JPS6021507Y2 - 複式ポンプユニツト - Google Patents

複式ポンプユニツト

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JPS6021507Y2
JPS6021507Y2 JP13648178U JP13648178U JPS6021507Y2 JP S6021507 Y2 JPS6021507 Y2 JP S6021507Y2 JP 13648178 U JP13648178 U JP 13648178U JP 13648178 U JP13648178 U JP 13648178U JP S6021507 Y2 JPS6021507 Y2 JP S6021507Y2
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JP
Japan
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pump
control device
variable displacement
axial piston
input control
Prior art date
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Application number
JP13648178U
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English (en)
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JPS5552570U (ja
Inventor
博 小曾戸
靖夫 小林
平次 友次
Original Assignee
株式会社日本製鋼所
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Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変容量型アキシアルピストンポンプであって
、所謂セクタ型ポンプと称される複式のポンプに関する
ものである。
この種のセクタ型ポンプは、同一のケースに傾角制御機
構を取付ければ可変容量型となり、また傾角固定機構を
取付ければ定容量型となる便利さがあって最近多用化さ
れている。
ところで油圧式パワーショベルなどの油圧式建設車両は
、1台のエンジンで複数のポンプを自吸駆動し複数のア
クチュエータを作動させることが多く、このアクチュエ
ータの操作性を高める必要からポンプの台数が増加して
行く傾向がある。
各アクチュエータに要求される容量や操作速度は様々で
あり、従って1個のエンジンで駆動される各ポンプの容
量も異なり可変容量型として各ポンプの消費動力の総計
がエンジンの出力動力を上回らないようにすることも要
求される。
したがって各ポンプの入力制御装置は入力馬力の調整が
容易なことが要求されている。
本考案はこのような要求に応じるものであって、容量の
異なる各可変型アキシアルピストンポンプ換言すればそ
の軸方向の長さの異なる可変容量型アキシアルピストン
ポンプに対して各可変容量型アキシアルピストンポンプ
の入力制御装置をある一平面上に集中できるようにして
その調整部分を一定の向きに揃えることができるように
し、かつ各容量の異なる可変容量型アキシアルピストン
ポンプをコンパクトにケースに纏めたものである。
これを図示のものについて説明する。
図示のものは3個の可変容量型アキシアルピストンポン
プを用いて複式ポンプを構成した場合を示すものであっ
て、3個の可変容量型アキシアルピストンポンプlaw
1b、lcがケース2内に収納され、図示されない
原動機に連結された駆動軸3で駆動される。
4aおよび4bは駆動軸3の軸受である。
5aは、軸受4a、4b間において、駆動軸3に取付け
られたギヤであって、このギヤ5aは、可変容量型アキ
シアルピストンポンプ1a、1b、lcのポンプ軸6a
、6b、6cに取付けられたギヤ?a、7bt 7c
と噛み合い、また各ポンプ軸6a、6b、6cは軸受8
a、8b、8cでケース2内に支承されている。
なお軸受8a。8 by 8 cは図示が省略されてい
る。
9a、sb、9cは各可変容量型アキシアルピストンポ
ンプの弁板であってその頂面には円弧面を有するスライ
ダ12at lbt 12cを装着する。
ケース2の制御装置取付面D−Dは各可変容量型アキシ
アルピストンポンプに共通の一平面をなし、この面D−
Dに入力制御装置カバー10を取付ける。
入力制御装置カバー10の内面にはスライダ装着孔10
’at 10’bt 10’cを穿設しこれにスラ
イダ12at 12bt 12cを装着する。
前記ケース2の制御装置取付面D−Dは、ポンプ軸軸心
B−Bと垂直な面C−Cに対し、θ=(シリンダ最大傾
角θmax+シリンダ最小傾角θm1n) xi/2だ
け傾いていて、その揺動はポンプ軸軸心B’−B’、B
−Bを超えることなく片側傾角内でなされる。
すなわち各可変容量型アキシアルピストンポンプla、
tb、lcを軸心B’−B’、 B−13に対して反対
方向にも傾斜させることによる油の逆流操作を企図せず
、そして、もし、アクチュエータにおいて油の逆流の必
要がある時は切換弁の切換えによってこれを行うように
したものである。
そして3個の可変容量型アキシアルピストンポンプ1a
