。
本発明の方法で有用なメタラード・アニオンは、正の機
能的酸化状態、即ち、時として少なくとも+5の酸化状
態、例えば、+4乃至刊又は+7を有する多価金属を含
み、そして遷移金属であってもよい。これらのメタラー
ド・アニオンは下記の一般式で示すことができる: ((A)4M(0))” 〔ここに、a−はアニオンの負の電荷であって、通常、
−1と−4の間であり、AはMの残りの原子価(q)を
満たすための1個又はそれ以上の置換基で、同一か又は
異なっていてもよく、そして、例えば、二重結合した酸
素;有機の基、例えば、アルキル、アルコキシ、アシル
、アリール、アミノ、ホスフィノ等で、通常、1乃至1
2炭素原子を有するもの;ハロゲン(例えば、塩素、フ
ッ素、ヨウ累);→−又は−5−tただし、酸素原子の
残りの原子化は結合していないイオンの状態であるか、
又は金属原子(2種の金属又は多種の金属を含むメタラ
ードにおけると同様である)又はカチオンに結合 七し
ている)〕。
最も一般的曝二はAは一〇−又は;0である。出発物質
のオルガノメタラート一二おけるAが一〇−以外(例え
ば塩素)であっても、もとの置換基を工程の途中で一〇
−に置換することが可能である。
メタシート−アニオン6二とって最も好ましい金JII
4には、周期律表第vb及び第■b族の金属、例えば、
バナジウム、モリブデン及びタングステンが含まれるが
、レニウム及びゲルマニウムのようなその他の金属も利
用し得る。特ζ二有用な代表的メタラード・アニオノ屯
二は、モリフ゛デート、タングステート、メタバナデー
ト、ハイドロジェノ・ピロバナデート及びピロバナデー
トが含まれる(しかし、多くのメタ2−ト・アニオン籠
二伴う化学は複雑であるので、作用する化学種の正確な
構造は異なるかも知れない)。しばしば、メタラード・
アニオンは式: %式% で慣用的6二表わされる少なくとも1個のアニオンを含
む。しかし、これらのメタラード拳アニオン、特1ニバ
ナデートの化学は複雑であり、そして本方法の条件にお
ける正確な化学式は異なることもあり得る。
すべてのメタラード・アニオン(バナジウム、タングス
テン及びモリブデンのものを含む)がアルキレノオキシ
ドと共醸二所望の活性を呈するわけではない0例えば、
(添加したメタ2−ト・アニオンとしての)バラモリブ
デート及びパラタングステート・アニオンは、もしある
としても、選択率を高める活性をほとんど示さないこと
を見いだした。
環境中のフルキレンオキシドについてのアニオンの親核
性及び現電子性を基準にして、メタラードΦアニオン暖
二用いる金属を選ぶことが有利であるO例えば、時とし
℃金属はメタ2−ト内においては、エチレンオキシド6
二関して、同一条件下6ニレニウムがレネートアニオン
内において示すよりも大きい親核性を有することがしば
しばある・また、メタラードとしての金属は、エチレン
オキシドに関して、バナジウムが(その化学種として)
オルトバナデート円において示すよりも大きい親電子性
を有する場合もしばしばある@ メタラード串アニオノ毫二おける金属の親核性及び親電
子性の近似値をめるための% を二便利な方法は、冥質
的−二同一の加水分解榮件のもと1二、(アニオンを基
準6二して)等モル量の当該メタラード・アニオン及び
参照アニオンを用いて、モノエチレングリコールを生ず
る比率及び選択率を比較するものである。簡単化するた
め框二、カチオンをナトリウムとする。モノエチレング
リコールな生ずる比率及び/又は選択率がレイ・−ト・
アニオンが示す値以下だったとすると、恐らく、この金
属はメタ2−トとして、エチレンオキシドに関してレネ
ートよりも親核性が小さいことこ二なる。エチレンオキ
シドの生成率は考慮せず1二、ジエチレングリコール及
びポリエチレングリコールの生成がオルトバナデートの
場合よりも多いとすると、恐らく、その金属はメタラー
ドとして、エチレンオキシド(二関しエオルトバナデー
トよりも親電子性が小さいことになる。
これらのメタラードのアニオンはカチオンと金合し、そ
してカチオンから解離可能である。これらのカチオンは
、反応条件下で水−二実質的籠二不溶、又はほとんど溶
解度を有さないが、メタラード・アニオ/は七ノアルキ
フングリコール甑二対する高い選択率を呈し得る。しか
し、メタラード・アニオンが堅固に結合しすぎると、所
望の活性を有さなくなる。従って、バナジン酸カルシウ
ムは、水中で溶解度をほとんど有さず、そしてメタ2−
ト・アニオンを堅く結合させて保持しているが、この化
合物は用い得るメタラード含有化合物ではないことが判
明している。
本発明の一態様ビニよれば、カチオンがメタラード・ア
ニオン含有物質を、水と比較して有機媒体中C二優先的
に可溶化している。時として、メタラード含有物質は、
所定の水不混和性有機溶媒(例えばトルエン)中C二お
いて、所定の温度(例えば25℃)で蒸留水中6二おけ
るよりも高い溶解度を有する。ある場合毫二は、溶解度
係数は蒸留水中25℃の溶解度よりも少なくとも約5倍
、例えば、少なくとも約20倍となる・ 本発明の別の態様では、メタラード含有物質は蒸留水に
実質的−二不溶であり、具体的じは約50f以下、例え
ば10f以下のメタラード含有物質が25℃で水1L中
に溶解する。ある種のメタラード含有物質は水と不混和
性であり、そしであるものは周囲温度、例えば25℃で
固体であり、或は本発明の方法じ適した温度、例えば約
50°乃至250℃でも固体である。
