JPS60218330A - 脱ハロゲン化方法 - Google Patents
脱ハロゲン化方法Info
- Publication number
- JPS60218330A JPS60218330A JP59074881A JP7488184A JPS60218330A JP S60218330 A JPS60218330 A JP S60218330A JP 59074881 A JP59074881 A JP 59074881A JP 7488184 A JP7488184 A JP 7488184A JP S60218330 A JPS60218330 A JP S60218330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- dehalogenation
- water
- palladium
- benzyl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は脱ハロ、ゲン化方法に関する。さらに詳細には
、水素化還元触媒の存在下に、水素添加して脱ハロゲン
化するに際し、同一分子内にベンジル基に結合したエー
テル基(以下これをO−ベンジル基と称する)またはイ
ミノ基(以下これをN−ベンジル基と称する)及びハロ
ゲン原子を有する芳香族化合物のO−ベンジル基または
N−ベンジル基の水素化分解を抑制しつつ脱ハロゲン化
する方法に関する。
、水素化還元触媒の存在下に、水素添加して脱ハロゲン
化するに際し、同一分子内にベンジル基に結合したエー
テル基(以下これをO−ベンジル基と称する)またはイ
ミノ基(以下これをN−ベンジル基と称する)及びハロ
ゲン原子を有する芳香族化合物のO−ベンジル基または
N−ベンジル基の水素化分解を抑制しつつ脱ハロゲン化
する方法に関する。
通常芳香族化合物の中、農薬やゴム薬品などある種の化
合物の製造法において、原料の安価な入手性や、反応の
選択性などを考慮して工業的に有利に実施するために、
同一分子内にハロゲン原子を有する芳香族エーテルまた
は芳香族イミノ化合物を原料に用いて、これを脱ハロゲ
ン化して所望のエーテル化合物やイミノ化合物を得る方
法が知られている。
合物の製造法において、原料の安価な入手性や、反応の
選択性などを考慮して工業的に有利に実施するために、
同一分子内にハロゲン原子を有する芳香族エーテルまた
は芳香族イミノ化合物を原料に用いて、これを脱ハロゲ
ン化して所望のエーテル化合物やイミノ化合物を得る方
法が知られている。
その場合還元触媒の存在下に、分子内の炭素−ハロゲン
結合を水素化分解的に開裂する方法は公知である。使用
される還元触媒としてはラネーニッケル等ニッケル触媒
、パラジウムまたは白金等周期律表第8族貴金属触媒が
代表的であり、特にパラジウム触媒は触媒作用が強°<
、且つ、ハロゲンイオンによる被毒作用を最も受け難い
為広く使用されている。又、その際反応系内に塩基を存
在サセることによりこの開裂反応を促進させることも公
知である。
結合を水素化分解的に開裂する方法は公知である。使用
される還元触媒としてはラネーニッケル等ニッケル触媒
、パラジウムまたは白金等周期律表第8族貴金属触媒が
代表的であり、特にパラジウム触媒は触媒作用が強°<
、且つ、ハロゲンイオンによる被毒作用を最も受け難い
為広く使用されている。又、その際反応系内に塩基を存
在サセることによりこの開裂反応を促進させることも公
知である。
一方、分子内にベンジル基を有する化合物の〇−ベンジ
ル基もしくはN−ベンジル基は、アルコール類もしくは
アミン化合物の保護基としての作用もあり、合成反応で
用いられる普通の塩基、酸あるいは水素化合物還元剤に
よる影響は殆んどないが、水素化反応においては、中性
溶媒中でのおだやかな水素化反応条件の下でさえ開裂が
容易に進行する。特に脱ハロゲン化触媒の好適な触媒と
して知られているパラジウム系触媒を用いた場合は、こ
の傾向は大きい。
ル基もしくはN−ベンジル基は、アルコール類もしくは
アミン化合物の保護基としての作用もあり、合成反応で
用いられる普通の塩基、酸あるいは水素化合物還元剤に
よる影響は殆んどないが、水素化反応においては、中性
溶媒中でのおだやかな水素化反応条件の下でさえ開裂が
容易に進行する。特に脱ハロゲン化触媒の好適な触媒と
して知られているパラジウム系触媒を用いた場合は、こ
の傾向は大きい。
従って・0−ベンジル基もしくはN−ベンジル基を有す
る芳香族化合物の0−ベンジル基やN−ベンジル基の水
素化分解を抑制tつつ、炭素−ハロゲン結合を水素化分
解することは容易でなく、先行技術も極めて乏しい。
る芳香族化合物の0−ベンジル基やN−ベンジル基の水
素化分解を抑制tつつ、炭素−ハロゲン結合を水素化分
解することは容易でなく、先行技術も極めて乏しい。
本発明者等は、0−ベンジル基もしくはN−ベンジル基
の水素化分解反応を防止枠、っつ、炭素−ハロゲン結合
