JPS6021525B2 - ブロ−成形中空容器の製造方法 - Google Patents

ブロ−成形中空容器の製造方法

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JPS6021525B2
JPS6021525B2 JP53147115A JP14711578A JPS6021525B2 JP S6021525 B2 JPS6021525 B2 JP S6021525B2 JP 53147115 A JP53147115 A JP 53147115A JP 14711578 A JP14711578 A JP 14711578A JP S6021525 B2 JPS6021525 B2 JP S6021525B2
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JP
Japan
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pipe
container
stretched
product
bottomed
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JP53147115A
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English (en)
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JPS5573518A (en
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真一 宮崎
公章 柳沢
通 鈴木
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコールドパリソン方式による二軸延伸フロー成
形中空容器に関するものであり、尚詳しくは熱可塑性合
成樹脂よりなる有底管素材にブロー成形を施して中空容
器を製造する方法において、前記有底管状素材13を所
要温度に加熱し、製品の口部相当位置にねじ部を形成し
た後軸方向に延伸して所定長さの有底延伸パイプ17と
し、その後更に該パイプ17の下部を軸万向に延伸し、
以て製品の肩部31相当位置を薄肉に形成し、然る後所
望のブロー成形中空容器を製造する方法である。
従釆から所謂瓶形状の中空容器は、比較的初期設備費が
低額にして且つ生産性の大なるェクストルージョンフロ
ー方式を採り、食品を収めるときはポリエチレン、洗剤
を収めるときは塩ビ等を使用して製造することが多い。
ところで、それらの容器は透明性が少し、欠点があり、
又比較的柔軟に過ぎるので把握したとき容易に変形して
注出量が過大となる場合が多い欠点がある。そこで製品
となった際の容器の透明性が良好にして、且つ薄肉であ
るにも拘らず把握に対して相当な硬度により容易には変
形しない容器を製造し得るポリエステル樹脂が注目され
る様になっていた。ところでポリエステル樹脂は、前記
ポリエチレン樹脂、塩化ビニール樹脂に比較して高価で
ある故、ロスの発生を防止しなければならないのみなら
ず、加熱時の流動特性が大であるから、ェクストルージ
ョンフロー方式をもってするときドローダウンが甚だし
い欠点がある。又、ェクストルージョンフロー方式は、
該方式に基づく必然的ロスが余りにも多いので、比較的
高価なポリエステル樹脂をもってする中空容器の製造に
通した製造方式ではない。
然し乍らブロー成形方式は初期設備費及び型が比較的低
額である利点を有する。
そこで本発明は上述の如き利点を有するポリエステル樹
脂をもって中空容器を製造するに当り、多少の熱エネル
ギーのロスを承知の上コールドハリソン方式によるブロ
ー成形方法を採用した。
そして尚、従釆のコールドパリソン方式では、ブロー成
形後の容器の肩部が厚肉となることが避けられなかった
が、高価なポリエステル樹脂をもって成形する本発明に
おいては、中空容器肩部の肉厚を不必要に厚肉となるの
を防止して胸部とほぼ等しい肉厚とし、使用樹脂を節用
する方法に関するものである。即ち、最も汎用的な装置
にして生産性の高いェクストル−ダーを使用して、第1
図に示すような所要の内径が,と外径が2とによって一
定の肉厚を保ったパイプ10を出し、之を所定の長さ1
,に切断して素材パイプ11とする。この一本の素材パ
イプ11の内外隆ジ,,?2及び長さ1,は、何れも製
品たる瓶の形状、肉厚に基づき計算された無駄のないも
のであるから、この素材パイプ11から製品容器を成形
するときは全くロスの発生をみなし・製造方法を可能と
するものである。この素材パイプ11を第2図に示す如
くマンドレル21に挿入して再加熱し、第3図及び第4
図に示すように押圧具22をもって上端に押圧を加え、
以て第5図に示す如き底部12を具えた有底管状素材1
3とする。然る後、第6図に示す如くネック割型23、
プリフオームチヤツクブロック24、ノズル内釜コアー
27をもって有底管状素材13を固定し所要温度に加熱
し、該有底管状素材13の開□端部である製品の口部相
当位置にねじ部を形成した後マンドレル21を上昇せし
め軸万向に延伸し、均等肉厚にして、ほぼ所定の製品の
長さに等しい延伸パイプ17とする。
この様に有底管状素材13を轍方向へ延伸する前に容器
口部相当位置にねじ部を形成する故、素材が延伸による
配向を受ける以前にねじ部を形成することとなり、ねじ
部の成形を正確且つ容易になし得る。又、前記プリフオ
−ムチャックブロック24の基部25は保温材又は加熱
材26とし容器の眉部相当位置が容易に延伸される温度
とするように構成されるものである。この様なチャック
ブロック24を用いることにより延伸パイプ17の容器
肩部相当位置則ちパイプの下部を所望の温度としてマン
ドレル21をプリフオームチヤツクブロック24に対し
て相対的に上昇せしめた後、又は同時に、ネック割型2
3、ノズル内径コアー27をプリフオームチャツクブロ
ック24に対して相対的に後退させると、即ちパイプ1
7の下部近くを軸方向に延伸させると、容易に延伸され
る温度となった延伸パイプ17の容器肩部位層は局部的
に再延伸され、第7図に示すように該部分は薄肉部18
となる。次いで延伸パイプ17に対してブローを施して
第8図に示す如き二鞠延伸を施した所望の中空容器30
を成形する。
この様にポリエステル樹脂を二軸延伸するから、ポリエ
ステル樹脂の特性が充分に発揮されて透明度が良好とな