特−2有用なメタラード含有物質は有機物を含むカチオ
ン(以下、オルガノメタ2−トと呼ぶ)を有するもので
ある。
これらのオルガノメタラードは下記の一般式で表わすこ
とができる: 1、 ((Ro)rrlYll)” (Lx′+)2−
4((A)9M)a−(ここ1二、((R0駈Y。)X
+は正の電荷Xを有する有機物を含むカチオンであり、
Yは多原子価元素であって、イオン性電荷を担う中心で
あり ROは水素であるか、又は、もし有機物を含むカ
チオンがヒドロカルビル置換基を含むRoを少なくとも
1個有するとすると、ヒドロカルビル含有置換基であり
、mはすべてのR0基−二ついてYが共有する平均の電
子対数であり、nは電荷を担う中心の数であるomen
及びXは等式: %式%() の関係を有する。こここ二、VはYの平均の官能的酸化
状態であって ROへの結合啄二各Yが用いる各電子対
1二ついて1の値を与え、そしてYの官能的酸化状態は
R”−二結合する電子対とスとの和である・Xは1乃至
2の整数である・LはX′の正の電荷を有するカチオン
であって、有機物を含むカチオンと同一であるか又は異
−なってもよい。X′は通常1又は2である。2は有機
物を含看カチオ/の数であり、1乃至3である。従って
、メタラード・アニオンの負の電荷aは!+((Z−1
)(X’))の量じ等しい)。
有機物を含むカテオノ亀二有用なヒドロカルビル含有置
換基は、しばしば少なくとも4炭素原子を有し、そして
アニオンと反応しない残基でさらに置換してもよい。
Lは任意の適当なカチオンであり、そして場合龜二より
、その他の有機物含有カチオン又は非有機物含有カチオ
ンであって、アニオンの電荷と衡り合うものである。L
(二は、アルカリ金属、アルカリ出金属、銅、亜鉛、鉄
、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スル
ホニウムカチオン、及び七の他のカテオ7(有機物を含
むカチオン、例えば、1乃至約12炭素を有するアルキ
ル、アルコキシ、アシル、アリール、アミノ、ホスフィ
ノ等を含むもの)がある。
適当なカチオンじは下記の一般式で表わされる構造が含
まれる: 〔ここに、Yは望素、リノ、ヒ素(一般式Aの場合)、
又は硫歳(一般式Bの場合)、即ち、アンモニウム、ホ
スホニウム、アルソニウム及ヒスルホニウムであり、R
5、R’、R’及びR8はそれぞれ同一であるか又は異
なってもよく、そして結合して環状構造を形成すること
もある)。
各R5、R6、R7及びR8の例としては、水素、及び
1個又はそれ以上の炭素原子(例えば約70炭素原子ま
で)を有する非置換及び置換ヒドロカルビルがある。本
発明と同日6二出願したジエイ・アール・ブリックス(
J、 R,Br1gg5 )及びジエー・エイチ・ロプ
ノン(J 、 H,Robson )の同時係属出願じ
係る米国特許出願第 号明細書ビニは、代表的なカチオ
ンが開示されている。なお、上記出願は参考として本発
明−二包含するものである。
有用な有機物を含むカチオン1二は、下記の一般式で表
わされるビス(ヒドロカルビルホスフィン)イミニウム
が含まれる: ((<P )2N )” (ここ−二、キはそれぞれ同一であるか又は異なっても
よく、そして上記のt乃至6二ついて記載し )だもの
と同じであってもよい)。
これらのイミニウムの例は、米国特許出願第号BA細誓
−二開示されている0 有機物を含むカチオンの例弧二は下記の化合物がある: テトラヒドロカルビルアンモニウム、例えば、テトラメ
チルアンモニウム、テトラエテルアンモニウム、テトラ
−n−プロピルアンモニウム、テトラ−n−ブチルアン
モニウム、テトラインブチルアンモニウム、トリメチル
ブチルアンモニウム、テトラヘプチルアンモニウム、テ
トラフェニルアンモニウム、テトラベンジルアンモニウ
ム、テトラエテルアンモニウム、テトラオクタデシルア
ンモニウム等ニトリヒドロカルビルアンモニウム、例え
ば、トリメチルアンモニウム、トリメチルアンモニウム
、トリフェニルアンモニウム、トリドデシルアンモニウ
ム、トリオクタデシルアンモニウム等;ジヒドロカルビ
ルアンモニウム、例えば、ジメチルアンモニウム、ジエ
チルアンモニウム、ジ−n−ブチルアンモニウム、ジ−
n−ヘゲチルアンモニウム、ジフェニルアンモニウム、
ジベンジルアンモニウム、ジドデシルアンモニウム、ジ
オクタデシルアンモニウム等;ヒドロカルビル、例えば
、メチルアンモニウム、n−ブチルアンモニウム、ドテ
シルアンモニウム、オクタデシルアンモニウム、7エ二
ルアンモニウム、ベンジルアンモニウム等;テトラヒド
ロカルビルホスホニウム、例えば、テトラブチルホスホ
ニウム、ブト2エテルホスホニウム、テトラ−n−グロ
ビルホスホニウム、テトラ−n−ブチルホスホニウム、
テトライソブチルホスホニウム、トリメチルブチルホス
ホニウム、テトラブチルホスホニウム、テトラフェニル
ホスホニウム、テトラベンジルホスホニウム、テトラド
デシルホスホニウム、テトラオクタデシルホスホニウム
等;トリヒドロカルビルホスホニウム、例えば、トリメ
チルホスホニウム、トリエチルホスホニウム、トリノェ
ニルホスホニウム、トリドデシルホスホニウム、トリオ
クタデシルホスホニウム、等;ジヒドロカルビルホスホ
ニウム、例えば、ジメテルホスホニクム、ジエチルホス
ホニクム、ジ−n−ブチルホスホニウム、ジーn−へグ
チルホスホニウム、ジンェニルホスホニウム、ジベンジ
