JPS60215088A - 陰極線管の補強に用いる防爆用粘着テ−プ - Google Patents

陰極線管の補強に用いる防爆用粘着テ−プ

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JPS60215088A
JPS60215088A JP7006984A JP7006984A JPS60215088A JP S60215088 A JPS60215088 A JP S60215088A JP 7006984 A JP7006984 A JP 7006984A JP 7006984 A JP7006984 A JP 7006984A JP S60215088 A JPS60215088 A JP S60215088A
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JP
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tape
adhesive
ray tube
cathode ray
powder
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JP7006984A
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Takeo Kawaguchi
健男 川口
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Teraoka Seisakusho Co Ltd
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Teraoka Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は陰極線管特にその外側周囲に締付バンドを20
0℃乃至500℃の加熱して締付ける陰極線管の爆縮防
止補強方式に於いて陰極線管のパルプ側面と締付バンド
間に巻回される防爆用粘着テープに関する。
〔従来技術〕
本出願人は以前に陰極線管のパルプの最大外径より後方
の錐状部に適用出来る粘着剤層に無機質粒状物を配合し
た防爆用テープについて提案した。
しかしながら、上記発明のテープは、締付バンドが、陰
極線管のパルプの目的の位置からズレを尖じるという欠
点を解決するのには有効であったが、生産工程に於いて
テープの巻回後締付バンドを締付ける際、加熱されたバ
ンドの圧力と熱の為テープの粘着剤層中に内包されてい
る無機質粒状物が直接パルプのガラス表面に接触し、摩
擦によりガラス表面を傷付けてしまい、場合によっては
パルプ表面に部分的な欠陥を起し、爆縮の危険を高める
という欠点を生じ、従って締付は方法が限定される不利
が認められた。
(i明の目的〕 本発明は、上記の欠点を改善した陰極線管の補強に用い
る防爆用粘着テープを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、厚さが約25μ乃至125μのシート状基材
の片面又は両面に、粒子径が125μ以下であり、且つ
50μ以上の粒子径を有する粉体が全粉体の30重量%
以上の粒度分布を有し、且つ熱変形温匿が105℃以上
である熱硬化性樹脂硬化物の粉末を粘着剤の固形分10
0重量部に対し5乃至150重量部の範囲で含有する粘
着剤層を65μ乃至100μの厚さになるように塗布形
成してなる陰極線管の補強に用いる防爆用粘着テープで
ある。
本発明者は上記従来技術の欠点を改善すべく防爆用粘着
テープの粘着剤配合物とすべりとの関係について研究を
行った結果、特定の熱硬化性樹脂の硬化粉末を無機質粒
状物の代りに添加することにより陰極線管のパルプのガ
ラス表面を傷付けることがなく、又パルプの錐状部にお
いても極めて高い抗剪断性を付与出来ることを見いだし
た。
本発明で使用する熱硬化性樹脂硬化粉末は、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミ
ン樹脂等の熱硬化性樹脂を硬化剤や種々の配合物ととも
に熱変形温度が105℃以上となるように硬化させたも
ので、この硬化物をクラッシャーで粉砕し、次いでボー
ルミルで粒径が125μ以下であり、50μ以上の粒径
な有する粒子の含有量が粉末全体に対して一30重量%
以上となるように調整したものである。
上記熱硬化性樹脂硬化粉末を混合する粘着剤としては、
通常用いられている天然ゴムや合成ゴムに粘着性付与樹
