JPS60215147A - 無段変速機

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】３−１　従来動力伝達用プーリーは、大きさ（直径）が
固定されているが、本発明はプーリーをいくつかに分割
することにより、その大きさ（直径）を任意に変えられ
るようにしたのが大きな特色である。

以下図面を中心に説明する。

３−２　第１図はプーリーの変化する様子を示したもの
で、駆動軸側及び受動軸側のプーリーが、それぞれ変化
した場合の主な３つの状態を表わしている。

例えばそれぞれのプーリーが直径で２倍まで変化出来る
まのであれば、一定の回転数で駆動軸側が回転している
とすれば、受動軸側は４倍の回転数まで連続的な変化が
可能である。図でも判るようにプーリーの円周面は、最
少の時は連続的であるが、広がるにつれて断続的な状態
となる。

３−３　第３図はプーリーを示したもので、この場合８
分割してある。

３−４　第４図はプーリーをガイドして、その直径が変
えられるようにした円錐形状のものである。これはシヤ
フトに固定されており、プーリーはこの斜面部分にそれ
ぞれ取付けられ、その斜面を動かすことが出来るように
なつている。

３−５　第５図は分割されたプーリーを、統合し位置制
御をするための補助機構である。

図中の（３）はシヤフトに半固定されており、即ち回転
はシヤフトに固定されているが、シヤフト方向には任意
に動かすことが出来るようになつている。

また（４）は（３）とプーリーを継ぐ接続金具である。

分割されたプーリーと１個１個接続されており、従つて
（３）とプーリーは常に連動した動きとなる。

３−６　第２図は無段変速機構の動きが判るようにモデ
ル化した図である。

両軸共まつたく同一の機構を反対方向に取付けてある。

これによりベルト（６）はプーリー（１）がどの位置に
あつても、常に同じ張り具合が保てる。

プーリーの位置設定は制御レバー（５）によつて行なわ
れる。これは回転している（３）を左右に動かすことが
出来るようになつている。

３−７以上内容説明したが、ここに図示したものは一つのモデ
ルとして表わしたもので、実際に使用の場合、使う機器
により形状、大きさ、材質等選択する必要がある。

３−８本無段変速機は構造が簡単であり、変速を必要とする機
器には殆んど利用でき、用途は広い。

例えば自動車に利用した場合（１）自動車の速度、エンジンの回転数、無段変速機の
プーリーの位置等が最適条件への設定ができ、今迄より
さらに効率運転の向上が可能である。

（２）理論的には従来のマニユアル車より、さらに燃費
の向上が出来る。

（３）乗りごこちがよくなり、快適な運転が可能となる
。

（４）運転操作が楽になる。安全性向上（５）エンジン
ブレーキ機能が向上し、安全性が増す。

（６）あらゆる自動車に利用できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の内容をモデル化した一例を示す。（１）は分割されたプーリー（２）はプーリーをガイドし、大きさ（直径）を変える
ための機構。（３）（４）（５）はプーリーを統合し、位置制御をす
るための機構。（６）はベルト

【特許請求の範囲】

動力を伝達するプーリーをいくつかに分割し、補助機構
を使つてその大きさ（直径）を任意に変えられるように
して、動力を受ける側（受動軸側）は、連続的に変化す
る回転数が得られるようにした無段変速機である。