ルホスホニウム、シトテシルホスホニウム、ジオクタデ
シルホスホニウム等;ヒドロカルビルホスホニウム、例
えば、メチルホスホニウム、n−グチルホスホニウム、
ドデシルホスホニウム、オクタデシルホスホニウム、フ
ェニルホスホニウム、ベンジルホスホニウム等:ビス(
ヒドロカルビルホスフィン)イミニウム、例えば、ビス
(トリフェニルボスフィン)イミニウム、ビス(トリベ
ノジルホスフィン)イミニウム、ビス(トリメチルホス
フィノ)イミニウム、ビス(ト1〃ドデシルホスフィン
)イずニウム等:4M化ジアミン、例えば、N、N’−
ビス(トリメチル)プロピレンジアミン、N、N′−ビ
ス(トリフェニル)フロピレンジアミン、N、N’−ビ
ス(トリオクタデシル)プロピレンジアミン:及び4級
化ジホスフィン、例えば、p、p−ビス(トリメチル)
、プロピレンジホスフィン等。
メタラード・アニオンは、メタラード・アニオンとして
、又は次の化学反応によって所望のメタ2−ト・アニオ
ン6二転化される状態で反応混合物に加える0従って、
ハシイド、スルフィド等、金属含有化合物を所望のメタ
ラード・アニオンの前駆物質として用いてもよい。これ
らの前駆物質のあるものは力日水分解反応の間にメタラ
ート−二重化される。
メタラードは塩の形で用いてもよく、又はシリカ、アル
ミナ、モレキュジー・シープ、ゼ第2イト、粘土等のよ
うな担体に担持させて反応糸楓二導入してもよい。本方
法を行なう際、このメタラードは固定床の液相内で溶解
、混合、懸濁、又は蒸着された状態で用いる・メタ2−
トは、反応系内6二導入すべきアルキレノオキシドと混
合して反応系に加えてもよく、又は別の導入部によって
反応系に導くか、もしくは反応帯域内の不混和性有機相
中で用いてもよい。オルガノメタラードが水溶性の場合
は、反応帯域の補充を行なうことが望ましい。メタ2−
トを導入する決定的な手段については特≦二制限はなく
、そしてこのメタラードは、時として反応の初めビニ加
え、セして/又は反応9県ニ一定速度で連続又は断続的
に加える。
アル午レンゲリコールの生成 本発明の方法では、水相及び水不混和液相からなる水含
有反応溶媒中でアルキレフオキシドを水と接触させる。
この方法は、1種類以上の相を含む浴媒で行なう反応楓
二適した任意の方法で行ない得る。例えば、水相連続相
をなしていてもよく、又は水不混和相が連続相であって
もよい。一般6二、不連続相がよく分散し、そして小さ
な泡状トなっていて相の間の界面の面積を大きくするこ
とが望ましい。例えば、この不連続相は直径が約2m以
下、具体的ζ2は約1ctn以下、即ち約0.01乃至
0.5crr1以下の泡を有する。分散を強化するため
の装置どして攪拌機、多孔分散管、その他を用いてもよ
い。しかし、モノアルキレングリコール区二対する選択
率を高める1二は、必ずしも分散した相を有することが
不可欠ではない。当然ながら、これらの相は反応を行な
う間亀;相隣る層を形成することがある・水相及び水不
混和性の液相の相対的な量は、例えば、容量を基準とし
て1000:1乃至1:1000と大巾仁変動!7得る
。通常、水相のjlは本方法−二用いるアルキレンオキ
シド量の関連1二おいて選ぶ。
何故なら、アルキレンオキシドが反応剤であり、従って
アルキレンクリコール生成物から分離する必要があるた
めである◎慣用のアルキレノオキシドの加水分解法では
、未反応の水を冷却用放熱子として供給して、発熱的加
水分解反応の間I;所望の温度を維持する助けとしてい
るが、本発明の方法では、水不混和相がある程度まで冷
却用放熱子の機能を果すので、上記のような配慮は時と
して重要ではない。(本方法の条件下では液状又は水蒸
気状で用いる)水のアルキレンオキシドζ二対するモル
比は、しばしば約0.5乃至50:1の範四内であり、
好ましくは、用いる水の量は化学量論を基準として少な
くとも加えたすべてのアルキレンオキシドと反応するに
足る量であり、即ち、これらのモル比は少なくとも1:
1乃至約40=1又は50:1まで、例えば、約1:1
乃至20:1である。
本発明の方法(二おける加水分解反応は少なくとも2通
りの経路1二よって進行するものと考えられ、その一方
は選択率を高めるメタラードを含むものであり、そして
他の一方は慣用の経路である。従って、本発明の方法で
は、ジアルキレングリコール及び高級グリコールを製造
す1・のが可能である。
即ち、その他の因子をすべて同じξ2保つと、水のフル
キレングリコール薔二対する比が大きいほど、生成する
これらのジアルキレングリコール及び高級グリコールの
量が多くなる。この事実は、本発明の方法を行なう上で
の融通性の程度を示しており、これらの高級グリコール
の所望波が得られ、しかもその鴬は慣用の方法で得られ
るより少量である。多くの場合、これらのモル比は(モ
ルを基準として)約6:1乃至10:1の範囲内である
Oアルキレノグリコール曝二対する選択率の度合6二影
響を及ぼす因子としては、使用するメタラード−アニオ
ンの量がある。一般徽二、その他の因子を同一に保つと
、使用するメタラード・アニオンの量か多いほど、モノ
アルキレングリコール僅二対する選択率が高くなる。従
って、メタラード・アニオンのアルキレンオキシド僅二
対する比は5:1又は10:1まで、もしくはそれ以上
である・経済的−二は、通常、メタラード−アニオンの
アルキレンオキシド区二対する比は約2:1以下である
とされている。時として、これらのモル比は少なくとも