脂を添加したゴム系粘着剤や、アクリル酸エステル共重
合体を主成分とする樹脂系粘着剤が用いられ、これらの
粘着剤の固形分100重量部に対して前記熱硬化性樹脂
の硬化粉末を5重量部乃至150重量部の範囲で混和し
、これをシート状基材の少なくとも片面に塗布すること
くより形成する硬化物粉末含有粘着層は、ガラス面に対
し初期接着性が十分にあることが望ましく、またバンド
面粘着層は、対ガラス面と同等かそれ以下の接着性でも
差し支えなく、あるいは全くなくても良い。即ち粘着剤
を塗布しなくてもよい。
粘着剤中に混入している硬化物粉末の熱変形温度が10
5℃以下の場合、陰極線管の使用時において、発熱の為
、粉末が徐々に軟化し、締付バンドにズレを生じ、防爆
補強の用をなさなくなる恐れがある。
又硬化物粉末の粒径が125μ以上のものを用いる場合
ノート状差村上に粘着層を形成する際、粘着層の全くな
いスジが発生したり、基材とロールの間に粒子がはさま
ることが原因となり基材の切断を引き起したり、形成さ
れた粘着層表面の凹凸が激しくて接着可能面積が極端に
少なくなり、パルプのガラス表面への初期接着性が低く
なる。更に50μ以下の粒径の物が全粉末に対して70
重量−以上存在する時には、粘着剤の本来布する粘着力
やタンキネスを著しく低減させてしまい、実用的でない
本発明の熱硬化性樹脂硬化物粉末を含有する粘着剤配合
物は無機質粒状物に比較して粉末と粘着剤の比重が似か
よっているため、極端な粉末の沈澱はなく、又7−ト状
基材に形成された粘着層での粉末の片寄りも少ない等の
利点がある0 上記の目的で使用される粘着テープの7−ト状基材は、
ポリエステル、塩化ビニール等の高分子化合物層のフィ
ルムとか、和紙、レーヨン紙等の紙類、ガラス繊維やポ
リエステル繊維より成る布類や不織布類更にはアルミ箔
や銅箔等の金属製ノート等、あらゆるシート状基材を使
用しうる。
上記シート状基材の厚さは適用する陰極線管のパルプデ
ザインに応じて25μ乃至250μのt?1fflで選
択されるが、その基材の強度及び陰極線管のパルプ外側
面のガラス曲面へのなじみ性(柔軟性)より見て、フィ
ルム基材では薄く、その他の基材では比較的厚い方が好
ましい。
本発明に係る粘着テープを製造するには、前述した粘着
剤に熱硬化性樹脂硬化物の粉末を配合した溶液をロール
コータ−で片面毎に又はディップコーターで両面同時に
各々所定の厚さに塗布し、次いで乾燥して基材の片面又
は両面に硬化物粉末含有の粘着層を形成し、そのまま又
は離型紙とともに巻き取り、所定巾に切断して防爆用粘
着テープとする。
本発明に係る防爆用粘着テープ及びその適用の実施例を
図面に基いて説明する。
第1図は上記の如くして得た防爆用粘着テープ5の断面
図を示し、基材2の両面には前記した熱硬化性樹脂硬化
物粉末4が混合された粘着剤層1及び6が形成されてい
る。
この粘着テープ5は第2図に示す如く陰極線管のパルプ
外側乙に貼着巻回し、次いで2.00〜500℃に加熱
された金属製の締付バンド7によって締付けられると同
時に加圧される。この時バルブのガラス面6及びバンド
7の面に面する粘着剤層1,6は内包する粉末4が直接
バルブのガラス面乙に接触しながら、図2の垂直方向に
引きづられてもガラス面6を傷付けることはないし、更
に粉末4はバンド7の熱と圧力でシート基材2とガラス
面乙に第3図に拡大して示す如く、粉末4aの基材2へ
の食い込み、あるいは粉末4’b、4cの熱変形による
ガラス面6とバンド面7へのなじみによって基材2及び
ガラス面6、そしてバンド面7への投錨力が強化され、
結果としてバンド7とガラス面6のズレな防ぎ、バンド
7の締付力を忠実にガラス面6へ伝え、従来の粘着テー
プより優れた固定性能を発揮し、安定した防爆性能を付
与する。
本発明に係るブラウン管防爆用粘着テープは陰極線管の
バルブの外側局面補強方式のバンド固定用として極めて
有効な手段であることは以上の説明より明らかであるの
みならず、テープ製造時及び補強処理時に於いても従来
のテープに比較して先にのべたよ、うな利点がある。
以下に本発明の実施例について説明するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではないことは言う迄もな
い。
実施例 エポキシ酒量185のビスフェノールAmエポキシ樹脂
100重量部と2−エチル−4−メチルイミダゾール6
部を混合し、150℃で30分間加熱し、熱変形温度が
158℃のエポキシ硬化物を作製し、クラッシャー及び
ボールミルを用いて粒子径が50〜105μの粉末及び
