JPS60215307A - 刷子ハンドルの製造方法 - Google Patents

刷子ハンドルの製造方法

Info

Publication number
JPS60215307A
JPS60215307A JP7093984A JP7093984A JPS60215307A JP S60215307 A JPS60215307 A JP S60215307A JP 7093984 A JP7093984 A JP 7093984A JP 7093984 A JP7093984 A JP 7093984A JP S60215307 A JPS60215307 A JP S60215307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
glass fiber
brush handle
handle
terephthalate resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7093984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH041602B2 (ja
Inventor
章義 梅原
龍 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP7093984A priority Critical patent/JPS60215307A/ja
Publication of JPS60215307A publication Critical patent/JPS60215307A/ja
Publication of JPH041602B2 publication Critical patent/JPH041602B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/42Brushes
    • B29L2031/425Toothbrush

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂材料に短繊維状のガラス繊維を配合
し、優れた物性と特殊な外観を付与した刷子ハンドル及
びその製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、刷子類としては歯刷子、ヘアーブラシ、洗浄用刷
子など一般家庭用あるいは工業用のものがあるが、これ
らはその使用上、濡れた手でも滑べらずに握ぎれて、か
つ美感に優れていること、刷毛が常温で抜けにくいばか
りセなく熱湯中に浸潰しても抜けずに使用に耐えること
、植毛部あるいは把握部に亀裂が入りにくいことなどが
要求される。
しかしながら、従来の刷子ではこれらの要求を充分満足
するものは少ない。例えば刷子類のうち歯刷子は毎日使
用され、植毛強度と外観に浸れていることが特に要求さ
れるものであるが、一般に使用されているAS(アクリ
ロニトリル・スチレン共重合体)樹脂、あるいはABS
 (アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体
)樹脂では使用中に亀裂や脱毛が発生し易く、とりわけ
熱湯(80°〜100℃)で消毒殺菌した場合には、こ
れらが目立って多い。また、外観を美しくしたり、濡れ
た手で歯を磨くときに歯刷子が滑らないようにするため
に特殊な形の金型が採用されているが、専用の成形金型
を用意したりする必要があるために普通のハンドル成形
の場合との互換性がなく、簡便・安価に製造するのが困
難であるなど問題点の多いものであった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来のものの上記問題点を排除し、植毛強度
及び美感の両面に優れた刷子ハンドル及びその製造方法
を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明は、ハンドルの少なくとも一部をポリエチレンテ
レフタレート樹脂及び/又はポリブチレンテレフタレー
ト樹脂と短繊維状のガラス繊維との混合材料により形成
したことを特徴とする刷子ハンドルである。
また本発明は、短繊維状のガラス繊維を含有するポリエ
チレンテレフタレート樹脂及び/又はポリブチレンテレ
フタレート樹脂と、ガラス繊維を含有しない前記樹脂と
を混合した混合材料を射出成形することを特徴とする刷
子ハンドルの製造方法である。
本発明の刷子ハンドルを成形するに当たっては、ハンド
ルの外形に合わせて従来公知の射出成形、押出成形等を
採用することができる。ガラス繊維の配合方法としては
、予めこれを混合して調製したベレットにこれを混合し
ていない通常の樹脂ペレットを混合するのが簡便である
が、直接ガラス繊維と通常の樹脂ベレットを混合しても
よい。
刷子ハンドル全体にわたってガラス繊維配合量を均等と
するのが最も簡単であるが、植毛部もしくは把握部など
部分的に配合するのも効果的である。またハンドルの芯
部あるいは外面側にのみ配合するのもよい。いずれにし
ても、配合の目的・効果と成形方法の簡便さとを考慮し
て決定することが肝要である。
本発明の刷子ハンドルは梨地模様を有するものであるが
、梨地模様を呈する部分を別途用意し、これと通常の透
明性の高い部分とを接合あるいは嵌合し℃一本のハンド
ルに形成するようにしてもよく、また、ガラス繊維混合
樹脂と通常の樹脂を多層状、芯−鞘状等に複合押出成形
する方法も採用できる。
本発明では刷子ハンドルを形成するための樹脂材料とし
てポリエチレンテレフタレート樹脂とガラス繊維との混
合材料を使用する場合には、ガラス繊維を1〜30チ配
合することによって著しく向上した植毛強度及び耐クラ
ツク性と独特の落着いた外観を有し、しかも濡れた手で
握っても滑りにくい長所を持つ歯刷子を得ることができ
る。
また樹脂材料としてポリブチレンテレフタレート樹脂と
ガラス繊維との混合材料を使用した場合は、ガラス繊維
配合量を0.5〜2.0 %とすることにより、同様に
植毛強度、外観等に優れた歯刷子を得ることができる。
さらに、樹脂材料としてポリエチレンテレフタレート樹
脂とポリブチレンテレフタレート樹脂とガラス繊維との
混合材料によっても上記と同程度に優れた特性を有する