約a001:100、例えば、約0.05:100乃至
2:1、具体的6二は約0.1:100乃至1:1、及
び最も多くの場合、約1:100乃至0.5:1の範囲
内である。
アルキレンオキシドとの会合僅二供される1個以上の結
合部位を有するアニオン(例えば、モリプデート及びタ
ングステート)i2関し℃、存在するメタラード−アニ
オンのモル数を決める暖二は、と9ような結合部位の数
を基準C二してモル数を計算すべきである。
メタラード・アニオン含有物質はこの物質自体が水不混
和相を形成してもよく、或は1種又はそれ以上の実質的
C二水ビニ不溶の成分、例えば、水不混和性の有機液体
のような溶媒であって、メタラード・アニオン含有物質
が溶解するものと組合せてもよい。この溶媒はアルキレ
ンオキシド及びメタラード・アニオン含有物質と反応し
ないことが好ましい。しかし、ある場合には、実質的曝
二水じ不溶の溶媒に加えて、t2−ジメトキシエタンの
ような相互反応性の溶媒を用いることが望ましい。
好ましい溶媒は、加水分解反応の条件下にメタラード・
アニオン含有物質が水堪二比べて優先的亀二溶けるもの
である0時として、メタラード嗜アニオン含有物質は溶
媒9籠;25℃で水中におけるよりも少なくとも5倍可
溶である。溶媒のこの特性幅二よって、グリコールを含
む水相からのメタラード。
アニオン含有物質の回収が促進される。時として、この
メタラード・アニオン含有物質は溶媒ζ二極めて可溶で
ある。通常、25℃で溶媒1tt二つき少なくとも約5
Ofの量で溶ける・ 液体溶媒の例6二は、アルキル、シクロアルキル及び芳
香族を含む溶媒、特嘱二ハpグン化アルキル、シクロア
ルキル及び芳香族があり、例えば、シクロペンタノ、シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン、シクロヘプタン
、ベンゼン、トルエン、キシレン、ナフテン、ジクロロ
メタン、1,1.2−)!Jジクロロメタンである。ま
た、シリコーン油及び鉱油も有用である。上記の溶媒の
すべてが本発明のすべての方法に適するわけではない。
水不混和性の液相は水よりも稠密であるか、又はより稠
密でなくてもよい。時として、水不混和性の液相の密度
な水相の密度よりも十分(2異なるようにして相分離を
促進させる。例えば、これらの密度は、加水分解反応の
条件下で少なくとも約0.05、具体的6二は少なくと
も約0.1f/i異なるよう6二する。
溶媒を用いる場合の量は大巾じ変動し得るが、しばしば
、水1容量暖二つき約0.1:1乃至10:1容量の範
囲内である。用いる溶媒の量は、時として、その溶媒じ
おけるメタラード・アニオン含有物質の溶解度、水不混
和相が連続相であるかどうか、発熱性加水分解反応から
の熱を放散するの逼二望ましい量であるか等に基づいて
決まる。
この加水分解は、水相及び水不混和相を液体砿二保ち、
かつ加水分解が進行するに足る条件のもとで行なうこと
ができる。しかし、温度をあまり高くして、メタ2−ト
・アニオン含有物質が過度に悪影響を受けるようしては
ならない。時として、反応温度は約20℃と約220℃
又は250℃の間、例えば約50℃と200℃の間、場
合により約80℃と180℃の間である。
本方法は減圧、常圧又は過圧下で行なう。便宜上、この
反応は典型的薯二は周囲圧力以上の圧力、例えば、ゲー
ジ圧約0,1〜1000Kg/c4の間、好ましくはゲ
ージ圧約2〜100Kt/、ff1.で行なう。
この加水分解は完全な反応(二は不十分な時間で行なう
が、しかし、一般颯ニアルキレノオキシドとの完全な反
応を行なうに足る量の水を用いる場合1二は、実質的基
ニブルキレ/オキシドがすべて反応する蚤二足る時間に
わたって反応を行なうことが好ましい。実質的に完全な
反応を完結させるのじ要する時間の長さは、温度、存在
する反応剤の量等を含むその他の使用条件楓二よって決
まる。この反応は極めて短い時間、例えば1秒未満で行
なってもよく、そして、所望により数時間までの時間、
例えば、約0.01秒乃至5時間、好ましくは約1秒乃
至30分の間で行なう。
アルキレンオキシドは反応条件下でガスであり、そして
気泡の微細分散体として液状媒体中ビニ導入してもよい
が、多くの場合、圧力はアルキレンオキシドを液相電二
保つ亀二足るものである◇この加水分解は、(好ましく
は不活性の)ガスの存在下に行なってもよい。用い得る
ガスには空気、二酸化炭素、窒素、アルゴン等が含まれ
る。本方法の本気上、及びアルキレフオキシドの供給源
(特逼ニアルケンの部分酸化6二よる)としての性質1
二より、二酸化炭素をしばしば用いる・時として、二酸
化炭素のアルキレンオキシドに対するモル比は0.1:
1以下、%じ0.05:1以下であるが、反応溶媒のI
)Hに影響の及ぶことが望ましい場合はこの限りではな
い。
反応溶媒のpH)! 、通常、相対的に中性(例えば約
5〜11の間、好ましくは約6乃至10.5)−二保ち
、そして多くはpHが約6乃至10の範囲内である。バ
ナデート、タングステート及びモリプデートのようなあ
る種のメタラード・アニオンについては、媒体のpHは
存在する化学種1二よって限定される。例えば、強塩基
性ではオルトバナデートが有力であるが、中性条件では
メタバナデートが有力である。その他の例では、より酸
性の媒体によって多核モリプデートの形成が促進される
が、このものは会合部分の形成6二対する活性が(もし
あるにしても)低い。