50μ以下の粉末に分取し、各々の群の重量比が1:1
となるよう混合したエポキシ樹脂硬化粉末を、ポリアク
リル酸ブチル系粘着剤の固形分1ooz量部に対し10
重量部混じ粉末入り粘着剤溶液を作成した。
この溶液をバットに入れ、厚さ75μのポリエステルフ
ィルムの両面に表裏の仕上り粘着剤層の厚さが各々65
μとなるようにディップコーターで塗布・乾燥し、離型
紙とともに巻き取って防爆用粘着テープを作製した。
この粘着テープを21m巾に切断し、これを錐面体に巻
回したときの粘着性およびずれ特性を測定した結果を表
1に示す。
更にこのテープを12インチ(5636cm )のカラ
ー用陰極線管の外側周囲に巻回し、次いでその上に、巾
20mの鉄製バンドを600℃に加熱しながら締め付け
てバンディングを行った。
このバンディング後のずれ量、ヒートサイクル後のずれ
量、強制ずれ試験後のずれ童を観察したが、いずれの場
合も表1に実装試験結果として示すように1箇以下であ
り、秀れた固定効果を示した。
また、バンディング後、バンドを切断し、テープを剥し
、テープ貼着面のガラス表面の状態を観察した所、全く
傷はなく、このテープの優秀性が認識された。
注1)角度5°で断面がz5倒X2.5151のテーパ
ーフロック(全荷重20ゆをかけ各ブロックの表面温度
において10+w+のズレを生じる時間(秒) 2)実装バンドのコーナーをつかみ、陰極線管の前面を
下にして、50ゆのリング状おもりを3時間加え、7ン
イ気温度150℃にした時の最大ずれ量 3)実装バンドのコーナーをつかみ、−45℃で5時間
の温度変化を1サイクルとして、10サイクル放置後の
最大ずれ部位のずれ量 4)500℃に加熱した鉄製バンドをテープ上で締付け
た後、室温に1時間放置した時の最大ずれ量
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明の詳細な説明するた
めの図面で、第1図は本発明の粘着テープの断面図、第
2図は粘着テープを陰極線管の外側に巻回し、その上に
金属バンドを締付けた部分の断面図、第3図は第2図に
示す断面図の拡大図である。 1.3−・粘着剤層、2−・・基材、4・・・熱硬化性
樹脂硬化物粉X4−11tt極線管のバルブ外側、7−
・金属製締付バンド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. t 厚さが約25μ乃至125μのフート状基材の片面
    又は両面に、粒子径が125β以下であり、且つ50μ
    以上の粒子径を有する粉体が金粉体の30重量−以上の
    粒度分布を有し、且つ熱変形温度が105℃以上である
    熱硬化性樹脂硬化物の粉末を粘着剤の固形分100重量
    部に対し5乃至150重量部の範囲で含有する粘着剤層
    を55μ乃至100μの範囲の厚さになるように塗布形
    成してなる陽極線管の補強に用いる防爆用粘着テープ。
JP7006984A 1984-04-10 1984-04-10 陰極線管の補強に用いる防爆用粘着テ−プ Granted JPS60215088A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148539A (ja) * 1985-12-23 1987-07-02 Toshiba Silicone Co Ltd ポリオルガノシロキサンフオ−ム常温形成組成物
US5246771A (en) * 1988-04-18 1993-09-21 Teraoka Seisakusho Co., Ltd. Adhesive tape for preventing implosion and removing electrostatic charge
US5478639A (en) * 1993-05-12 1995-12-26 Teraoka Seisakusho Co., Ltd. Adhesive tape for preventing implosion of cathode ray tube
WO2010054287A1 (en) * 2008-11-07 2010-05-14 Lord Corporation Powdered primer for rubber to metal bonding
CN104479580A (zh) * 2014-12-22 2015-04-01 北京东方雨虹防水技术股份有限公司 一种有机无机复合涂层及其制备方法

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