、lb、lc中の容量の小さい可変容量型アキシアルピ
ストンポンプ1aの揺動中心01および他の容量の等し
い2個の可変容量型アキシアルピストンポンプlb、l
cの揺動中心o’、o“は制御装置取付面D−Dからの
距離が所望の大小の値り、 L’、 L“になるよう各
部の大きさが適宜選定されている。
11はカバー10に取付けられたケース2内への作動油
吸入口である。
10a、10b、10cはカバー10に設けられた入力
制御装置であってその傾角制御ピン10a/、 I
Qb’、 I OC’の先端はスライダ12a、12
b、12cに穿設された嵌合孔12a’、121、/、
12C’i:嵌合され、その調整部Ea、 Eb、
Ecの調整によりピア 1 oa/、 10b’t
I QC’を、第2図紙面と直角方向に移行させる
ことにより可変容量型アキシアルピストンポンプla、
lb、 ICの傾角が調整されその入力が制御さ
れる。
各入力制御装置10at 10bt 10c調整部
Ea、 Eb、 Ecは、第3図で示されるように、同
一方向側にあるように取付けられる。
Ea’、 Eb’、 EC′ハ(台5図参照)、ソノ蓋
板を取外して内部のばね力量を調整するためのボルトで
ある。
各可変容量型アキシアルピストンポンプへの流体吸入は
、スライダ12a、12b、12cまたは弁板9 a、
9 by 9 cの、ケース2内に開口する吸入ポー
ト(図示せず)からケース2内の流体を吸入することに
よりなされ、その吐出はスライダ12av 12b−
12cの吐出ポート(図示せず)から入力制御装置カバ
ー10に穿設されたポンプ吐出口13a、13b、13
cへなされる。
また各可変容量型アキシアルピストンポンプ1a、lb
、l’cはポンプ軸軸ICA’ B’、 B B9
B−Bより第1図において上方に操作されないようにな
っている。
第4図に示すものは、小容量の可変容量型アキシアルピ
ストンポンプにグラツチを設ける必要のある場合に好適
な配置をしめすものであって、小容量の可変容量型アキ
シアルピストンポンプ1aを駆動軸軸心B−Bの上側に
設け、その駆動は、駆動軸3上にギヤ5aの外にもう一
つのギヤ5bを設けて、このギヤ5bに噛合うギヤ7a
によりなされ、もってギヤ5aとギヤ5b間にクラッチ
14を、第8図に示すように、装着し得るようにしたも
のである。
そしてこの第8図は、車両の走行時のように、容量の等
しい2個の可変容量型アキシアルピストンポンプ1by
lcのみを運転し他の可変容量型アキシアルピストンポ
ンプ1aをクラッチ14の切換えにより休止可能にした
ものである。
また作動油吸入口11.11’はケース2に設けられて
いる。
15は調整@[a、 Eb、 Ecにおけるバネであっ
てシム16.16を押圧する。
なお以上の実施例は使用ポンプが3台のものを示してい
るが、4台以上の適用も可能であることはいうまでもな
く、また複数ポンプの内1台のポンプ軸は駆動軸を兼ね
るようにしてもよい。
その作用を説明する。
図示しないタンクから図示しない配管を経て作動油流入
口11より作動油はケース2内に満たされる。
そこで駆動軸3を回転すると各ポンプ軸6a。
6b、6cが回転し、吸入行程ではスライダ12at
12b* 12cの図示されていない吸入ポートか
ら弁板9a、9b、9cを経であるいは弁板9at
9b、9cの図示しないポートから直接会可変容量型ア
キシアルピストンポンプ1a、1b、lcに吸い込まれ
る。
そしてこのポンプ作用によって作動油は、弁板9a*
9by 9cを経て各スライダの図示されない吐出ポ
ートにより、ポンプ吐出口13a* 13b? 1
3cに吐出され、これをもって各アクチュエータを作動
させることになるが、そのテスト調整の時には、駆動軸
3の入力が規定値内にあるようにその回転数と軸トルク
を測定しながら入力制御装置1ea、10b。
10cの各調整部Ea、 Eb、 Ecを調整する。
この調整は同調整部のボルトEa’、 Eb’、 Ec
’を取外してばね力量調整用シム16.16のバネ15
.15に対する加圧力を増減することによって行われる
またケース2の制御装置取付面D−Dを、ポンプ軸軸心
B−Bと垂直な面C−Cに対し、θ=(シリンダ最大傾
角θmax+シリンダ最小傾角θm1n) xl/2だ
け傾けさせことによって次のような作用効果がある。
第9図および第10図において、 傾角制御ピア 1 oa/、 10b’、 10c
’トスライダ12at 12bt 12cとの嵌合
部のズレ量x2は、θmaxの時とθminの時は零で
あり、θ=(#max+ 6m1n) X 1/2の時
は最大となってX2である。
今揺動中心Oが傾角作詩軸軸心D□−D□(これは制御
装置取付面D−Dと平行である)までの距離を100と
しθmax25° (これはこの種ポンプにおいて一般
に採用される傾角である)0m1n5゜(これは揺動を
片側傾角内とした時の常識的な最小角である)とすると
、 X2 = 100
= 1.54325° + 5゜ cos(−5°) であるが、第9図に示す従来の考えのものはXi =
100 (1co325°) =9.369となる。
すなわちこれによって傾角制御ピン10a’i0b’、
IOC’の嵌合部のズレ量を最小限に押えることができ
る。
本考案においてはケースの制御装置取付面すなわち可変
容量型アキシアルピストンポンプの吸入口吐出口を各可
変容量型アキシアルピストンポンプに共通の一平面にま
