JPS602157B2 - レ−ザ加工法 - Google Patents

レ−ザ加工法

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Publication number
JPS602157B2
JPS602157B2 JP54148804A JP14880479A JPS602157B2 JP S602157 B2 JPS602157 B2 JP S602157B2 JP 54148804 A JP54148804 A JP 54148804A JP 14880479 A JP14880479 A JP 14880479A JP S602157 B2 JPS602157 B2 JP S602157B2
Authority
JP
Japan
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workpiece
laser beam
laser
cutting
processing method
Prior art date
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Expired
Application number
JP54148804A
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English (en)
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JPS5671592A (en
Inventor
正士 本間
正雄 木村
悠紀雄 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP54148804A priority Critical patent/JPS602157B2/ja
Publication of JPS5671592A publication Critical patent/JPS5671592A/ja
Publication of JPS602157B2 publication Critical patent/JPS602157B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パイプ状の被加工物を切断加工するレーザ
加工法に係わり、更に詳しくは、パイプ状の被加工物を
所定の速度で回動させておき、かかる被加工物の表面に
接線方向からしーザ光線を照射させるとともに、その被
加工物の中心方向にレーザ光線を移動させて、高速に、
かつ切断面のかえり(バリ)のない切断加工を行なう新
規なしーザ加工法に関するものである。
従来、レーザ光線を利用した切断加工法においては、被
加工物の加工面に対してレーザ光を垂直に照射するのが
一般的であった。
しかし、上記しーザ光線を垂直に照射しながら加工する
方法では、加l深さが照射方向に進むにつれて、レーザ
光線の焦点位置を移動させたり、またた焦点位置に被加
工物を移動させることが必要であり、このため、焦点位
置の移動調整に多くの手間と、時間を要するものであっ
た。
また、切断する被加工物の板圧が厚くなると、高出力の
レーザ光線を使用し、かつ終点深度を深くする必要があ
り、その結果、スポット径dを大きくする必要があった
即ち、−般のレーザビームの収束では、第1図に示すよ
うに、焦点でのスポット蓬dと、終点深度Zとは、次式
により求められる。
即ち、 d=f・△夕 ………{1)z=
6.毛d=鱒も2・・・…■ここで、8…レーザビーム
の開き角 f…焦点距離 d…スポット径 Z・・・終点深度 ^・・・レーザ光線の波長(C02の場合1.06仏の
)上記‘1’,■式から、前述の総点深度Zを大きくす
るためにスポット隆Qを大きくすると、切断溝中寸法が
必然的に大きくなり、この結果大出力のレーザ発生装置
が必要となる問題があった。
また一方、従来のパイプ切断法では、比較的肉厚の厚い
ものは、鋸盤や、ロータリーカッタ等が利用されており
、薄肉パイプ等では、刃物による突切り法、及び灘断に
よる切断法が利用されていた。前者の鍵盤等の切削によ
る切断では「作業能率と切粉の処理とが問題であったり
、またロータリーカッタ方式の場合では、切断速度は比
較的速いが、切断面のバリ(切断面のかえり)が大きく
、端面加工の後処理工程が必要な場合もあり、必ずしも
十分な加工法とは言えなかった。
また、後者の鱗断による高速パイプの切断では、パイプ
内外に金型を用いるため、パイプ寸法によっては、面倒
な金型交換作業が必要であり、パイプ寸法のバラツキに
対して制約があった。
更に、パイプ内径等に、溶接肉盛の残っている溶接パイ
プでは加工が困難であったり、また金型には、クリアラ
ンスがあるので、切断されたパイプにゆがみが生じて、
応用範囲が制限される等の問題があった。この発明は、
かかる従来の諸問題に鑑み、これを有効に解決したもの
で、その目的とするところは、パイプ状の被加工物を所
定の速度で回転させておき、この被加工物の表面に、接
線方向からしーザ光線を照射するとともに、このレーザ
光線を被加工物の中心方向に移動させることにより、短
時間に、かつ切断面のかえりのない切断加工を行なうレ
ーザ加工法を提供するものである。
以下、添付図面に基づいて、この発明の好適一実施例を
説明する。
第2図は、この発明の加工法を実施するためのレーザ加
工装置1の概略構成図を示すもので、このレーザ加工装
置1は、パイプ状の被加工物Wを設置する加工台(図示
せず)の一側部に設けられている。
レーザ加工装置1は、レーザ源3と、プリズム5(また
は鏡)及び収束レンズ7を組み合せたレーザ光調整ユニ
ット9とから構成されている。
レーザ源3としては、高出力のC02(炭酸ガス)レー
ザを使用する。なお、C02レーザとしては、レーザ管
内に、混合ガスを封じこめて使うものと、一定量の新鮮
なガスを流しこみながら使うものとがあるが、どちらで
も良い。また、前記プリズム5と、収束レンズ7とを組
み合せたレーザ光調整ユニット9は、レーザ光×を被加
工物Wの表面に接線方向から照射し、かつレーザ光Xの
焦点を、被加工物Wの接点または、その若干前方に位置
するように角度調整自在に構成されている。
また、被加工物Wは、図示しない加工台に対して所定の