を水素化分解反応する方法につき鋭意検討した結果、選
ばれた溶媒、即ち特定濃度の水−アルコール系混合溶媒
を使用することによりこの目的を達することができるこ
とを見い出し本発明に到達した。
の水素化分解反応を防止枠、っつ、炭素−ハロゲン結合
を水素化分解反応する方法につき鋭意検討した結果、選
ばれた溶媒、即ち特定濃度の水−アルコール系混合溶媒
を使用することによりこの目的を達することができるこ
とを見い出し本発明に到達した。
アルコール類は接触水素(tS反応及び/もしくは水素
化分解反応用溶剤として広く使用されているものの、こ
れにあらかじめ特定量の水を添加して使用するのみで本
目的を達成できることは驚くべきことであり、本発明は
極めて簡単で経済的な方法である。
化分解反応用溶剤として広く使用されているものの、こ
れにあらかじめ特定量の水を添加して使用するのみで本
目的を達成できることは驚くべきことであり、本発明は
極めて簡単で経済的な方法である。
さらに炭素−ハロゲン結合の水素化分解反応に於いては
通常、接触水素化反応に使用される触媒の量の数倍以上
の触媒が使用される。従って工業的にはこの触媒の再使
用を行う必要があるが、前述のとおり、炭素−ハロゲン
結合の水素化分解の促進剤として、また反応機の材質腐
食を防止する為にも塩基が使用されるのが一般的であり
、その結果生成する塩により触媒活性の低下をきたすこ
とが多い。しかしながら、本発明方法のように溶媒とし
て水−アルコールを使用する場合は塩に対する溶解度が
大きく、回収触媒の再使用が極めて容易に、且つ、触媒
活性の低下を最小にすることが可能となり、工業的にも
極めて有用である。
通常、接触水素化反応に使用される触媒の量の数倍以上
の触媒が使用される。従って工業的にはこの触媒の再使
用を行う必要があるが、前述のとおり、炭素−ハロゲン
結合の水素化分解の促進剤として、また反応機の材質腐
食を防止する為にも塩基が使用されるのが一般的であり
、その結果生成する塩により触媒活性の低下をきたすこ
とが多い。しかしながら、本発明方法のように溶媒とし
て水−アルコールを使用する場合は塩に対する溶解度が
大きく、回収触媒の再使用が極めて容易に、且つ、触媒
活性の低下を最小にすることが可能となり、工業的にも
極めて有用である。
本発明方法に於いて使用される触媒としてはラネーニッ
ケル、還元ニッケル、ニッケルをit藻土、アルミナ、
軽石、シリカゲル、酸性白土などの種々の担体に担持し
たニッケル担体触媒、パラジウム黒、酸化パラジウム、
パラジウム−炭素、パラジウム−炭酸カルシウム、パラ
ジウム−アルミナ−等パラジウム触媒、白金黒、酸化白
金、白金−炭素等白金・担持触媒等の白金触媒、ロジウ
ム−炭素等のロジウム触媒及びルテニウム触媒等が挙げ
られる。これらの水素化還元触媒のうちでは、パラジウ
ム触媒を使用することが好ましく、特にパラジウム−炭
素、パラジウム−炭酸カルシウム、パラジウム−アルミ
ナ等担体に担持されたパラジウム触媒が好ましい。その
使用量は原料に対し0.1〜20重量パーセント、望ま
しくは2〜7重量パーセントである。
ケル、還元ニッケル、ニッケルをit藻土、アルミナ、
軽石、シリカゲル、酸性白土などの種々の担体に担持し
たニッケル担体触媒、パラジウム黒、酸化パラジウム、
パラジウム−炭素、パラジウム−炭酸カルシウム、パラ
ジウム−アルミナ−等パラジウム触媒、白金黒、酸化白
金、白金−炭素等白金・担持触媒等の白金触媒、ロジウ
ム−炭素等のロジウム触媒及びルテニウム触媒等が挙げ
られる。これらの水素化還元触媒のうちでは、パラジウ
ム触媒を使用することが好ましく、特にパラジウム−炭
素、パラジウム−炭酸カルシウム、パラジウム−アルミ
ナ等担体に担持されたパラジウム触媒が好ましい。その
使用量は原料に対し0.1〜20重量パーセント、望ま
しくは2〜7重量パーセントである。
また本発明方法においては通常は常法にしたがい塩基の
存在下に実施されるが、使用する塩基としてはアルカリ
金属の水酸化物、炭酸塩、酢酸塩−1+斗 #キ好アルコラード、例えば水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、P李 酢酸ナトリウム参中セナトリウムメチラート、アルカリ
土類金属の水酸化物、例えば水酸化カルシウム、および
脂肪族、芳香族または複素環式の塩基類、例えばトリエ
チルアミン、エチレンジアミン、ジエチルアニリン、ピ
リジンおよび1.5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウ
ンデク−5−エン(通称DBIJ )等が挙げられるが
、特にアルカリ金属水酸化物が好適であり、就中、水酸
化ナトリウムが経済的な点からも有利である。塩基の使
用量は、広い範囲で選ぶことが出来るが、一般にはハロ
ゲン基1個含有する原料1モルに対して0〜10モル比
が使用され、望ましくは1〜6モル比が選ばれる。
存在下に実施されるが、使用する塩基としてはアルカリ
