JPH02190649A - 可変速動力伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、可変速動力伝達装置に関するものである。

運動を伝達する速度を連続的に変化させるようにされた
、さまざまなタイプの装置が知られており、機械的、静
水学的および電気的変速装置がその中に挙げられるかも
しれない。

機械的変速装置のうち最も広範に使用されているのは、
固定された中心間距離と可変直径とを有する２つの滑車
の間に伸ばされたベルトによって伝達された摩擦トルク
を用いるという概念に基づいている。

速度変化は、前記滑車の巻上げ半径を変化させるように
その滑車が構成されたプレートを、軸方向に動かすこと
によって生じる。

水圧変速装置はポンプモータアセンブリの助けを借りて
機械エネルギを水圧エネルギに変換する。

適用さた電圧が変更され得る直流伝動機は、変速装置と
みなすことができ、周知のように、適用された電圧は回
転の数に関連している。

その他の種類の電気的変速装置は、静電界よおよび電磁
場を変化させるという原理を用いる。

しかしながら、これらの種類の変速装置はすべて、速度
、動力、トルク、重さ、大きさおよび効率という要因に
関する結果が、多かれ少なかれあまり大きくないという
ことを特徴とする。

この発明の目的は、従来の装置よりも簡単な設計および
構造を有する、出力速度を連続的に変化させることが可
能な装置を提供することである。

そのさらなる目的は、構造が簡単で、容易に製造される
、速度変化装置を提供することである。

、−−“ 特に、従来のシステムを有し、かつ低コストで得られる
変速装置を提供することがこの発明の課題である。

この目的ならびにこれらのおよび、以下において明らか
になるであろうその他の課題は、動力を異なる可変速度
を有する２つの小部分に分割するための入力伝動装置を
含み、前記２つの小部分のうちの第１は出力伝動装置に
直接伝達され、前記２つの小部分のうちの第２は、その
速度を変える水圧ポンプモータアセンブリに、そして次
に、それを前記第１の小部分と再結合するようにされた
前記出力伝動装置に、伝達される、ことを特徴とする変
速動力伝達装置によって達成される。

この発明のさらなる特徴および利点は、添付された図面
の第１図に非制限的例としてのみ図解された、一実施例
の詳細な説明から明らかになるであろう。

上述の図面に関して、可変速動力伝達装置は好ましい一
実施例において、第１エピサイクリツクトレーン２の軸
に回転自在に結合された入力軸１を含み、前記第１エピ
サイクリツクトレーン２は運動を、前記軸１と同軸であ
る、第１中間軸３と、前記伝動装置２の外側プラネタリ
ギアに接続された第２中間軸４とに、伝達するようにさ
れている。

前記第２中間軸４は、第３中間軸６を介して第２エビサ
イクリツクトレーン７のプラネタリギアに運動を伝達す
る水圧アセンブリ５に結合され、前記伝動装置７はまた
第１中間軸３から運動を受ける。

中間軸３および６から伝達された運動の組合わせから生
じる運動は第２エピサイクリツクトレーンによって、前
記軸３と同軸である出力軸８に伝達される。

この発明によると、前記水圧アセンブリ５は、固定のお
よび／または可変の排水量を有する水圧ポンプ９、固定
のおよび／または可変の排水量を有する水圧モータ１０
、およびその間に挿入された流量調整弁１１によって構
成されるのが望ましい。

図解例においては、第２中間軸４はエビサイクリックト
レーン２のクラウンギア２ａの外歯に接続される。クラ
ウンギア２ａは回転可能であり、周知のように、プラネ
タリギア２ｂに接続され、次に、ソーラーギア２Ｃに接
続される。

第３中間軸６は、同様にプラネタリギア７ｂおよびソー
ラーギア７Ｃを有する、エビサイクリックトレーン７の
クラウンギア７ａの外歯に接続される。

ソーラーギア２ｃは入力軸１に接続され、ソーラーギア
７Ｃは出力軸８に接続され、さらにプラネタリギア２ｂ
および７ｂは第１中間軸３によって接続される。

流量調整弁１１が水圧アセンブリ５内の液体の流れを封
鎖すると、中間軸４が封鎖され、エビサイクリックトレ
ーン２のクラウンギア２ａも封鎖される。同様に、軸６
が封鎖され、エビサイクリツクトレーン７のクラウンギ
ア７ａも封鎖される。

この条件下においては、運動は入力軸１から出力軸８へ
、専らエビサイクリックトレーン２および７ならびに軸
３を介して伝達される。

クラウンギア２ａはプラネタリギア２ｂの動きによって
回転する傾向にあるので、流量調整弁１１の開口を調整
することによって、運動は水圧アセンブリ５を介して漸
次、伝達され得る。