歯刷子となるものである。
本発明により歯刷子ハンドルを製造するには一般に射出
成形機が使用されるが、金型の冷却温度を調節すること
によりハンドルの一部を透明状又は半透明状にしたり、
逆に一部を結晶化させて乳白色化することができる。ま
た成形後のハンドルの一部分又は全体を熱湯中に浸漬し
たり恒温槽中で加熱空気と接触させることで梨地模様を
部分的に発現させたり、あるいは梨地模様を程する範囲
を拡大させることも可能である。
なお1本発明を歯刷子以外の家庭用もしくは工業用の刷
子類に広(適用しうろことは勿論である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づい℃具体的に説明する。
実施例t ガラス繊維を配合したポリブチレンチレフタレ−) (
PET)樹脂と、これを配合していないPET樹脂を混
合した材料を射出成形し、歯刷子ノンドルを試作した。
ガラス繊維配合樹脂としては帝人(株)製、タイプC3
030ベレツト(ガラス繊維配合量は3o%(重量、以
下同じ)、ガラス繊維の長さ×直径は0.65mX13
μ)を、100チPET樹脂としては同社製タイプTR
8550をそれぞれ採用し、これらを乾燥及び混合し、
従来一般に使用されている射出成形機により通常の条件
で成形した。
ガラス繊維配合PET樹脂と10(IPETII(脂と
の混合比率は、混合後の材料中のガラス繊維含有量が1
俤、2qb%4チ、6%、10チ、151.20チ及び
30%(これはガラス繊維配合樹脂100チに該当する
)となるように設定し、別に対照サンプルとして100
1PET樹脂によるノーンドルも調製した。ハンドル試
料数は各水準とも100本とした。なお、植毛ヘッドの
植毛穴径、穴数はそれぞれ1.6m+、30(3列XI
O個)とした。
かくて得られた各ノンドル試料にナイロン製刷毛を長さ
1.8m又は2.0mの平線を打ち込んで植毛し、試料
の半数(それぞれ25本)については予め100℃の熱
湯に3分間浸漬処理して植毛強度測定用試料とした。な
お、いずれの試料も植毛時にクラック(亀裂)は全く発
生することがなかった。
゛植毛強度の測定は、′植毛ヘッドを固定台に固定し、
刷毛を挟持具でつかんで引き上げ脱毛が起こるときの強
度をテンシロンUTM−11−20(BALDWING
o、、LTD製)で測定し1行なった。
測定結果は第1図に示すとおりで、各データとも試料数
25本の平均値である。この図から、ガラス繊維配合に
より植毛強度が従来品(熱湯処理なしでおおよそ1.5
 kg)に比べて著しく向上すること、特に、熱湯処理
した後においても1.5kli1以上を保持しているこ
と、ガラス繊維の配合量とともに植毛強度は増大し、配
合量30チまで徐々に増大しつづけることが判る。なお
、配合量が30%を越えると成形機のスクリューや金型
がガラス繊維により摩耗しやす(なるので注意が必要で
ある。
しかして、各試料ハンドルは、いわゆる梨地模様の特異
な外観を有するもので、表面にこまかい凹凸が見られ極
めて重厚で渋みのある落着いた、アダルト向きのもので
あったが、ガラス繊維配合量1%ですでに梨地模様を呈
し、その配合量増大に共に顕著になっていくのが確認さ
れた。
第2図にガラス繊維配合量6%のサンプル(但し、未だ
植毛していない)の外観を示す。図中1は植毛ヘッド、
2は首部、6は把握部、4は穴で梨地模様を呈する部分
は同時に乳白色となっているが図では散点状に示してあ
り、それ以外の部分すなわち植毛ヘッドの大部分では半
透明状のものとなっている。なお、散点を濃密に示した
部分は結晶化が特に進行して乳白色の度合が濃く現われ
ている部分である。
上記サンプルを恒温槽に入れ130℃の空気で8分間加
熱処理したところ、植毛ヘッド全体が光沢のある半透明
状から乳白色化した梨地模様となった。
実施例2 ガラス繊維を配合したポリブチレンチレフタレ−) (
PBT)樹脂と、これを配合していないPBT樹脂を混
合した材料により、実施例1とほぼ同一の条件で射出成
形して歯刷子ハンドルを試作した。
採用した樹脂はガラス繊維配合樹脂は帝人(株)製、タ
イプC7015(ガラス繊維配合量は5q6、ガラス繊
維の長さ×直径は0.6箇×13μ)、100%PBT
樹脂としては同社製、タイプC7000である。
混合材料中のガラス繊維含有量は0.5 %、lチ、2
%、3−14%及び5qbに設定し・、別1c100%
PBT樹脂によるハンドルも調製した。ハンドル試科数
、植毛ヘッドの形状、平線の寸法等の植毛条件、熱湯処
理条件及び植毛強度測定方法などは実施例1と同じであ
る。
試験結果をまとめると植毛強度の測定結果は第3図のと
おりであるが、この実施例の結果をまとめると以下のこ
とが判明した。(1)ガラス繊維配合量0.5%以上で
植毛強度がPET樹脂の場合と同等となり、熱湯処理し
ても脱毛の起こる心配がないこと、(2)外観を梨地模
様とするには前記配合量を1%以上とするのが好ましい
こと、(3)前記配合量は3チを超えると熱湯処理時の
熱変形が現われるので、これを2.5−以下にするのが
望ましいこと、である。なお、いずれの試料も植毛時に
クラックは全(発生しなかった。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の刷子類は、従来のものに比べ
て植毛強度が大幅に向上し、熱湯中で殺菌等の処理をし
ても脱毛を起こす心配がなくなるうえ、特異な落屑いた
外観を有し、濡れた手で掘っても滑らない長所を持つ刷
子ハンドルとなるものであり、加えて、従来の成形機に
より簡便に金型加工等を要することなく製造できる利点
があり、実用性が著しく向上すると共に美感も向上し、
したがって使用者の要求と噌好に的確にこたえ得る優れ
た刷子類となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例の結果を示すも
ので、第1図はガラス繊維を配合したPET樹脂による
歯刷子ハンドル成形品の植毛強度を示すグラフ、第2図
はこの成形品の外観を示す平面図、第3図は本発明の第
2実施例の結果を示すもので、ガラス繊維を配合したP
BT樹脂による歯刷子ハンドル成形品の植毛強度を示す
グラフである。 特許出願人 ライオン株式会社 代理人弁理士 高 木 正 行