り、且つ硬度が高くなるので製品の品質を高めるのみで
なく、素材パイプ11を延伸パイプ17となし口部相当
位置にねじ部を形成した後更に容器肩部31となるべき
部分を延伸して薄肉部18とし、然る後にブローを施す
から、完成された容器の肩部31が不必要な厚肉となる
ことを防止して薄肉となし、以て材料を節約することが
でき、且つ容器30を安価とすることができる。
上述した実施例は、素材パイプ10を第5図に示す如く
有底管状素材13とした後、第6図に示すようにネック
割型23、プリフオ−ムチヤックフロツク24等によっ
て前記有底管状素材13を固定し、以て有底管状素材1
3の端部に口部ねじ部を形成し、その後該有底管状素材
13を藤方向に延伸し、ほぼ製品の長さにして均等肉厚
の延伸パイプ17とし、更に容器肩部相当位置を局部的
に再延伸して第7図に示すように薄肉部18を形成し、
然る後放射方向へ二鞠延伸を施して第8図に示す容器と
したが、本発明は斯る方法を探る場合に限るものでなく
、素材パイプ10を製品の長さ1こ近い長さとし、之に
第2図乃至第4図に示す有底加工を施してほぼ製品の長
さとした有底管状素材13とし、この有底管状素材13
に対して第6図に示すように、ネック割型23、プリフ
オームチヤツクプロック24、ノズル内径コアー27を
もって前記有底パイプ13を固定して加熱材26にて容
器肩部相当位置を所望温度とし口部ねじ部を形成した後
、第7図に示す如く、マンドレル21とプリフオームチ
ヤツクブロック24とを、ネック割型23、内径コアー
27に対して上昇させ、以て該容器肩部相当位置を薄肉
部18とする場合も多い。
本発明は上述の如くポリエステル樹脂よりなる有底管状
素材13にブローを施して中空容器を製造する方法にお
いて、有底管状素材13の端部に製品容器の口部ねじ部
を形成し肩部相当位置を所望温度にて軸方向に延伸して
簿肉とし、然る後ブロー成形を施すものであり、成型し
ようとする中空容器30の口都内径を規定するノズル内
蓬コア−27と、前記ノズル内径コアー27と同0にし
て且つ前記ノズル内径コアーの内を自在に昇降するマン
ドレル21と、前記マンドレル21に上方から挿贋して
前記ノズル内蚤コアー27の外周に対して内側を当接し
た素材パイプ11の外側を、ノズル内蚤コアー27とで
もつて挟圧しねじ部を形成するネック割型23と、前記
ネック割型23の上方に位置して前記マンドレル21に
挿遣した前記素材パイプ11の下部の温度を所定とする
温度保持手段26とよりなり、且つ所望時にマンドレル
21がネック割型23及び内蓬コアー27に対して相対
的に上昇し前記加溢した部分を延伸するものである。
この様に軸方向の延伸を行なう前にねじ部を形成する故
、ねじ部の成形が容易であり、製品容器の製造に際し製
品の歩留を向上させ、又、軸万向の延伸に際し、肩部相
当位置を薄肉に形成し、然る後ブロー成形を行なう故、
容器肩部を無駄に厚肉とすることがない等、素材を有効
に使用し得るブロー成形中空容器の製造方法である。尚
、上述したところはポリエステル樹脂を使用した場合で
あったが、本発明の実施はポリエチレン樹脂、塩化ビニ
ール樹脂等熱可塑性合成樹脂のフロー成形に使用し得る
樹脂であれば、何れの熱可塑性合成樹脂をもっても実施
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は素材パイプを示す図にして、第2図乃至第4図
はマンドレル、押圧具により素材パイプから有底パイプ
を作成する過程を示す図、第5図は有底パイプを示す図
である、第6図、第7図は有底パイプから延伸パイプの
作成を示す図にして、第8図は中空容器を示す図である
。 10・・・・・・パイプ、11・・・・・・フロー素材
パイプ、12・・・・・・底部、13・・・・・・有底
パイプ、17・・・・・・延伸パイプ、18・・・・・
・製品の肩部に相当する延伸パイプの薄肉部、21……
マンドレル、22……押圧具、23・…・・ネック割型
、24・・・・・・ブリフオ−ムチャックブロック、2
5・・・・・・基部、26・・・・・・保温材(加熱材
)、27・・・・・・内蓬コアー、30・・・・・・中
空容器、31・・・・・・肩部、32・・・・・・胴部
、3・・・・・・底部。 〆1図 才 2 図 才 3 図 才 4 図 才5図 オG図 才7図 才8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱可塑性合成樹脂よりなる有底管状素材にブロー成
    形を施して中空容器を製造する方法において、前記有底
    管状素材13を所要温度に加熱し、該有底管状素材の開
    口端部である製品の口部相当位置にねじ部を形成した後
    軸方向に延伸して所定長さの有底延伸パイプ17とし、
    その後、更に該パイプ17の下部を軸方向に延伸し、以
    て製品の肩部31相当位置を薄肉に形成し、然る後所望
    のブロー成形を行なうことを特徴とするブロー成形中空
    容器の製造方法。
JP53147115A 1978-11-30 1978-11-30 ブロ−成形中空容器の製造方法 Expired JPS6021525B2 (ja)

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JPS5573518A JPS5573518A (en) 1980-06-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE121991T1 (de) * 1985-06-29 1995-05-15 Erik Bock Verfahren zum herstellen von behältern.
US5954224A (en) 1996-11-01 1999-09-21 Colgate-Palmolive Company Injection stretch blow molded tubular containers
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832163A (ja) * 1971-08-30 1973-04-27
JPS51107357A (ja) * 1975-02-20 1976-09-22 Carnaud Total Interplastic

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