当業界で周知の通り、酸又はtx基の添加、もしくは緩
衝剤を加えること6二よってpHを所望の範囲内亀二保
っ。しかし、塩が生成して存在すること及びその性質1
二ついて配慮すべきである。何故なら、そのカチオンが
メタシート・アニオンのためのカチオンと置き替わり得
るからである。他の湿式の加水分解法で所望PRの保持
について提案された方法には、二酸化炭素、無機酸又は
有機酸、例えば、硫酸、塩酸及び酢−を添加することが
含まれている。反応溶媒のpH値を保つための試剤は任
意の慣用の方法で加えてもよく、例えば、反応の間の添
加(例えば二酸化炭素をパージしつつ行なう)、又はこ
れらの反応剤を反応器じ導入するに先立って1種又はそ
れ以上の反応剤6二加える方法である。
pHを所望の範囲内−二保つこと6二は、メタラードア
ニオンの安定性を向上させる2次的な効果もある。
本発明じよる方法□で用いる際のオルガツメタラ−トノ
安定性は、少食のメタラード・アニオン含有物質を水不
混和相に加えることζ二よって高めてもよい。添加する
メタラード・アニオンは、時として1o o a pp
tn (重量)の量で用い、そしてこの添加メタラード
アニオンのオルガノメタ2−トじ対するモル比は約1:
50乃至1:1000とする。
添加するメタラード・アニオン含有物質は、ナトリウム
又はカリウム・メタラードのようなより水溶性の塩を用
いると便利である。本発明と同日に出願したビー・ティ
ー1l−P−ン(B、 T、 Keen )の米国特許
出願第 号明細書を参照せよ。上記出願#求以下の説明
を進めるため、本発明の参考として含むものである◎ 本発明の方法は、適当な処理装置を用いて、回公式、半
連続式又は連続式で行なう。例えば、相聞の接触を促進
させる手段、例えば、攪拌機、パツキン、トレー、スパ
ージャ−等を取付けた容器内で反応を行なう。供給原料
、即ち種々の成分1−L反応器(二導入する前に予め混
合するか、又はこれらの成分を別々に反応容器1二導入
してもよい0例えば、水不混和性の液相をアルキレンオ
キシドと混合し、そして反応容器内の水相6二導入する
ことができる◎別法では、水不混和性の液相及び水相を
含む反応容器6ニアルキレノオキシドを単独−二導入し
てもよい。いずれにせよ、少なくとも一部のアルキレン
オキシドが、水との反応に先立って、メタ2−トーアニ
オノ含有物質を含む実質的盛二水じ水溶の相と接触する
機会を設けるように本方法を行なうべきである。
通常、アルキレノグリコール生成物を反応溶媒から分離
し、そしてメタラード・アニオン含有物質を本方法でざ
ら6二使用するためi二回収することが望ましい。アル
キレノグリコールは通常、液状の水相6二優先的区二溶
解するので、グリコール生成物は相分離(例えば、傾瀉
法、遠心分離)1二よって水不混和相から取除き、そし
て回収することができる・このアルキレフグリコール亀
二富む水相は、例えば、水を除くための多重効用式蒸発
榛、及び高級グリコール不純物及びその他の不純物がら
モノアル中レノを精製するための蒸留法(例えは真空蒸
留)を用いることじより、精製して高純度のモノアルキ
レノグリコールを回収することができる0分離した水不
混和相内のメタラード・アニオン含有物質#ま再使用す
るために再び循環7vu用することができる。
ある場合じは、分離した水相は相分離後砿二若干の溶解
したメタ2−ト争アニオン含有物質を含んでいてもよい
。所望1二より、このメタラード・アニオン含有物質は
適当な方法で回収する。例えば、メタラードのアニオン
含有物質は、メタラード・アニオン又はその会合カチオ
ンが優先的に溶解する不混和性液体と接触させること(
二より、水相がら抽出することができる。さら1二詳細
6二ついては、本発明と同日1二出願したビー・ティー
・キーン等の米国特許出願第 号明細書を参照せよ。
この出願は本発明の参考として含むものである。
別法では水相をダウ・ケミカル社(Dovr Chem
icalCompany )から入手可能な塩化物を付
加したDOWEX(商品名)MSA−1樹脂のようなア
ニオン交換樹脂と接触させてメタラード・アニオンを回
収してもよい。この樹脂を分離及び再成して、同時1二
メタラード・アニオンを回収することができる。ざら(
二詳細については、本発明と同日C二出願したジエーエ
イ・コリア−(J、 A、 Co11ier )の米国
特許出願第号明細書を参照せよ。なお、この出 願は本発明の参考として含むものである・又メタラード
・アニオン含有物質を蒸留(例えば、蒸発又は分別蒸留
)1二よりアルキレングリコールから回収することも可
能である。より高温の分離法、例えば、約100°又は
120℃以上を用いる場合、少量の水を用いると多くの
メタラード・アニオンの安定性が向上する。
以下の例は本発明を理解する上での6助とするためのも
のであり、本発明を制限するものではない。特亀二こと
わらない限り、固体のチ及び部はすべて重量を基準とし
、そして液体及び気体はすべて容量6二基づくものであ
る。
反応生成物の分析は温度をプログラム化したガスクロマ
トグラフィー1二よって行なった。ある分析法では、ク
ロモソープ(Chromoaob ) 101 (商品
名)(60/80メツシユ)を充填した5、05m(1
0フイート)x 5.175m(1/8 )のステンレ
ス鋼のカラムを用いた。注入用試料(2〜3μL)は、
内部標準として、0.12乃至0.1!Mの2−エテル
−1,3−ヘキサンジオールを予め添加した1、5乃至