とめ、そのカバーに各入力制御装置を取付けるようにし
ているので、従来のように数個所の取付面を加工するよ
うな必要はなくその加工時間が節減できるし、また複数
の入力制御装置を一平面上に取付けられるので、入力制
御装置の調整を一定の向きから容易に行なうことができ
作業能率が向上する。
さらにケース内のポンプ取付部軸方向の長さは半円周上
の各点によってそれぞれ異なり大きさの異なる可変容量
型アキシアルピストンポンプを容易に収容する上でコン
パクトな好ましい空間が得られ、そしてケースの入力制
御装置取付面を駆動軸軸心と直角な面から(θmax十
θm1n) xi/2の傾角となしたので傾角制御ピン
のスライダに対する取付部のズレ量が極めて小さくなり
これを最小限に押えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の縦断側面図、第2図は第1図A−A線
の横断面図、第3図は第1図を左側よりみた側面図、第
4図は他の実施例の縦断側面図、第5図は第4図を左側
よりみた側面図、第6図は第3図の裏面図、第7図は調
整部の拡大縦断側面図、第8図は走行用ポンプ以外のポ
ンプにクラッチを設けた場合の説明図、第9図は従来の
もののポンプ傾角の説明図、第10図は本装置の傾角の
説明図である。 la、 lb、 lc・・・・・・可変容量型アキ
シアルピストンポンプ、2・・・・・・ケース、10・
・・・・・入力制御装置カバー、10 a、 10
b、 10 c=入力制御装置、θ・・・・・・傾角
、B−B・・・・・・ポンプ軸軸心、D−D・・・・・
・入力制御装置取付面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ケース2内に、その内少なくとも2台の大きさの
    異なる複数個の可変容量型アキシアルピストンポンプl
    aw lbt lc、を収容し、各可変容量型アキ
    シアルピストンポンプ1a、1b、lcのポンプ軸軸心
    B’−B’、 B−B、 B −Bにおける揺動中心Q
    、 O’、 0″から、各可変容量型アキシアルピスト
    ンポンプ1a、1b。 1cに共通であり、かつポンプ軸軸心B’−B’。 B−B、B−Bに対して一定の傾角θだけ傾斜せしめた
    入力制御装置取付面D−Dまでの距離を、所望の大小の
    値I、、 L’、 L″となるようにし、かつ各可変容
    量型アキシアルピストンポンプ1 a、 1 by
    1 cはポンプ軸軸心B’−B’、13−B、B−B
    から共通の一方向にのみ片側傾斜可能となし、そして入
    力制御装置取付面には入力制御装置カバー10を取付け
    てこのカバー10に各可変容量型アキシアルピストンポ
    ンプ1a、lb、lcの入力制御装置10a、10b、
    10cを設けた複式ポンプユニット。
  2. (2)入力制御装置取付面D−Dの傾角θを、ポンプ軸
    軸心B’−B’、 B−B、 B−Bと直角な面Cに対
    しθ=(最大傾角θmax+最小傾角θm1n) xi
    /2となした実用新案登録請求の範囲第1項記載の複式
    ポンプユニット。
JP13648178U 1978-10-03 1978-10-03 複式ポンプユニツト Expired JPS6021507Y2 (ja)

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JP13648178U JPS6021507Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 複式ポンプユニツト

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JP13648178U JPS6021507Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 複式ポンプユニツト

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JPS5552570U JPS5552570U (ja) 1980-04-08
JPS6021507Y2 true JPS6021507Y2 (ja) 1985-06-26

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JP13648178U Expired JPS6021507Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 複式ポンプユニツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026130U (ja) * 1983-07-28 1985-02-22 富士通株式会社 シ−ルド付きテ−プ状ケ−ブル
JPS6059415U (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 古河電気工業株式会社 アンダ−カ−ペツトケ−ブル

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JPS5552570U (ja) 1980-04-08

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