金属の水酸化物、炭酸塩、酢酸塩−1+斗 #キ好アルコラード、例えば水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、P李 酢酸ナトリウム参中セナトリウムメチラート、アルカリ
土類金属の水酸化物、例えば水酸化カルシウム、および
脂肪族、芳香族または複素環式の塩基類、例えばトリエ
チルアミン、エチレンジアミン、ジエチルアニリン、ピ
リジンおよび1.5−ジアザビシクロ(5,4,0)ウ
ンデク−5−エン(通称DBIJ )等が挙げられるが
、特にアルカリ金属水酸化物が好適であり、就中、水酸
化ナトリウムが経済的な点からも有利である。塩基の使
用量は、広い範囲で選ぶことが出来るが、一般にはハロ
ゲン基1個含有する原料1モルに対して0〜10モル比
が使用され、望ましくは1〜6モル比が選ばれる。
本発明方法において使用される水−アルコール混合溶媒
の中で、アルコール類としてはメタノール、エタノール
、イソプロパツール等低級アルコール類、エチレングリ
コール等の多価アルコール類が挙げられるが、好ましく
は低級アルコール類であり、特にメタノールは安価でも
あり好ましく、その組成比は、アルコール濃度(重量)
で10〜95%、好ましくは40〜90q6、さらに好
ましくは40〜80チであり、この範囲内にアルコール
夏度を調整し、仕込み原料1体積部に対して、0.1〜
50体積部の範囲内で使用する。しかしながら、反応速
度や反応容器の容積効率の点などを考慮するとその使用
量は2〜10体積部が望ましく、またアルコール濃度が
10−W%範囲外では所望の効果は得られない。
の中で、アルコール類としてはメタノール、エタノール
、イソプロパツール等低級アルコール類、エチレングリ
コール等の多価アルコール類が挙げられるが、好ましく
は低級アルコール類であり、特にメタノールは安価でも
あり好ましく、その組成比は、アルコール濃度(重量)
で10〜95%、好ましくは40〜90q6、さらに好
ましくは40〜80チであり、この範囲内にアルコール
夏度を調整し、仕込み原料1体積部に対して、0.1〜
50体積部の範囲内で使用する。しかしながら、反応速
度や反応容器の容積効率の点などを考慮するとその使用
量は2〜10体積部が望ましく、またアルコール濃度が
10−W%範囲外では所望の効果は得られない。
また水素吹込みによる脱ハロゲン化反応は常圧でも実施
できるが、加圧下特に2〜6okg/cr&で行うのが
望ましい。
できるが、加圧下特に2〜6okg/cr&で行うのが
望ましい。
本発明においては、仕込み原料は溶媒中に必ずしも完溶
している必要はなく、化合物の種類によってはスラリー
状で反応させたほうがよい場合もあり、従って反応温度
は、溶媒濃度及び使用量と仕込み原料によって適宜きめ
られる。
している必要はなく、化合物の種類によってはスラリー
状で反応させたほうがよい場合もあり、従って反応温度
は、溶媒濃度及び使用量と仕込み原料によって適宜きめ
られる。
本発明方法が適用できる化合物の反応としては、公知の
農薬の合成、例えば3−フェノキシベンジル2−(4−
アルコキシフェニル)−2−メチルプロとルエーテル類
を得るために、3−フェノキシベンジル2−(4−アル
コキシ−3−ハロゲノフェニル)−2−メチルプロピル
エーテル類、マたは3−フェノキシベンジル2−(4−
アルコキシ−3,5−ジハロゲノフェニル)−2−メチ
ルプロピルエーテル類の脱ハロゲン化反応や、ゴム薬な
どの中間体の合成、例えばジベンジルアミンやぼ一メチ
ルジベジジルアミン類を得るために、4−クロルジベン
ジルアミン、2−クロルα−メチルジベンジルアミン類
の脱ハロゲン化反応などに適用できる。
農薬の合成、例えば3−フェノキシベンジル2−(4−
アルコキシフェニル)−2−メチルプロとルエーテル類
を得るために、3−フェノキシベンジル2−(4−アル
コキシ−3−ハロゲノフェニル)−2−メチルプロピル
エーテル類、マたは3−フェノキシベンジル2−(4−
アルコキシ−3,5−ジハロゲノフェニル)−2−メチ
ルプロピルエーテル類の脱ハロゲン化反応や、ゴム薬な
どの中間体の合成、例えばジベンジルアミンやぼ一メチ
ルジベジジルアミン類を得るために、4−クロルジベン
ジルアミン、2−クロルα−メチルジベンジルアミン類
の脱ハロゲン化反応などに適用できる。
実施例−1
500−オートクレーブに、3−フェノキシベンジル−
2−(3−クロル−4−エトキシフェニル)−2−メチ
ルプロとルエーテル60.0g(0,146モル)、フ
レーク状苛性ソーダ−7、5!!(0,188モル)、
5チーパラジウム炭素(jO・・%wet ) 7..
2.9 、メタノール108++IIVおよび水361
nlを装入し、密封後、内部を窒素置換して次いで水素
を8kg/c++fGまで充填し、内温110℃で水素
を8−10kg/C−IIGで補充しつつ12時時間比
熱撹拌して反応を終了した。