2.Ofの加水分解生成物の試料から調製した・ 他の方法では、内部標準として約2重i%の1.3−ブ
タンジオールを加えること(二より試料を調製する。こ
の混合物約50μtを、イリノイ州モートン・グラブ(
Morton Grove )のレジス・ケミカル社(
Regis Chemical Company )か
ら入手可能なRegisil (商品名)(BSTFA
)(N、N−ビストリメチルシリルトリフルオロアセト
アミド)1.0−に血清用バイアル中で加え、そして少
なくとも12時間混合する。モノエチレングリコール、
ジエチレングリコール及びトリエチレングリコールの重
量−は標準製の気相りpマドグラフィー区二よってめる
が、80/100メツシユのクロモソーブWHP(闇品
名)上ζ二保持した20%の0V−101メチルシリコ
ーン固定相液体〔これらはいずれもペンシルベニア州ベ
レ7オン) (Be1lefonte)のスペルコ社(
5pelco、 Inc、 )から入手可能である〕を
充填した4 m X (外径)0.52G(178″)
のステンレス鋼のカラムを取付けたヒユーレット・バラ
カード(Hetv?Iett Packard ) 5
880 (商品名)屋ガスクロマトグラフを用いる。
選択率はCG/CM+D十T) ) x 1o o%と
じてめるが、ここにGは問題となるグリコールの重量で
あり、Mはモノアルキレングリコールの重量であり、D
はジエチレングリコールの重量であり、セしてTはトリ
アルキレングリコールの重量であるO特じことわらない
限り、以下の例は500ydのパール(Parr)反応
器を用いて行なった・例1゜ エチレンオキシド115;04F、蒸留水16.19 
F、ビス〔(テト?−n−ヘキシル)アンモニウム〕モ
リブチ−)2.92f及びトルエン26.24 tを反
応器に仕込んだ02相の反応媒体が生じるが、この混合
物を連続的ζ二攪拌してこれらの相の分散を保つように
した。・この反応媒体を1時間をわずか6二上まわる間
約140℃区二加ビニた。反応の間厘二圧力は約160
ps ig+:上昇し、やがて約40 paigs二低
下した0反応器を冷却水、次いで氷水で約5℃まで冷却
し、そして開放した。水層を回収し、そして分析したと
コロ、モノエチレングリコール(選択率89%)、ジエ
チレングリコール(選択率11%)及びトリエチレング
リコール(選択率1チ以下)を含んでいた@ 例2 エチレンオキシド15.4 t、蒸留水15.4f、ビ
ス〔(テト9−n−へグチ/L−)アノモニウム〕タン
グステート0.775F及びトルエン27.67 tを
反応器に仕込んだ。2相の反応媒体が生じるが、この混
合物を連続的≦二攪拌してこれらの相の分散を保つよう
砿二した0この反応混合物を約5時間にわたって約14
0℃ζ;加熱した。反応の間に圧力は約155psig
じ上昇し、そして約50 paigに低下した。次いで
、反応器を冷却水、続いて氷水で約2℃まで冷却した。
水層を回収し、そし℃分析したところ、モノエチレング
リコール(選択率68%)、ジエチレングリコール(選
択率26%)及びトリエチレングリコ−/I/(選択率
6チ)を含んでいた0例6 50−の丸底ガラス製フラスコζニビス(トリフェニル
ホスフィン)イミニウムバナデート10、Of及びジク
ロロメタン10tdを仕込んだ。この溶液を10℃以下
じ冷却し、次いで(約0℃の)エチレンオキシド6.9
1fを加えた。フラスコを秤量した後、(約D℃の)蒸
留水6.91 Fを加えて、2相の反応混合物を生成さ
せた。この混合物を素早く攪拌し、そしてドライアイス
/アセトン冷却器を取付けて約7時間還流(約55℃)
させた。次いで、この混合物を周囲温度で1夜放置した
。次いで、有機層から水層を取除き、そして分析したと
ころ、モノエチレングリコールを含んでいた。ジエチレ
ン又はトリエチレングリコールは検出されなかったO 」LL 冷却器を取付けた50−の丸底ガラス製フラスコヲ攪拌
しつつ、ビス〔ビス(トリフェニルホスフィン)イミニ
ウムコモリブデート1.Of、シクロヘキセノオキシド
5−1蒸留水t〇−及び1,1.2−)ジクロロメタン
5.0−を仕込んだ。冷却器をドライアイス/アセトノ
で冷却しつつ、この混合物を3時間6二わたり(周囲圧
力で)還流させた。加熱及び攪拌を停止し、そして約1
5乃至16時間後舊二再開して約7.5時間継続させる
と、褐色の溶液が生じたO真空下(絶対圧力約1乃至2
ミリノク−ル)約55℃乃至40℃で水及びシクロヘキ
サンオキシドをこの混合物から除去した。白色の固体が
フラスコの側部に凝縮した。この固体は約100.5℃
乃至101.5℃の融点を有していた。赤外分光分析の
結果、この生成物はすべてt 2− trans−ジヒ
ドロキシンクロヘキサノであることを示していたO 例5〜9 これらの例では、下記の一般的手順を用いた。
予め調製し工おいた溶媒中のオルガノメタラード溶液を
、移し替えの便を図るため恒二真空を用いて反応器6二
導入した@次いで、水を仕込み、そしてオートクレーブ
蓬二窒素をパージし、やがてガス抜きを行なった・冷却
した(液体)エチレンオキシドを窒素圧下値二オートク
レーブ6二注入した◎この反応溶媒を約a o o r
pmの回転速夏で攪拌した。
このオートクレーブを絶対圧力約!1.5気圧まで加圧
して加熱し、そして実質的毫ニ一定温度籠二約1時間保
った◎圧力は上昇する1二まかせた。冷却後、水相の一
部を取出して分析に供した。これらの例の詳細を第1表