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t ハンドルの少なくとも一部をポリエチレンテレ7タ
    レート樹脂及び/又はポリブチレンテレフタレート樹脂
    と短繊維状のガラス繊維との混合材料により形成したこ
    とを特徴とする刷子ハンドル。 2、 前記混合材料が、ポリエチレンテレフタレート樹
    脂99〜丁0qb(重量、以下同じ)とガラス繊維1〜
    30チとからなるものである特許請求の範囲第1項記載
    の刷子ハンドル。 6、 前記混合材料が、ポリブチレンテレフタレート樹
    脂99.5〜98%とガラス繊維0.5〜2.0%とか
    らなるものである特許請求の範囲第1項記載の刷子ハン
    ドル。 4、 前記ガラス繊維が、長さ0.2〜1.0 m、直
    径5〜30μのものである特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれか一つの項記載の刷子ハンドル。 5、短繊維状のガラス繊維を含有するポリエチレンテレ
    フタレート樹脂及び/又はポリブチレンテレフタレート
    樹脂と、ガラス繊維を含有しない前記樹脂とを混合した
    混合材料を射出成形することを特徴とする刷子ハンドル
    の製造方法。
JP7093984A 1984-04-11 1984-04-11 刷子ハンドルの製造方法 Granted JPS60215307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7093984A JPS60215307A (ja) 1984-04-11 1984-04-11 刷子ハンドルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7093984A JPS60215307A (ja) 1984-04-11 1984-04-11 刷子ハンドルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60215307A true JPS60215307A (ja) 1985-10-28
JPH041602B2 JPH041602B2 (ja) 1992-01-13

