JPS60213217A - 送電線等の除雪システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は架空送置がメや架空地線に付着堆積した雪を除
雪するための除雪システムに関するものである。

「従来技術」 従来、送電線等に付着した雪の除去あるいは着雪量の増
加を抑えるために、送電鯉の周囲に装着した低キユリー
材の発熱作用によって融雪を促す方法、あるいは送ｉｔ
線や架空地線の外周に取り付けた難着雪リングによって
付着した雪が筒状に発達するのを阻止させて％着雪量の
増加を抑える方法等が検討されている。

しかしながら前者の方法にあっては１通′に＠流が低い
条件下では十分な発熱量が得られないために融雪が不可
能となり、かつ、架空地線には適用できないといった問
題があり、また、後者の方法にあっては、送電線や架空
地線自身の捻れに起因して付着した雪が直状ｊこ発達し
てしまうので、着雪量の増加を抑えきれなくなる事態か
生じる。

「発明の目的」 本発明は前述した従来の問題を有効に解消し得る送電線
等の除雪システムを提供することを目的とする。

「発明のＭ４成」 本発明は前述の目的を達成するために、送Ｋｍや地線に
、雪を掻き路とすためのスクレーパを備えた除雪走行体
を装着し、前記送電線や地線を架設する鉄塔に、除雪走
行体操作用の制御信号を発する送信器と、着盲脩を確認
する検知器とを設け。

かつ前ＩＩＣ除雪走行体に前記制御信号を受信する受信
器を付設するときもに、前記地線に、前記制御信号の伝
送および前記検知器が確認した情報のデータ伝送を行な
うための光フアイバケーブルを複合させたシステム構成
を特徴とする。

「実施例」 以下、本発明を第１図ないし第４図に示す一実施例に基
づき説明する。

第１図は本実にψりが適用された架空送電線路を示すも
ので、複数の鉄塔１およびこれらの鉄塔１間に架設され
ている架窒送電線２や架空地線３に除雪システムを構成
する容積の機器類が付帯されている。

すなわち、ＨｉＪ記送電送電線２び地線３には、これら
の長さ方向に沿って走行する除雪走行体４が、装着され
ている。この除雪走行体４は、第２図に示すように、送
電線２あるいは地Ｉｖｉ！３が挿通される両端截偵円錐
形の筒状本体４ａと、この本体４ａの両端の上記截頭円
錐形の部分に設けられ、送電線２あるいは地線３の外周
面に略接触状態に嵌装されるスクレーパ４ｂと、前記本
体４ａ内に有するとともに、送電＃ｌＩＪ！２や地線３
を挟持してこれらに沿って本体４ａおよびスクレーパ４
ｂを走行移動させる駆動機構５と、その駆動機構５を操
作するための制御信号を受信するアンテナ６および受信
器７とによって構成されている。

前記鉄塔１の上部には、第３図に示すように、前記制御
信号を発するための発信器８ａおよびアンテナ８ｂとか
ら成る送信器８が付設されているとともに、地線３を支
持する耐張ロッド９や送１に線２の吊り杆（図示略）等
に、送電線２や地ＩＪ３の張力を測定してこれらへの腐
雪敗を検出確認するための検知器１０が設けられている
。

さらｔｃｍ記地線３１こは、第４図に示すように、内部
に光フアイバケーブル１１が複合されていて、この光フ
アイバケーブル１１の一端部が第３図に示すよう１こ前
記鉄塔１の上部に設けられている接続器１２を介し°Ｃ
込信器８および検知？ｊｌＯに接続さイシ、また、他端
部は第１図に示すように官制￥１３に通じている。そし
てこの元ファイバケーブル１１は送信器８および検知器
１ｏと管制室１３との間で、前述した制御信号の伝送や
検知器１０が確認した情報のデータ伝送を行なうように
なっている。

このように構成された本実施例の除貨システムは、送電
線２や地線３への昭雪量を検知器１０によって検出確認
して送イｇ器８から除雪走行体４の受１ｇ器７へ制（ｉ
ｌｌ（ご号を送って除雪走行体４を送電線２や地組３の
長さ方向ｌこ沿って走行移動させて、これらに付着堆積
した雪をスクレーパ４ｂによって強制的に除去する。そ
してこイｔらの一遅の操作は、光フアイバケーブル１１
を介して官ｆｌｉｌＪ室１３において′ρ理される。

なお、前記実施例中、検知器１０の機１ｊピを張力恢出
に基づくものさして説明したが、この検知器１０をテレ
ビカメラとし、こイｔによって得た映像を・Ｕ側室１３
で０伏して着雪漬を検知確認する等してもよい。

「発明の効果」 以上ｆ況明したように不発明に係わる送ｔｉｉ線等の除
冨システムによれば、いかなる条件下においても、確実
に除雪を行なうことができるとともに、その作業を遠隔
地において集中管理して行なうことができるきいう優れ
た効果を秦する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る除せシステムの一例を示す１１１
面図、硝２図は第１図における除雪走行体の縦断側面図
、第３図は第１図における鉄塔上部の拡大側面図％第４
図は第１図における架空地線の横断面図である。 ｌ・・・・・・鉄塔、２・・・・・・送電線、３・・・
・・・地線、４・・・・・除雪走行体、４ｂ・・・・・
スクレーパ、７・・・・・・受信器、８・・・・・・送
１ｊ器、１０・・・・・・検知器、１１・・・・・・光
フアイバケーブル。 出願人藤倉電線株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 膜数の鉄塔（１）間に架設されている送電線（２）また
   は地線（３）に、これらに付着した雪を掻き落とすため
   のスクレーパ（４ｂ）を備えた除雪走行体（４）を装着
   し、前記鉄塔に、除雪走行体操作用の制御信号を発する
   送信器（８）および前記送Ｉ１．ｉｒ’ｉｔまたは地線
   の着Ｗ量を確認する検知器（１０）を設置し、かつ前記
   除雪走行体に前記制＃信号を受信する受１ｙｘｉ　（７
   ）を付設するとともに、前記地線に、１（Ｉ記制＠信号
   の伝送および前記検知器が確認した情報のデータ伝送を
   行なうための光フアイバケーブル（１１）を複合させて
   成る送′ｖＬ線等の除雪システム。