に示す・ 例10〜13 これらの例では下記の一般的手順を用いた。エチレンオ
キシド(55t)及び水(71f)の原料溶液をシラム
(Syrum)ビン内で調製し、そして約2℃龜二保っ
た。トルエノ(10F)及びビス(テトラヘキシルアン
モニウム)モリフテート(BTHAM)(4,5g)の
別の原料溶液を室温(約22℃)で120ccのシラム
拳ピン内で調製した。各原料溶液の7リコートを(約2
℃(ニ)冷却したステル/c製の円筒状マイクロ反応器
(外径約9.6 m+X76m)を二導入した0この反
応器は一定温度の浴毫二浸漬し得るものである。原料を
導入する(二先立って、このマイクロ反応器に窒素をパ
ージする。原料の導入後、この反応器をシールし、そし
て往復運動で攪拌を促しつつ浴中1二浸漬した。約1時
間後、マイクロ反応器を引き出し、そして水浴中で約0
℃まで冷却した。水相の試料を取出し、そして分析した
・これらの例の詳細を第2表に示す◇ 例14 ビス(トリフェニルホスフィン)イミニウムメタバナデ
ート1tを含む(絶対圧力約10ミリバール咥二)真空
化したガラス容器6二、エチレンオキシ150重iiチ
及びアルゴン50重量−の混合物を導入して、この容器
中の圧力を約500乃至550ミリバールまで上昇させ
た。次いで、水1〇−及びtl、2−)リクロロエタノ
50−の混合物を反応器ζ:注入した。この反応器を磁
力攪拌しつつ加熱還流させた。約1時間後、循環ポンプ
を稼動させた。約5時間後、この系を停止させ、そして
1夜放置した。次いで、ざら1ニエテレンオキシド4−
を添加し、そしてこの系を再び稼動させた。
約2時間後、溶媒層を真空下C二加熱して蒸留し、1、
t2−トリクロロエタンで数回洗浄した(溶媒層72、
5 fを回収した)。水層41.4 fを得、試料を分
析したところ、モノエチレングリコールな含んでいた・ 例15 アルゴン雰囲気下じテト2ヘキシルアンモニウムモリプ
デート5.28Fを100−のガラス製フラスコじ加え
た。次いで、このフラスコを約10℃−二冷却し、そし
てエチレンオキ7ド966fをフラスコビニ注ぎ入れ、
続いて(約0℃の)蒸留水層961fを加えた。このフ
ラスコ1二アルゴンをパージし、次いでアセトン中ドラ
イアイスで冷却した冷却器を用いて5時間還流させ、次
いでこの冷却器が呈温まで加温されるにまかせた0この
装置を1夜放置した。振盪しつつ水層9 mlを加え、
次いでトルエン約30−を添加すると、顕著な3種の相
が形成した。水層はモノエチレングリコールを含有する
ことが判明した〇 亘工虹≦1 これらの例では、例1及び例2椹二記載したと実質的亀
;同じ手順を用いた@詳細墨;ついては第3表(二掲げ
る。例18及び例19を除く他のすべての例では約42
 Orpmで攪拌した0例1Bでは回転速匿は約84 
Orpmであり、そして例19では500 rpmであ
った。例20を除くすべての例では、反応溶媒の最高温
度は約140℃であり、例20では約170℃であった
O 例26 例1(二記載したと実質的(二同じ手順を用いたが、但
しトルエノ含有暦な反応媒体から回収し、そして次の反
応媒体中に用いた。トルエンを含む反応混合物からの水
層なトルエン約10fntで抽出し、迅速な相分離が困
難であることによると思われる。
より好ましい溶媒は、例えばジクロロメタンであろう。
なお、次の第5表6二は以上の例で説明した原理をさら
1二拡張した例ビニついて示す。
例32(比較例) 蒸留水15.19 t、トルxy30ml及び(約〇〜
5℃薯二冷却した後)エチレンオキシド14.97tを
反応器に仕込んだ。この混合物を約140℃で約35時
間Cわたって攪拌及び加熱し、水浴中で約2℃まで冷却
した。水層を回収して分析すると、モノエチレングリコ
ール(選択率56s)、ジエチレングリコール(選択率
33チ)及びトリエチレングリコール(選択率11チ)
を含有していた。
特許出a人−g、!オン、カーバイド、コーボレーレD
V代理人高木文口 手 続 補 正 書 昭和6θ年メ月!7日 特許庁長官 も賀 学 殿 事件の表示 昭和(0年 s許願第〆223S号#BJ
 o 名Hp x ll q 1?X心24 ’@/F
l c>i tiytvTV’グソコーノvtv 慢を
方鎮 補正をする者 事件との関係 14 if ’出願人J
 杯 :L=−才y’、 11−71” 4 F、コ−
;l;’ l/ −’/ :17代 理 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アルキレングリ;−ルを生成する≦二足る条件工
    区ニアルキフン←鈷全オキシドを水含有反応溶媒と接触
    させることより成るアルキレンオキシド及び水からアル
    キレングリコールを製造する方法6二おいて、該水含有
    反応溶媒は水相と、水不混和性の液相と、選択率を高め
    る量の、選択率を高ある解離可能なメタラード・アニオ
    ン含有物質とからなり、皺水不混和性の液相は水相が有
    するよりも高濃度の該メタラード・アニオン含有物質を
    有するものであることを特徴とする、アルキレングリコ
    ールを製造する方法。 2 水不混和性の液相が実質的C水不溶性有機溶媒より
    成る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 メタラート−アニオン含有物質がオルガノ含有カ