Family

ID=13445970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7093984A Granted JPS60215307A (ja) 1984-04-11 1984-04-11 刷子ハンドルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60215307A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10179258A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Matsushita Electric Works Ltd 歯ブラシ、その製造方法およびその金型
JP2018075843A (ja) * 2012-05-24 2018-05-17 サンスター スイス エスエー 歯間清掃具の製造方法及び歯間清掃具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890128U (ja) * 1981-12-14 1983-06-18 ライオン株式会社 歯ブラシ
JPS5937965A (ja) * 1982-08-24 1984-03-01 株式会社スワロ−スキ− スキ−

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890128U (ja) * 1981-12-14 1983-06-18 ライオン株式会社 歯ブラシ
JPS5937965A (ja) * 1982-08-24 1984-03-01 株式会社スワロ−スキ− スキ−

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10179258A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Matsushita Electric Works Ltd 歯ブラシ、その製造方法およびその金型
JP2018075843A (ja) * 2012-05-24 2018-05-17 サンスター スイス エスエー 歯間清掃具の製造方法及び歯間清掃具
JP2019217784A (ja) * 2012-05-24 2019-12-26 サンスター スイス エスエー 歯間清掃具の製造方法及び歯間清掃具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH041602B2 (ja) 1992-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11375802B2 (en) Oral care implement
KR102519168B1 (ko) 구강 케어 기구
AU2018388894B2 (en) Oral care implement
HUP9900658A2 (hu) Fogkefe és eljárás annak előállítására
CA2136294A1 (en) Toothbrush formed of a polyacetal resin
JP2561978B2 (ja) 抗菌性歯ブラシ
JPS60215307A (ja) 刷子ハンドルの製造方法
CA2242739C (en) Plastic bristles for toothbrushes
JP2002058538A (ja) ブラシ用毛材およびその用途
JP2002223856A (ja) 歯ブラシ
JPS6110495Y2 (ja)
KR101775623B1 (ko) 코팅사를 포함하는 칫솔모 및 그 제조방법
JPS6119642A (ja) 樹脂組成物
JPH08187126A (ja) ブラシ用毛及びそれを用いた高機能ブラシ
JPH0274210A (ja) 歯ブラシ
WO2017130901A1 (ja) ブラシ用毛材及びそれを用いたブラシ
KR200242571Y1 (ko) 칫솔대의 구조
JPH114741A (ja) 陶磁器風食器及びその製造方法
JPS60163603A (ja) 歯刷子
JP2000217626A (ja) 整毛整髪用具
JPH0824050A (ja) 歯ブラシ
JP2005204784A (ja) 化粧ブラシ用ブリッスル
JP2002153323A (ja) 歯ブラシ
JPH0665324B2 (ja) 歯刷子