この発明による装置の作動概念は第２図に示される。図
において、 矢印１２は、トルクＭｔｌおよびｒｐｍ率ｎ１を有する
、入力における動力Ｎ１を示す。

矢印１３および１４は、各々トルクｔ２およびＭｔ３な
らびにｒｐｍ率ｎ２およびｎ３を有する、Ｎ１を可変的
に分割することによって得られた動力Ｎ２およびＮ３を
各々示す。

矢印１５は、トルクＭｔ４と、常にかついかなる場合に
おいてもｎ３とは異なるｒｐｍ率ｎ４とを有する、水圧
アセンブリ５における変換の後得られた動力Ｎ４を示す
。

矢印１６は、トルクＭｔ５およびｒｐｍ率ｎ５を有する
、システムからの出力において得られる動力Ｍ５を示す
。

この装置のための１の効率を理想的に考えると、様々な
動力をつなぐ関係は、次の式で示される。

Ｎ５−Ｎ２十Ｎ４−Ｎ１ 回転率に関する第１の数値の例においては、以下の値が
仮定される。

ｎ１＝１００Ｏｒｐｍ ｎ２＝　　４００　　ｒｐｍ ｎ３＝　　６０Ｏｒｐｍ ｎ４＝　　３０Ｏｒｐｍ したがって、ｎ５−ｎ２＋ｎ４−４００＋３００−７０
Ｏｒｐｍである。

第２の数値の例においては、次の値が仮定される。

ｎ１＝１００ｏ　　ｒｐｍ ｎ２＝　　２０Ｏｒｐｍ ｎ３＝　　８０Ｏｒｐｍ ｎ４−　４０Ｏｒｐｍ したがって、ｎ５＝ｎ２＋ｎ４＝２００＋４００−６０
Ｏｒｐｍである。

上記の２つの例から、効率が無視されれば動力が一定で
ある一方、結果として得られる速度は変化し得ることが
明らかである。

この発明による装置の、従来の装置を凌ぐ利点は、極め
て簡素化された設計によって、連続的にかつより微細に
速度が変えられ得ることである。

このような構想の発明には、発明の概念の範囲内に留ま
る多くの修正および変更がなされ得る。

たとえば、水圧アセンブリ５は入力および出力の間にお
いて、あるいはこの装置の設計特徴において必要とされ
る速度比に依存しつつ、図解例におけるクラウンギアの
代わりに、エビサイクリックトレーンのソーラーギアあ
るいはプラネタリギアに接続され得る。

さらに、細部のすべては、テクノロジーによって求めら
れる個々の応用の特定の設計に従って適切Ｊこ寸法状め
されるであろうし、また他の技術的に均等なエレメント
によって取替えられてもよい。

実際に、大きさのみならず使用される材料も必要条件に
従って、いかなるものであってもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す構成図である。 第２図は、この発明による装置の作動概念を示す。 図において、ｌおよび２は入力伝動装置、７および８は
出力伝動装置、５は水圧ポンプモータアセンブリ、２お
よび７はエビサイクリックトレーン、９は水圧ポンプ、
１０は水圧モータ、１１は流量調整弁、２ａおよび７ａ
はクラウンギヤを示す。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）動力を異なる可変速度を有する２つの小部分に分
   割するための入力伝動装置（１、２）を含み、前記２つ
   の小部分のうちの第１は出力伝動装置（７、８）に直接
   伝達され、前記２つの小部分のうちの第２は、その速度
   を変える水圧ポンプモータアセンブリ（５）に、そして
   次に、それを前記第１の小部分と再結合するようにされ
   た前記出力伝動装置（７、８）に伝達される、ことを特
   徴とする可変速動力伝達装置。
2. （２）前記入力伝動装置がエピサイクリックトレーン（
   ２）によって構成されることを特徴とする、請求項１に
   記載の伝達装置。
3. （３）前記出力伝動装置がエピサイクリックトレーン（
   ７）によって構成されることを特徴とする、請求項１に
   記載の伝達装置。
4. （４）前記水圧ポンプモータアセンブリ（５）が水圧ポ
   ンプ（９）、水圧モータ（１０）、および前記ポンプお
   よび前記モータ間に挿入された流量調整弁（１１）を含
   むことを特徴とする、請求項１に記載の伝達装置。
5. （５）前記エピサイクリックトレーン（２）が、回転可
   能でありかつ外歯を有するクラウンギア（２ａ）を含む
   ことを特徴とする、請求項２に記載の伝達装置。
6. （６）前記エピサイクリックトレーン（７）が、回転可
   能でありかつ外歯を有するクラウンギア（７ａ）を含む
   ことを特徴とする、請求項３に記載の伝達装置。