    チオンを有するオルガノメタラードより成る特許請求の
    範囲第2項記載の方法。 4、 メタラード・アニオン含有物質が25℃で実質的
    擺二水に不溶性である特許請求の範囲第3項記載の方法
    。 5、 水相が連続相の反応溶媒より成る特許請求の範囲
    第3項記載の方法。 & 水不混和性の液相が連続相の反応溶媒より成る特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 Z メタ2−ト・アニオンが一般式: %式%)) ゛〔ここに、Mは機能的な正の酸化状態を有する多価金
    属であり、AはMの残留原子価((1)を満たす1個又
    はそれ以上の置換基を表わし、セしてaはアニオ/の負
    の電荷である〕 を有する特許請求の範囲第3項記載の方法◎8、 メタ
    ラードΦアニオ7がバナデート、モリブデート及びタン
    グステートよりなる群より選はれる特許請求の範囲第7
    項記載の方法。 9 アルキレノオキシドが一般式: 〔ここに、ls、■♂ a3及びR4はそれぞれ同一で
    あるか又は異なり、そして水素、1〜約10炭素の間の
    アルキル、約12炭素までを有する単環又は2環のアリ
    ール、7乃至約10炭素を有するアルカリール、7乃至
    約15炭素を有する単環又は2環のアラルキル、2乃至
    3炭素を有するアルケニル、3乃至約8炭素を有するシ
    クロアルキル、及ヒR’l R2,R’及びR4のうち
    の2個が結合して3乃至約8炭素を有する環状構造であ
    る〕 を有する特許請求の範囲第7項記載の方法◎10、アル
    キレノオキシドがエチレンオキシドである特許請求の範
    囲第9項記載の方法。 11、メタラード・アニオ7対アルキレンオキシドのモ
    ル比が約0.1:100乃至1:1の間である特許請求
    の範囲第3項記載の方法。 1z メタラード・アニオン対エチレンオキシドのモル
    比が約0.1:100乃至1:1の間である特許請求の
    範囲第10項記載の方法。 16、溶媒がベンゼン、トルエン、キシレン、ジクロロ
    メタノ及び1.12−トリクロロエタンよりなる群より
    選ばれる少なくとも1Aより成る特許請求の範囲第3項
    記載の方法。 14、オルガノメタラードが25℃で水区二比べて有機
    溶媒区二優先的籠二可溶性である特許請求の範囲第7項
    記載の方法。 15、オルガノ、含有カチオンが一般式:%式%) 〔ここ6ニ、Yはイオン性電荷担持中心である多価元素
    であり、Roは水素であるか、又はYがヒドロカルビル
    置換基を含む少なくとも1個のRoを有する条件の下で
    ヒドロカルビル含有置換基であり、mはYと全R0とが
    分かち合う電子対の平均数であり、そして、nは電荷担
    持中心の数であり、m1n及びXは等式: x=n(V
    −m)≦二よつ℃関連づけられている(ここに、VはY
    の平均の機能的酸化状態であって、Roへの結合暢二各
    Yが使用する各電子対は1の値で与えられ、かっYの正
    規の酸化状態はRoへ結合する電子対とx/nとの和で
    あり、セしてXは1又は2の疵数である)〕 で表わされる特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、メタシート・アニオンがバナデート、モリブデー
    ト及びタングステートよりなる群より選ばれる特許請求
    の範囲第15狽記載の方法。 17、オルガノ含有カチオンがアンモニウムカチオンを
    含む%許請求の範囲第16項記載の方法。 18.7ノモニウムカテオンがテトラアルキルアンモニ
    ウムな含む特許請求の範囲第17項記載の方法。 19 オルガノ含有カチオンがホスホニウムカチオンを
    含む特許請求の範囲第16項記載の方法。 20、ホスホニウムカチオンがテトラアルキルホスホニ
    ウムカチオンをも゛む特PfFLM求の範囲第19項記
    載の方法。 21、オルガノ含有カチオンがビス(3置換ホスフイン
    )イミニウムである特許請求の範囲第16項記載の方法
    。 22、水対アルキレンオキシドのモル比が約1=1乃至
    20:1である特許請求の範囲第16項記載の方法。 23、水対アルキレンオキシドのモル比が約1=1乃至
    10:1である特許請求の範囲第22項記載の方法。 24、アルキレノグリコールが水不混和相籠二比べて水
    相鑞二優先的に可溶性である特許請求の範囲第16項記
    載の方法。 25、水対アルキレングリコールのモル比が約1:1乃
    至10:1である特許請求の範囲第3項記載の方法。 26、水不混和相及び水相をアルキレンオキシドとの接
    触後に分離し、そしてアルキレングリコールな水相から
    回収する特許請求の範囲第25項記載の方法。 27、分離した水不混和相の少なくとも一部を引続き水
    及びアルキレンオキ7ドと接触させる特許請求の範囲第
    26項記載の方法。
JP60062238A 1984-03-28 1985-03-28 2液相の反応溶媒を用いるモノアルキレングリコールの製造方法 Granted JPS60218339A (ja)

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