2−(3−クロル−4−エトキシフェニル)−2−メチ
ルプロとルエーテル60.0g(0,146モル)、フ
レーク状苛性ソーダ−7、5!!(0,188モル)、
5チーパラジウム炭素(jO・・%wet ) 7..
2.9 、メタノール108++IIVおよび水361
nlを装入し、密封後、内部を窒素置換して次いで水素
を8kg/c++fGまで充填し、内温110℃で水素
を8−10kg/C−IIGで補充しつつ12時時間比
熱撹拌して反応を終了した。
反応液を室温まで冷却した後、残圧を開放し、オートク
レーブ内にベンゼン120m1を加え油層を溶解した0
次に不溶物を炉去し、ベンゼン30dで洗浄して得られ
る母洗液をよく振どう後、静置分液してベンゼン層を得
た。引き続きベンゼン層を水1201nlで3回洗浄分
液の後、ベンゼンを減圧下に一留去して、油状物を得た
。この油状物は内部標準法ガスクロマトグラフィー分析
の結果、3−フェノキシベンジル2−−(4−エトキシ
フェニル)−2−メチルプロピルエーテル、98.5%
未反応原料の3−フェノキシベンジル2−(3−クロル
−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロとルエーテ
ル0.5%を含んでおり、エーテル結合開裂による、3
−フェノキシトルエン、および4−エトキシネオフィル
アルコールは夫々0,2チ以下であった。
レーブ内にベンゼン120m1を加え油層を溶解した0
次に不溶物を炉去し、ベンゼン30dで洗浄して得られ
る母洗液をよく振どう後、静置分液してベンゼン層を得
た。引き続きベンゼン層を水1201nlで3回洗浄分
液の後、ベンゼンを減圧下に一留去して、油状物を得た
。この油状物は内部標準法ガスクロマトグラフィー分析
の結果、3−フェノキシベンジル2−−(4−エトキシ
フェニル)−2−メチルプロピルエーテル、98.5%
未反応原料の3−フェノキシベンジル2−(3−クロル
−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロとルエーテ
ル0.5%を含んでおり、エーテル結合開裂による、3
−フェノキシトルエン、および4−エトキシネオフィル
アルコールは夫々0,2チ以下であった。
さらに上記で回収した触媒を使用し同様の反応をくり返
した所、未反応原料が3.5%認められ、エーテル開裂
による3−フェノキシトルエン及び4−エトキシネオフ
ィルアルコールは夫々0.2チ以下であった。
した所、未反応原料が3.5%認められ、エーテル開裂
による3−フェノキシトルエン及び4−エトキシネオフ
ィルアルコールは夫々0.2チ以下であった。
実施例−2
500−オートクレーブに、3−フェノキシベンジル2
−(3−ブロモ−4−エトキシフェニル)−2−、=メ
チ/I’プロピルエーテル50.01/ (0,1l−
f1モル)、フレーク苛性ソーダ4.8 II(0,1
21モル)5ql)−パラジウム炭素(50%Wet)
2.(’19.メタノ−)Iy 90 mlおよび水
30m1を装入し、密封後内部を窒素置換、続いて水素
を10kg/dGまで加圧充填し、内温80℃で水素を
8〜10 kg、mGで補充しつつ、112時間加熱撹
拌して反応を終了した。
−(3−ブロモ−4−エトキシフェニル)−2−、=メ
チ/I’プロピルエーテル50.01/ (0,1l−
f1モル)、フレーク苛性ソーダ4.8 II(0,1
21モル)5ql)−パラジウム炭素(50%Wet)
2.(’19.メタノ−)Iy 90 mlおよび水
30m1を装入し、密封後内部を窒素置換、続いて水素
を10kg/dGまで加圧充填し、内温80℃で水素を
8〜10 kg、mGで補充しつつ、112時間加熱撹
拌して反応を終了した。
反応液を、室温まで冷却した後、残圧を開放し、オート
クレーブ内にベンゼン100dを加え、油状部を溶解し
た。次に不溶物を減圧涙過して除いた後、ベンゼン20
ゴで洗浄して得られる母洗液をよく振どう後、静置分液
して、ベンゼン層溶液を得た。引き続き、ベンゼン層を
水100dで3回洗浄後、ベンゼンを減圧下に留去し、
油状物を得た。この油状物は、内部標準法ガスクロマト
グラフィーによる分析の結果、目的の3−フェノキシベ
ンジル2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロ
ピルエーテル98.5%、原料の3−フェノキベンジル
2−(3−ブロモー4−エトキシフェニル)−2−メチ
ルプロピルエーテル0.3%を含んでおり、またその他
エーテル結合開裂による3−フェノキシトルエンおよび
4−エトキシネオフィルアルコールは夫々0.2%以下
であった。
クレーブ内にベンゼン100dを加え、油状部を溶解し
た。次に不溶物を減圧涙過して除いた後、ベンゼン20
ゴで洗浄して得られる母洗液をよく振どう後、静置分液
して、ベンゼン層溶液を得た。引き続き、ベンゼン層を
水100dで3回洗浄後、ベンゼンを減圧下に留去し、