速度で回転、かつ移動自在に取付けられる。
前記レーザ光調整ユニット9と、被加工物Wとの間には
、02ガス等のアシストガスを被加工物Wの加工部に噴
射するための気体ジェット11が設けられている。
気体ジェット11から噴射されるアシストガスは、レー
ザ光Xの照射によって、被加工物Wの溶融した金属を噴
き飛ばすので、切断加工には極めて有効である。
なお、アシストガスを噴射することにより、蒸発物等に
よる収束レンズ7の汚染を防止することもできる。また
、アシストガスの噴射と同時に、被加工物Wをある程度
早い回転で回敷させれば、溶融した金属が、遠心力で飛
ばされて、被加工物Wの加工精度を向上させることがで
きるとともに、レーザ光のエネルギーを有効に切断部に
使用できる効果がある。
次に、上記のようなレーザ加工装置1を用いて、パイプ
状の被加工物Wを切断加工する方法について説明する。
前記、第1図において説明したレーザ光Xの収束におい
て、スポット径dは、d=f・△0({1’彰演芸等宅
事も肇害香を‘蝉;無鼻ることができた。
そこで、C02レーザの場合、発振管(図示せず)の長
さを、2の程度とすると、△0二2×10‐3radと
なり、焦点距離をf=50肋と仮定すれば、前記m式(
d=50×2×10‐3)によりd=。
1肋となり、前記■式(Z=牛島蕪さ器主4×0.12
)により、Z=4.8肋となる。
例えば、内外径が1仇舷〜4仇吻(肉厚15側)のパイ
プを切断可能とする場合には、レーザ光調整ユニット9
を、所定の額斜角に調整し、そしてレーザ源3から出た
レーザ光Xを、プリズム5、収束レンズ7を介して、被
加工物×の表面に接線方向から照射する。
この発明の場合は、第3図に示すように仮定すれば、レ
ーザ光軸万向の長さそは、クニノ史玄
……‘3’で求めることができる。
ここで、a・・・レーザ源3の照射位置から、被加工物
Wの中心までの距離r・・・被加工物Wの半径 この‘3’式に、前述の仮定した条件を代入すると、夕
=ゾ師亡碗;45.82(肌) ……(粉)夕=ゾ
前こを=49.74(肌) ……(地)となり、0
点から接線までの長さの差は、約4側である。
これは、高出力密度のレーザ光軸方向の長さZ=4.8
肋よりも小さく、固定焦点で異なるパイプ径のものを切
断することが可能であることを示している。
即ち、従来の加工面に垂直方向にレーザ光×を照射する
方法では、少なくとも1仇岬以上の焦点距離の移動が必
要となり、この発明では焦点距離の移動が極めて少なく
てすむのである。
この発明は、上記のように、被加工物Wの肉厚に関係な
く切断加工ができ、従って比較的低出力のレーザ発生装
置を利用して、効率よく切断加工ができる効果がある。
また、バリのない加工ができるので、加工精度を向上す
ることができる効果がある。なお、この発明は、上記の
実施例に限定されず、他の実施態様により行なうことも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はしーザビームの収束を示す説明図、第2図は、
この発明の加工法を実施するためのレーザ加工装置の概
略構成図、第3図はこの発明によるパイプ径の変化に応
じて接線方向の長さの変化を示す説明図である。 図面中に表わされた主要な符号の説明、W・・・被加工
物、×・・・レーザ光。 第2図 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被加工物Wを所定の速度で回転させた状態で、被加
    工物Wの表面に、レーザ光Xを照射させることによって
    、切断加工を行なうレーザ加工法において、前記レーザ
    光Xを、パイプ状の被加工物の外周接線方向に照射し、
    このレーザ光Xの焦点を、被加工物Wとの接点またはそ
    の若干手前に収束させ、このような状態でレーザ光Xの
    焦点を回動している被加工物Wの中心方向に相対的に移
    動させながら被加工物Wの切断加工を行なうレーザ加工
    法。
JP54148804A 1979-11-19 1979-11-19 レ−ザ加工法 Expired JPS602157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54148804A JPS602157B2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 レ−ザ加工法

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JP54148804A JPS602157B2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 レ−ザ加工法

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Publication Number Publication Date
JPS5671592A JPS5671592A (en) 1981-06-15
JPS602157B2 true JPS602157B2 (ja) 1985-01-19

Family

ID=15461073

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JP54148804A Expired JPS602157B2 (ja) 1979-11-19 1979-11-19 レ−ザ加工法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4790437B2 (ja) * 2006-02-07 2011-10-12 学校法人 東洋大学 レーザ加工方法、バリ取り方法及び物品
DE102013204151B4 (de) * 2013-03-11 2016-12-15 Continental Automotive Gmbh Steuervorrichtung zum Betreiben einer Werkzeugmaschine und Werkzeugmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5671592A (en) 1981-06-15

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