油状物を得た。この油状物は、内部標準法ガスクロマト
グラフィーによる分析の結果、目的の3−フェノキシベ
ンジル2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロ
ピルエーテル98.5%、原料の3−フェノキベンジル
2−(3−ブロモー4−エトキシフェニル)−2−メチ
ルプロピルエーテル0.3%を含んでおり、またその他
エーテル結合開裂による3−フェノキシトルエンおよび
4−エトキシネオフィルアルコールは夫々0.2%以下
であった。
比較例−1
水を装入しなかった以外実施例−1の通り反応及び分析
を行った。その結果、未反応原料の3−フェノキシベン
ジル−2−(3−クロル−4−エトキシフェニル)−2
−メチルプロとルエーテル2.8チが含まれておりψエ
ーテル開裂による3−フェノキシトルエン及び4−エト
キシネオフィルアルコールが夫々8.8チ含まれていた
。また、目的物の収率は84.5%に過ぎなかった。
を行った。その結果、未反応原料の3−フェノキシベン
ジル−2−(3−クロル−4−エトキシフェニル)−2
−メチルプロとルエーテル2.8チが含まれておりψエ
ーテル開裂による3−フェノキシトルエン及び4−エト
キシネオフィルアルコールが夫々8.8チ含まれていた
。また、目的物の収率は84.5%に過ぎなかった。
上記で回収した触媒を使用し同様の反応をくり返した所
、未反応原料が380チ認められ、エーテル開裂による
3−フェノキシトルエン及び4−エトキシネオフィルア
ルコールが夫々5.2チ含まれていた。
、未反応原料が380チ認められ、エーテル開裂による
3−フェノキシトルエン及び4−エトキシネオフィルア
ルコールが夫々5.2チ含まれていた。
実施例−3
500ゴオートクレープに4−クロルジベンジルアミン
23.:l(0,1モル′)、氷酢酸150m1゜5チ
パラジウムー炭素(50%Wet) 7.2g、メタノ
ール108d及び水36mを装入し、密封後、内部を窒
素置換して次いで水素をskg/dtGまで充填し、室
温〜50℃の温度で反応した。以下実流側−1と同様に
処理した所、収率70.o%でジベンジルアミンが得ら
れ、その他未反応原料が17.0%、開裂物であるベン
ジルアミン及び4−クロルベンジルアミンは夫々5.3
L2.(’lq6であった0 比較例−2 水を装入しない以外実施例−3のとおり反応した所、収
率53.0%でジベンジルアミンが得られ、その他未反
応原料が25チ、開裂物であるベンジルアミン及び4−
クロルベンジルアミンは夫々13.7チ、3.0チであ
った。
23.:l(0,1モル′)、氷酢酸150m1゜5チ
パラジウムー炭素(50%Wet) 7.2g、メタノ
ール108d及び水36mを装入し、密封後、内部を窒
素置換して次いで水素をskg/dtGまで充填し、室
温〜50℃の温度で反応した。以下実流側−1と同様に
処理した所、収率70.o%でジベンジルアミンが得ら
れ、その他未反応原料が17.0%、開裂物であるベン
ジルアミン及び4−クロルベンジルアミンは夫々5.3
L2.(’lq6であった0 比較例−2 水を装入しない以外実施例−3のとおり反応した所、収
率53.0%でジベンジルアミンが得られ、その他未反
応原料が25チ、開裂物であるベンジルアミン及び4−
クロルベンジルアミンは夫々13.7チ、3.0チであ
った。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
Claims (3)
- (1)水素化還元触媒の存在下に、ベンジル基に結合し
たエーテル基またはイミノ基を有し、しかも同一分子内
にハロゲン原子を有する芳香族−化合物を水素化分解に
より脱ハロゲン化するに際し、溶媒としてアルコール濃
度が10〜90重量%に調整された水−アルコール混合
溶媒を使用することを特徴とする脱ハロゲン化方法。 - (2)水−アルコール混合溶媒中のアルコールがメタノ
ールである特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 - (3)水−アルコール混合溶媒中のアルコール濃度が4
0〜80チである特許請求の範囲第(1)項記載の方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59074881A JPS60218330A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 脱ハロゲン化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59074881A JPS60218330A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 脱ハロゲン化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60218330A true JPS60218330A (ja) | 1985-11-01 |
JPH0534346B2 JPH0534346B2 (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=13560138
Family Applications (1)
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JP59074881A Granted JPS60218330A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 脱ハロゲン化方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS60218330A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162629A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Res Dev Corp Of Japan | 官能基含有の芳香環含有化合物の改質方法 |
JPH07238039A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-09-12 | Solvay Deutsche Gmbh | 第4主族元素のハロゲン原子含有化合物の触媒的脱ハロゲン法 |
EP0760361A2 (de) * | 1995-08-24 | 1997-03-05 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur racemisierungsfreien Dehalogenierung von halogensubstituierten Aryl-alkylaminen |
WO2006134124A1 (en) * | 2005-06-16 | 2006-12-21 | Girindus Ag | Synthesis of hydroquinone derivatives |
JP2009102385A (ja) * | 2001-05-18 | 2009-05-14 | Queen's Univ Of Belfast | 水素化法 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP59074881A patent/JPS60218330A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162629A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Res Dev Corp Of Japan | 官能基含有の芳香環含有化合物の改質方法 |
JPH07238039A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-09-12 | Solvay Deutsche Gmbh | 第4主族元素のハロゲン原子含有化合物の触媒的脱ハロゲン法 |
EP0760361A2 (de) * | 1995-08-24 | 1997-03-05 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur racemisierungsfreien Dehalogenierung von halogensubstituierten Aryl-alkylaminen |
EP0760361A3 (de) * | 1995-08-24 | 1998-04-29 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur racemisierungsfreien Dehalogenierung von halogensubstituierten Aryl-alkylaminen |
JP2009102385A (ja) * | 2001-05-18 | 2009-05-14 | Queen's Univ Of Belfast | 水素化法 |
WO2006134124A1 (en) * | 2005-06-16 | 2006-12-21 | Girindus Ag | Synthesis of hydroquinone derivatives |
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Publication number | Publication date |
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JPH0534346B2 (ja) | 1993-05-21 |
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